2024年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較情報は決算短信内に記載がないため不明(–)。決算内容は概ね良好(売上増・利益大幅改善)だが、特別損益(負ののれん285百万円等)の影響あり。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高31,886百万円、前期比+5.1%/営業利益1,225百万円、前期比+134.2%/親会社株主に帰属する当期純利益1,283百万円、前期比+108.8%)。
  • 注目すべき変化:営業利益と当期純利益が大幅増加。主因は販売価格是正と海外販売数量増、為替差益、持分法関連会社の子会社化に伴う投資利益増、ならびに負ののれん発生益(285百万円)。
  • 今後の見通し:2025年2月期予想は売上34,000百万円(+6.6%)、営業利益1,500百万円(+22.5%)と増収増益予想だが、親会社株主に帰属する当期純利益1,050百万円(△18.2%)と減益見通し。前年の一時利益(負ののれん等)を除けば純利益は前年水準と整合的と考えられる。
  • 投資家への示唆:収益改善の実態は製品価格是正と海外の量増が主で、当期は一時要因(負ののれん、持分会社の子会社化、事業・資産取得)も寄与。中期計画(第10次:2024–2026)で成長投資・海外展開を加速させる一方、投資によるキャッシュ流出が拡大している点は注視が必要。

基本情報

  • 企業概要:
  • 企業名:株式会社MORESCO
  • 主要事業分野:特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト接着剤等の化学品の開発・製造・販売(国内外)
  • 代表者名:代表取締役社長 両角 元寿
  • 上場市場・コード:東証/5018
  • 問合せ先:取締役 上席執行役員 藤本 博文(TEL 078-303-9220)
  • 報告概要:
  • 提出日:2024年4月12日(決算短信)
  • 対象会計期間:2023年3月1日~2024年2月29日(連結・通期)
  • 決算説明会資料:あり(機関投資家向け、2024年4月22日説明会予定)
  • セグメント(報告セグメント):
  • 日本:国内化学品事業(特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト等)・賃貸ビル等
  • 中国:中国現地法人による化学品製造販売
  • 東南/南アジア:同地域での製造販売(現地法人)
  • 北米:北米での製造販売(現地法人、2023年に事業譲受あり)
  • 発行済株式:
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):9,696,500株
  • 期末自己株式数:463,720株
  • 期中平均株式数:9,231,073株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
  • 定時株主総会予定日:2024年5月30日
  • 配当支払開始予定日:2024年5月31日
  • 有価証券報告書提出予定日:2024年5月30日
  • IRイベント:機関投資家・アナリスト向け決算説明会(2024年4月22日)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
  • 売上高:31,886百万円(前期比+5.1%)。会社の期初予想との比較は資料に記載がないため達成率は算出不可(–)。
  • 営業利益:1,225百万円(前期比+134.2%)。会社予想との比較は資料無し(–)。
  • 純利益(親会社株主):1,283百万円(前期比+108.8%)。会社予想との比較は資料無し(–)。
  • サプライズの要因:
  • 主に製品価格の是正と国内外での販売数量増加による売上拡大および利益率改善。
  • 為替差益、持分法適用関連会社の子会社化に伴う投資利益増(持分法による投資利益314百万円)と負ののれん発生益285百万円が当期利益を押し上げ。
  • 一方で固定資産の減損(31百万円)や段階取得の差損(25百万円)等の特別損失も計上。
  • 通期への影響:
  • 2025年2月期会社予想は営業利益増の一方、親会社株主純利益は減少見込み(1,050百万円、△18.2%)。前年の一時益(負ののれん等)を考慮すると予想は保守的・整合的と解釈可能。
  • 予想修正の有無:2025年通期予想が開示されているが、開示後の修正は現時点で無し。

財務指標

  • 財務諸表の要点(主要数値・比較)
  • 売上高:31,886百万円(前期30,333百万円、+5.1%)
  • 売上原価:22,902百万円(前期22,204百万円)
  • 売上総利益:8,984百万円(前期8,129百万円)
  • 販管費:7,759百万円(前期7,606百万円)
  • 営業利益:1,225百万円(前期523百万円、+134.2%)→ 営業利益率 3.8%(前期1.7%)
  • 経常利益:1,826百万円(前期1,046百万円、+74.6%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,283百万円(前期615百万円、+108.8%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):139.01円(前期66.19円)
  • ROE(自己資本当期純利益率):6.6%(会社提示。目安:8%以上良好 → 目標未達)
  • ROA(総資産当期純利益率/経常利益率の表現):5.3%(会社提示。目安:5%以上で良好 → ほぼ良好)
  • 自己資本比率:54.3%(安定水準、前期57.9%)
  • 進捗率分析(四半期進捗は非該当:通期決算のため当期実績のみ)
  • 通期予想(2025年2月期)に対する進捗率は算出不可(FY2025はまだ未着手)。
  • キャッシュフロー
  • 営業CF:2,675百万円(前期515百万円 → 大幅改善)
  • 投資CF:△4,222百万円(前期△1,172百万円 → 投資支出拡大)
  • 財務CF:2,819百万円(前期1,227百万円 → 借入等で調達増)
  • フリーCF(営業CF−投資CF):△1,547百万円(マイナス。成長投資/買収による流出が主因)
  • 営業CF/税引前当期純利益比率:2,675 / 2,055 ≒ 1.30(法人税等調整前利益ベース)、営業CF/当期純利益(連結当期純利益1,449百万円)≒1.85(1.0以上で健全)
  • 現金及び現金同等物期末残高:5,566百万円(前期4,186百万円)
  • 財務安全性・効率性
  • 自己資本比率54.3%(安定水準)
  • 有利子負債の増加:短期借入金3,040百万円、長期借入金3,065百万円(前期比増加)→ 財務CFのプラスは借入によるもの
  • 総資産回転率/売上高営業利益率の向上(営業利益率3.8%へ改善)により収益性改善

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:負ののれん発生益 285百万円(無錫德松の追加取得に伴う)
  • 特別損失:減損損失 31百万円(日本セグメント)、段階取得に係る差損 25百万円 等
  • 一時的要因の影響:負ののれん等の一時的要因により当期純利益は押し上げられているため、これらを除いた「通常業績」を見ると営業利益改善が継続的要因である一方、純利益の前年超過幅は一時要因を含む点に注意。
  • 継続性の判断:負ののれん等は非継続的(一時)要因。持続的な利益改善は主に価格是正・海外量増に依存。

配当

  • 配当実績と予想:
  • 2024年2月期:中間配当 20.00円、期末配当 25.00円(うち普通配当20円、記念配当5円)→ 年間45.00円
  • 配当金総額:415百万円(連結)
  • 配当性向(連結):32.4%(前期60.4%→低下、特別利益の影響で算出が変動)
  • 2025年2月期(会社予想):年間45.00円(中間20・期末25)/予想配当性向39.3%
  • 自社株買い:取締役会決議(2024/2/21)で上限80,000株、取得結果は71,600株、取得価額99,894,600円(市場買付)。
  • 株主還元方針:連結配当性向30%以上を目指す旨を第10次中期経営計画で明示。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産および無形固定資産の増加額):3,226百万円(当期、前期1,318百万円 → 大幅増)
  • 主な内訳:有形固定資産取得による支出2,500百万円(投資CF項目)、事業譲受(米国CROSS)支出1,300百万円、連結子会社の取得による支出925百万円等が影響。
  • 減価償却費:1,188百万円(前期1,236百万円)
  • 研究開発(R&D費用):決算短信の個別項目で明確な金額記載なし(–)。中期計画で研究開発(プロジェクトMOLGADC等)の強化を宣言。

受注・在庫状況

  • 受注状況:記載なし(–)
  • 在庫状況:
  • 商品及び製品:3,693百万円(前期3,276百万円、+381百万円)
  • 原材料及び貯蔵品:2,994百万円(前期3,030百万円、ほぼ横ばい)
  • 棚卸資産増加は売上増に連動した増分と見られるが、詳細(回転日数等)は記載なし。

セグメント別情報

  • 売上高(外部顧客):
  • 日本:20,229百万円(前期19,637、+3.0%)→ セグメント利益586百万円(前期33、+1,704.1%)
  • 中国:3,536百万円(前期3,814、△7.3%)→ セグメント利益118百万円(前期311、△62.1%)
  • 東南/南アジア:6,737百万円(前期5,870、+14.8%)→ セグメント利益309百万円(前期123、+151.7%)
  • 北米:1,384百万円(前期1,011、+36.9%)→ セグメント利益181百万円(前期87、+107.7%)
  • 製品別(補足情報)
  • 特殊潤滑油:16,247百万円(前年同期比107.6% → +7.6%)
  • 合成潤滑油:1,337百万円(78.5% → △21.5%)
  • 素材:3,909百万円(103.1% → +3.1%)
  • ホットメルト接着剤:8,430百万円(110.0% → +10.0%)
  • 海外売上高合計:12,947百万円(連結売上高比率40.6%)
  • 解説:
  • 日本は販売数量増と価格是正で増収・利益回復。中国は内需停滞や日系顧客稼働率低下で減収減益。東南アジア・北米は量増・高付加価値製品の好調で高成長。

中長期計画との整合性

  • 第10次中期経営計画(2024〜2026)の主要目標(2026年度)
  • 売上高:380億円(38,000百万円)
  • 営業利益:27億円(2,700百万円)
  • 経常利益:30億円(3,000百万円)
  • ROE:8%水準(現状6.6%)
  • 連結配当性向:30%以上(現状32.4%で方針沿い)
  • MGS製品売上比率:40%
  • 進捗性:2024年度実績は売上318.9億、営業利益12.25億、目標に向け改善が見られるが、2026年目標達成には海外展開・製品高度化・R&D投資等の継続が必要。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:国内は物価上昇の中で個人消費は伸び悩み、海外(特に中国)の回復遅れなど不確実性あり。為替・原材料価格・地政学リスクが業績影響要因。
  • 競合位置付け:特殊潤滑油・ホットメルト接着剤で高付加価値製品を展開し、地域別生産拠点を強化(中国生産拠点集約、北米事業譲受等)している点が特徴。

今後の見通し

  • 業績予想(2025年2月期、会社公表)
  • 売上高:34,000百万円(+6.6%)
  • 営業利益:1,500百万円(+22.5%)
  • 経常利益:1,850百万円(+1.3%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,050百万円(△18.2%)
  • 1株当たり当期純利益:114.58円
  • 前提等の詳細は決算補足資料参照(為替等の感度は補足資料に記載の可能性あり)。
  • 予想の信頼性:前年の一時益(負ののれん等)を考慮すると純利益見通しは保守的だが、営業ベースの改善が継続すれば達成可能性はある。投資・買収に伴う減価償却・のれん償却や利息負担、税負担の増減が純利益に影響。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、中国需要の想定外の低迷、地政学リスク、買収の統合リスクなど。

重要な注記

  • 会計方針:主要な会計方針変更は無し。
  • 連結範囲の変更:持分法適用関連会社であった無錫德松科技有限公司を完全子会社化(2023/9/28取得)。また北米の事業譲受(CROSS)を実施。
  • 企業結合に伴う負ののれん(285百万円)や暫定のれん(北米事業ののれん565百万円)を計上。
  • 重要な後発事象:自己株式取得(上限80,000株、実績71,600株、取得額約99.9百万円)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5018
企業名 MORESCO
URL http://www.moresco.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 エネルギー資源 – 石油・石炭製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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