2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔米国基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収ではなく増収減益ではなく「減収減益」(中間:売上高△3.9%、営業利益△8.7%、当社株主帰属中間純利益△12.9%)だが、産業機械他やリテールファイナンスは増益。
- 注目すべき変化:産業機械他の売上・利益がそれぞれ+10.5%、+112.1%と大幅改善。一方、アジア市場(日本除く)で売上が大幅に減少(△21.2%)し、建設機械・車両部門の販売数量減と円高影響で部門利益が13.0%減少。
- 今後の見通し:為替前提を円安方向に見直し、通期業績予想を上方修正(売上高 +143,000百万円、営業利益 +22,000百万円、当期純利益 +11,000百万円)。中間実績から見ると通期修正後の進捗率は売上約48.6%、営業利益約55.4%、当期純利益約54.9%で、現時点では達成可能性は高め。
- 投資家への示唆:短期的には為替変動と地域別需要(特にアジアと鉱山機械)が業績の鍵。通期上方修正は為替追い風が主因であり、営業現場の需要回復が続くかを注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 小松製作所 (Komatsu Ltd.)
- 主要事業分野:建設機械・車両の製造販売、販売金融(リテールファイナンス)、産業機械ほか(鍛圧機械、工作機械、光学機械等)、ソリューションビジネス(ICT建機等)
- 代表者名:代表取締役社長 今吉 琢也
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、連結) 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成の有無:有(決算説明会あり。投資家向け)
- セグメント:
- 建設機械・車両:掘削機、積込機、鉱山機械、ICT/ソリューション等
- リテールファイナンス:販売金融
- 産業機械他:鍛圧機械、工作機械、光学機械等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):950,953,120株
- 期中平均株式数(中間期):915,432,616株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月1日
- 決算説明会:有(証券アナリスト、機関投資家、報道機関向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(中間実績)
- 売上高:1,891,587百万円(前年同期比△3.9%)
- 営業利益:277,061百万円(前年同期比△8.7%)
- 当社株主に帰属する中間純利益:175,701百万円(前年同期比△12.9%)
- ※市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし(–)。
- サプライズの要因:
- 上方修正の主因は為替の想定より円安推移(通期想定の見直し:下期平均 1USD=140.0円 等)および最新の市場見通し反映。中間実績自体は販売数量減・円高影響(特に建設機械部門)で減益だが、産業機械や金融部門の増益が下支え。
- その他包括利益(外貨換算調整)が大幅改善(前中間期:△116,381百万円 → 当中間期:+40,943百万円)し、包括利益は大幅増(227,551百万円、+124.3%)。
- 通期への影響:
- 通期業績予想を修正(売上高 3,888,000百万円、営業利益 500,000百万円、当社株主帰属当期純利益 320,000百万円)。中間実績の進捗率は売上48.6%、営業55.4%、純利益54.9%と、通期修正後の達成可能性は高いと判断可能。ただし為替・需要動向・関税等の外部要因リスクあり。
財務指標
- 損益の要点(中間:百万円)
- 売上高 1,891,587(△3.9%:前年 1,968,066)
- 営業利益 277,061(△8.7%:前年 303,427)
- 税引前中間純利益 258,385(△7.3%)
- 当社株主に帰属する中間純利益 175,701(△12.9%)
- 1株当たり中間純利益(EPS) 191.80円(前年 215.93円)
- 営業利益率:14.6%(前年 15.4%) —(業種平均は会社資料により異なる)
- 収益性指標(参考・中間実績からの計算)
- ROE(H1)=175,701 / 3,217,354 = 5.46%(H1ベース)
- 年間換算(H1×2)概算:約10.9%(目安:10%以上で優良)
- ROA(H1)=175,701 / 5,922,504 = 2.97%(H1ベース)
- 年間換算概算:約5.9%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率(H1):14.6%(前期比 -0.8ppt)
- 進捗率分析(通期修正後目標に対する進捗)
- 売上高進捗率:1,891,587 / 3,888,000 = 48.6%
- 営業利益進捗率:277,061 / 500,000 = 55.4%
- 当期純利益進捗率:175,701 / 320,000 = 54.9%
- 過去同期間との比較:前年同期は売上増・高利益であったため前年割れだが、通期見直しで進捗は良好。
- キャッシュフロー(中間、百万円)
- 営業CF:127,657(前年同期 217,673、棚卸資産増で減少)
- 投資CF:△94,154(固定資産購入等、前年 △104,323)
- 財務CF:△71,493(自己株式取得・配当支払等、前年 △96,408)
- フリーCF(営業−投資):+33,503百万円
- 営業CF/純利益比率:127,657 / 175,701 = 0.73(目安1.0以上が望ましいためH1では未達)
- 現金同等物残高:345,199百万円(前期末 385,569、△40,370百万円)
- 財政状態(中間期末)
- 総資産:5,922,504百万円(前期末比 +1,490億円、為替・棚卸増)
- 株主資本:3,217,354百万円
- 株主資本比率:54.3%(安定水準、前期末 55.0%)
- 有利子負債:1兆2,760億円(=1,276,000百万円、前期末比増加1,254億円)
- 流動比率:流動資産3,430,087 / 流動負債1,642,988 = 約209%(流動性は良好)
- 効率性・在庫
- 棚卸資産:1,579,351百万円(前年同期 1,406,658、増加)
- 在庫回転日数等は記載なし(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益/損失:該当大項目の記載なし(特別損益の大きな項目は報告されていない)
- 為替の影響:その他包括利益の「外貨換算調整勘定」が大幅プラスとなり、包括利益に大きく寄与(継続的要因ではないが為替が継続すれば影響継続)。
- 実質業績評価:営業利益・当期利益は本業ベースで減益。包括利益の改善は為替要因が中心のため、除くと本業回復度合いは限定的。
配当
- 中間配当:95円(2026年3月期中間。前年は83円)
- 期末配当(予想):95円(通期合計 190円、前期190円と同額)
- 配当利回り:–(株価に依存、資料に記載なし)
- 配当性向(会社予想ベース、通期):配当190円 / 1株当たり当期純利益予想351.84円 = 約54.0%(高め)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自己株式取得実施あり(中間期の自己株式保有増加を反映。期中に自己株式取得等あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内訳)
- 固定資産購入:102,612百万円(中間)
- 投資活動によるCFは△94,154百万円
- 減価償却費:78,385百万円(中間)
- 研究開発費(セグメント内計上):54,117百万円(中間、建機・産機の研究開発中心)
- 主な投資内容:生産設備更新等(詳細は注記なし)
受注・在庫状況
- 受注高・受注残:記載なし(–)
- 棚卸資産:1,579,351百万円(前年同期比増)
- 在庫の質(仕掛品等内訳):記載あり(セグメント表に仕訳あり)だが詳細指標(回転日数)は記載なし。
セグメント別情報
- 建設機械・車両:
- 売上高 1,742,195百万円(△4.8%)
- セグメント利益 241,963百万円(△13.0%)
- 特記事項:ICT建機化率27.0%、鉱山向けAHS導入累計940台、自動運転化・SDV開発の協業開始。地域差:欧州・AfMEは堅調、米州減少、アジア(除日本)で大幅減。
- リテールファイナンス:
- 売上高 60,990百万円(△1.3%)
- セグメント利益 16,887百万円(+13.9%)——資金調達コスト低下で利益改善
- 産業機械他:
- 売上高 106,921百万円(+10.5%)
- セグメント利益 16,600百万円(+112.1%)——大型プレス販売増や半導体関連のメンテ売上増が牽引
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Driving value with ambition」(2026~2028、3か年)を本年4月に開始。成長戦略3本柱を掲げ、ソリューション化・SDV・自動化推進等を明記。
- KPI進捗:ICT建機化率27.0%、AHS導入累計940台など技術面の進捗は明記。一方、建機販売数量は一部地域で減少しており、収益性向上と成長のバランスが課題。
競合状況や市場動向
- 地域別動向:
- 米州:北米一般建機は堅調だが鉱山機械減少で全体は減少(△7.6%)
- 欧州・AfME:増(欧州+6.2%、中近東+20.7%、アフリカ+7.0%)
- オセアニア・アジア・CIS:減(オセアニア△6.0%、アジア△21.2%、CIS△12.7%)
- 日本:減少(△6.5%)
- 競合比較:他社動向は資料に記載なし(–)。市場要因として為替・原油/資源価格、インフラ投資・鉱業需要が重要。
- リスク:為替変動、米国関税影響、主要市場の景況、原材料コスト、地域別需要の偏り。
今後の見通し(会社見解)
- 通期業績予想(2025/4/1〜2026/3/31・修正後)
- 売上高:3,888,000百万円(前回3,745,000)
- 営業利益:500,000百万円(前回478,000)
- 税引前当期純利益:464,000百万円(前回442,000)
- 当社株主に帰属する当期純利益:320,000百万円(前回309,000)
- 1株当たり当期純利益(予想):351.84円
- 前提条件:為替(下期平均)1USD=140.0円、1EUR=163.0円、1AUD=91.0円。前回想定より円安を織り込み。
- 予想の信頼性:会社は為替や市場動向に言及。過去の予想達成傾向は資料での明確な評価なし(–)。
- 主なリスク要因:為替相場、原材料価格、主要市場の需要変動、関税等の政策リスク。
重要な注記
- 会計基準:米国基準(連結、米国基準を適用)
- 監査:第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外
- 連結範囲・会計方針の重要な変更:無し
- その他:中間包括利益の大幅増は為替差による影響(外貨換算差額の改善)が主因
(注)文中の比率・計算は開示数値を基に筆者が算出。市場コンセンサスや時価総額、株価ベースの利回り等は開示資料に記載がないため「–」としています。投資助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6301 |
| 企業名 | 小松製作所 |
| URL | https://www.komatsu.jp/ja |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。