2026年3月期第2四半期(中間期)決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 営業停止処分の影響を受けた受注・繰越の回復と、原価管理・労働生産性向上による採算改善に注力。配当は期初計画どおり年間80円を継続。
- 業績ハイライト: 第2四半期累計は売上高が15,159百万円(前期比▲6.0%)と減収。一方、売上総利益は1,053百万円(前期比+23.5%)と改善。営業損失は▲139百万円だが、経常利益33百万円・当期純利益21百万円で黒字化(前年同期は赤字)。
- 戦略の方向性: 官公庁発注工事や高速道路関連の大型工事受注に注力し、原価管理・価格転嫁で利益率改善を図る。ESG(脱炭素、人材・ガバナンス強化)を中期方針の柱に設定。
- 注目材料: ①国土交通省関東地方整備局による営業停止処分(2025/4/9–8/6 120日)が受注減の主要因、②通期業績予想の維持(売上37,000百万円、営業利益1,200百万円)、③配当80円継続(2024–2026年は年間80円以上方針)。
- 一言評価: 営業停止処分の影響が顕在化した結果の減収だが、原価改善で採算性は回復傾向。受注回復が鍵。
基本情報
- 企業概要: 株式会社佐藤渡辺(WATANABE SATO CO., LTD.)、舗装・土木等の建設事業および建設資材の製造販売が主な事業。代表取締役社長 鎌田 修治。
- 説明者: 発表者(役職): 代表取締役社長 鎌田 修治(資料に基づく、説明者は明記なしのため想定)。発言概要: 営業停止処分を厳粛に受け止め、コンプライアンス強化と採算改善に取り組む旨を表明。
- セグメント:
- 工事部門: 舗装工事、土木工事等(高速道路・一般道路・トンネル・空港・港湾、民間工事等)。
- 製品等販売部門: アスファルト混合物等の建設資材製造・販売、産業廃棄物処理。
業績サマリー
- 主要指標(連結・第2四半期累計、単位:百万円)
- 売上高: 15,159(前期比 ▲6.0%)(目安:やや悪い)
- 売上総利益: 1,053(前期比 +23.5%)(目安:良い)
- 販売費及び一般管理費: 1,193(前期比 ▲0.1%)
- 営業利益: ▲139(前年同期は▲342→改善:+202)(営業利益率:マイナス)
- 経常利益: 33(前期比 +295)(目安:改善良)
- 当期純利益: 21(前期比 +271)(目安:改善良)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料記載なし)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(第2四半期時点、会社公表)
- 売上高進捗率: 41.0%(進捗:中立~やや良)※通期予想37,000百万円に対して
- 営業利益: 通期予想1,200百万円に対して第2四半期は▲139百万円(営業損失のため進捗は算定困難)
- 経常利益進捗率: 2.6%(1,300百万円に対して33百万円)※低い進捗
- 当期純利益進捗率: 2.6%(850百万円に対して21百万円)※低い進捗
- サプライズの有無: 受注・繰越の大幅減少(営業停止処分の影響)が主因で、これが想定外要因として業績に影響。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗(売上 41.0% / 営業利益 算定困難 / 純利益 2.6%)
- 中期経営計画(2024–2026)に対する達成率: 収益力向上・資本戦略・ESG推進を掲げ進行中(具体KPI進捗は限定的開示)。
- 過去同時期との進捗比較: 売上は前年同期から減少、売上総利益や営業キャッシュフローは改善。
- セグメント別状況(受注高・繰越高:単位 百万円)
- 受注高(第2四半期)
- 工事部門: 10,443(前期比 ▲4,911、減少率 約▲32.0%)(目安:悪い)
- 舗装工事: 8,255(▲4,548)
- 土木工事等: 2,188(▲363)
- 製品等販売部門: 2,303(+357、増加率 約+18.3%)(目安:良い)
- 繰越高(第2四半期)
- 工事部門繰越: 14,507(前期比 ▲8,722)(大幅減)
- 舗装工事 12,244(▲8,100)
- 土木工事等 2,262(▲622)
業績の背景分析
- 業績概要: 売上は前期からの繰越工事で進捗を図るも、大型工事の進捗遅延と受注減で減収。原材料・労務費高騰下でも原価管理の徹底で売上総利益は改善。受注高・繰越高は営業停止処分の影響で大幅減。
- 増減要因:
- 減収の主要因: 国土交通省関東地方整備局による営業停止処分(従業員の談合罪確定による120日停止)が工事部門の受注に大きく影響。
- 増益(売上総利益改善)の主要因: 原価管理徹底、販売価格への原材料転嫁(特に製品等販売部門)、工事採算性改善。
- 営業利益が黒字化していない要因: 工事進捗遅延や固定費負担の影響で第2四半期は依然マイナス。
- 競争環境: インフラ補修需要(国土強靭化、脱炭素関連)は堅調だが、資材価格上昇や人手不足で採算確保が重要。競合との相対位置は資料に細かな比較なし(–)。
- リスク要因: 政治的規制・コンプライアンス問題(既に営業停止処分)、資材価格や労務費の高騰、工事進捗遅延、受注回復遅延、為替は小影響(国内事業主体)。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画(2024–2026)で「変革と学習文化の醸成および持続可能性への取り組み」をテーマに、1) 収益力向上、2) 資本・財務戦略強化、3) ESG経営推進を推進。
- 進行中の施策:
- 原価管理の徹底、労働生産性向上、技術提案強化、技術職員の適正配置。
- 製品等販売部門では価格転嫁と製造コスト適正化。
- ガバナンス強化(IR担当部署設置、取締役会の多様性、コンプライアンス徹底)。
- セグメント別施策:
- 工事部門: 官公庁・高速道路関連大型工事の受注に注力し、施工体制・技術提案で遅れ挽回を目指す。
- 製品等販売部門: 原材料価格の販売価格転嫁と生産効率化で収益確保。
- 新たな取り組み: サステナビリティ委員会設置(2024年8月)、脱炭素(CN都市ガス・再生電力導入、中温化アスファルト普及)、人的資本施策(女性活躍、外国人材受入れ等)。
将来予測と見通し
- 業績予想(連結・通期 2026年3月期 予想、単位:百万円)
- 売上高: 37,000(前期比 ▲8.5%)
- 営業利益: 1,200(前期比 +1.9%)→ 営業利益率 3.2%(前期 2.9%)
- 経常利益: 1,300(前期比 ▲2.1%)
- 当期純利益: 850(前期比 ▲4.7%)
- 予想の前提条件: 営業停止処分の影響を織り込んだ上で、原価管理・生産性改善と価格転嫁により利益率を回復させる想定。為替・金利等の前提は明示なし(前提条件:–)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 原価管理や製品販売の価格調整を根拠とするが、受注回復の不確実性があるため経営陣の表現は慎重(強気ではない)。
- 予想修正: 通期予想に修正はなし(資料上は維持)。理由は営業停止処分影響を織り込みつつ採算改善努力でカバーするため。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期(2024–2026)の基本方針を継続。売上目標等の具体的中期KPIは今回の資料で限定的(進捗は現時点で限定的)。
- サステナビリティKPI: CO2削減目標(2030:Scope1+2 14,000t=2013比46%削減)等を掲示。
- 予想の信頼性: 第2四半期時点で受注・繰越が大幅に減っており、上期の進捗は偏在。受注回復次第で変動リスクあり。
- マクロ経済の影響: 建設資材価格の高騰、金利上昇、人手不足、公共投資動向が主要な影響要因。
配当と株主還元
- 配当方針: 2024〜2026年度は年間配当80円以上を実施。EPS拡大で配当の長期安定継続を目指す。自己株式取得は検討。
- 配当実績・予想:
- 2026年3月期(予想): 中間 40円、期末 40円、年間 80円(配当性向予想 58.6%)
- 2025年3月期: 年間配当 80円(配当性向 55.9%)
- 特別配当: 2024年3月期に創業100周年記念配当等の特別配当あり(過去実績)。2026年は特別配当なし。
- その他株主還元: 自己株式取得は「検討」と明記(具体実行無し)。
製品やサービス
- 主要製品/技術:
- パーミアコン(透水性コンクリート舗装): 雨水浸透・ヒートアイランド抑制等の環境機能。
- ウッドクリート(木質系舗装): 廃材利用の高耐久製品。
- リ・タンスイシステム(プラスチック製雨水貯留槽): 高強度・耐震性、エコマーク取得。
- ハイドロミリング(ウォータージェット工法): 騒音・粉塵抑制のコンクリート除去技術。
- 中温化アスファルト混合物: 製造時の加熱温度低下によるCO2削減効果(約15%削減の目安)。
- サービス提供エリア: 全国(支店:東北、関東、施設工事、中部、北陸、近畿、中国、四国、九州)。
- 協業・提携: 2022年に佐藤工業(株)と資本業務提携等(グループ連携)。フィリピン人材育成事業参画で特定技能外国人受入れ。
- 成長ドライバー: 環境配慮型舗装製品、都市インフラ補修需要、製品販売での価格転嫁。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの記載は資料内に無し → 重要なやり取りは提供資料に記載なし(未記載)。(注記:Q&A情報があれば追記可能)
経営陣のトーン分析
- 自信度: 全体として慎重~中立。営業停止処分の影響を認めつつ、採算改善策で回復を図る姿勢。
- 表現の変化: 前回資料との直接比較は限定的だが、ガバナンス強化(IR担当、取締役の多様化、コンプライアンス徹底)に強い言及。
- 重視している話題: 受注回復、原価管理、ESG(脱炭素・人的資本・ガバナンス)。
- 回避している話題: 具体的な受注獲得スケジュールや詳細なセグメント別採算改善スケジュールは限定的。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 売上総利益の改善(原価管理効果)。
- 製品販売部門の価格転嫁が進み増収。
- 配当政策を維持(年間80円)し株主還元方針を明確化。
- CO2削減目標や環境配慮製品が追い風。
- ネガティブ要因:
- 営業停止処分による受注・繰越の大幅減(短期的な業績下押し)。
- 工事進捗の遅れや大型案件の受注不確実性。
- 建設資材価格・労務費高騰によるコストリスク。
- 不確実性:
- 官公庁・大規模案件の受注回復速度。
- コンプライアンスに関する信頼回復の期間。
- 注目すべきカタリスト:
- 官公庁・高速道路関連の大型受注獲得(受注回復の可否)。
- 次回四半期での受注高・繰越高の推移。
- ガバナンス改善の具体的成果(再発防止策の実効性)。
- 原料価格動向(特にアスファルト等)とその価格転嫁状況。
重要な注記
- 会計方針: 特別な会計方針変更の記載なし(–)。
- リスク要因: 営業停止処分に伴う信頼回復、受注減少、資材・人件費上昇、工事進捗遅延等を明示。
- その他: 資料末尾に将来予想に関する注意(経済環境等により実際結果は異なる旨)が記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1807 |
| 企業名 | 佐藤渡辺 |
| URL | http://www.watanabesato.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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