2025年8月期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 売上・利益は予算を達成し、売上高・経常利益は過去最高を更新。ITソリューション事業の成長を第二の柱に育て、サプライ(リユーストナー等)とITの両輪で顧客基盤を活用することで成長と収益性向上を目指す。
  • 業績ハイライト: 2025年8月期は売上高・営業利益・経常利益とも前年増、売上高18,927百万円(+4.5%・良い)、経常利益515百万円(+5.4%・良い)。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は332百万円(▲3.8%・悪い)で税負担増が影響。
  • 戦略の方向性: 中期計画「Growth Plan 2027」に沿ってITソリューション事業へ経営資源を投下し事業ポートフォリオを転換。自社の循環型ビジネス(サステナブルパートナープログラム)やYORIDORIプラットフォームを活用したクロスセルで収益性改善を図る。
  • 注目材料:
    • IT特化の就労支援会社「じぶんスペース」をグループ化(2025/7/31)→IT人材・サービス領域の補強。
    • サステナブルパートナープログラム(リユーストナー循環)を推進中、ビジネスモデル特許出願中。
    • 2026年8月期は配当増配予想(年間18.0円、前期比 +1.0円)。
  • 一言評価: 売上は順調・成長戦略が明確だが、ROEや当期純利益率の改善が課題。

基本情報

  • 企業概要: ケイティケイ株式会社(ktk INC.)、主要事業:サプライ事業(リユーストナー等の製造・販売、オフィスサプライ)とITソリューション事業(複合機/PC/セキュリティ/スキャニング等の販売・サービス)、代表者:代表取締役社長 青山 英生。
  • 説明者: 代表取締役社長 青山 英生(発言概要:決算ハイライト、Growth Plan 2027の方針と取り組み、株主還元方針などを説明)。
  • セグメント:
    • サプライ事業:自社生産のリユーストナー、文具・オフィス家具、WEB発注(YORIDORI)を通じた販売。
    • ITソリューション事業:複合機・PC・ネットワーク・セキュリティ・スキャニング・DX支援等の提案・販売・保守。

業績サマリー

  • 主要指標(百万円、前年同期比):
    • 売上高: 18,927(+4.5%:増加は良い)
    • 営業利益: 426(+11.3%:増加は良い) 営業利益率 ≒ 2.3%(改善/低水準のまま)
    • 経常利益: 515(+5.4%:増加は良い)
    • 純利益(親会社株主に帰属): 332(▲3.8%:減少は悪い)※法人税等増加が主因
    • EBITDA: 674(+7.6%:増加は良い)
    • 1株当たり利益(EPS): 60.90円(前期63.50円、▲4.1%:減少は悪い)
  • 予想との比較(2025年8月期実績 vs 期初予想):
    • 売上高達成率 101.8%(18,927/18,600:上振れ・良い)
    • 営業利益達成率 106.7%(426/400:上振れ・良い)
    • 経常利益達成率 105.2%(515/490:上振れ・良い)
    • 純利益達成率 103.8%(332/320:上振れだが実額は前年割れ)
    • サプライズ:概ね会社予想を上回る実績(特に営業面で上振れ)。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率(数値は会社提示の達成率):売上 101.8%、営業利益 106.7%、純利益 103.8%(達成・上振れ)。
    • 中期経営計画(2025→2027)に対する進捗:売上は順調に伸長(2025実績 189.2億円、計画に対して進捗あり)が、営業利益・ROEは計画比で遅れ(ROE 7.4%→目標10%以上)。
    • 過去同時期との比較:売上・経常利益は過去最高更新、営業利益率は僅かに上昇(前期 2.1% → 2.3%)。
  • セグメント別状況(百万円・構成比等)
    • サプライ事業(25/8期実績): 売上 14,553(売上構成比 76.9%)、セグメント利益 832。前期比:売上微増(+1.3%程度)、利益微増。良/悪目安:基盤安定だが成長率は限定的(改善余地あり)。
    • ITソリューション事業(25/8期実績): 売上 4,373(構成比 23.1%)、セグメント利益 160。前期比:売上・利益ともに増加(高収益事業として伸長)。構成比上昇が確認できる(ポートフォリオ転換の進展)。

業績の背景分析

  • 業績概要: サプライ事業の自社製品拡販と、ITソリューション事業のPC拡販・大型案件が寄与し売上・経常利益を押し上げた。税負担増により当期純利益は減少。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: 自社リユース製品の拡販、Windows11対応によるPC買替需要、IT大型案件の獲得。
    • 増益の主要因: 売上総利益の増加(ITソリューション寄与)が営業利益を押上げ。
    • 減益(純利益)の主要因: 課税所得の増加等により法人税等合計が増加。
    • 成本要因: 人件費増、YORIDORIなどシステム開発に伴う減価償却費増。
  • 競争環境: 市場はOA機器・消耗品およびITサービス分野で競合多数。ITソリューションは付加価値提案で差別化を図る方針。市場シェアの具体的数値は提示なし(–)。
  • リスク要因: マクロ(景気・需要変動)、為替(国際調達があれば影響)、税制変更、サプライチェーン制約、競合による価格競争、顧客のDX投資動向変化。

戦略と施策

  • 現在の戦略(Growth Plan 2027の要点):
    • 事業ポートフォリオの転換:サプライ(基盤事業)からITソリューション(成長事業)への比重拡大。
    • 顧客基盤の活用:サプライ顧客へのクロスセル/アップセルでITソリューションを拡大。
    • 収益性向上:自社製品(リユーストナー等)の循環型ビジネス確立で利益率改善。
    • ROE/PBR改善を経営目標(ROE 10%以上、PBR 1倍以上を目指す)。
  • 進行中の施策:
    • サステナブルパートナープログラム(リユーストナーの発注・在庫管理・履歴追跡・回収の循環型モデル、特許出願中)。
    • YORIDORIプラットフォームを用いた環境貢献値算定・レポート提供。
    • PC・セキュリティ商材拡販、複合機自社保守体制強化、スキャニングサービスのクロスセル。
    • デジタルマーケティング/EC強化による集客拡大。
    • M&A方針:ITソリューション事業の成長加速に向けM&Aに注力。
  • セグメント別施策:
    • サプライ事業:自社高付加価値製品(リユーストナー等)拡販、顧客参画型モデルで失客防止。
    • ITソリューション事業:複合機起点のネットワーク・セキュリティ提案、スキャニング/デジタルサービス拡大、Work Place提案で高付加価値化。
  • 新たな取り組み:
    • グループ入りした「じぶんスペース」によるIT分野の人材・業務支援(障がい者就労支援と事業連携)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年8月期 会社予想、百万円/%表記)
    • 売上高 19,300(+372、+2.0% 前期比:良い)
    • 営業利益 470(+43、+10.1%:良い)
    • 経常利益 550(+34、+6.7%:良い)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 350(+17、+5.1%:良い)
    • EPS 64.10円(+3.20円、+5.3%)
  • 予想の前提条件: Windows11への買替需要継続、PC・セキュリティ商品の拡販、大型案件の獲得、サプライ×ITのクロスセル拡大。為替前提等の詳細は非開示(–)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 会社は上期・通期とも増収増益を予想し、前期実績が予想を上回った実績を根拠に比較的現実的な前向き予想と見受けられる。達成率実績が良好である点は自信の裏付け。
  • 予想修正: 通期予想の修正はなし(新予想は2026年見通し)。2025年は期初予想を上回って着地。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • Growth Plan 2027の数値目標(27/8期計画):売上 20,000 百万円、営業利益 600 百万円、経常利益 700 百万円、EBITDA 870 百万円、ROE 10%以上。
    • 現状進捗(25/8期実績):売上は順調(189.2億円→計画に近づく)、利益・ROEは目標に届いていない(営業利益 4.26億円、ROE 7.4%)。
    • 達成可能性:売上面は到達見込みだがROE・営業利益目標達成には収益性改善(IT比率向上・自社製品の利益率向上)が必要。
  • 予想の信頼性: 過去数年の予想達成傾向は概ね達成または上振れ(2025年は上振れ)。過去の傾向から現予想は中立〜現実的。
  • マクロ経済の影響: 景気動向、企業のIT投資動向、為替・金利・税制等が業績に影響。特に法人税等の変動が純利益に直接影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 連結配当性向30%を目途に、戦略投資とバランスを取りつつ安定的な配当を実施。株主優待制度も継続。
  • 配当実績:
    • 2025年8月期(実績): 年間17.00円(中間8.50円/期末8.50円)、配当性向 27.9%(増配傾向・良い)。
    • 2026年8月期(予想): 年間18.00円(中間9.00円/期末9.00円)、配当性向 28.1%(予想増配・良い)。
  • 特別配当: なし。
  • その他株主還元: 株主優待(ケイティケイ・プレミアム優待倶楽部):8月20日基準で600株以上が対象、2,000株以上を1年以上継続保有で長期保有特典あり。流動性向上策は検討中。

製品やサービス

  • 主要製品: 自社製造のリユーストナー(長野・駒ヶ根工場)、OA消耗品、PC、複合機、セキュリティ機器等。
  • 主要サービス: YORIDORI(オフィス向け総合通販/発注プラットフォーム)、サステナブルパートナープログラム(リユース循環)、スキャニングサービス(紙→電子化)、ITソリューション(ドキュメント/ネットワーク/セキュリティ/DX支援)、デジタルマーケ/EC。
  • 協業・提携: グループ内の各社(青雲クラウン、SBMソリューション等)と連携。ビジネスモデル特許出願中。
  • 成長ドライバー: ITソリューション事業の拡大、Windows11対応のPC販売、サステナブルパートナープログラムによる自社製品シェア拡大、YORIDORIを活用した顧客ロイヤル化。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 資料からは成長と資本効率(ROE,PBR)向上に強い関心を示す姿勢が読み取れる(中長期の対話重視)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 売上・利益達成と増配予想、M&A・IR強化などから「現状を踏まえた前向き(中立〜強気)」と評価可能。ただしROE改善の必要性を明確に認識しており慎重さも併存。
  • 表現の変化: 前回説明会(資料内比較)から「事業ポートフォリオ転換(IT主導)」への重点化が強まっている。
  • 重視している話題: ITソリューションの拡大、自社製品の循環型モデル、ROE/PBR改善、株主還元。
  • 回避している話題: 競合との詳細比較や具体的なM&A候補、為替前提などの細部は開示を避けている(–)。
  • ポジティブ要因:
    • 売上・経常利益は過去最高を更新(需要に支えられたPC・IT案件の好調)。
    • ITソリューションの収益性が上昇中で事業ポートフォリオ転換が進む。
    • サステナブルパートナープログラム等で差別化と顧客ロイヤル化を推進。
    • 配当は増配予想・配当方針で安定性を重視。
  • ネガティブ要因:
    • 当期純利益は税負担増で減少(利益率の脆弱性)。
    • 営業利益率・当期純利益率は依然低水準(当期純利益率 ≒ 1.8%台)。
    • ROE(7.4%)は目標(10%以上)を下回る。
    • PBRは0.78倍と低位。
  • 不確実性:
    • 法人税等の負担変動、顧客のIT投資動向変化、景気動向、競合の価格戦略。
  • 注目すべきカタリスト:
    • ITソリューションの売上構成比上昇(セグメント利益率改善)の進展。
    • M&Aの実行や大口案件受注、YORIDORI関連の顧客定着強化。
    • 2027年の中期計画KPI達成状況(特にROE・営業利益)。

重要な注記

  • 会計方針: 特段の変更記載なし。詳細は財務諸表注記を参照(–)。
  • リスク要因: 資料末尾に記載の通り、経済動向、市場需要、為替、税制等多様なリスクが存在。将来予想は不確実性を伴う旨の注記あり。
  • その他: IR窓口(ir@ktk.gr.jp、電話 052-934-2260)が資料に記載。個別質問は同窓口へ問い合わせ可能。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3035
企業名 ケイティケイ
URL http://www.ktk.gr.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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