2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想(2026年3月期)を11月10日に上方修正(売上高+100億円、年間配当を一株当たり+8円)。中間決算自体は公表資料の範囲内で、特段の想定外項目は無し(市場コンセンサスとの比較は–)。
  • 業績の方向性:売上高は微増(+0.9%)だが、利益は減少(営業利益△18.8%、経常利益△29.8%、親会社株主中間純利益△28.7%)=増収減益。
  • 注目すべき変化:中国事業売上は+13.9%(10,357百万円)と伸長。一方で売上原価・販管費の上昇により営業利益率は19.0%(前年中間期から▲4.7ポイント)に低下。さらに当中間期に上海虹橋中薬飲片の51%取得(連結化に伴う取得原価23,837百万円、のれん20,590百万円)を実施。
  • 今後の見通し:会社は取得により通期売上を上方修正(1,980億円へ)し、営業利益等も若干上方修正。中間時点での通期進捗は売上45.4%、営業利益48.9%、親会社中間純利益51.4%で、おおむね通期見通し達成に向けた進捗だが、投資CF(子会社取得等)と負債増加が目立つ。
  • 投資家への示唆:短期的には中国での事業拡大(買収による規模化)が売上押上げをもたらすが、のれん計上や取得関連支出、原料・加工費上昇、為替差損の計上等が利益面の重荷となっている点を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社ツムラ(証券コード 4540)
  • 主要事業分野:医薬品事業(主に医療用漢方製剤の開発・製造・販売、一般用漢方製剤、原料生薬・飲片販売等)
  • 代表者名:代表取締役社長 CEO 加藤 照和
  • URL:https://www.tsumura.co.jp
  • 報告概要:
  • 提出日:2025年11月10日(決算短信公表日)
  • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期/中間期、連結、日本基準)
  • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト・報道機関向け)
  • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
  • 配当支払開始予定日:2025年12月5日
  • セグメント:
  • 単一セグメント(医薬品事業のみ)。注:中国事業等を含む医薬品関連事業を展開。
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):76,758,362株
  • 期末自己株式数:2,422,034株
  • 期中平均株式数(中間期):74,876,544株
  • 時価総額:–(資料内に記載なし)
  • 今後の予定:
  • 半期報告提出:2025年11月11日
  • 決算説明会:実施(詳細は別資料)
  • 株主総会・IRイベント:–(当該短信内該当記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間期実績と前年中間期の比較)
  • 売上高:89,897百万円(前年同期比+0.9%、前中間 89,071百万円)
  • 営業利益:17,119百万円(前年同期比△18.8%、前中間 21,075百万円)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:12,477百万円(前年同期比△28.7%、前中間 17,502百万円)
  • (注)中間期に対する会社側の「中間予想」は開示されていないため、会社予想との直接比較は不可。通期業績予想は11月10日に修正済。
  • サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
  • 利益が下振れした主因:生薬費・加工費の上昇、販管費増(給与・情報提供・DX関連費用等)、為替差損(海外子会社への貸付金に係る為替差損789百万円)、投資有価証券評価損499百万円等。
  • 売上は実売数量ベースでは増加(医療用漢方製剤の実売数量+2.6%)しているが、流通在庫高や限定出荷の影響で売上計上にズレが生じた点。
  • 中国事業は堅調(売上+13.9%)。当中間期は虹橋飲片取得に伴う連結は貸借対照表のみ連結(業績は含めていない)との注記あり。
  • 通期への影響
  • 会社は通期予想を修正(売上:1,880億→1,980億円、営業利益:350億円に若干上方修正等)しており、取得効果(虹橋飲片の子会社化)を通期に織り込んでいる。中間時点の進捗は概ね通期予想達成の目安(売上45.4%、営業利益48.9%、中間純利益51.4%)にあるが、原材料・加工費動向や為替、のれん償却や取得関連コストの影響は引き続きリスク。

財務指標(主要数値は百万円、注:%は前年同期比)

  • 要旨(中間期:2025/4/1–2025/9/30)
  • 売上高:89,897(+0.9%、前中間 89,071)
  • 売上原価:46,418(+7.4%)
  • 販売費及び一般管理費:26,359(+6.3%)
  • 営業利益:17,119(△18.8%)
  • 経常利益:16,419(△29.8%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:12,477(△28.7%)
  • 1株当たり中間純利益(EPS):166.65円(前年中間 230.51円)
  • 収益性指標
  • 営業利益率:19.0%(前年中間期:約23.7%、▲4.7ポイント)
  • ROE(簡易算出):12,477 / 自己資本(参考自己資本 294,072)=約4.24%(目安:8%以上が良好 → 低位)
  • ROA(簡易算出):12,477 / 総資産 516,486=約2.42%(目安:5%以上が良好 → 低位)
  • 進捗率分析(通期予想 2026年3月期:売上198,000、営業利益35,000、当期純利益24,300)
  • 売上進捗率:89,897 / 198,000 = 45.4%(中間で概ね半期の想定に近いが前年同期比でやや低い進捗)
  • 営業利益進捗率:17,119 / 35,000 = 48.9%
  • 親会社中間純利益進捗率:12,477 / 24,300 = 51.4%
  • 参考(前期の中間/通期比)2025年3月期:中間売上89,071 / 通期181,093 = 49.2% → 今回はやや通期に対する中間進捗が下振れ。
  • キャッシュフロー(中間期)
  • 営業CF:+9,912(前年中間 +17,100 → 前年比で減少:△7,187、主因は税金支払増や棚卸資産増)
  • 投資CF:△23,612(前年中間 △7,780 → 支出増、主に子会社株式取得支出15,016、固定資産取得10,582等)
  • 財務CF:+18,929(前年中間 △12,322 → 短期借入増加等)
  • フリーCF(営業CF − 投資CF):約△13,700(マイナス)
  • 現金同等物残高:71,680(期首73,135→△1,454)
  • 営業CF/純利益比率:9,912 / 12,477 ≒ 0.79(目安1.0以上が健全 → 今回は未達)
  • 貸借対照表の要点(当中間期末 2025/9/30)
  • 総資産:516,486(前期末464,380、+52,105)
  • 純資産:326,487(前期末330,110、△3,622)
  • 自己資本(注記):294,072
  • 自己資本比率:56.9%(前期末64.7%、7.8ポイント低下)(目安:40%以上で安定 → 現状は安定水準だが低下)
  • 負債合計:189,998(増加、流動負債の短期借入増が主因)
  • 流動比率:流動資産311,075 / 流動負債103,368 ≒ 301%(良好水準)
  • 負債比率(簡易):総負債189,998 / 自己資本294,072 ≒ 64.6%
  • 四半期(QoQ)動向:四半期ごとの内訳は短信に限定情報のみ。季節性として中間は医療用漢方の流通在庫動向が売上に影響。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 1,976百万円(当中間期)→ 昨年度同程度計上
  • 特別損失:投資有価証券評価損 499百万円、固定資産除却損等合計 48百万円
  • のれん:虹橋飲片取得により発生したのれん 20,590百万円(暫定、20年均等償却)
  • 為替差損:海外子会社への貸付金に係る為替差損 789百万円が経常利益を圧迫
  • 一時的要因評価:投資・買収に伴う一時支出が大きく、特に投資CF・フリーCFに影響。のれんは長期的影響を与える可能性あり。

配当

  • 中間配当:68.00円(実績)
  • 期末配当(当期予想):76.00円(修正後)
  • 年間配当予想:144.00円(修正後、前回予想136.00円から増配)
  • 連結配当性向(会社予想):45.0%(修正後)
  • 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
  • コメント:会社はDOE目標を踏まえ配当を増額(DOEを3.4%→3.6%へ引上げ想定)。特別配当は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CF内訳):有形固定資産取得支出 10,582百万円(当中間期)
  • 連結の範囲変更に伴う子会社株式取得支出:15,016百万円(投資活動の主因)
  • 減価償却費:5,663百万円(当中間期)

受注・在庫状況

  • 在庫(貸借対照表項目より)
  • 商品及び製品:21,565(前期14,939、増加)
  • 仕掛品:23,485(前期20,197、増加)
  • 原材料及び貯蔵品:96,185(前期98,647、やや減少)
  • コメント:商品・仕掛品の増加が棚卸資産増加(棚卸資産増加額7,343百万円)として営業CFを圧迫。

セグメント別情報

  • 単一セグメント(医薬品事業)
  • 国内事業:売上 79,539百万円(前年中間比△0.5%)。医療用漢方製剤129処方合計は76,273百万円(前年中間比△1.1%)だが実売数量は+2.6%。ヘルスケア(一般用漢方等)は+22.1%(2,719百万円)。
  • 中国事業:売上 10,357百万円(前年中間比+13.9%)。原料生薬販売が牽引(原料生薬+16.2%、飲片+3.4%)。
  • セグメント戦略:生薬プラットフォームの強化を狙い、虹橋飲片の取得により中国での製造・販売・供給基盤を拡大。

中長期計画との整合性

  • 中期計画に関する記載:短信内に中期経営計画のKPI詳細は無し。ただし中国でのプラットフォーム強化(製剤・生薬・研究の3プラットフォーム)は継続方針。
  • KPI達成状況:–(詳細KPIの開示なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:医療用漢方の実売数量は増加(+2.6%)しており市場需要は堅調。原料生薬費や加工費、流通在庫の動き、為替が業績に影響。

今後の見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期、修正後)
  • 売上高:198,000百万円(前期比+9.3%)
  • 営業利益:35,000百万円(前期比△12.8%)
  • 経常利益:34,500百万円(前期比△18.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:24,300百万円(前期比△25.1%)
  • 1株当たり当期純利益:320.08円
  • 前提条件・修正理由:上海虹橋中薬飲片の連結子会社化に伴う売上寄与(+100億円)や、政策保有株式売却等を反映。営業利益はのれん償却等の影響を見込むも加工費低減等で小幅上方修正。
  • リスク要因:為替変動、原料生薬価格・加工費の上昇、流通在庫の変動、取得した子会社の統合作業・のれん償却負担、政策的・規制環境の変化。

重要な注記

  • 連結範囲の重要な変更:有(上海虹橋中薬飲片有限公司を連結子会社化、持分取得日 2025/6/30(みなし取得日)、取得対価23,837百万円、のれん20,590百万円(暫定))。
  • 会計方針の変更:無し
  • 第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外。
  • 参考:短信は将来見通しに関する注意事項を明記(実際の業績は変動の可能性あり)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4540
企業名 ツムラ
URL http://www.tsumura.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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