2026年3月期第2四半期 決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 2026年3月期第2四半期は「収益基盤の強化と事業の進化」を推進。宇宙事業の増収増益基調とメディア事業の継続的な効率化を強調し、安全保障領域(防衛向け案件、量子暗号等)への注力を表明。
- 業績ハイライト: 連結純利益118億円(前年同期比+21.1%)(良い)、営業利益172億円(前年同期比+24.0%)(良い)、営業収益609億円(前年同期比△0.2%)(ほぼ横ばい)。EBITDA 253億円(+2.4%)。
- 戦略の方向性: 宇宙事業は「Multi‑Orbit」戦略でGEO/HTSの更新・LEO観測コンステ、グローバル・モバイルの拡大、官需(防衛)・QKD等の新領域を追求。メディア事業は高ARPU商品(スカパー! 基本プラン)に注力しコスト構造改革を継続。
- 注目材料: 防衛省向け衛星画像提供契約(約88.53億円、2025/10/1〜2026/9/30)受注、衛星コンステレーションPFIへの応札(2次審査進捗)、JAXA関連のQKDプロジェクト参画、Superbird‑C2のKu帯全容量をSESへ提供(航空機Wi‑Fi拡大に資する)。
- 一言評価: 宇宙分野の受注・投資を背景に増益基調、メディアは効率化で利益改善。成長投資と収益性改善の両立を図るフェーズ。
基本情報
- 説明会情報: 開催日時:2025年11月6日、説明会形式:–(資料はIR配布/スライドによる説明)、参加対象:投資家・アナリスト等(個人投資家向け説明会も実施)。
- 説明者: 発表者の氏名は資料に明記なし。社長・CFOがIR活動に関与している旨の記載あり(役職は社長、CFO)。
- セグメント:
- 宇宙事業:国内衛星通信、国内衛星放送、グローバル・モバイル、スペースインテリジェンス(地球観測等)。
- メディア事業:視聴料・業務手数料・基本料収入、FTTH関連、その他(IP制作等)。
業績サマリー
- 主要指標(2025年度 第2四半期累計)
- 営業収益:609億円(前年同期比△0.2%)(ほぼ横ばい)
- 営業利益:172億円(前年同期比+24.0%)(良い)、営業利益率:約28.3%(172/609)(良い目安)
- 経常利益:–(2Q数値の明示なし)。※通期予想では経常利益315億円(通期比+15.4%)
- 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益、連結純利益):118億円(前年同期比+21.1%)(良い)
- 1株当たり利益(EPS):–(未記載)
- EBITDA:253億円(前年同期比+2.4%)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(通期見込みに対する進捗率)
- 売上:47.7%(609/1,276)(進捗:中立〜良好)
- 営業利益:55.9%(172/308)(良好)
- 連結純利益:56.0%(118/210)(良好)
- サプライズの有無:前年同期比で増益(特にメディア事業の効率化が想定以上に寄与)。一方、コネクテッドTV事業化検証終了に伴う8億円の減損計上(セグメント利益影響5億円)はネガティブ要素。
- 進捗状況
- 通期予想に対する主要指標の進捗率は上記参照。営業利益・純利益の進捗が売上の進捗を上回っており収益性改善が進む。
- 中期経営計画(FY2030目標等)に対する進捗:安全保障領域収益はFY2025計画約130億円に対して2Q進捗率約40%(前年同期比+約3億円)と表明。FY2030目標は約300億円(拡大目標)。
- 過去同時期との進捗比較:営業利益・純利益は前年同期比で増加(営業利益+24.0%等)。
- セグメント別状況(2Q累計、前年同期比)
- 宇宙事業:営業収益322億円(+8億)、営業費用205億円(△3億)、営業利益117億円(+11億)、セグメント利益84億円(+9億、+12%)(良い)。増収主因は国内衛星通信分野(+13億、JAXA向けソリューション開始等)。
- メディア事業:営業収益321億円(△9億)、営業費用262億円(△31億)、営業利益59億円(+22億)、セグメント利益36億円(+11億)(良い)。主因は放送事業の効率化、FTTH関連の堅調。ただしコネクテッドTV検証終了による減損8億円計上(セグメント利益影響5億円)。
業績の背景分析
- 業績概要: 宇宙事業は地上設備を活用したソリューションやグローバル・モバイル分野の取引高増等で増収増益。メディア事業は販促やコスト構造改革で営業費用圧縮が奏功し増益。
- 増減要因:
- 増収の主因(宇宙):国内衛星通信の増(+13億、JAXA向け等)、グローバル・モバイルは取引高増(ただし為替影響で一部相殺)。
- 減収の主因(メディア):視聴料・業務手数料・基本料収入での減少(△12億)、一時的な放送コンテンツ終了(ブンデスリーガ等)。
- 増益の主因:放送事業の継続的効率化、販促費見直し、FTTH関連収入寄与。減価償却費は宇宙事業で減少(△12億、2Q)、だが投資は継続。
- 一時要因:コネクテッドTV事業の検証終了に伴う減損8億円(セグメント損益影響5億円)。
- 競争環境: 衛星通信市場は国際競合(他事業者/衛星運用者)や技術転換(HTS、低軌道コンステ)で競争が激化。スカパーJSATはGEO衛星群・地上局資産・官需案件を強みとするが、低軌道参入・新規プレーヤーとの差別化が課題。
- リスク要因: 資料冒頭に列挙(事業投資・法規制・個人情報/サイバーセキュリティ・大規模災害・衛星調達・運用リスク・有料多チャンネル事業性低下・不正視聴・顧客管理システム問題等)。
戦略と施策
- 現在の戦略: 宇宙事業「Multi‑Orbit」戦略(GEO/HTS更新、LEO地球観測コンステ構築、宇宙ソリューションの提供)とメディア事業「Multi‑Alliance」戦略(高ARPU商品を軸にした収益基盤強化、IP展開)。安全保障領域への注力(防衛案件・QKD等)。
- 進行中の施策:
- 宇宙:GEO通信衛星3機(Superbird‑9, JSAT‑31, JSAT‑32)等の打ち上げ計画、LEO地球観測衛星10機(光学)構築への投資進行、近地球追跡ネットワーク「JSAT Space Line」提供開始(JAXA向けサービス開始済)。
- メディア:スカパー! 基本プラン中心の販促強化、スカパー・ピクチャーズでアニメコンテンツIP制作(主幹事8作品)、コスト構造改革(スカパー東京メディアセンター含む)。
- セグメント別施策:
- 宇宙:グローバル・モバイル領域で航空機Wi‑Fi向け帯域提供拡大(SESとの契約、Superbird‑C2 Ku全容量提供)、Orbital LasersやJAXA連携で新規ミッション受注を目指す。
- メディア:高ARPU商品の契約率強化、大型イベント放送で流入維持、光アライアンス拡大。
- 新たな取り組み: コネクテッドTV事業検証の終了(事業化中止)を決定。スタートアップ投資やGreen Carbon等との資本業務提携でスペースインテリジェンスや環境分野の市場拡大を図る。
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年度通期、資料記載)
- 売上高:1,276億円(2024年度比+3.1%)(良い)
- 営業利益:308億円(+12.0%)(良い)
- 経常利益:315億円(+15.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:210億円(+9.9%)
- EBITDA:480億円(+1.3%)
- 予想の前提条件:為替等の詳細前提は資料に明記なし(為替はグローバル・モバイルに影響する旨言及)。
- 経営陣の自信度:中立〜やや強気(通期目標に対する進捗を強調、成長投資は継続)。
- 予想修正
- 通期予想の修正有無:資料上は通期予想を提示(修正に関する明示的な増額/減額修正は開示されていないため「修正なし/維持」と判断)。
- 修正の主要ドライバー:–(該当情報なし)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 安全保障領域収益目標:FY2024実績約100億円 → FY2025計画約130億円(2Q進捗率約40%)、FY2030目標約300億円。進捗は着実と表明。
- グローバル・モバイル分野取引高はFY2023→FY2030でCAGR+30%超を目標、FY2030ターゲットUS$121.3M等(資料参照)。
- その他KPI:加入件数、解約率、契約者支払単価等の状況を開示(メディア)。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向の定量的分析は資料に限定的情報のみ。現状は2Q進捗率が比較的高く、営業利益・純利益の進捗が良好。
- マクロ経済の影響: 為替変動がグローバル・モバイル分野に影響。資本コスト・市場環境はIR報告書で言及予定。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料中に明確な配当方針の詳細は記載なし(統合報告書等で言及予定)。
- その他株主還元: 自社株買い等の記載はなし(–)。
製品やサービス
- 製品: 宇宙ではGEO通信衛星・HTSによる帯域提供、LEO地球観測衛星(光学)など。メディアではスカパー! 基本プラン、スポーツ/音楽イベントの放送・配信、スカパー・ピクチャーズによるコンテンツ制作(アニメIP)。
- サービス: JSAT Space Line(近地球追跡ネットワーク)の提供開始(JAXA向け・民間サービス展開)、航空機Wi‑Fi向け通信サービス等。
- 協業・提携: SES(Superbird‑C2のKu帯提供)、KT SATとの5G NTN共同研究、Green Carbonとの資本業務提携、Frontier Innovations等のスタートアップファンド出資・協業、JAXAとの共同プロジェクト。
- 成長ドライバー: 官需(防衛関連受注)、量子暗号鍵配送(QKD)、グローバル・モバイル(航空機Wi‑Fi等)、LEO地球観測データ・スペースインテリジェンス、コンテンツIPの海外展開。
Q&Aハイライト
- 注:資料にはQ&Aの詳細は記載されていないため下記は省略または記載なし。
- 経営陣の姿勢:IR活動で個人投資家向け説明会を実施する等、資本市場への説明を重視する姿勢を示す。
- 未回答事項:発表資料上の細部(為替前提、EPS、配当方針の詳細等)は明確な記載なし。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや強気(増益を強調し、防衛・新規領域の拡大や継続投資を推進する姿勢)。
- 表現の変化: 前回説明会との比較は資料内で明示なしだが、今回は安全保障領域とスタートアップ投資の拡充を前面に出しており成長領域への重視が強まっている印象。
- 重視している話題: 安全保障(防衛案件)、グローバル・モバイル、LEO/地球観測、収益基盤強化(高ARPU商品)、IR・投資家対話。
- 回避している話題: 配当や詳細な為替前提、EPS等の細かな数値前提は資料で深掘りされていない。
投資判断のポイント(情報整理:助言ではない)
- ポジティブ要因:
- 2Qで営業利益・純利益が大幅増(営業利益+24.0%、純利益+21.1%)。
- 安全保障関連受注・防衛PFIへの応札等で中長期の収益拡大期待(FY2030目標300億円)。
- グローバル・モバイル分野の取引高増加、SES契約等による航空需要対応。
- 財務面での有利子負債減少(有利子負債392億→見込320億)。現金残高は811億(2025/9末)。
- ネガティブ要因:
- メディア事業の加入件数は減少傾向(累計加入・契約者数の減少)、視聴料収入の減少。
- コネクテッドTV事業の事業化中止(減損計上)で一部投資が回収に至らず。
- 衛星調達・運用リスク、サプライチェーン、打ち上げ遅延リスク、為替影響(グローバル売上)。
- 不確実性:
- 防衛案件の当落(PFIの採択有無)やJAXA連携案件の受注拡大が中長期収益に大きく影響。
- LEOコンステ・GEO新衛星の打ち上げ計画通りの進捗と商用化タイミング。
- 注目すべきカタリスト:
- 衛星コンステレーションPFIの最終採択結果(防衛省案件)。
- Superbird‑9 / JSAT‑31 / JSAT‑32 等の打上げ進捗と商用稼働開始。
- JAXA関連QKDや近地球追跡ネットワークの民間展開拡大。
- 通期業績見通しの修正(上方/下方)や主要大型受注の発表。
重要な注記
- 会計方針・注記:
- 2021年度から収益認識に関する会計基準等を適用した旨の注記あり。
- SAC(顧客獲得費用)集計方法を2026年3月期第1四半期より変更。2025年3月期のSAC通期実績を再集計した影響あり(通期で37百万円減少)。
- 連結子会社の組替等:株式会社スカパー・カスタマーリレーションズを2025/1/1付で持分法適用会社化。株式会社スカパー・ブロードキャスティングは2025/6/27に解散決議。
- リスク要因: 資料冒頭に列挙(事業投資・法的規制・サイバーセキュリティ・大規模災害・衛星調達・有料放送事業性低下等)。
- その他: 詳細は「統合報告書 2025」(WEB版)やIRライブラリ参照。直近のニュースリリースや受注情報は資料末尾に一覧あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9412 |
| 企業名 | スカパーJSATホールディングス |
| URL | http://www.skyperfectjsat.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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