2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益(売上高+16.8%、営業利益+46.8%、経常利益+51.8%、親会社帰属中間純利益+86.2%、前年同期比)。
- 注目すべき変化:中間期で固定資産売却益(特別利益)1,082百万円を計上し、中間純利益を押し上げ。ソリューション事業の利益が大幅増(セグメント利益+146.4%)で収益構造の改善が示唆される。
- 今後の見通し:第2四半期までの前倒し受注により第3四半期以降は期初計画を下回る見込みのため通期予想を修正(2026年3月期通期:売上164,000百万円、営業利益5,500百万円、経常利益4,900百万円、親会社株主帰属当期純利益3,900百万円)。中間実績の進捗率は売上53.5%、営業利益59.4%、経常利益59.6%、純利益64.8%と進捗はおおむね順調。
- 投資家への示唆:中間業績は好転。ただし中間に含まれる特別利益や案件前倒しの反動(下期の負荷)、売上債権増加による現金減(営業CFはマイナス)に注意。配当は期末予想を修正し年間150円(うち中間40円)に。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:三信電気株式会社
- 主要事業分野:エレクトロニクス向けデバイス販売(半導体・電子部品等)およびICTソリューション(ネットワーク構築、基幹系・業務系システム等)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員(CEO)鈴木 俊郎
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間):2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準・連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント:
- デバイス事業:半導体、電子部品の販売および技術サポート(ソフト/モジュール開発等)
- ソリューション事業:ネットワーク機器・セキュリティ、基幹系/業務系システムの設計・構築・運用保守等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):16,281,373株(期中平均株式数:12,233,348株)
- 自己株式数(期末):4,038,739株(うち業績連動型株式報酬信託保有株含む)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 中間報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日(中間):2025年12月1日
- その他IRイベント:決算説明会(開催:有)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較)
- 売上高(中間実績):87,781百万円(通期予想164,000百万円に対する進捗率 53.5%)
- 営業利益(中間実績):3,269百万円(通期予想5,500百万円に対する進捗率 59.4%)
- 純利益(親会社株主帰属 中間実績):2,526百万円(通期予想3,900百万円に対する進捗率 64.8%)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:中間期に案件の前倒し実施、円安の追い風、固定資産売却益(特別利益)1,082百万円計上。
- 下振れリスク:第3四半期以降に案件が期初計画を下回る見込みのため通期計画を修正。
- その他一時要因:在外子会社における送金詐欺損失258百万円(特別損失)を計上。
- 通期への影響:
- 第2四半期までは順調だが「前倒し効果の反動」で下期が弱含む見込みのため通期予想を修正。中間実績の進捗率を見る限り通期予想達成の確度は「現時点では維持(会社は修正して公表)」だが、下期の受注動向と案件消化ペースが重要。
財務指標(要点)
- 主要損益(当中間連結会計期間=2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:87,781百万円(前年同期比 +16.8% / +12,628百万円)
- 売上総利益:8,949百万円(前年同期 7,433百万円)
- 販管費:5,680百万円(前年同期 5,205百万円)
- 営業利益:3,269百万円(前年同期比 +46.8% / +1,042百万円)
- 営業利益率:3,269 / 87,781 = 約3.7%(前中間:2.96% → 改善)
- 経常利益:2,919百万円(前年同期比 +51.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,526百万円(前年同期比 +86.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):206.55円(前年同期111.15円)
- 収益性指標(資料のみでは一部算出不可)
- ROE:–(資料で自己資本はあるが過年度基準での算出資料なし。直近純利益を基に年率換算等すると誤解を招くため –)
- ROA:–(同上)
- 営業利益率:3.7%(業種平均との厳密比較は業種別データ要)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:53.5%
- 営業利益進捗率:59.4%
- 経常利益進捗率:59.6%
- 純利益進捗率:64.8%
- 過去同期間(前年中間期)との比較:売上・利益ともに改善ペース
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:△76(支出)→ 前中間は△4,190(大幅改善だがマイナス)
- 投資CF:+951(主に有形固定資産売却収入1,154百万円)
- 財務CF:△3,118(短期借入金の返済、配当支払 1,286百万円 等)
- フリーCF(営業CF+投資CF):+875百万円(951 – 76 = 875)
- 営業CF/純利益比率:△76 / 2,526 = 約△0.03(目安1.0以上が健全のなか、現状は低い)
- 現金及び現金同等物残高:7,135百万円(前期末 9,361百万円、△2,225百万円)
- 財政状態(貸借対照表要点、百万円)
- 総資産:87,299(前期末 84,049、増加 3,249)
- 流動資産:77,274(受取手形・売掛金の増加 44,392百万円)
- 現金及び預金:7,135(△2,225)
- 負債合計:44,943(前期末43,497、増加 1,445)
- 純資産合計:42,355(前期末40,551、増加 1,804)
- 自己資本比率:48.4%(安定水準、前期48.2%)
- 効率性・流動性
- 流動比率、負債比率等:流動負債43,767、流動資産77,274→流動比率 ≈ 176.6%(安全圏)
- 在庫(商品):19,745百万円(ほぼ横ばい)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 固定資産売却益:1,082百万円(大阪支店の土地・建物譲渡)
- 投資有価証券売却益(前期):73百万円(当期はなし)
- 特別損失:
- 在外子会社における送金詐欺損失:258百万円
- 投資有価証券売却損(前期):70百万円(当期はなし)
- 一時的要因の影響:
- 中間税引前利益3,742百万円のうち1,082百万円が固定資産売却益。特別利益を除いた実質的な業績評価では利益は押し下げられる可能性あり(特に持続性なし)。
- 継続性:
- 固定資産売却は一時的項目であり、継続性は低い。詐欺損失は特異事象。
配当
- 中間配当:40円(2026年3月期中間)
- 期末配当(予想):110円(修正後)
- 年間配当(予想):150円(中間40円+期末110円)
- 配当性向(予想ベース):年間配当150円/予想EPS318.56円 ≒ 47.1%(やや高めの配当性向)
- 配当利回り:–(株価データなしのため算出不可)
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間):有形固定資産取得による支出 97百万円(前年同期19百万円)
- 減価償却費:134百万円(中間)
- 研究開発(R&D):ソフトウエア取得支出 105百万円(R&D費の内訳・対売上比は明記なし)
- 主な投資内容:有形固定資産の売却があり売却収入1,154百万円を計上(投資CFに反映)
受注・在庫状況(該当データ)
- 受注状況:受注高・受注残高の明記なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品):19,745百万円(前年同等で横ばい)
- 在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報
- 売上高(中間)
- デバイス事業:77,948百万円(前年同期 67,922、増14.8%)
- ソリューション事業:9,832百万円(前年同期 7,231、増36.0%)
- セグメント利益(中間)
- デバイス事業:1,444百万円(前年同期 1,325、増9.0%)
- セグメント利益率:1,444 / 77,948 ≒ 1.85%
- ソリューション事業:1,474百万円(前年同期 598、増146.4%)
- セグメント利益率:1,474 / 9,832 ≒ 15.0%
- 解説:ソリューション事業の利益率が高く、利益構成の改善に寄与。デバイス事業は売上規模が大きいが利益率は低め。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(V76、最終年度 2027年3月期)では「経常利益50億円以上」「当期純利益35億円以上」「ROE8%以上」を目標に掲げている。今回の通期予想(経常利益49億円、当期純利益39億円)と整合的な見込みであり、当面は目標達成に向けた進捗を重視している旨の記載あり。
- KPI達成状況:経常利益ベースは通期見込みで目標レンジに近いが、Q3以降の動向が重要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:半導体分野はAIなど次世代技術需要で牽引、ICT投資は国内で堅調との記載。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期 通期・連結:2025/4/1–2026/3/31)
- 売上高:164,000百万円(前期比 +4.2%)
- 営業利益:5,500百万円(前期比 △5.0%)
- 経常利益:4,900百万円(前期比 △0.7%)
- 親会社株主帰属当期純利益:3,900百万円(前期比 +10.7%)
- 期末配当:110円(年間150円)
- 予想の信頼性:会社は第2四半期の前倒し受注の反動で下期が期初計画を下回る見込みと明示し、通期予想を修正している。過去の予想達成傾向は資料に詳細なし(–)。
- リスク要因:
- 受注の前倒しによる下期の反動、案件のタイミング
- 売上債権の増加による運転資金圧迫(現金残高減少)
- 為替(円安は追い風、逆に円高で悪影響)
- 一時的損失リスク(海外子会社の不正等)
- 半導体市場やICT投資の景況感変化
重要な注記
- 会計方針の変更なし。連結範囲の変更なし。
- 本第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- 注記:業績予想の前提及び修正詳細は別添「業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」および添付資料P.3の説明を参照。
(注)
- 本資料は提供された決算短信に基づき整理した情報であり、投資を勧誘するものではありません。数値は百万円未満切捨ての決算短信の記載に準拠しています。不明な項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8150 |
| 企業名 | 三信電気 |
| URL | http://www.sanshin.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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