2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に修正は無し(公表値からの修正なし)。中間実績は通期予想に対して売上は進捗率約38%、営業利益は約21%と低め。一方で中間純利益は投資有価証券売却益等の特別利益により通期予想に対する進捗が約93%と高水準(※会社側は通期予想を据え置き)。
- 業績の方向性:増収増益ではなく、減収減益(対前年同期)―― 売上高2,412百万円(▼15.7%)、営業利益46百万円(▼90.3%)、親会社株主帰属中間純利益279百万円(▼63.4%)。
- 注目すべき変化:医薬品事業の供給制約で海外を中心に売上が大きく減少(医薬品事業売上2,206百万円:▼16.9%、うち海外508百万円:▼37.9%)。一方で投資有価証券売却益347百万円を計上し中間純利益が下支えされている点が重要。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上6,300百万円、営業利益215百万円、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円)を据え置き。中間の営業・経常利益は大きく落ち込んでおり、通期達成には後半での営業回復(特に医薬品供給回復)または一時要因の再発生が必要。
- 投資家への示唆:本決算は基幹製品の供給制約が業績に直接影響している点が最大のリスク/注目点。中間の純利益は一時的な売却益に依存しているため、営業ベースの回復状況(供給改善・海外供給回復)を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:大幸薬品株式会社
- 主要事業分野:医薬品事業(一般用医薬品「正露丸」等)、感染管理事業(主に二酸化塩素関連製品)、その他事業(入浴液・園芸用等)
- 代表者名:代表取締役社長 柴田 高
- IR問合せ:コーポレート本部 経理部長 中條 亨(ir@seirogan.co.jp)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期/中間期、連結)
- 決算補足説明資料:有(決算説明会:有、機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 医薬品事業:主に「正露丸」シリーズ等の製造・販売。国内/海外販売あり。供給体制強化のため製造設備更新等を実施。
- 感染管理事業:二酸化塩素等の感染管理製品。エビデンス強化やWEB広告等で需要喚起、収益性改善を図る。
- その他事業:木酢液配合の入浴液や園芸用木酢液等の製造販売。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):50,636,900株
- 期中平均株式数(中間期):50,222,449株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年8月8日
- 株主総会、IRイベント等:個別日程は未記載(決算説明会は実施済)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高:中間実績2,412 / 通期予想6,300 → 進捗率約38.3%
- 営業利益:中間実績46 / 通期予想215 → 進捗率約21.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績279 / 通期予想300 → 進捗率約93.0%
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益未達(対前年大幅減)は主に医薬品事業の供給制約による減収が主因。感染管理事業は売上横ばいながら広告費等で収益改善に取り組むも全体の減収影響を吸収できず。
- 中間純利益が高く出ている理由は投資有価証券売却益347百万円(特別利益)が発生したため(純利益を押し上げ)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業ベースでの利益低下が見られるため、通期達成には後半の売上回復(特に医薬品の海外供給回復)か追加の一時利益が必要となる可能性が高い。
財務指標(要点)
- 損益(当中間期:2025年1–6月、対前年同期増減)
- 売上高:2,412百万円(▼15.7%)
- 売上総利益:1,320百万円(▼21.3%)
- 販売費及び一般管理費:1,273百万円(▲6.5%)
- 営業利益:46百万円(▼90.3%)→ 営業利益率 1.9%(46/2,412、低水準)
- 経常利益:20百万円(▼96.1%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:279百万円(▼63.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):5.57円(前年15.24円)
- 収益性指標(中間期単純計算)
- ROE(簡便計)=279 / 7,948 ≒ 3.5%(目安:8%以上が良好 → 低位)
- ROA(簡便計)=279 / 11,680 ≒ 2.4%(目安:5%以上が良好 → 低位)
- 営業利益率=1.9%(業種平均との比較は明記なし)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:約38.3%(通年の半分を下回るが季節性等の影響も要確認)
- 営業利益進捗率:約21.4%
- 純利益進捗率:約93.0%(一時利益の影響で高進捗)
- 過去同期間との比較:前年同期比は売上・営業利益とも大幅悪化
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:61(前年同期256) — 営業CFが大幅減少(目安:営業CF/純利益比率は61/279 ≒ 0.22、1.0未満で注意)
- 投資CF:+295(前年同期△135) — 投資有価証券売却による収入447が主因
- 財務CF:△684(前年同期△562) — 長期借入金返済673が主因
- フリーCF(営業CF-投資CF):61 − 295 = △234(▲234百万円、ただし投資CFは売却のためプラス)
- 現金同等物残高:4,139百万円(期首4,532、△392)
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:11,680(前期12,914、△1,234)
- 純資産:7,948(前期7,964、△15)
- 自己資本比率:68.1%(安定水準。前期61.7%より改善)
- 流動資産の主な変動:受取手形及び売掛金 2,428 → 1,719(回収により減少)、棚卸資産は増加(商品452→610、仕掛品652→800)
- 投資有価証券:461 → 0(売却済)
- 長期借入金:792 → 119(返済で減少)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は資料に記載なし(売上/総資産=2,412/11,680 ≒ 0.21回/半期ベース)
- 四半期推移(QoQ等):四半期別の詳細データは決算短信中に四半期連結明細の記載なしのため –(省略)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:347百万円(当中間期)→ 中間純利益を大きく押し上げ
- 受取補償金:14百万円
- 特別損失:
- 該当大きな損失は無し(減損損失計上額0)
- 一時的要因の影響:
- 中間純利益は一時的な売却益に依存しているため、営業ベースの回復がなければ通期純利益見込みを達成しても質的に不均衡となる可能性あり
- 継続性の判断:投資有価証券売却は一時的要因(継続性は低い)
配当
- 中間配当:0.00円(支払済)
- 期末配当(予想):未定(会社は2025年12月期の配当予想を現時点で「未定」としている)
- 年間配当予想:未定
- 配当性向:–(未定のため算出不能)
- 特別配当:無し
- 自社株買い:資料に明記なし(但し自己株式数は期中減少:自己株式237千株)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得による支出:148百万円(当中間期)
- 減価償却費:125百万円(当中間期)
- 主な内容:製造設備の更新準備や生産体制再編(文脈上の記載)
- 研究開発:
- R&D費用の明細は開示なし(感染管理事業でのエビデンス強化等の研究開発は記載されているが金額は–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:資料に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:452 → 610百万円(増加)
- 仕掛品:652 → 800百万円(増加)
- 在庫増加の要因:供給体制強化や生産準備の影響と推定(詳細は開示なし)
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
セグメント別情報
- 医薬品事業(主要)
- 売上高:2,206百万円(▼16.9%)
- セグメント利益:601百万円(▼44.6%)
- 国内向け:1,697百万円(▼7.5%)
- 海外向け:508百万円(▼37.9%)→ 海外供給が特に不振
- コメント:京都工場の医薬品ライン稼働等で安定供給可能製品は投入・販促強化したが、主要製品「正露丸」の海外供給課題は継続
- 感染管理事業
- 売上高:203百万円(ほぼ横ばい)
- セグメント損失:151百万円(損失幅は改善)
- コメント:WEB広告強化等で販促最適化、収益性改善に取り組む
- その他事業
- 売上高:2百万円
- セグメント損失:7百万円
競合状況や市場動向
- 市場環境:国内は雇用・所得改善や訪日客増で緩やか回復。ただし地政学リスク・物価上昇等で先行き不透明。
- 競合比較:同業他社との比較データは文書に記載なし(–)
- 主要リスク:製造・供給体制の制約、海外供給の停滞、原材料価格・為替変動等
今後の見通し
- 業績予想(会社公表、通期2025年1月1日~12月31日)
- 売上高:6,300百万円(前期比+0.1%)
- 営業利益:215百万円(△65.9%)
- 経常利益:200百万円(△70.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:300百万円(△66.6%)
- 1株当たり当期純利益:5.98円
- 直近の予想修正:無(通期見通しは据え置き)
- 会社予想の前提条件:詳細は決算補足資料参照(為替等の前提は決算資料P.3に記載とのこと)
- 予想の信頼性:中間実績は営業利益が大きく落ち込んでおり、通期達成は下期の営業回復(特に医薬品供給)に依存。投資有価証券売却等の一時要因は再現性が低いため、営業ベースでの回復確認が重要。
- リスク要因:製造設備改修や生産体制の移行、海外供給の回復遅延、原材料コスト、為替、景気動向、規制変更等
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:当中間連結会計期間において大幸薬品インターナショナル株式会社は清算結了のため連結範囲から除外(影響の詳細は注記参照)。
- 会計方針の変更:特記事項なし(注記にて変更無)
- その他:第2四半期決算短信は監査人のレビュー対象外。表示方法の一部変更(受取保険金等の区分表示の変更)あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4574 |
| 企業名 | 大幸薬品 |
| URL | http://www.seirogan.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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