2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社側の期中予想(2025年6月期に対する期初予想)は本資料に記載なし、かつ市場予想も提示なしのため「予想との差異」は–。ただし、営業外要因(補助金収入や為替差益の減少、支払利息やシンジケートローン手数料増等)により経常利益が大きく下振れした点は注目。
- 業績の方向性: 増収減益(売上高3,602百万円:前期比+7.5%、営業利益655百万円:前期比△7.1%)。
- 注目すべき変化: 経常利益が565百万円(前期比△33.0%)と大幅減。主因は補助金・為替差益の減少および営業外費用(支払利息、為替差損、シンジケートローン手数料等)の増加。
- 今後の見通し: 2026年6月期は売上4,930百万円(前期比+36.9%)、営業利益810百万円(+23.6%)を見込むが、繰延税金資産の前期計上の反動で当期純利益は500百万円(△31.9%)を予想。為替前提は1USD=141円。大型投資(新材料・新工場等)により費用先行の見込み。
- 投資家への示唆: 中長期的にはSAFRANとの新材料供給契約(材料供給+加工で垂直統合、マーケットシェア拡大)が業績拡大の鍵。ただし当社の収益依存度はLEAPエンジン関連に高く、契約拡大はリスク集中と優位性強化の両面を持つ。短期的には投資(設備、人材)先行でキャッシュアウト増、税負担変動により純利益は変動しやすい。
基本情報
- 企業名: AeroEdge株式会社(証券コード 7409)
- 主要事業分野: 航空機エンジン部品(主にLEAPエンジン向けチタンアルミ製低圧タービンブレード)の加工・販売
- 代表者名: 代表取締役社長 兼 執行役員CEO 森西 淳
- 問合せ先: 取締役 兼 執行役員CFO 今西 貴士(TEL: 0284-22-3125)
- 報告概要:
- 提出日(決算短信): 2025年8月14日
- 対象会計期間: 2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)〔非連結・日本基準〕
- 決算説明会資料作成: 有(機関投資家・アナリスト向け説明会予定:2025年8月21日)
- セグメント: 単一セグメント(加工事業)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 3,843,379株(2025年6月末)
- 期中平均株式数: 3,836,697株(2025年6月期)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日: 2025年9月26日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年9月25日
- 決算説明会: 2025年8月21日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較(達成率): –(当該期の期初会社予想は同資料に記載なし)
- サプライズの要因:
- 補助金収入と為替差益が前期に比べ減少(営業外収益:前期190,438千円→当期22,815千円)した一方、支払利息・為替差損・シンジケートローン手数料等の営業外費用が増加(営業外費用:52,918千円→112,818千円)。これにより経常利益が大幅に減少。
- 一方、繰延税金資産の積増しにより法人税等負担が減少し、当期純利益は増加(純利益は前期698,736千円→当期734,432千円、+5.1%)。
- 通期への影響:
- 会社は2026年6月期に売上増・営業利益増を見込むが、設備投資や人材採用等の費用先行によりキャッシュフロー面・利益面で変動要因あり。業績予想は為替(1USD=141円)等の前提に依存。
財務指標(主要数値:単位は千円、注は比較)
- 損益(2025年6月期=当期):
- 売上高: 3,602,276(前期3,350,387、前期比 +7.5%)
- 営業利益: 655,174(前期705,462、前期比 △7.1%)
- 経常利益: 565,172(前期842,981、前期比 △33.0%)
- 当期純利益: 734,432(前期698,736、前期比 +5.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 191.42円(前期183.38円、+4.4%)
- 収益性指標:
- ROE: 21.1%(開示値、目安:10%以上で優良 → 良好)
- ROA(総資産経常利益率的指標): 7.3%(開示値、目安:5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率: 18.2%(当期、業種平均との比較は–)
- 財政状態(期末 2025/6/30):
- 総資産: 8,211,404(前期7,236,980、+974,423)
- 純資産: 3,890,227(前期3,094,081、+796,146)
- 自己資本比率: 47.3%(前期42.7%、安定水準)
- 1株当たり純資産: 1,011.08円(前期807.33円)
- キャッシュ・フロー(当期):
- 営業CF: +1,333,251(前期+1,391,430)
- 投資CF: △1,952,567(前期△1,526,507)— 主に有形固定資産取得(設備投資)1,950,730
- 財務CF: +378,651(前期+234,235)— 長期借入による収入が主
- 現金同等物期末残高: 1,573,893(前期1,813,651)
- フリーCF(営業CF−投資CF): △619,316(投資先行)
- 営業CF/当期純利益比率: 1.82(1,333,251 / 734,432)→ 健全(目安1.0以上)
- 進捗率(参考:2025実績が会社の2026予想に対して占める割合)
- 売上高進捗: 3,602 / 4,930 ≒ 73.1%
- 営業利益進捗: 655 / 810 ≒ 80.9%
- 当期純利益進捗: 734 / 500 ≒ 146.9%(ただし2026予想は税負担増を前提)
- (注)本項は「四半期進捗率」ではなく参考比較
- 流動性・安全性:
- 流動資産 3,013,606 / 流動負債 940,058 → 流動比率 ≒ 320%(良好)
- 負債合計: 4,321,176(前期4,142,899、増加)
- 長期借入金の増加(シンジケートローンによるリファイナンス)あり
- 効率性:
- 総資産回転率(売上/総資産) ≒ 0.44(参考指標)
- セグメント別: 単一セグメントのため省略
特別損益・一時的要因
- 特別損失: 固定資産除売却損 1,046千円(小額)
- 特別利益: 該当の大きな項目なし。前期は補助金収入が大きく営業外収益に寄与していたが、当期は減少。
- 一時的要因の影響: 補助金および為替差益の期ずれが経常利益に影響。繰延税金資産の積増しにより法人税等負担が減少し、当期純利益は逆に増加しているため、一時的要因の影響を除くと経常ベースは弱含み。
配当
- 2024年6月期:無配(0.00円)
- 2025年6月期:無配(0.00円)
- 2026年6月期(予想):無配(0.00円)
- 配当性向: –(配当がないため算定なし)
- 株主還元方針: 特別配当・自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出): 有形固定資産取得による支出 1,950,730千円(当期;前年1,519,961千円)
- 主な投資内容: 新工場建設およびチタンアルミブレード以外の航空機エンジン部品の量産のための設備投資、鋳造設備等
- 減価償却費: 383,054千円(損益計算書の該当額)
- 研究開発:
- 研究開発費(製造原価内の振替等): 200,154千円(前期139,634千円、+43.3%)
- 対売上比率: 200,154 / 3,602,276 ≒ 5.56%
- 主なテーマ: チタンアルミブレードの新材料開発(材料供給から加工まで垂直統合を目指す)
受注・在庫状況(資料に記載の範囲)
- 受注高/受注残: –(決算短信に金額提示なし)。ただし業界データとしてA320neo/737MAX/C919の受注残は高水準と記載。
- 在庫状況:
- 製品(期末): 130,451千円(前期54,659千円、増加)
- 仕掛品: 208,539千円(前期120,940千円、増加)
- 貯蔵品: 177,676千円(前期141,344千円、増加)
- 棚卸資産の増加が営業CFでの減少要因(棚卸資産増:199,721千円)
セグメント別情報
- 単一セグメント(加工事業)のみのため、セグメント別詳細は省略。
- 収益源の依存: LEAPエンジン用チタンアルミブレード事業への依存度が高い点を明記。
中長期計画との整合性
- 中期戦略・KPI:
- SAFRAN社との契約更新・新材料供給の合意(2025年9月締結予定、取締役会決議済:2025/8/14)。契約でマーケットシェアを35→40%(既報は40→2028年以降40後半%に拡大)に拡大、2026年7月から新材料供給の一部開始、2028年1月以降本格供給予定。
- 目的: 材料供給から加工までの垂直統合による収益拡大とサプライチェーンリスク低減(ただしSAFRAN依存度は高まる)。
- 進捗: 新工場(2024年6月竣工)での量産立上げ、複数の新規量産案件を進行中。2026年は量産立上期として費用先行、2027年に利益化目標。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 航空旅客需要は回復・拡大基調。A320neo系・737MAX・C919の受注残が高水準で推移しており、LEAPエンジン搭載機の生産拡大が期待される一方でAirbus/Boeing共にサプライチェーンや人手不足、品質課題等のマクロ・構造的リスクあり。
- 競合・ポジション: SAFRAN向けの供給契約やマーケットシェア拡大により、当社はLEAP向け主要サプライヤーの一角を目指すが、競合参入・顧客集中リスクあり。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年6月期(通期予想):
- 売上高: 4,930,000千円(前期比 +36.9%)
- 営業利益: 810,000千円(+23.6%)
- 経常利益: 725,000千円(+28.3%)
- 当期純利益: 500,000千円(△31.9%)—— 前期の繰延税金資産計上の反動で税負担増を見込むため減益
- 1株当たり当期純利益: 130.10円
- 前提: 為替 1USD = 141円
- 予想の信頼性: 新材料量産や新規量産案件の立ち上げ、設備投資の進捗に依存。外部環境(為替、顧客の生産状況、原料コスト等)に左右されやすい。
- リスク要因: 為替変動、原材料価格の上昇、主要顧客(特にSAFRAN/LEAP搭載機向け)への依存度、サプライチェーンや品質問題、設備投資の採算性。
重要な注記
- 会計方針の変更: 無し
- 監査: 本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外と明記
- 重要な後発事象: SAFRAN社との新材料供給・マーケットシェア拡大に関する契約締結決議(取締役会決議日:2025/8/14)。新材料供給開始予定は2026年7月、完全供給は段階的に2028年以降。契約によりマーケットシェア拡大と価格設定の変更が見込まれる(詳細は本文表参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7409 |
| 企業名 | AeroEdge |
| URL | https://aeroedge.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。