2026年2月期 第2四半期決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: ロイヤル株式会社の民事再生スポンサー契約締結(4Q=12月1日~から参画)を機に、M&Aによるビジネスモデルの「ジャンプ」を狙う。2030年度に取扱高1,000億円・営業利益100億円を目標に、ECモール・プラットフォーム・ブランドの3事業を相互強化する意向を強調。
- 業績ハイライト: 第2四半期(2025/3/1–2025/8/31)では取扱高22,426百万円(前年同期比-7.8%:悪い)、売上高8,914百万円(-6.3%:悪い)、営業利益1,009百万円(+96.4%:良い)、経常利益1,093百万円(+114.3%:良い)、当期純利益573百万円(+2,425.4%:良い)。限界利益率は15.5%→17.1%(+1.6pp:良い)。
- 戦略の方向性: PMI(買収後統合)でロイヤルの強み(海外仕入網、ブランド・店舗、卸営業、物流等)を取り込み、プラットフォーム・在庫シェアリング・3PLを活用して来年度以降の数字のジャンプを目指す。NTTドコモ・伊藤忠との業務提携も拡大ドライバー。
- 注目材料: ロイヤルのスポンサー契約(4Qから連結・PMI対象)、来年度のシナリオ(取扱高シナリオ①〜④/最良シナリオでは取扱高600〜630億・営業利益30〜45億想定)提示。25年度通期計画(営業利益15億)は据え置き。
- 一言評価: マージン改善と資本の健全性は良好。だが取扱高は一部外部要因(マガシークECS解約)の影響で低下しており、M&Aの実行・PMIの成否が今後業績を左右する。
基本情報
- 企業概要: ジェイドグループ株式会社(証券コード 3558)
- 主要事業: 1) ECモール事業(LOCONDO.jp、FASHION WALKER、BRANDELI、MAGASEEK等の運営)、2) プラットフォーム事業(BOEM/ECS、e-3PL、LoCORE等の物流・IT)、3) ブランド事業(Reebok、MANGO、FASCINATE、TCB jeans等のブランド運営・店舗・卸)。
- 代表者: 田中 裕輔(Founder & CEO)
- 説明会情報: 開催日 2025.10.15(資料名:25年度 第2四半期 決算説明会 資料)。説明会形式・参加対象の明記は資料中に記載なし(–)。
- 報告期間: 当中間連結累計期間=自2025年3月1日〜至2025年8月31日。決算報告書提出予定日・配当支払開始予定日は資料に記載なし(–)。
- セグメント:
- ECモール事業: 自社モールおよび他社モール運営(婦人靴含む総合ファッション)。
- プラットフォーム事業: BOEM/ECS、e-3PL、LoCOREなどの物流・在庫・IT基盤提供。
- ブランド事業: Reebok等のブランド運営、店舗運営、卸。
- その他事業: メディア・広告等(ARIGATO社による「サンキュ!」 等)。
業績サマリー
- 主要指標(第2四半期:単位 百万円、前年同期比は必ず%表記)
- 取扱高(相殺前): 22,426 百万円(前年同期 24,310 百万円、-7.8%:悪い)
- 売上高(営業収益): 8,914 百万円(前年同期 9,511 百万円、-6.3%:悪い)
- 売上総利益: 7,091 百万円(前年同期 7,546 百万円、-6.0%)
- 限界利益: 3,825 百万円(前年同期 3,766 百万円、+1.6%:良い)
- 限界利益率: 17.1%(前年同期 15.5%、+1.6pp:良い)
- EBITDA: 1,359 百万円(前年同期 884 百万円、+53.6%:良い)
- 固定費: 2,816 百万円(前年同期 3,252 百万円、-13.4%:良い)
- 営業利益: 1,009 百万円(前年同期 513 百万円、+96.4%:良い)/営業利益率 約11.3%(1,009/8,914)(目安: 高い)
- 経常利益: 1,093 百万円(前年同期 510 百万円、+114.3%:良い)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 573 百万円(前年同期 22 百万円、+2,425.4%:良い)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料記載無し)
(注)数値は資料の百万円表示に基づく。目安として、売上減は一般に短期ネガティブ、営業利益・EBITDAの大幅改善はポジティブ。 - 予想との比較:
- 会社計画に対する達成率(25年度通期計画ベース): 取扱高計画 45,000 百万円に対して49.8%(=22,426/45,000:資料表記49.8%)、営業利益計画 1,500 百万円に対して67.3%(=1,009/1,500:資料表記67.3%)。(目安: 売上は未達、利益は進捗良)
- サプライズ: 当期純利益の大幅増加(+2,425.4%)は、マガシーク統合に伴う特損の減少および関連会社TCB Jeansの利益取り込みが主因として資料で説明。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率: 売上(相殺後)進捗約49.8%(取扱高計画対比)、営業利益進捗約67.3%(計画対比)。(目安: 営業利益は順調、取扱高はやや遅れ)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 25年度通期計画(営業利益15億)に対して上期で約67%(10.09億/15億)。30年度目標(取扱高1,000億・営業利益100億)は中長期目標であり、現時点の進捗は戦略実行段階。
- 過去同時期との進捗比較: 売上・取扱高は前年同期比で減少、一方で営業利益・EBITDAは増加(統合効果・コスト低減による改善)。
- セグメント別状況(第2四半期・取扱高ベース、単位 百万円/前年比)
- ECモール事業: 取扱高 12,345(構成比 55.1%)、取扱高前年同期比 -4.0%、売上 3,763(売上前年同期比 -9.7%)
- プラットフォーム事業: 取扱高 6,908(構成比 30.8%)、取扱高前年同期比 -17.2%、売上 2,334(売上前年同期比 -12.3%)
- ブランド事業: 取扱高 3,118(構成比 13.9%)、取扱高前年同期比 +0.3%、売上 3,080(売上前年同期比 -0.3%)
- その他: 取扱高 53 → 売上 132(構成比小)
- 合計(相殺後): 取扱高 21,353 → 売上 8,914(相殺後の売上は-6.3%)。
(目安: プラットフォームは取扱高減が大きく、ブランドは比較的横ばい)
業績の背景分析
- 業績概要/トピックス:
- 取扱高減少の主因は「マガシークECSの解約影響」。一方、組織統合(マガシーク含む)による固定費削減・広告費構成転換(ネット広告→クーポン・ポイントに振替)で販管費率は対GMV比で1.8pp改善。
- 営業利益増は、統合効果による固定費削減(-13.4%)と限界利益率改善(+1.6pp)が主因。経常・純利益は関連会社取り込みや特損の減少が寄与。
- 増減要因:
- 増収要因: 品揃え強化や一部ブランド(ANBUR LEAGUE等)の成長、PMI効果の短期的効率化。
- 減収要因: マガシークECS解約による取扱高減(-7.8%)、広告の会計処理変更(販促をクーポン等に振替したため売上控除で見かけ上減少)。
- 増益要因: 組織効率化(人件費低減)、倉庫集約・物流効率化、広告費構成の変化、のれんや特損の減少。
- 一時的要因: ロイヤル統合に伴う在庫移管等の一過性コストは第4四半期に発生見込み(資料明記)。
- 競争環境:
- 市場はファッションECの成長(EC化率の上昇)を追い風にする一方、競合として大手モールや専門ECサービスが存在。ジェイドは「試着できる通販(ロコンド)」の認知、婦人靴の品揃え、物流・ITの自社プラットフォームを競争優位と主張。M&Aでポジション強化を図る。
- リスク要因: 為替(海外仕入れ)、マーケット需要変動(猛暑など季節要因)、サプライチェーン・在庫過多、統合(PMI)失敗リスク、ロイヤルの過去課題(在庫・キャッシュ管理・DX遅延)をどれだけ是正できるか。Q4の一過性コストによる当期業績変動も注意点。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期〜長期ビジョンは「取扱高1,000億・営業利益100億(2030年度)」を目指す。手段はECモール(品揃え・プロモ・UX強化)、Platform事業(BOEM、e-3PL等でOMO支援・在庫シェアリング)、Brand事業(M&Aで拡大)を相互補完させること。NTTドコモ・伊藤忠との提携を活用。
- 進行中の施策: マガシーク統合のPMI実行による費用最適化、広告費構成の見直し(ネット広告からクーポン/ポイントへシフト)、倉庫集約、e-3PLの拡大。ロイヤルのPMI計画(ブランド・販路統廃合、IT投資、3PL強化)。
- セグメント別施策:
- ECモール: 品揃え・会員基盤強化、CRMでリピーター化(初回購入者の約27%が18か月以内に再購入という目安)。
- Platform: LOCOCHOC/LOCOPOS/LoCOREによる店舗・在庫のオムニ対応を外販。e-3PLで物流ハブ化。
- Brand: Reebok等で販路拡大、ブランドM&AでPMIの標準化。
- 新たな取り組み: ロイヤルスポンサー契約(即時効果期待)、来期シナリオ提示(来年4月までに精査)、25年度通期資料を3事業ベースで再構成(26年4月資料予定)。
将来予測と見通し
- 業績予想(資料に明記されているレンジ・目線):
- 25年度(当年度)計画: 取扱高(親子相殺前)計画 45,000 百万円(=450億)、営業利益 計画 1,500 百万円(=15億)→ 上期進捗は取扱高49.8%、営業利益67.3%。(注:一部資料で「25年度計画は取扱高245億」との表記もあり、親子相殺前/後の表示差が混在しているため注意)
- 来年度(26年度)以降目線(ロイヤルPMI効果でシナリオ②を目指す方針): シナリオ例(資料より)
- シナリオ① 630億→営業利益 40〜45億
- シナリオ② 600億→営業利益 30〜35億(会社の優先シナリオ想定)
- シナリオ③ 500億→営業利益 20〜25億
- シナリオ④ 450億→営業利益 15億(現行計画)
- 経営前提: PMI効果、ロイヤル統合(在庫・販路・物流の再編)、NTTドコモ・伊藤忠との協業効果。
- 予想修正: 25年度通期予想は現状「変更なし(営業利益15億)」と明記。来年度以降はロイヤルPMIの精査結果に基づきシナリオ決定予定(来年4月までに精査)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標(2030): 取扱高1,000億、営業利益100億。資料では事業別目標(EC 500億、Platform 250億、Brand 250億)を提示。
- KPI: 限界利益率想定 ~16%(30年度想定)、固定費は25年度56億、2030年度60億想定。達成可能性はM&A・提携・PMIの成功に依存。
- 予想の信頼性: 資料末尾に将来見通しの不確実性に関する免責記載あり(リスク多)。過去の予想達成傾向について明確な定量言及はなし(–)。
- マクロ経済の影響: ファッション需要、EC化率の増減、為替(輸入)、物流コスト変動が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明記なし(–)。
- 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当の記載なし(–)。
- 特別配当: 無し(資料に記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買い・株式分割の情報なし(–)。
製品やサービス
- 主要製品/ブランド: Reebok、MANGO、FASCINATE、TCB jeans、ANBUR LEAGUE 等。
- 主要サービス/プラットフォーム: LOCONDO.jp、MAGASEEK、d-fashion、FASHION WALKER、BRANDELI(ECモール);BOEM/ECS、e-3PL、LoCORE、LOCOCHOC/LOCOPOS(プラットフォーム)。
- 協業・提携: NTTドコモ、伊藤忠商事との業務提携を成長ドライバーに位置付け。ロイヤル社とのスポンサー契約(民事再生スポンサー)も大きな協業案件。
- 成長ドライバー: 在庫シェアリング(OMO)、プラットフォームの外販、ブランドM&A、NTTドコモ/伊藤忠との集客・品揃え強化。
Q&Aハイライト
- Q&Aの詳細は資料に未掲載(–)。重要質問・回答の記録は提示されていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 成長シナリオ(2030目標)に対して強気の姿勢を示す一方で、現状の数値に安堵せず「大きなジャンプ」が必要と自戒。結果として「強気(成長志向)かつ実行重視」のトーン。
- 表現の変化: 前回説明会との比較は資料で直接言及なし(–)。
- 重視している話題: M&A(特にロイヤルのスポンサー契約)とPMI、プラットフォーム強化、固定費管理・DX投資。
- 回避している話題: 配当・減損詳細・個別PMIの短期リスク等については深掘りを避ける記述が目立つ。
投資判断のポイント(資料から読み取れる事項の整理)
- ポジティブ要因:
- 営業利益・EBITDAの改善(統合効果、固定費低減)。
- 自己資本比率が高く財務健全(現預金 3,173 百万円=約31億円、自己資本比率 58.2%)。
- ロイヤルを含むM&Aで事業領域・在庫・物流の強化が期待できる。
- プラットフォーム(BOEM/E3PL等)による外販・在庫シェアリングがオーガニック成長に寄与する可能性。
- ネガティブ要因・リスク:
- 第2Qの取扱高減(-7.8%)やマガシークECS解約の影響。
- ロイヤルの過去課題(在庫過多、DX遅延、キャッシュ管理不備)を是正できるかは不確実。
- 統合コスト(特に4Qの在庫移管コスト等)やPMI失敗リスク。
- ファッション消費の景気感や返品率などの業界特有リスク。
- 不確実性: ロイヤル統合の効果実現時期、NTTドコモ・伊藤忠との提携効果の実効性、景況による需要変動。
- 注目すべきカタリスト:
- 2025年12月(4Q)以降のロイヤル組み入れ効果(実績反映)およびQ4に計上される一過性コストの開示。
- 来年4月の次期決算資料/通期見直し(PMI精査後のシナリオ確定)。
- NTTドコモ・伊藤忠との具体的協業施策の進捗、追加M&A発表。
重要な注記
- 会計方針: 大きな会計方針変更の記載は資料上見当たらず(–)。
- 特記事項: ロイヤル統合による在庫移管等の一過性コストが第4四半期に発生見込み。マガシーク統合に伴う特損減少が当期純利益増に寄与。
- その他: 資料末尾に将来見通しに関する免責(リスク・不確実性の存在)あり。
(備考)本サマリーは提示された決算説明資料に基づく整理です。投資助言や売買推奨は行いません。不明な項目は「–」で記載しています。数字は資料記載のまま記載し、注記として目安(良い/悪い)を併記しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3558 |
| 企業名 | ジェイドグループ |
| URL | https://jade-group.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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