2025年9月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想を概ね達成。業績は通期で会社予想を満たし、期末配当を従来予想(期末124円)から20円引上げて144円に修正(増配)を発表したため、配当面でのポジティブ・サプライズ(上振れ)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益82,499百万円、前年同期比+11.8%、営業利益31,340百万円、同+24.4%、親会社所有者帰属当期利益21,829百万円、同+16.7%)。
  • 注目すべき変化:イニシャル売上(端末販売等の初期収益)が前年から大幅減(△23.4%)となる一方、ストック/フィー/スプレッド等の継続性のある収益が堅調に伸長(ストック+19.9%、フィー+16.4%、スプレッド+20.4%)。決済処理件数は前年比+17.4%、処理金額は+16.5%。
  • 今後の見通し:2026年9月期予想は売上収益93,235百万円(+13.0%)、営業利益37,639百万円(+20.1%)、親会社帰属当期利益23,406百万円(+7.2%)と増収増益を見込む。現状のトレンドから達成可能性は高いと見込まれるが、物価・消費動向や与信動向に左右される点に留意。
  • 投資家への示唆:決済基盤・ストック型収益の伸長、強い営業キャッシュフローと潤沢な現金(期末現金220,040百万円)が特徴。一方で自己資本比率が27.8%とやや低め(目安:40%以上で安定)で、資本構成・負債水準(社債発行の影響)に注意が必要。配当増配は株主還元強化の姿勢を示す。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:GMOペイメントゲートウェイ株式会社
  • 主要事業分野:決済代行事業(オンライン・継続課金・対面)、金融関連事業(後払い、レンディング、送金、BaaS等)、決済活性化事業(マーケティング支援、医療向け予約管理等)
  • 代表者名:代表取締役社長 相浦 一成
  • 上場市場/コード:東証(コード 3769)
  • IR URL:https://www.gmo-pg.com/ir/
  • 報告概要:
  • 提出日:2025年11月13日
  • 対象会計期間:2024年10月1日~2025年9月30日(2025年9月期、連結、IFRS)
  • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント:
  • 決済代行事業:オンライン課金・継続課金・対面決済の代行、BaaS支援等
  • 金融関連事業:「GMO後払い」「GMO掛け払い」、送金、トランザクションレンディング、海外レンディング、即給、請求書カード払い等
  • 決済活性化事業:マーケティング支援、メディカル革命等
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数:76,557,545株(自己株式含む)
  • 期末自己株式数:703,877株
  • 期中平均株式数:75,851,927株
  • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
  • 今後の予定:
  • 定時株主総会予定日:2025年12月14日
  • 配当支払開始予定日:2025年12月16日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年12月12日
  • 決算説明資料の公表・説明会:2025年11月13日に予定(実施あり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との達成状況)
  • 売上収益:82,499百万円(前年+11.8%)→会社業績予想を達成(達成)
  • 営業利益:31,340百万円(前年+24.4%)→会社業績予想を達成(達成)
  • 親会社所有者帰属当期利益:21,829百万円(前年+16.7%)→会社業績予想を達成(達成)
  • 配当:期末配当を当初予想(期末124円)から144円へ増配(上振れ)
  • サプライズの要因:
  • 収益はオンライン課金・継続課金・スプレッド(加盟店売上)等ストック型収益が堅調で増収増益に寄与。
  • 前期に計上した持分法による投資の売却益(1,629百万円)が当期には無かったため、税引前利益の増加率は営業利益増加率ほど伸びていない点に留意(営業利益+24.4%に対し税引前利益+16.0%)。
  • 与信関連費用の抑制(後払い系)や海外レンディング、送金サービスの伸長も金融関連事業の利益拡大(同+31.7%)を支援。
  • 通期への影響:
  • 2026年9月期は増収増益予想を提示(売上93,235百万円、営業利益37,639百万円)。主要セグメントの成長トレンド継続が前提であり、現状の収益・キャッシュフロー基盤から見ると達成可能性は高いが、消費動向・与信悪化・海外の貸出先動向には注意が必要。
  • なお通期予想の修正(下方/上方の修正)は今回発表分では無し(次期予想は新規提示)。

財務指標

  • 損益のハイライト(連結、百万円)
  • 売上収益:82,499(前年73,785、+11.8%)
  • 営業利益:31,340(前年25,187、+24.4%)
  • 税引前利益:31,911(前年27,505、+16.0%)
  • 親会社所有者に帰属する当期利益:21,829(前年18,705、+16.7%)
  • 基本的1株当たり当期利益(EPS):287.79円(前年246.62円、+16.7%)
  • 営業利益率:38.0%(良好、高水準)
  • ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率):20.2%(優良:目安10%以上で優良)
  • ROA:8.5%(良好:目安5%以上で良好)
  • 財政状態(連結、百万円)
  • 総資産:406,800(前年344,702、+62,098)
  • 親会社所有者に帰属する持分:113,013(前年102,895、+10,118)
  • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):27.8%(目安:40%以上で安定。27.8%はやや低め)
  • 1株当たり親会社所有者帰属持分:1,489.88円
  • キャッシュ・フロー(連結、百万円)
  • 営業活動によるCF:53,759(前年49,472、増加)→営業CF/当期純利益比率 ≒ 53,759 / 22,539 ≒ 2.39(1.0以上で健全)
  • 投資活動によるCF:△7,329(主な内訳:無形資産取得3,369、投資有価証券取得2,179、子会社株式取得1,718)
  • 財務活動によるCF:△1,243(社債発行等で増加も、配当支払や借入純減で減少)
  • フリーCF(営業CF − 投資CF):約46,431百万円(潤沢)
  • 現金及び現金同等物 期末残高:220,040(前年174,054、増加)
  • 財務安全性・負債
  • 負債合計:290,623百万円
  • 社債発行の影響で社債残高が増加(期末で社債 合計約39,851百万円(期内短期化分含む))、借入金合計約23,313百万円(短期13,410 + 長期9,903)→概算で利子付負債合計約63,164百万円
  • 負債/資本比率(負債合計÷資本合計):290,623 / 116,177 ≒ 250%(高水準)
  • 流動比率(流動資産352,936 / 流動負債255,579) ≒ 138%(概算、流動性は確保されている)
  • 効率性
  • 売上高営業利益率=38.0%(業種平均を大きく上回る高収益性)
  • 総資産回転率=売上収益82,499 / 総資産406,800 ≒ 0.20回(参考)
  • セグメント別(売上収益/セグメント損益、百万円、前年増減率)
  • 決済代行事業:売上61,677(+10.3%)/セグメント利益29,780(+18.1%)
  • 金融関連事業:売上19,188(+16.6%)/セグメント利益5,408(+31.7%)
  • 決済活性化事業:売上1,766(+17.0%)/セグメント利益418(+11.9%)
  • 財務の解説(要点)
  • 営業CFが堅調でフリーCFも大きくプラス。現金残高が大きく増加しており流動性は非常に高い。
  • 一方で自己資本比率は約27.8%と低めで、社債発行等により負債が増加している点はモニタリングが必要。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:当期は該当事項なし。前期は持分法による投資の売却益1,629百万円(一時的要因)。
  • 特別損失:当期は該当大きな項目なし(減損小額19,361千円等)。
  • 一時的要因の影響:前期の投資売却益の反動により、税引前利益の伸び率が営業利益ほど大きくない点に注意。通常の営業活動ベースでは増益トレンド。
  • 継続性の判断:今期の増収増益は主に基盤的(決済処理増加・ストック型売上増)で、継続性があると判断されるが、金融関連の与信リスクや海外レンディングの継続性は監視が必要。

配当

  • 当期(2025年9月期)実績:
  • 中間配当:0円、 期末配当:144円、 年間合計:144円
  • 配当総額:11,023百万円
  • 配当性向(連結):50.0%
  • 前期(2024年9月期):年間124円(うち特別配当8円含む)、配当性向50.3%
  • 次期(2026年9月期)予想:年間170円(配当性向目安:55.1%)
  • 特記事項:期末配当を当初予想(124円)から144円へ増配予定(2025年11月17日付取締役会に付議予定)。
  • 株主還元方針:継続的な普通配当の増配を示しており、自社株買い等の記載は当該決算短信では特に無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動):当期の投資支出合計7,328百万円(前年5,231百万円)
  • 無形資産取得:3,369百万円(前期3,952百万円)
  • 有形固定資産取得:279百万円
  • 投資有価証券取得:2,179百万円
  • 連結範囲の変更を伴う子会社株式取得:1,718百万円(GMOエンペイの子会社化)
  • 減価償却費:連結で約3,920.8百万円
  • 研究開発費(R&D):開示無し(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:該当情報の詳細記載なし(–)
  • 在庫状況:
  • 棚卸資産:3,210百万円(前年3,182百万円、わずか増加)
  • 在庫回転日数等は開示無し(–)

セグメント別情報(概略)

  • 決済代行事業(中核):売上61,677百万円(+10.3%)、セグメント利益29,780百万円(+18.1%)。オンライン・継続課金が牽引。イニシャル売上の反動減はあるが、ストック型の寄与拡大で粗利率向上。
  • 金融関連事業:売上19,188百万円(+16.6%)、セグメント利益5,408百万円(+31.7%)。後払い・BNPL、海外レンディング、送金、即給等が伸長、与信費用は改善傾向。
  • 決済活性化事業:売上1,766百万円(+17.0%)、セグメント利益418百万円(+11.9%)。医療分野の予約管理サービス等で高成長。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:2030–2031年の営業利益1,000億円を目標とする長期目標を掲げている。今回の増収増益・BaaSや次世代プラットフォーム「stera」などの施策は中期目標に沿った進捗と位置付けられる。
  • KPI達成状況:具体的KPIの数値は本短信に詳細なし(進捗はセグメント成長率・営業利益率等から概観可能)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内のBtoC ECは欧米に比べ伸びしろがあり、物販以外(医療・公共料金・BtoB等)のオンライン化が追い風。インバウンド回復や企業の賃上げ等で民間消費は底堅さが予想されるが、物価上昇による実質賃金の伸び悩み等は注意点。
  • 競合比較:業界平均と比較した定量データは本資料に記載なし(–)。ただし営業利益率38.0%や高いROE(20.2%)は同業比で優位性を示唆。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年9月期、連結、百万円)
  • 通期:売上収益93,235(+13.0%)、営業利益37,639(+20.1%)、税引前利益36,119(+13.2%)、当期利益24,284(+7.7%)、親会社帰属当期利益23,406(+7.2%)、EPS予想308.58円
  • 第2四半期(累計)予想等も提示(第2Q累計売上44,131百万円等)
  • 予想の前提:EC市場の安定成長、大手加盟店の開拓、BaaS支援、stera等の重点施策の順調な推進を前提としている。為替・原材料といった外部前提は短信の添付資料に明記(詳細は別添参照)。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向は保守的ではなく、今回も実績で予想を達成している。だがマクロと与信リスクが不確実要因。
  • リスク要因:消費の下振れ、与信悪化(後払い・レンディング)、海外貸出先の信用リスク、規制・セキュリティインシデント(情報セキュリティ強化は優先課題)など。

重要な注記

  • 期中の連結範囲の重要な変更:有(株式会社エンペイを子会社化し商号をGMOエンペイ株式会社へ変更、2025年2月20日付)
  • 会計方針の変更:無し
  • 発行済株式数:期末76,557,545株(自己株式含む)
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外)である旨の注記あり
  • その他の注記:持分法投資の売却益が前期に計上されたことが当期比較に影響(前期は特別利益1,629百万円)

(注)本資料は提出された決算短信の内容を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」で記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3769
企業名 GMOペイメントゲートウェイ
URL http://www.gmo-pg.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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