2025年10月期通期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 通期で過去最高売上(2,630百万円、前年同期比+21.7%)を達成。ARR・ツール契約の継続成長、AI活用による費用削減、M&Aと増資による成長基盤強化が主要メッセージ。
- 業績ハイライト: 通期売上高2,630百万円(前年同期比+21.7%:良い)、調整後EBITDA224百万円(+27.5%:良い)、親会社株主に帰属する当期純利益133百万円(+83.4%:良い、ただし子会社吸収合併に伴う税効果の影響による一時要因あり)。
- 戦略の方向性: (1) M&Aによる非連続的成長の加速、(2) SNS運用支援ツール(comnico)の機能強化・販売拡大、(3) インバウンド/東南アジア展開強化、(4) AI・DXによる業務効率化と収益性向上。
- 注目材料: 通期でM&Aを3件実行(UNIONET、ライフインザキッチン、Talon Japan)、2026年1月にLINE支援会社(株式会社エルマーケ)株式取得予定、2025年11月に第三者割当増資で約4.9億円を調達(希薄化率29.05%)。SaaS部門でオフショア開発費用を100%削減。
- 一言評価: ARR・ツール契約やM&Aで売上基盤を拡張しつつ、AIで収益性改善を図る「成長期フェーズの拡大計画」(概ねポジティブだが、増資による希薄化とM&A統合リスクに注意)。
基本情報
- 企業概要: 株式会社ラバブルマーケティンググループ(証券コード:9254)。主要事業はSNSマーケティング支援(運用支援、SaaSツール開発・提供、教育)およびインバウンド/海外マーケティング支援。代表者:代表取締役社長 林 雅之。
- 説明者: 代表取締役社長 林 雅之(資料に基づく主要メッセージ:過去最高売上・ARR成長、M&Aと増資による成長投資、AI活用によるコスト削減とサービス強化)。
- セグメント: セグメント表記は主に「マーケティング事業」。内訳(資料からの概観)
- SNS運用支援(運用代行・コンサルティング・高付加価値案件)
- SNS運用支援ツール(comnico Marketing Suite、ATELU等)
- SNS関連教育(SNS検定・講座)
- インバウンド/海外マーケティング(Talon Japan、東南アジア展開)
- 新規領域(XR/Web3等)および出資先事業
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益(売上高): 2,630百万円(前年同期比+21.7%:良い)
- 営業利益: 160百万円(前年同期比+16.9%:良い)/営業利益率 約6.1%(160/2,630)(目安:やや低め〜標準)
- 経常利益: 166百万円(前年同期比+12.8%:良い)
- 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益): 133百万円(前年同期比+83.4%:良い。ただし子会社吸収合併に伴う税効果による増加が主因)
- 1株当たり利益(EPS): –(未記載)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率(通期実績に対する元予想に対する進捗)
- 売上高進捗率 97.4%(会社予想2,700百万円に対し実績2,630百万円)
- 調整後EBITDA進捗率 112.0%(目標200百万円→実績224百万円)
- 営業利益進捗率 106.7%(目標150百万円→実績160百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率 166.3%(目標80百万円→実績133百万円)
- サプライズの有無: 純利益の大幅増(+83.4%)は子会社の吸収合併に伴う税効果等の一時要因による。業績自体はM&A寄与やARR成長で概ね想定内の増益傾向だが、一時要因の影響あり(部分的にサプライズ)。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗(上記参照)。調整後EBITDA・営業利益は目標超過で着地(良い)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期計画(29/10期売上目標5,000百万円)に向けた初期段階。25/10期は計画の基礎構築期(達成率は初期段階)。
- 過去同時期との進捗率比較: 売上・各利益は過去最高更新・増加基調(4期連続増収の記載あり)。
- セグメント別状況:
- SNS運用支援ツール(comnico Marketing Suite)
- ARR: 3.38億円(338百万円)(前年同期比+13.9%:良い)→通期で3億円超を維持
- 解約率: 1.41%(低水準=良い)
- 契約社数: 前年同期比+23.1%(契約社数の大幅増加=良い)
- SNS運用支援(受注/ロイヤルクライアント)
- 高単価・高収益案件の獲得に注力。4Qで年間売上1億円超の案件を新規受注(高価値案件の獲得は良い)
- インバウンド・海外関連(Talon Japan等)
- 事業譲受により流入経路とメディア運営を獲得。数値寄与は増収要因として明示(良い)
- その他(XR/Web3、教育事業等): 具体的数値は未記載(–)
業績の背景分析
- 業績概要: M&A(2024年11月のUNIONET、2024年12月のライフインザキッチン、2025年2月のTalon Japan等)による通期寄与で売上好調。SaaS部門のARR拡大と解約率低位維持がストック収益を支える。AI導入でオフショア費用を削減し、調整後EBITDA改善に貢献。
- 増減要因:
- 増収の主要因: M&A売上貢献(通期に渡る寄与で前年比+19.9%の成長要因)、SaaSツール契約増とARR成長、高単価案件の獲得。
- 増益の主要因: AI活用による外注開発費削減(SaaS部門でオフショア開発費100%削減)や業務効率化、営業・カスタマーサクセスによるストック化(解約率低位)による収益性改善。一方で純利益の大幅増は子会社吸収合併に伴う税効果等の一時要因が寄与。
- 競争環境: 市場は成長(ソーシャルメディアマーケティング市場は拡大見込み)だが新規参入や領域特化企業の増加で価格競争の発生リスクあり。ラバブルの強みは老舗の運用ノウハウ、自社ツール、低解約率、東南アジアでのインバウンド実績。
- リスク要因: SNSプラットフォーム仕様変更リスク(アルゴリズムやAPI変更)、M&Aの統合リスク・期待シナジーが出るか、増資に伴う株式希薄化、インバウンド需要のマクロ要因(訪日需要の変動)、新規領域(XR/Web3)実現の不確実性。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期(5年)計画:年平均成長率10〜15%を目標に、M&Aで非連続成長、新規領域(XR/Web3やインバウンド)で飛躍的成長、既存事業はAI・DXで収益性向上。
- 目標(2029年10月期):売上5,000百万円以上、営業利益400百万円以上、時価総額10,000百万円以上(指標的目標)。
- 進行中の施策:
- M&Aの推進(期間中3件実行、2026年1月にLINEマーケティング会社の株式取得予定)。
- SaaSツール機能強化(生成AI搭載など)と販売拡大、顧客サポート強化で解約率維持。
- AI・DX推進室新設、社内でAI活用を展開しSaaS内製化、オフショア削減。
- インバウンド事業(Talon Japan)を軸に訪日需要向けサービス拡充。
- セグメント別施策:
- SNS運用支援: 高単価案件やクロスセル・アップセル強化、短尺動画やTikTok/TikTok Shop支援の拡充。
- SaaS(comnico): UI/UX改善、機能追加(生成AI、返信自動化)、販売チャネル拡大。
- インバウンド: Talon Japanの集客強化、クーポン取扱い拡大、東南アジアでの営業強化。
- 新たな取り組み: TikTok Shop支援サービス開始、AIによる「AIリプライアシスト」「ジソウAI」の商用提供、XR関連の出資先の事業(ABAL)での実証・事業化。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年10月期)
- 売上高: 3,000百万円(増減率+14.1%:会社見通し)
- 調整後EBITDA: 280百万円(+25.0%)
- 営業利益: 180百万円(+12.5%)
- 経常利益: 170百万円(+2.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 140百万円(+5.3%)
- 予想の前提条件: M&A推進、新規事業立ち上げ・加速、既存事業の安定成長、AIによる費用削減と収益性向上。為替や金利等の具体的前提は明示なし(–)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営陣は増資とM&Aの推進による資金基盤強化を背景に成長を見込んでおり、売上・営業利益の増収増益を前提にしている(自信度はポジティブ寄りだが、M&Aや新規事業の実行による不確実性あり)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:資料では通期で各段階利益を上方修正した旨の記載あり(詳細な修正前後数値は資料内に段階的記載)。当期実績は一部目標を上回る。
- 修正の主要ドライバー: M&A売上寄与、AIによるコスト削減、SaaSのARR成長。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期経営計画(2025/10〜2029/10)で年平均売上成長10〜15%を想定。現時点(25/10期)は基盤整備期であり、今後のM&A・プロダクト化で加速を想定。
- KPI例:ARR(3.38億円、+13.9%)、ツール解約率(1.41%)、契約社数(+23.1%)は良好な進捗。
- 予想の信頼性: 過去実績では売上・EBITDAの伸長とPERの低下が示されており、市場評価とのギャップがある。中期での目標達成にはM&Aの成功とプロダクト拡販が鍵。
- マクロ経済の影響: 訪日インバウンド需要(政府の目標・回復状況)、東南アジア市場の成長、SNSプラットフォームの政策・仕様変更が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料内に明確な配当方針の記載なし(–)。
- 配当実績:
- 中間配当:–、期末配当:–、年間配当:–(未記載)
- 特別配当: なしの記載。
- その他株主還元: 2025年11月に第三者割当増資(AIフュージョンキャピタルグループを割当先)を実施(約4.9億円調達、希薄化29.05%)。自社株買いの記載なし。
製品やサービス
- 製品:
- comnico Marketing Suite:投稿管理・分析・複数アカウント一括管理等、導入アカウント5,000以上。ARR 3.38億円(前年同期比+13.9%)。
- ATELU:SNSキャンペーン支援ツール、累計キャンペーン17,000件超。
- autou(Instagramチャットボット)は2026年4月でサービス終了予定(リソース集中のため)。
- サービス:
- SNS運用代行・コンサル、コンテンツ制作、インフルエンサーマーケティング、広告運用、効果検証、検定講座・研修。
- TikTok Shop支援(コムニコがByteDance認定パートナーとして支援開始)。
- AIサービス:「AIリプライアシスト」「ジソウAI」等、投稿文案生成や返信文自動生成、AI導入支援サービス。
- 協業・提携: ByteDance(TikTokパートナー認定)、各種東南アジアパートナー/業務提携(訪日集客支援等)、出資先(ABAL)とのXRコンテンツ共同実施。
- 成長ドライバー: ARR・ツール契約の拡大、解約率低位維持、高単価案件の獲得、TikTok・短尺動画領域対応、インバウンド領域の拡大、AI機能の商用化。
Q&Aハイライト
- 説明会資料にQ&Aセッションの詳細記載なし(–)。
- 注目の質問と回答、経営陣の姿勢、未回答事項:資料からは確認できず(–)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 概ね「強気〜中立」。過去最高業績やARR成長、増資での資金確保などを背景に前向きなトーン。
- 表現の変化: 前回(前期)説明会と直接比較する言及は資料内に明確記載なし(–)。
- 重視している話題: M&Aの加速、AI・DX活用、SaaS(comnico)の成長、インバウンド・東南アジア展開。
- 回避している話題: 詳細な配当方針やEPS、公表されていない財務の細部、Q&Aの公開は限定的。
投資判断のポイント(助言ではなく材料整理)
- ポジティブ要因:
- 売上・EBITDA・ARRの増加(前年比で良好な伸び)。
- SaaSのストック収益・低解約率(1%台)で安定性向上。
- AIによるコスト削減(オフショア開発費100%削減)で収益性改善効果。
- M&A実行と増資による成長資金確保(短中期の成長ドライバー)。
- インバウンド領域やTikTok Shopなど新規サービス展開。
- ネガティブ要因:
- 2025年11月の増資による希薄化(希薄化率29.05%)。
- M&Aの統合リスク・期待されるシナジーが達成されるか不確実。
- SNSプラットフォーム依存リスク(仕様/API変更等)。
- 新規領域(XR/Web3等)は実現まで不確実性が高い。
- PER水準は抑制傾向(市場評価はまだ高くない)。
- 不確実性:
- 訪日インバウンド需要の回復・変動、東南アジア市場の政治・経済影響、AI実装の効果持続性、競合の価格競争。
- 注目すべきカタリスト:
- 2026年1月予定の株式会社エルマーケ(LINE支援会社)株式取得の完了と統合効果。
- comnico Marketing SuiteのARR拡大・解約率維持状況。
- AI関連サービスの商用化進捗と費用削減の定着。
- 追加のM&A実行や増資・資本政策動向。
- 四半期ごとの売上・営業利益の推移、及びTalon Japan等インバウンド事業の収益寄与。
重要な注記
- 会計方針: 2023年10月期から決算期を3月末→10月末に変更した旨の記載あり(比較に注意)。子会社吸収合併に伴う税効果が当期純利益に影響。
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しは仮定に基づく旨の表記(業績保証ではない旨)。プラットフォーム依存・M&Aリスク・市場競争などに留意。
- その他: autou(Instagramチャットボット)は2026年4月にサービス終了予定。第三者割当増資(2025年11月)により資金使途はM&Aや新規事業への投資。
※不明な項目や資料に明記のない数値は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9254 |
| 企業名 | ラバブルマーケティンググループ |
| URL | https://lmg.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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