令和8年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし。中間決算は市場予想(特になし)に対しては部分的に下振れの結果(売上・営業利益とも前年同期比で大幅悪化)。特段の予想超過は確認できない。
- 業績の方向性:減収減益(売上高▲29.9%、営業は前年の黒字から営業損失)。
- 注目すべき変化:精密貼合部門の需要低迷で売上・採算が大きく悪化(当該部門売上▲36.5%、営業損失23百万円)。一方、特別利益(固定資産売却益31.5百万円)が計上され、経常→税引前の押し上げに寄与したが、税金等の影響で最終的に親会社株主帰属の中間損失を計上。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上12,022百万円、営業利益348百万円)は据え置き。中間累計の進捗は売上33.0%・営業利益は現状マイナス(進捗は事実上未達)で、下期の回復が必要。
- 投資家への示唆:短期的には精密貼合関連の需要回復が鍵。中間は構造的な需要調整と在庫調整の影響を受けており、通期計画の達成は下期での受注回復・採算改善に依存する。
基本情報
- 企業名:フジプレアム株式会社(証券コード 4237)
- 主要事業分野:精密貼合技術を核とする精密貼合・高機能複合材の製造販売、環境住空間製品およびエンジニアリング(装置)事業等
- 代表者:代表取締役社長 松本 倫長
- 問合せ先:IR・広報部 部長 三村 崇裕(TEL 079-266-6161)
- 提出日:令和7年11月12日(中間決算短信)
- 対象会計期間:令和8年3月期 第2四半期(中間期、連結)/対象期間 令和7年4月1日~令和7年9月30日
- 決算補足説明資料の有無:–(明示なし)
- 決算説明会の有無:–(明示なし)
- セグメント:
- 精密貼合及び高機能複合材部門:ディスプレイ、タッチパネル向け高付加価値製品、車載向け等の精密貼合製品
- 環境住空間及びエンジニアリング部門:太陽電池関連(建材一体型等)、装置・エンジニアリングサービス等
- 発行済株式:期末発行済株式数 29,786,400株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):28,574,839株
- 自己株式数:1,211,561株
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ。中間の会社予想の個別数値提示なし)
- 売上高:3,965百万円(前年同期5,660百万円、▲29.9%)=通期見通し12,022百万円に対する進捗 33.0%
- 営業利益:営業損失 約▲2百万円(前年同期 営業利益104.97百万円)=通期見通し348百万円に対する進捗(マイナス)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間損失▲14百万円(前年同期+39百万円)=通期見通し226百万円に対する進捗(マイナス)
- サプライズの要因:
- 主因は需要調整と在庫調整の長期化に伴う受注減(特に精密貼合部門)と国内外の需要停滞。
- 一時的には固定資産売却益(特別利益31.5百万円)が計上され、経常段階では小幅の黒字化だが、税務等の影響で最終は赤字。
- 通期への影響:現時点で通期予想の修正はなし。だが中間実績の進捗(特に営業面)が弱く、通期達成は下期での受注回復・採算改善に依存する。
財務指標(要点)
(数値は会社資料に基づく。単位は百万円、特記なければ連結中間期(令和7/4–9)値)
- 損益(中間累計)
- 売上高:3,965百万円(前年同期比▲29.9%、▲1,694百万円)
- 売上総利益:628百万円(前年中間 714百万円)
- 販管費:630百万円(前年中間 609百万円)
- 営業利益:▲2百万円(前年同期 +105百万円) → 営業利益率:約▲0.05%(前年約+1.85%)
- 経常利益:8百万円(前年同期121百万円、▲93.5%) → 経常利益率:約0.20%(前年約2.14%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:▲14百万円(前年同期 +39百万円) → 純利益率:約▲0.36%(前年約0.69%)
- 1株当たり中間純利益(基本):約▲0.50円(前年 +1.38円)
- 収益性指標(中間期ベース、概算)
- ROE(親会社株主帰属利益/平均自己資本):約▲0.15%(目安:8%以上で良好、10%以上で優良) → 非常に低い(今回はほぼゼロ・マイナス)
- ROA(当期純利益/平均総資産):約▲0.09%(目安:5%以上で良好) → 低水準
- 営業利益率:約▲0.05%(業種平均との比較は業種に依存だが低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間累計の進捗)
- 売上高進捗率:33.0%(通常は四半期ごとの季節性により異なるが、上期で約33%はやや低め)
- 営業利益進捗率:マイナス(▲2/348 ≒ ▲0.6%) → 達成には下期での大幅改善が必要
- 経常利益進捗率:約2.2%(7.9/354)
- 親利益進捗率:マイナス(▲14/226 ≒ ▲6.4%)
- キャッシュ・財務(貸借対照表要点、単位:百万円)
- 総資産:15,659百万円(前期末15,964百万円、▲304百万円)
- 流動資産:7,159百万円(内現預金 4,519百万円)
- 負債合計:5,763百万円(前期末5,947百万円、▲184百万円)
- 純資産:9,897百万円(前期末10,017百万円、▲120百万円)
- 自己資本比率:63.2%(前期末62.7%)(安定水準目安:40%以上) → 安定的
- 有利子負債(概算):短期借入2,080百万円、1年内返済予定の長期借入1,142百万円、長期借入1,083百万円、社債(1年内)18百万円 → 合計約4,323百万円
- 手元現金:4,519百万円 → 単純計算のネット(現金 − 有利子負債)約 +196百万円(概算)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 31,498千円(約31.5百万円)を計上。これが税引前利益を押し上げた主要因。
- 特別損失:当中間期は計上なし(前期は固定資産売却損 3,899千円)。
- 一時的要因の影響:固定資産売却益を除くと税引前水準はさらに低く、特別利益がなければ経常・税引前の改善効果は薄い。継続性は乏しい(資産売却は非継続要因と判断)。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末/年間(会社予想):通期 6.00円(中間0円+期末6.00円=年間6.00円)→ 予想据え置き(資料記載による修正なし)
- 自社株買い等:記載なし。
受注・在庫状況
- 受注高/受注残:明示的数値なし。ただし、受注の先送り・後倒しが発生している旨の記載あり(特に装置販売)。→ 受注面は低調。
- 棚卸資産:原材料・製品等合計の増減は記載あり(原材料等増加)、具体的管理指標(在庫回転日数等)は非開示。
セグメント別情報
- 精密貼合及び高機能複合材部門:売上2,538百万円(▲36.5%)、営業損失23百万円(前年同期は営業利益1百万円)。主因はディスプレイ/タッチパネル需要の停滞、車載向け伸び悩み、競合環境。短期の回復見込みは限定的見通し。
- 環境住空間及びエンジニアリング部門:売上1,427百万円(▲14.1%)、営業利益21百万円(▲77.4%)。従来型太陽電池市場の競争激化、装置受注の先送りで収益性低下。建材一体型太陽電池やペロブスカイト研究等の取り組み継続。
中長期計画との整合性
- 連結業績予想(通期)は令和7年5月15日発表の数値から変更なし。中期計画の詳細・KPIの記載は本資料上では限定的。
- 今中間期の業績は短期的な計画進捗を下押ししているため、中期目標達成には下期の改善・新規案件の獲得が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内外合わせてディスプレイ・タッチ関連の需要停滞、半導体・電子部品の在庫調整が続く。太陽電池分野は海外メーカーのシェア拡大で従来型は競争激化。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に記載なし → 相対的優位性は「精密貼合技術の高度化と高付加価値製品開発」という企業コメント。
今後の見通し(会社予想)
- 通期業績予想(令和8年3月期)/対前期増減率
- 売上高:12,022百万円(+13.2%)
- 営業利益:348百万円(+58.1%)
- 経常利益:354百万円(+42.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:226百万円(+14.0%)
- 1株当たり当期純利益(予想):7.91円
- 予想の信頼性:中間実績は上期進捗が弱い。通期予想は下期での需要回復と採算改善が前提のため、下期の受注・販売動向が達成可否の鍵(会社は現時点で修正なしと表明)。
- 主なリスク要因:電子部品・ディスプレイ市場の需要動向、為替変動(円安などが輸出採算に影響)、原材料・鋼材価格変動、米中関係等の外部環境。
重要な注記
- 会計上の重要な変更:当中間期に会計方針変更等の注記なし。
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビューの対象外。
- 業績予想は一定の前提に基づくものであり、実際の業績は変動する可能性がある旨の注記あり。
(補足)不明項目は「–」で記載しました。今回のまとめは公表資料に基づく事実の整理であり、投資助言や推奨は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4237 |
| 企業名 | フジプレアム |
| URL | http://www.fujipream.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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