2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高は会社予想/市場想定とほぼ同等(前年同期比 +0.5%)だが、利益面は大幅悪化(営業利益:2百万円、前年同期比 △94.9% → 大幅下振れ)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高微増、営業・経常・当期利益大幅減/中間期は中間純損失)。
- 注目すべき変化:中間純利益が前年同期の中間黒字42百万円から中間純損失△29百万円に転落(特別損失16百万円計上、販管費増、棚卸資産増)。
- 今後の見通し:通期予想(売上16,100百万円、営業利益110百万円)は修正なし。だが中間進捗から見ると通期営業利益達成には下期の収支改善策や設備稼働効果の寄与が前提(現状では達成リスクあり)。
- 投資家への示唆:売上進捗は約48%と概ね半期比率だが、利益率は著しく低下。下期(第3四半期以降)に稼働する設備投資の効果と非住宅分野での受注継続が利益回復の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:セブン工業株式会社
- 主要事業分野:内装建材事業(内装建材・店舗什器等)、木構造事業(プレカット、木構造・建装等)、その他(賃貸事業等)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 木下 浩一
- 上場取引所/コード:東 名(記載)/7896
- URL:https://www.seven-gr.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日、非連結)
- 決算説明資料:作成有(当日TDnetで開示)、決算説明会は無
- セグメント:
- 内装建材事業:住宅・店舗向け内装建材、什器等の製造販売
- 木構造事業:プレカット等の木材加工、建装(非住宅案件含む)
- その他:賃貸事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):4,673,250株(自己株式含む)
- 中間期中の平均株式数(中間期):4,463,673株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日(中間):2025年12月1日
- 決算説明会:無(補足資料はTDnetで開示)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(当中間期:百万円)
- 売上高:7,693(+0.5% vs 前年中間 7,654)→ 通期予想16,100に対する進捗率 47.8%
- 営業利益:2(△94.9% vs 前年中間 50)→ 通期予想110に対する進捗率 1.8%
- 経常利益:6(△89.2% vs 前年中間 57)→ 通期予想100に対する進捗率 6.0%
- 中間純利益:△29(前年同期 +42)→ 通期純利益予想70に対する進捗はマイナス(赤字)
- サプライズの要因:
- 特別損失:固定資産廃棄売却損 16百万円を計上
- 棚卸資産の増加(棚卸資産増加が営業CF悪化に寄与)
- 売上は非住宅(建装)で大型受注が貢献するも、主力のプレカット受注は低迷 → 利益率悪化
- 減価償却費増(81百万円)や売上原価の増加、販売費及び一般管理費の増加
- 通期への影響:
- 通期予想の修正:通期業績予想(2026年3月期:売上16,100、営業利益110等)は修正なし
- 可能性評価:中間の低い利益進捗(営業利益ほぼ死守できていない)を踏まえると、下期での収支改善施策(価格適正化、原価低減、設備稼働による生産性向上)が確実に寄与しないと通期予想は達成困難となるリスクがある(会社側は下期寄与を想定)。
財務指標(要点)
- 財務諸表(概況、単位:百万円)
- 総資産:10,837(前期末 10,942、△1.0%)
- 純資産:6,239(前期末 6,313、△1.2%)
- 自己資本比率:57.6%(安定水準、前期末57.7%)
- 現金及び現金同等物:746(前期末 1,197、△451)
- 収益性(当中間期→前年同期比)
- 売上高:7,693百万円(+0.5%/+39百万円)
- 営業利益:2百万円(△94.9%/△47百万円) 営業利益率:0.03%(極めて低い。業種平均との比較では低迷)
- 経常利益:6百万円(△89.2%/△51百万円)
- 中間純利益:△29百万円(前年同期 +42百万円)
- 中間1株当たり純利益(EPS):△6.57円(前年同期 9.46円)
- 収益性指標(通期予想ベース)
- 予想ROE(概算)= 70 / 6,239 = 約1.12%(目安:8%以上で良好 → 低水準)
- 予想ROA(概算)= 70 / 10,837 = 約0.65%(目安:5%以上で良好 → 低水準)
- 通期営業利益率(予想)= 110 / 16,100 = 0.68%(低水準)
- 進捗率分析(中間→通期予想比)
- 売上高進捗率:7,693 / 16,100 = 47.8%(概ね半期想定範囲)
- 営業利益進捗率:2 / 110 = 1.8%(大幅未達)
- 純利益進捗率:中間は赤字のため比較不能(通期想定に対して大きなマイナス)
- 過去同期間との比較:売上進捗は前年中間とほぼ同等だが、利益面は大幅に悪化
- キャッシュフロー(当中間期)
- 営業CF:△102百万円(前年同期 △8百万円 → 悪化。営業活動での資金吸収)
- 投資CF:△245百万円(前年同期 △161百万円 → 投資増、主に有形固定資産取得217百万円)
- 財務CF:△103百万円(前年同期 △127百万円 → 借入増減・長期借入金返済等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△347百万円(キャッシュ流出)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△102)/当期純損失(△29)= 約3.5倍(マイナス同士の比率は解釈注意)
- 現金同等物残高推移:期首1,197 → 中間末746(△451)
- 四半期推移(QoQ):個別四半期の詳細は非開示だが、第2四半期が厳しい事業環境であった旨を開示(猛暑・工期延長・建築確認制度変更の影響)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:57.6%(安定水準。参考目安 40%以上で安定)
- 負債合計:4,597(長期借入金の減少と短期借入金の発生)
- 流動負債:3,151、流動資産:6,512(流動比率:約206% → 流動性は確保)
- 効率性:
- 総資産回転率・売上高営業利益率ともに低下傾向(詳細数値は通期ベースで低い)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産廃棄売却損 16百万円(当中間期)
- 特別利益:該当無し
- 一時的要因の影響:特別損失が当期損失に一定影響。棚卸資産増加や売上債権増加も営業CF悪化の要因で、短期的な在庫・工事進捗要因の可能性あり。
- 継続性の判断:固定資産処分損は一時的要因と判断されるが、受注低迷や市況悪化は継続リスクあり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:10.00円(支払予定日 2025/12/01)
- 期末配当(予想):10.00円
- 年間配当予想:20.00円(前回予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価データの開示なし)
- 配当性向(通期予想ベース):配当/EPS = 20.00 / 15.68 ≒ 127.6%(高い。注:EPS小額のため比率が大きくなる)
- 特別配当・自社株買い:無(開示なし)
- 株主還元方針:特になし(配当は継続的に実施と記載)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の有形固定資産取得:217百万円(前年同期 138百万円 → 増加)
- 主な投資内容:新プレカットライン導入(稼働10月予定)、倉庫建設、カウンター生産性向上設備等
- 減価償却費:81百万円(当中間期、前年同期61百万円)
- 研究開発:R&D費用の明示なし(–)
受注・在庫状況(該当部分の要約)
- 受注状況:プレカット受注低迷、一方で建装(非住宅)で複数の大型案件受注により一部寄与(詳細数値は非開示)
- 在庫状況:棚卸資産増加(棚卸資産の増減額:当期 △182百万円の増加→ 営業CFを圧迫)
- 在庫の内訳:製品・仕掛品・原材料いずれも増加(仕掛品 455、原材料等 851百万円等)
セグメント別情報
- 当中間期セグメント売上(百万円、外部売上)
- 内装建材事業:4,063
- 木構造事業:3,623
- その他:7
- 合計:7,693
- セグメント利益(当中間期、百万円)
- 内装建材事業:△4
- 木構造事業:3
- その他:3
- 合計:2(連結営業利益と整合)
- セグメント解説:
- 内装建材:価格適正化・原価低減・生産性向上を進めるも第2四半期は厳しい運営
- 木構造:プレカット落ち込みだが、非住宅(建装)大型案件でカバー。新プレカットライン稼働で下期の生産能力向上を見込む
- 地域別:記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料中では「非住宅分野拡大」「省施工商品の充実」「設備投資による生産性向上」が中長期戦略。今回の中間は戦略実行途上で投資フェーズ、下期効果に期待。
- KPI達成状況:明示KPIは非掲載のため評価は限定的(売上は横ばい、利益KPIは未達)
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅着工数低調、資材価格高止まり、長期金利上昇、建築基準法改正による工期延長等が需要抑制要因
- 競合状況:非住宅分野拡大は戦略上の差別化だが、プレカット等での価格競争激化が確認される(相対的な強み・弱みの詳細は開示なし)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(修正なし):売上高16,100百万円(+4.4%)、営業利益110百万円(△40.1%)、経常利益100百万円(△47.1%)、当期純利益70百万円(△62.2%)、1株当たり当期純利益 15.68円
- 会社想定の前提:下期における収支改善施策と設備投資効果が発現すること
- 予想の信頼性:中間の利益進捗が低く、不確実性(市場環境、受注動向、原材料価格等)が高いため、達成可能性は下期の状況に大きく依存
- リスク要因:
- 原材料価格・為替変動
- 建築市場の需要低迷、着工戸数の減少
- 建築基準法改正による工期遅延や現場稼働率低下
- 競争激化による価格下落
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間財務諸表のレビュー:公認会計士・監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 開示上の特記事項:中間業績予想の修正はあったが、通期予想の修正は無し(中間のみに言及あり)
(注記)
- 数値は開示資料(非連結)に基づく。単位は特に断りなき場合百万円。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7896 |
| 企業名 | セブン工業 |
| URL | http://www.seven-gr.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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