2025年度第2四半期(4-9月)決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 為替(円高)・物量減・米国関税等の逆風が続く中で、販売価格改善やコスト軽減策を実行し、前回(4月)見通しからは通期業績を上方修正(売上高+1,430億円、営業利益+220億円、当期純利益+110億円)。配当は通期190円を維持。
- 業績ハイライト: 2025年度第2四半期(7-9月)
- 売上高 9,821億円(前年同期比▲2.6%:減収→やや悪い)
- 営業利益 1,367億円(前年同期比▲6.7%:減益→やや悪い)、営業利益率13.9%(▲0.6pt)
- 当社株主帰属四半期純利益 845億円(前年同期比▲8.1%:減益→やや悪い)
- 戦略の方向性: 鉱山・建機の自動化/デジタル化(SDV、自動運転プラットフォーム)やサービス・アフターマーケット強化、海外拠点整備(西アフリカトレーニング拠点)を通じた収益基盤の強化。
- 注目材料: Applied Intuitionとの次世代鉱山機械向けSDV開発協業、ティアフォー/EARTHBRAINとの国内建機自動運転実用化協業(2027年度目標)、コートジボワールに西アフリカ中核拠点(2026年完成目標)。
- 一言評価: 需要地域差や為替・関税という構造的逆風は続くが、価格改善・コスト対策・高付加価値品・サービスで影響軽減を図る「守りと攻めの両面」を示した決算。
基本情報
- 企業概要: コマツ(Komatsu Ltd.)/主要事業:建設機械・車両の製造販売、リテールファイナンス、産業機械(産機)等。代表者:代表取締役社長(兼)CEO 今吉 琢也。
- 説明会情報: 開催日時 2025年10月29日(水)。形式:決算説明会(資料はスライド、オンライン/オフラインの明示は無し)/参加対象:株主・投資家向け。
- 説明者: 今吉 琢也(代表取締役社長(兼)CEO)、堀越 健(代表取締役(兼)専務執行役員CFO)、菱沼 聖史(執行役員経営管理部長)。発言概要:業績・地域別需要・関税影響・コスト軽減策・中期経営計画の進捗・技術協業等の説明。
- セグメント:
- 建設機械・車両(本体、部品、サービス、鉱山機械含む)
- リテールファイナンス(顧客向けファイナンス)
- 産業機械他(コマツ産機、コマツNTC、ギガフォトン等)
(注:セグメント別詳細はスライド参照)
業績サマリー
- 主要指標(単位:億円、前年同期比は必ず%表記)
- 2025年7-9月(第2四半期単体)
- 売上高 9,821(▲262、▲2.6%)(やや悪い)
- セグメント利益 1,377(▲97、▲6.6%)
- 営業利益 1,367(▲98、▲6.7%)(営業利益率 13.9%、▲0.6pt)(やや悪い)
- 税引前四半期純利益 1,271(▲10、▲0.8%)
- 当社株主に帰属する四半期純利益 845(▲75、▲8.1%)(やや悪い)
- 為替レート(期間中概数):USD ¥147.3、EUR ¥171.3、AUD ¥96.0
- 2025年上期(4-9月)
- 売上高 18,916(▲765、▲3.9%)(やや悪い)
- 営業利益 2,771(▲264、▲8.7%)(営業利益率 14.6%、▲0.8pt)
- 当社株主に帰属する中間純利益 1,757(▲260、▲12.9%)
- 1株当たり配当(中間)95円(前年83円、+12円)
- 予想との比較
- 会社(通期)見通し(最新): 売上高 3兆8,880億円、営業利益 5,000億円、当期純利益 3,200億円(4月見通しから上方修正)
- 会社予想に対する達成率(上期実績/通期最新見通し)
- 売上高:18,916 / 38,880 = 48.6%(基準50%と比べやや順調) — 良い/普通の目安:約50%が目安
- 営業利益:2,771 / 5,000 = 55.4%(やや良い:利益進捗は上期に比重)
- 当期純利益:1,757 / 3,200 = 54.9%(やや良い)
- サプライズ: 4月見通し比で通期を上方修正(売上高+1,430億、営業利益+220億、当期純利益+110億)— ポジティブサプライズ(主因:関税影響の軽減、コスト改善等)。
- 進捗状況(比較・コメント)
- 通期見通しに対する上期進捗は概ね50%前後で、営業利益・純利益はやや進捗良好(販価改善や上期の関税軽減影響を反映)。
- 過去同時期(2024上期)との比較:売上進捗は48.6%(2024上期は約48.0%)で横ばい〜やや改善、営業利益進捗は上昇(2024上期は約46%)で改善。
- セグメント別状況(第2四半期/上期の要旨)
- 建設機械・車両
- Q2売上(外部) 8,973(▲4.1%)、セグメント利益 1,197(▲11.8%)
- 上期売上 17,422(▲4.8%)、セグメント利益 2,420(▲13.0%)
- 主因:販売価格改善はあるが、為替(円高)・物量減・コスト増(関税等)で減収減益。鉱山機械は地域差(インドネシア減速)で大幅影響。
- リテールファイナンス
- Q2売上 305(▲2.5%)、セグメント利益 75(+4.9%)
- 上期売上 610(▲1.3%)、セグメント利益 169(+13.9%)
- 主因:資金調達コスト低下で利ざや改善 → 利益増。売上は為替影響で減少。
- 産業機械他
- Q2売上 635(+23.9%)、セグメント利益 94(+234.9%)
- 上期売上 1,069(+10.5%)、セグメント利益 166(+112.1%)
- 主因:自動車向け大型プレス増、半導体向けエキシマレーザーの高付加価値メンテ増で増収増益。
業績の背景分析
- 業績概要: 販売価格の改善がある一方、主要通貨での円高、物量減(特にインドネシアの鉱山需要低下)、および米国での関税コスト増が売上・利益を押し下げた。コスト削減策や為替ヘッジ、販価改定等で影響軽減を図っている。
- 増減要因
- 増収要因: 販売価格改善(建機)、産業機械(大型プレス・レーザー保守)などの構成改善。
- 減収要因: 為替(円高による外貨換算差)、物量減(インドネシアの石炭価格下落による鉱山向け需要低下)、一部市場(日本)の需要低迷。
- 増益要因: リテールファイナンスの資金調達コスト低下、産業機械の高粗利案件増。
- 減益要因: 関税コスト(米国)の影響、原価・輸送等コスト増、物量減による固定費吸収低下。
- 競争環境: 一般建機・鉱山機械とも市場は地域差が大きい(北米・欧州は底打ち感、東南アジア・日本は弱含み)。コマツは部品・サービスのAM比率(アフターマーケット)を高め、ソリューション(自動化・デジタル)で差別化を図る競争優位を強調。
- リスク要因: 為替(特に円高)、米国の追加関税政策、インドネシア等の資源価格(石炭)動向、サプライチェーン・部品在庫増加、世界景気減速。
戦略と施策
- 現在の戦略: 新中期計画「Driving value with ambition」に基づき、(1)製品の高付加価値化(大型・高仕様機、サービス)、(2)デジタル・自動化(SDV、自動運転)、(3)グローバル拠点強化、(4)収益性の高い顧客向けソリューション強化。
- 進行中の施策:
- 米Applied Intuitionと次世代鉱山機械向けSDV・自動化車両プラットフォームの協業開始。
- ティアフォー・EARTHBRAINと国内建設機械の自動運転実用化(2027年度目標)。
- コートジボワールに代理店・顧客向けトレーニング拠点(2026年完成目標)。
- 関税コスト対策(コスト軽減策で10月時点の支払いベース900億円、損益影響550億円に改善)。
- セグメント別施策:
- 建設機械:販売価格改定・在庫最適化・アフターマーケット強化(AM比約53%)。
- リテールファイナンス:資産の回収管理、新規取組の精査でROA維持。
- 産業機械他:大型設備販売と高付加価値メンテで収益拡大。
- 新たな取り組み(説明会で発表): 上記のSDV協業・自動運転協業・西アフリカ拠点・統合報告書(Komatsu Report 2025)公表。
将来予測と見通し
- 業績予想(最新:2025年度通期)
- 売上高 38,880億円(前年比▲5.3%)
- 営業利益 5,000億円(前年比▲23.9%)、営業利益率 12.9%(▲3.1pt)
- 当社株主に帰属する当期純利益 3,200億円(前年比▲27.2%)
- 前提為替(下期仮定):1USD=140円、1EUR=163円、1AUD=91円(注記あり)
- 為替感応度(売上/営業利益:1円変動あたり): USD 売上149億円・営業利益48億円、EUR 売上26億円・営業利益5億円、AUD 売上43億円・営業利益3億円。
- 経営陣の自信度:通期見通しは4月見通しから上方修正。関税やコスト軽減策の効果を織り込んでいるが、外部要因(関税追加、為替、需要)の不確実性は残るため「慎重中立」のトーン。
- 予想修正
- 4月見通し→最新(10月)への修正:売上+1,430億、営業利益+220億、当期純利益+110億。理由:関税コスト見通しの改善、コスト改善策の進捗等。
- 修正の主要ドライバー:関税コスト想定の見直し(支払いベース900億、損益影響550億)、コスト削減・販売価格改善。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期経営計画「Driving value with ambition」を策定済み(詳細はコマツレポート参照)。ROE見通しは最新で10.3%(前年14.2%→低下)。配当は通期190円を維持、連結配当性向は54.0%(最新)。
- 売上・利益目標の明確な数値(中期の最終目標)は資料内に要点提示あり(詳細は中期計画資料参照)。
- 予想の信頼性: 4月見通しからの上方修正を行っており、通期見通しは経営側の合理的判断だが、関税・為替・需要の外部変動リスクに左右されやすい点は注意。
- マクロ経済の影響: 為替(円高は換算でマイナス)、米国関税、主要鉱物価格(石炭・鉄鉱石など)による鉱山機械需要、世界景気動向。
配当と株主還元
- 配当方針: 2025年度通期配当は190円を予定(4月から変更なし)。配当性向は連結で54.0%(最新見通し)。
- 配当実績(上期含む):
- 中間配当:95円(前年中間83円、+12円) — 増配(ポジティブ)
- 期末配当(見通し):95円(通期合計190円)
- 配当利回り:–(株価依存のため省略)
- 特別配当: なし(資料に記載無し)。
- その他株主還元: 自社株買いの記載は資料上無い(–)。
製品やサービス
- 製品: 一般建機・鉱山機械(大型油圧ショベル、ダンプトラック等)、産業機械(大型プレス、エキシマレーザー等)。
- サービス: 部品・メンテナンス(AM比率:第2四半期で約53%)、Komtraxによる稼働時間データ等のデジタルサービス。
- 協業・提携:
- Applied Intuition(米)と次世代鉱山機械のSDV・自動化車両プラットフォーム協業。
- ティアフォー・EARTHBRAINと建設機械自動運転の実用化協業(国内、2027年度の実用化目標)。
- 西アフリカ(コートジボワール)でトレーニング拠点開設。
- 成長ドライバー: アフターマーケット(部品・サービス)、産業機械の高付加価値案件、鉱山機械の自動化・高機能化、デジタルサービス。
Q&Aハイライト
- 説明会資料にはQ&Aの詳細記録は含まれていないため、重要やり取りの記載は無し。重要質問想定:関税の今後の影響、インドネシア需要の見通し、為替想定、コスト改善具体策等が想定される。
- 注記: Q&Aの詳細は開催の録音/書面等参照(資料にはQ&A内容省略)。
(出力上のQ&A詳細:–)
経営陣のトーン分析
- 自信度: 全体として「慎重中立」。逆風を認めつつ、コスト削減や販価改善で損益を守る姿勢。通期上方修正はあるが、明確な強気表現は限定的。
- 表現の変化: 4月発表時点より関税・コスト対策の進展を強調し、見通しを一部改善した点で前向きなトーンを示すが、依然リスクに言及。
- 重視している話題: 関税コスト、為替影響、物量動向(特にインドネシア鉱山)、自動化技術の協業・投資、アフターマーケット強化。
- 回避している話題: 将来的な具体的なM&A計画や自己株取得等の資本政策に関する明確な言及は無し。
投資判断のポイント(情報整理、投資助言は行わない)
- ポジティブ要因:
- 産業機械(高付加価値)やアフターマーケットの伸長で利益率改善余地。
- 関税影響の見直し・コスト改善により通期上方修正を実施。
- 技術協業(SDV、自動運転)で将来の差別化・高収益案件の期待。
- 配当維持(通期190円)、中間増配(95円)で株主還元性向の高さ。
- ネガティブ要因:
- 為替(円高)による換算影響、特定地域(インドネシア)の需要低迷、米国関税の不確実性。
- 物量減による固定費吸収悪化、在庫の増加(棚卸資産上昇)による資金負担。
- 不確実性:
- 米国の追加関税の行方、インドネシア石炭価格の回復タイミング、世界経済の下振れリスク。
- 注目すべきカタリスト:
- 米国関税政策の追加動向や関税関連の最終的な適用範囲。
- インドネシア等主要市場の資源価格回復や公共投資動向。
- Applied Intuitionやティアフォーとの協業進捗・自動運転実証の成果(2026-2027のロードマップ)。
- 四半期毎のAM売上・鉱山機械受注動向(BBレシオ)。
重要な注記
- 会計方針: 資料内に特段の会計方針変更の記載は無し(–)。
- リスク要因: 資料末尾に一般的な将来予測の注意喚起(市場・為替・規制等の変動で実績が異なる可能性)。
- その他: IRリンク等の参照情報あり(中期経営計画、統合報告書、IRページ)。
(注)
- 不明な項目は「–」と記載しました。
- 数字は全て資料記載のまま「億円」単位で表記しています。良い/悪いの目安は当該増減(増収/増益を良い、減収/減益を悪い)としてコメントを添えています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6301 |
| 企業名 | 小松製作所 |
| URL | https://www.komatsu.jp/ja |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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