2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想は下方修正済み(有)。第3四半期累計(1~9月)は会社予想(通期)に対して売上進捗は約77.7%と順調だが、営業利益・当期純利益は第3四半期時点で通期予想を既に上回っている(営業利益:225百万円/通期予想153百万円、純利益:460百万円/通期予想411百万円)。一方で当期純利益の押し上げ要因は新株予約権戻入益(特別利益233,487千円)など一時的要因が大きい。
- 業績の方向性:増収微減(売上高は前年同期比 △0.8%)ながら、営業利益は減益(△38.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は増加(+49.8%)。要約すると「増収減益(営業面)」だが一時利益で純利益は増加。
- 注目すべき変化(前年同期比):営業利益は363→225百万円(△38.1%)と大幅減少。一方で四半期純利益は307→460百万円(+49.8%)と大幅増加(主因は一時利益)。自己資本比率は48.0%→50.4%に上昇(安定水準)。
- 今後の見通し:会社は通期見通しを下方修正済み(最新通期予想:売上高9,595百万円、営業利益153百万円、親会社株主に帰属する当期純利益411百万円)。Q3時点で営業利益・純利益ともに通期予想を上回っているが、これは主に一時利益などの影響。通期達成の可能性はQ4の業績(季節性、コスト発生、権利販売等)次第。
- 投資家への示唆(注目点):本決算での純利益増加は特別利益(新株予約権戻入益)によるところが大きく、継続的な収益力を評価する際は営業利益・セグメントの推移(特にエンタメ事業の採算性)が重要。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社SM ENTERTAINMENT JAPAN
- 主要事業分野:エンターテインメント事業(コンサート・MD等)、ライツ&メディア事業(コンテンツ獲得・配信、放映)
- 代表者名:代表取締役社長 金 東佑
- 問合せ先責任者:取締役財務管理部門長 金 亨柱(TEL 03-6809-6118)
- 報告概要
- 提出日:2025年11月5日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(第3四半期累計、連結、 日本基準)
- 決算説明資料作成の有無:有、 決算説明会の有無:無
- セグメント
- エンターテインメント事業:コンサート運営、MD(グッズ)販売、アーティスト関連出演等
- ライツ&メディア事業:コンテンツ獲得(権利)、放映・配信(OTT連携含む)
- その他:従来のカラオケアプリ事業は前連結会計年度に終了
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):115,904,831株(2025年12月期3Q)
- 期末自己株式数:9,930株
- 期中平均株式数(四半期累計):115,894,901株
- 時価総額:–(開示無し)
- 今後の予定
- 決算関連:業績予想の修正について「業績予想の修正に関するお知らせ」公表済(同日)
- 株主総会・IRイベント等:–(開示無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
- 売上高:7,463(前年同期7,521、△0.8%)。通期予想9,595に対する進捗率:約77.7%(7,463/9,595)。
- 営業利益:225(前年同期363、△38.1%)。通期予想153に対する進捗率:約147.1%(225/153)※通期予想は下方修正後の数値。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:460(前年同期307、+49.8%)。通期予想411に対する進捗率:約112.0%(460/411)。
- サプライズの要因
- 純利益が増加した主因は「新株予約権戻入益」233,487千円(特別利益)などの一時利益で、営業面の収益力は減少している。加えてその他包括利益(有価証券評価差額)が改善し包括利益がプラス化。
- 営業利益が前年より減少した背景は、製作費・人件費の高止まり等コスト増(事業環境のコメント)と、セグメント別ではエンターテインメントのコスト増が影響。
- 通期への影響
- 通期見通しは既に下方修正済み。Q3の段階で営業利益・純利益が通期予想を上回っている点は一見ポジティブだが、これは一時項目の寄与が大きいため「持続的な改善」を意味するものではない。Q4での営業収益性維持が重要。
財務指標
- 主要数値(第3四半期末・累計、単位:百万円)
- 売上高(累計):7,463(前年同期7,521、△0.8%、△58百万円)
- 売上総利益:1,557(前年同期1,617、△3.6%)
- 販管費:1,332(前年同期1,253、+6.3%)
- 営業利益:225(前年同期363、△38.1%)
- 経常利益:236(前年同期365、△35.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:460(前年同期307、+49.8%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):3.98円(前年同期2.65円)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース、概算)
- 営業利益率:225 / 7,463 = 約3.02%(低め。業種平均との比較は業種で差あり)
- ROE(簡易算出:親会社株主帰属四半期純利益 / 期末株主資本)= 460.8 / 6,680.7 = 約6.9%(目安:8%以上が良好 → やや低い)
- ROA(簡易算出:親会社株主帰属四半期純利益 / 総資産)= 460.8 / 14,610.2 = 約3.2%(目安:5%以上が良好 → 低め)
- 注:上記ROE/ROAは累計利益と期末残高による単純計算値。年率化や平均資本を用いた厳密値ではない点に留意。
- 進捗率分析(通期予想=9,595百万円等に対する進捗)
- 売上高進捗率:約77.7%(通常は70~80%台で年度末に集中しなければ順調)
- 営業利益進捗率:約147.1%(通期予想が保守的/下方修正されているため高水準)
- 純利益進捗率:約112.0%(一時益で上振れ)
- キャッシュフロー(注:四半期CF計算書は作成していない)
- 現金及び預金:4,010百万円(前期末2,453→増加1,557百万円)。流動資産内のキャッシュは増加しており流動性は良好。
- 営業CF:–(開示なし、四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない)
- 投資CF:–(開示なし)。ただし投資有価証券が1,385→1,671百万円と約285百万円増加。
- 財務CF:–(開示なし)
- フリーCF:–(算出不可)
- 減価償却費(累計):8,182千円(前年同期8,923千円)
- 四半期推移(QoQ 等):四半期単独の詳細開示なし。コンサート事業等の季節性(大型公演集中)あり。
- 財務安全性
- 総資産:14,610百万円(+204百万円)
- 純資産:8,091百万円(+307百万円)
- 自己資本比率:50.4%(48.0%→50.4%)(安定水準)
- 流動資産 12,631百万円に対し流動負債 5,976百万円、流動比率は良好(おおむね良好と判断)
- 効率性
- 売掛金は6,118→5,107百万円(減少:回収進捗)。コンテンツ事業権は2,267→1,866百万円(減少:取扱い/償却等)。
- セグメント別(第3Q累計、単位:百万円)
- エンターテインメント事業:売上高5,612(△1.0%)、セグメント利益402(△33.0%)。売上寄与率:約75.2%。
- ライツ&メディア事業:売上高1,851(△0.1%)、セグメント利益208(△8.9%)。売上寄与率:約24.8%。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:新株予約権戻入益233,487千円(大きな一時利益)。前年は固定資産売却益18,666千円が計上されていたが、本期はなし。
- 特別損失:減損損失157千円(小額)。
- 一時的要因の影響:当期純利益の増加は主に新株予約権戻入益によるもので、継続性は低いと判断される(非反復的)。
- 継続性の判断:新株予約権戻入益は一時的項目であり、継続的営業力の改善を裏付けるものではない。
配当
- 配当実績/予想
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年)
- 期末配当(予想):2.00円(通期合計 2.00円/前年1.00円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無(ただし通期業績予想自体は下方修正済み)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(通期ベースの純利益見通し411百万円と配当総額の関係で算出可能だが配当総額の明示は無し)→推定不可
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:8,182千円(前年同期8,923千円)
- 研究開発:開示なし(–)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(商品):11.5→15.8百万円(増加)
- コンテンツ事業権:2,267.8→1,866.5百万円(減少:約401.3百万円、権利消化/償却の影響)
- 受注・受注残高の具体数値:開示なし(–)
- 在庫回転日数等:開示なし(–)
セグメント別情報(要点)
- エンターテインメント事業
- 売上高:5,612百万円(前年同期比△1.0%)
- セグメント利益:402百万円(△33.0%)
- 主なドライバー:東京ドームでの「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」など大型公演実施、MD(輸入グッズ)好調。だが製作費/人件費高止まりで採算が圧迫。
- ライツ&メディア事業
- 売上高:1,851百万円(△0.1%)
- セグメント利益:207百万円(△8.9%)
- 主なドライバー:新作コンテンツ獲得、OTT連携・独占先行配信推進。多チャンネル市場の縮小で権利販売減少が課題。
- 地域別:国内中心(詳細な地域別売上の記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:開示なし(–)
- コメント:大型公演や新IPの育成は中長期の成長ドライバーとなるが、制作コスト上昇や放送/配信市場環境の変化が中期計画達成に影響する可能性。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメント)
- エンタメ市場は大型会場の新設・高稼働化やチケット単価上昇で市場規模は拡大しているが、制作費・人件費高止まりが課題。
- 映像コンテンツ領域ではOTT事業者の投資拡大により権利獲得競争が激化。多チャンネルの衰退で既存の権利販売は厳しい。
- 競合比較:同業他社との相対評価は開示なし(–)
今後の見通し
- 業績予想
- 通期(2025年1月1日〜12月31日、修正後)
- 売上高:9,595百万円(対前期△1.2%)
- 営業利益:153百万円(△57.8%)
- 経常利益:167百万円(△55.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:411百万円(△47.7%)
- 1株当たり当期純利益:3.55円
- 予想修正:下方修正済み(同社発表)。修正理由は第3四半期累計の業績を踏まえた判断。
- 会社予想の前提条件:為替等の明示は資料内に記載なし(–)
- 予想の信頼性
- 直近の修正実績あり。Q3での見かけ上の純利益増は一時項目によるため、通期の営業面での回復が確認されるかがポイント。
- リスク要因
- 為替、制作費・人件費の上昇、OTT等の外部環境変化、権利収益の不確実性、コンサート等イベントの競争・動員変動等。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積りの変更:無し(当四半期に関する注記事項より)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は未開示)
- 監査・レビュー:添付される四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し
(注)不明な項目は“–”と表記しました。本資料は公表資料を基にした要約であり、投資判断を目的とした助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4772 |
| 企業名 | SM ENTERTAINMENT JAPAN |
| URL | https://smej.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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