2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上は会社予想(未開示)・市場予想との比較は不明だが、前年同期比で営業収益は5.0%減(38,413百万円)と減収。一方で営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はそれぞれ57.7%、61.1%、153.9%の大幅増加(営業利益13,691百万円、親会社株主純利益8,910百万円)で「上振れ」の印象。主要因は前年同期の大幅な貸倒引当金(タイ証券事業に係る6,700百万円)の反動と販管費の減少。
- 業績の方向性:増益(減収増益)。売上は減少したがコスト/引当金の反動で利益が大幅改善。
- 注目すべき変化:前年同期に計上した貸倒引当金6,700百万円の反動(前年:貸倒引当金繰入額6,700→当期:△206)が営業利益・純利益の大幅増の主要要因。暗号資産事業は売買代金増で営業収益+16.8%・営業利益+18.1%と好調。証券・FX事業は収益性低下で営業収益は10.2%減だが、セグメント利益は70.4%増。
- 今後の見通し:連結通期業績予想は開示せず(市場変動が大きく算定困難)。月次の営業指標を補足情報として開示する方針。通期達成可能性の判断は不可(会社は四半期ごとの配当方針はあるが、業績予想未開示のため通期進捗率評価不可)。
- 投資家への示唆:今回の大幅増益は一時的要因(貸倒引当金の戻し)による部分が大きく、収益基盤の変化(暗号資産事業の口座数増加・売買代金増、証券・FXの取引低下やスプレッド縮小)を分けて見る必要あり。バランスシートは顧客資産を大きく抱える構造で自己資本比率は低い(3.5%)ため、財務構造の特性を理解した上で業績の持続性を評価すること。
基本情報
- 企業名:GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(GMO-FH)
- 上場コード:7177
- 主要事業分野:証券・FX事業、暗号資産事業、医療プラットフォーム等の「その他」事業(システム関連等)
- 代表者:代表執行役社長 COO 石村 富隆
- 問合せ先:常務執行役 CFO 山本 樹(TEL 03-6221-0183)
- URL:https://www.gmofh.com/
- 報告概要:提出日 2025年10月31日、対象会計期間 2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計)
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け/ライブ配信のみ、資料・動画は掲載予定)
セグメント
- 証券・FX事業:店頭FX、CFD、株式・ETF、投信等の委託売買、金融収益等
- 暗号資産事業:暗号資産(売買代金、ステーキング、積立等)の取引サービス
- その他:医療プラットフォーム事業、システム関連等(最近は子会社の統合でクラウド化推進)
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株含む):122,091,903株(2025年9月30日)
- 期中平均株式数(四半期累計):117,989,346株
- 期末自己株式数:4,102,585株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定
- 決算説明会:2025年10月31日(ライブ配信)
- IRイベント:決算説明等は同社ウェブで随時公表予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社は通期予想未開示のため「会社予想との達成率」は算出不可)
- 売上高(営業収益):38,413百万円(前年同期比 △5.0%)→ 減収
- 純営業収益:35,546百万円(前年同期比 △4.8%)→ 減収
- 営業利益:13,691百万円(前年同期比 +57.7%)→ 増益(大幅)
- 経常利益:12,855百万円(前年同期比 +61.1%)→ 増益(大幅)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,910百万円(前年同期比 +153.9%)→ 大幅増益
- サプライズの要因:主たる要因は前年同期に計上した貸倒引当金6,700百万円の反動(前年の特別的な費用が解消)と販売費及び一般管理費の総額減(28,675→21,855百万円、△6,819百万円)。また暗号資産事業の売買代金伸長と口座増加が寄与。
- 通期への影響:会社は通期業績予想を開示しておらず、月次営業指標での説明を行う方針。今回の利益改善は一時要因が大きいため、通期での持続性は不確定。予想修正は現時点で無し(通期予想非開示のため)。
財務指標(主要数値:単位 百万円、%は前年同期比)
- 売上高(営業収益):38,413(△5.0% / △2,006)
- 純営業収益:35,546(△4.8% / △1,808)
- 営業利益:13,691(+57.7% / +5,011)
- 営業利益率(営業利益/純営業収益):13,691 / 35,546 = 約38.5%(高水準。ただし事業特性で顧客資産を預かるため比率解釈に注意)
- 経常利益:12,855(+61.1% / +4,876)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,910(+153.9% / +5,401)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):75.52円(前年 29.74円)
財務安全性・効率性(参考指標、概算)
- 総資産:1,486,530(前期末比 +91,711)百万円
- 純資産:52,600(前期末比 +4,157)百万円
- 自己資本(参考):52,387百万円 → 自己資本比率:3.5%(前期 3.4%)※目安:40%以上が安定。3.5%は非常に低い(ただし金融持株会社で顧客預かり資産が大きく分母を膨らます性質あり)
- ROE(概算):8,910 / 52,387 = 約17.0%(良好:目安8%以上)
- ROA(概算):8,910 / 1,486,530 = 約0.6%(低い:目安5%以上)
- 流動比率(概算):流動資産1,451,874 / 流動負債1,358,069 ≒ 1.07(107%)→ 流動性は微妙(目安100%以上は短期支払い能力あり)
- 負債合計:1,433,929百万円(顧客預り金・預り暗号資産等の負債が大きい構造)
進捗率分析(通期予想未公表のため進捗率は算出不可)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等の詳細は未提示 → 営業CF、投資CF、財務CF、フリーCF等の金額不明(–)
- 営業活動に係る資産負債の変動は、預託金・利用者暗号資産の増加が総資産増加の主要因。短期借入金は減少(△24,282百万円)。
四半期推移(QoQ)
- 第1Q〜第3Qの各四半期売上(単位:百万円):第1Q 12,977、第2Q 13,916、第3Q 11,519(四半期ベースで第3Qは減少)
- 季節性:取引量・市況により四半期変動あり。第3Qは為替ボラティリティ低下等で店頭FXの収益が減少。
セグメント別(当第3四半期累計)
- 証券・FX事業
- 営業収益:30,928百万円(△10.2%)
- セグメント利益:11,535百万円(+70.4%)
- コメント:店頭FXは取引量増だが7-9月のボラ低下で収益減。CFDは売買代金増もスプレッド縮小で収益性低下。投信・株式手数料の無料化(2025/9/1)など施策実施。
- 暗号資産事業
- 営業収益:5,512百万円(+16.8%)
- セグメント利益:2,691百万円(+18.1%)
- コメント:ビットコイン等価格上昇やステーキング等ストック収益施策で売買代金が7月に1兆円超。口座数76.1万口座(前年同期比 +101千口座)。
- その他
- 営業収益:1,975百万円(+53.2%)
財務の解説:総資産・負債が増加している主因は顧客預り関連(預託金、預り暗号資産、受入保証金)の増加。自己資本比率が低い点は留意(金融業特有の構造)。
特別損益・一時的要因
- 前年同期の貸倒引当金繰入(6,700百万円)が当期は繰入額がマイナス化(△206百万円)→ これが利益増加の主要な一時要因。継続性は低い(非定常)。
- 当期の特別損失:顧客損失補填金143百万円、固定資産除却損31百万円等。
- 一時的要因を除く実質業績評価:トレーディング損益や金融収益は減少傾向(トレーディング損益 29,715→28,266百万円、金融収益 5,212→4,627百万円)、一方暗号資産の収益性向上が確認されるため、基礎的収益力は混在。
配当
- 中間配当等(1株当たり)
- 2025年12月期 第1四半期末:13.80円(既払)
- 第2四半期末:20.43円(既払)
- 第3四半期末:14.87円(今回決定)
- 通期予想:未定(会社は通期予想非開示のため)
- 配当方針:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向65%以上を目途に四半期ごと配当を目標。ただし業績予想が困難なため通期配当予想は未定。
- 配当利回り:–(株価情報が資料になし)
- 配当性向:目標65%以上(方針)。実績ベースの通期配当性向は算出不可。
設備投資・研究開発
- 減価償却費:当第3四半期累計 1,487百万円(前年同期 1,708百万円)
- のれん償却額:804百万円(前年同期 736百万円)
- 設備投資(CAPEX)明細:四半期キャッシュフロー計算書未作成につき金額・主な投資内容は開示なし(–)
- R&D費用:明示なし(–)
受注・在庫状況
- 該当情報なし(当社事業特性のため、受注/在庫指標は開示対象外または記載なし)
セグメント別情報(補足)
- 証券・FX:収益基盤は依然大きいが、店頭FXの収益性は為替ボラティリティに依存。手数料無料化などで顧客獲得を狙うがスプレッド縮小は短期収益を圧迫する可能性。
- 暗号資産:顧客口座数と売買代金の増加が確認され、ステーキング等のストック型商品や積立機能拡充で収益のストック化を推進。市場価格のボラティリティが業績に直結する点は継続リスク。
- その他:医療プラットフォーム等は連結子会社の吸収合併で事業集約(クラウド転換)を進める旨を開示。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗に関する定量的コメントは今回短信に明示なし。暗号資産の口座増加や医療事業の統合・クラウドシフトは中期の成長施策に沿う動き。KPI(口座数・売買代金等)は月次で開示予定。
競合状況や市場動向
- 市況要因(為替ボラティリティ、株価指数の変動、暗号資産価格)が業績に大きく影響。競合比較は本資料に記載なし。暗号資産市場の回復が同社の収益拡大に寄与している点は確認可。
今後の見通し
- 業績予想:連結通期業績予想は開示せず(証券・FX・暗号資産事業の市況依存が大きく算定困難のため)。月次の営業指標(FX取引高、株式委託売買代金、CFD売買代金、暗号資産売買代金、顧客口座数等)で補完。
- 会社の前提条件:通期予想非開示のため明示なし。
- リスク要因:為替相場・株価・暗号資産価格の変動、規制・監督当局の対応(例:香港の証券先物委員会承認など)、顧客基盤拡大に伴うスプレッド縮小による収益性低下、子会社譲渡や再編に伴う処理。
- その他重要事項:GMOヘルスケア/ハヤレジの合併による連結範囲の変更(2025/8/1実施)。GMO-Z.com Forex HK Limitedの全株式譲渡を取締役会決議(譲渡時期2026年1月以降予定、譲渡価額未定、香港当局承認が必要)。
重要な注記
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正の適用あり(第1四半期から)。当短信への影響はなし。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は未提示)。
- 添付財務諸表は公認会計士・監査法人によるレビューは受けていない。
- 不明項目は「–」で記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7177 |
| 企業名 | GMOフィナンシャルホールディングス |
| URL | https://www.gmofh.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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