2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 上期は売上・EBITDAで前年同⽐二桁成長、通期計画に対する進捗は全指標で50%超。AI・自動車領域への先行投資を継続しつつ、株主還元(中間配当19.0円)を実行。
- 業績ハイライト: 上期売上高 5,004 百万円(YoY +12.8%:良)、上期営業利益 598 百万円(YoY +5.7%:良)。四半期(2Q)売上 2,525 百万円(YoY +10.7%:良)。当期純利益は前年の一過性(有価証券売却益)が無かった影響で2Qは181 百万円(YoY △19.9%:留意)も、同要因を除くとYoY +6.6%。
- 戦略の方向性: 既存プロダクトをAIネイティブ化し、音声AI(project: On:onBridge/onVoice)へ集中投資。自動車アフターマーケットでクラウドSaaS(Quicar)やBtoBマーケットプレイス等で顧客基盤拡大。成長投資は連結営業黒字を保つ範囲で実行。
- 注目材料: ・音声AIインフラ「onBridge」正式リリース、ノーコード音声AI「onVoice」開発継続(将来の収益化期待)。・車検整備向けクラウド「Quicar」リリース(2025/08)でAP事業の拡張。・オートレックス社の連結開始によりAPの売上は過去最高を更新。・中間配当1株19.0円(支払開始予定 2025/12/15)。
- 一言評価: 既存事業(特にビジネスコミュニケーション)が堅調で進捗良好、AI・自動車分野への先行投資が今後の成長カタリスト。ただしAI損失やAPの利益減(構造的要因・連結コスト)を注視。
基本情報
- 企業概要: 株式会社ファブリカホールディングス(証券コード:4193)
- 主要事業分野(概要)
- ビジネスコミュニケーション(SMS配信プラットフォーム「メディアSMS」、IVR等)
- オートモーティブプラットフォーム(自動車販売業務支援「symphony」、車検整備請求「Quicar」、自動車メディア)
- AI事業(音声AI基盤、関連プロダクト)
- オートサービス(BP・レンタカー・中古車販売・車検整備)
- 代表者名: 谷口 政人
- 本社: 東京都港区赤坂1丁目11-30 赤坂1丁目センタービル9F
- 設立: 1994年11月
- 従業員数: 224名(連結、就業人員、2025年9月末時点)
- 報告期間: 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(上期)決算
- 配当支払開始予定日:中間配当 支払開始日 2025年12月15日(予定)
- セグメント:
- ビジネスコミュニケーション(BC)事業:SMS/IVR/EC特化CRM 等(上期売上構成比 62.4%)
- オートモーティブプラットフォーム(AP)事業:カーソリューション/WEBマーケティング・自動車メディア(売上構成比 17.0%)
- AI事業:音声AI等(売上構成比 0.1%)
- オートサービス(AS)事業:BP・レンタカー・中古車販売・車検整備(売上構成比 20.5%)
業績サマリー(主要指標)
(単位:百万円、前年同期比は必ず%表記)
- 主要指標(2Q / 上期)
- 売上高: 2,525(2Q、YoY +10.7%:良) / 上期 5,004(YoY +12.8%:良)
- EBITDA: 375(2Q、YoY +13.3%:良) / 上期 714(YoY +13.4%:良)
- 営業利益: 307(2Q、YoY +3.2%:良) / 上期 598(YoY +5.7%:良)
- 営業利益率: 2Q 約12.2%(307/2,525)、上期 約12.0%(598/5,004) (良)
- 経常利益: 311(2Q、YoY +4.4%:良) / 上期 602(YoY +5.9%:良)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 181(2Q、YoY △19.9%:留意) / 上期 372(YoY △6.4%:留意)
- ※前年同四半期に有価証券売却益(56百万円)計上のため、当該要因除くと2QはYoY +6.6%(良)。
- 1株当たり利益(EPS): –(記載なし)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(通期進捗率): 売上高 51.3%(進捗:良)、営業利益 59.8%(良)、経常利益 60.8%(良)、当期純利益 64.2%(良)
- サプライズの有無: 特段の計画修正は開示されておらず、進捗は通期計画を上回るペース。純利益は前年の一過性要因の反動で減少に見えるが、当該要因を除けば増益。総じてサプライズ大幅ネガはなし。
- 進捗状況
- 通期予想に対する上期進捗率(通期計画 = 売上 9,750 / 営業利益 1,000 / 経常利益 990 / 当期純利益 580): 売上 51.3%、営業利益 59.8%、経常利益 60.8%、当期純利益 64.2%(いずれも50%超で良好)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期計画は個別数値非開示のため — 。上期進捗は過去同時期の実績を上回る推移(資料P16で比較)。
- 過去同時期との進捗率比較: 通期に対する上期進捗率は過去実績を上回る(資料参照)。
- セグメント別状況(2Q / 上期、単位:百万円)
- ビジネスコミュニケーション(BC)事業: 売上 1,555(2Q、YoY +11.1%:良) / 上期 3,124(YoY +13.7%:良)
- セグメント利益 455(2Q、YoY +20.5%:良)、営業利益率(上期)29.1%(高水準、良)
- オートモーティブプラットフォーム(AP)事業: 売上 433(2Q、YoY +7.0%:良) / 上期 851(YoY +5.2%:良)
- セグメント利益 48(2Q、YoY △44.8%:留意)、上期進捗は売上は過去最高想定も営業利益は計画下回り(改善施策を下期に実行予定)
- AI事業: 売上 1.9(2Q、YoY +81.0%:良だが絶対値小)、上期 3.5(YoY +80.5%)
- セグメント損益 △23(2Q、赤字:投資フェーズ) / 上期 △42、通期見込み △130(投資継続)
- オートサービス(AS)事業: 売上 535(2Q、YoY +12.5%:良) / 上期 1,025(YoY +16.9%:良)
- セグメント利益 27(2Q、YoY +12.2%:良)
業績の背景分析
- 業績概要: BC事業が不正アクセス対策需要を取り込み高成長、四半期営業利益は過去最高を更新。AP事業はオートレックスの連結反映で売上過去最高だが、WEBマーケティング・メディア部門でAI関連影響により減益。AI事業は製品投入段階で売上急伸するも開発投資で赤字。AS事業は売上過去最高、利益は計画通り。全社で配当継続。
- 増減要因:
- 増収の主要因: BCのSMS配信数増加(累計契約社数増加、2026上期 6,818社)、APの連結効果(オートレックス)やASの堅調。市場追い風としてSMS市場の中長期成長(資料:配信数CAGR推定24.8%)。
- 増益/減益の主要因: BCで販管費効率向上により利益率改善。APの減益はWEBマーケ部門の外部要因(「AI Overview」の影響)と、オートレックス連結による販管費増。AI事業は開発投資段階で損失計上。純利益減は前年の一過性有価証券売却益の反動(前年2Qに56百万円)。
- 競争環境: 国内法人向けSMS市場で配信数シェアNo.1(当社メディアSMS 35.6% 記載:2023実績)。市場は拡大中(中長期成長余地大)。ただし国際的・国内系アグリゲーター等との競争、AI領域では多数プレイヤーが存在。
- リスク要因: AI開発の投資回収タイミング不確実性、AP事業の収益性改善余地、外部要因(法令/規制変化、キャリア側ルール変更)、マクロ(景気・企業投資動向)、M&A/連結に伴う統合リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略: 既存プロダクトのAIネイティブ化(開発の高速化・自動化)、音声AI領域(project: On)へ集中投資、既存領域の深化と裾野拡大(自動車アフターマーケットのSaaS化)。株主還元は連結配当性向30%を基準に増配継続目標。
- 進行中の施策:
- BC: 双方向SMSアプリ「メディアSMS TALK」リリース(2025/09/12)。累計契約社数の拡大と広告宣伝費比率の逓減。
- AP: クラウド車検整備請求システム「Quicar」リリース(2025/08/18)、symphonyとの連携強化、中古車BtoBマッチングサービスを2025下期リリース予定。
- AI: 音声AIインフラ「onBridge」正式リリース(2025/08/25)、ノーコード音声AI「onVoice」開発継続。
- セグメント別施策と成果:
- BC: 不正アクセス対策等の需要取り込みで売上・利益拡大、営業利益率高水準維持。KPI:SMS累計契約社数 6,818社(上期)、広告宣伝費比率低下。
- AP: 有料アカウント数増(4,765件:2Q)、レベニューチャーン低水準継続。だが販管費増(オートレックス連結)で営業利益圧迫。下期での効率化施策予定。
- AI: onBridgeリリースでインフラ整備、onVoiceで早期商用化を目指すが現状は投資段階で赤字。
- 新たな取り組み: 中古車の業者間取引プラットフォーム(在庫共有+マーケットプレイス)を2025下半期リリース予定。M&AやVC投資で領域拡大を想定。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期:既公表)
- 売上高 9,750 百万円、営業利益 1,000 百万円、経常利益 990 百万円、当期純利益 580 百万円(会社予想は据え置き)
- 予想の前提条件:明示的数値は資料に記載なし(為替等の前提は –)。
- 経営陣の自信度: 上期進捗率が高く、通期計画は維持(提示情報からは中立〜強気の姿勢)。
- 予想修正: 今回の資料で通期予想の修正は無し(据え置き)。
- 修正有無:なし。理由:上期進捗良好のため計画維持。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期経営計画の具体数値は別途(資料内に中期KPIの詳細は限定的)→ 進捗評価は上期進捗率が良好であることを基に判断する必要あり。
- 売上高目標(通期9,750):上期進捗 51.3%(現時点では達成見込み)。
- 利益目標(営業利益1,000):上期進捗 59.8%(良)。
- その他KPI: SMS累計契約社数、カーソリューション有料アカウント数、レベニューチャーン等は順調に推移。
- 予想の信頼性: 上期進捗は過去実績を上回るが、AI投資やAPの下期改善の成否が通期業績に影響。過去の予想達成傾向は資料参照(過去進捗比較あり)→ 一部保守的な側面もあるが、今回は上期で進捗良好のため信頼性は中程度。
- マクロ経済の影響: 法人向けIT投資動向、企業景況感、自動車関連市場の需給、通信キャリアのポリシー変更等が影響因子。
配当と株主還元
- 配当方針: 連結配当性向30%を基準としつつ継続的な増配を目指す。株主優待制度実施、機動的な自己株式取得可能。
- 配当実績:
- 中間配当: 19.0円(基準日 2025/09/30、支払開始予定 2025/12/15)※期初公表どおり実施
- 期末配当(会社予想): 19.0円(通期合計 38.0円:従来予想から変更なし) → 5期連続増配見込み(良)
- 配当利回り・配当性向: 個別株価と配当利回りは別途計算必要。配当性向目安は連結配当性向30%基準。
- 特別配当: なし。
- その他株主還元: 株主優待(200株以上保有で年2回、保有期間に応じて6,000円〜12,000円相当の選択ギフト)を継続。
製品やサービス(主なポイント)
- 主要製品/サービス:
- メディアSMS(法人向けSMSプラットフォーム)— 国内法人向け配信で市場シェアNo.1(配信数ベース)。
- TeleForce(IVR/音声系サービス)、アクションリンク(EC特化CRM/MA)、symphony(自動車販売業務支援)、Quicar(車検整備請求クラウド)、CARPRIME(自動車メディア)
- AI: onBridge(音声AIと電話接続のクラウド基盤)、onVoice(ノーコード/ローコードで音声AI構築)
- 協業・提携: 外部キャリアへの直接接続やWebRTC等の連携、オートレックスのグループ化(2025/05連結子会社化)など。
- 成長ドライバー: SMS市場の拡大(2024→2029年に配信数CAGR想定 24.8%)、音声AI商用化(onBridge/onVoice)、車検整備・中古車BtoBプラットフォームの採用拡大。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(資料から推察): 成長投資(AI・自動車領域)に積極的で、配当維持・増配継続を重視する姿勢。収益性に関してはBCでの高収益確保と、AP/AIでの投資回収をバランスさせる意向。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜強気。上期進捗と配当継続を強調しており、成長投資に前向き。
- 表現の変化: 前回比で強いネガは見られず、成長投資(特に音声AI)と既存事業の強化を一貫して強調。
- 重視している話題: AI(音声AI)と自動車領域のプラットフォーム化、既存SMS事業の収益性維持。
- 回避している話題: AIの短期収益寄与やAPの下期想定詳細など、定量的根拠が薄い点は深掘りを避けている印象。
投資判断のポイント(情報整理、助言ではない)
- ポジティブ要因:
- BC事業の高い収益性・市場シェア(国内法人向けSMS配信数シェアNo.1)。
- 通期計画に対する上期進捗が良好(売上・各段階利益で50%超)。
- 音声AI(onBridge/onVoice)やQuicar等、将来の収益源となる製品群のローンチ。
- 継続的な配当増額(中間19.0円、年間38.0円見込み)と株主優待の継続。
- ネガティブ要因:
- AI事業は現在投資段階で損失(上期△42)、収益化時期未確定。
- AP事業の営業利益減(WEBマーケ周辺の影響、連結販管費増)で下期の改善が必須。
- 純利益は前年の一過性益の反動を受けやすい(数値の振れ)。
- 不確実性: AIプロダクトの商用化速度、APの下期改善策の効果、外部規制・キャリアポリシー変更、M&A統合リスク。
- 注目すべきカタリスト:
- onVoiceの正式商用リリース・案件獲得、onBridgeの商用拡大(収益化)
- Quicarおよび中古車BtoBプラットフォームの導入状況とARPA向上
- オートレックス統合によるシナジー実現度および販管費効率化の進捗
- 四半期毎のセグメント利益動向(特にAP・AI)
重要な注記
- 会計方針: 特記なし(資料内に会計方針変更の言及無し)。
- 特記事項: 前年同四半期に有価証券売却益(56 百万円)という一過性要因があり、当該を除くと当期純利益は前年同期比で増加(2QベースでYoY +6.6%)。
- その他: 本資料は将来見通しを含む。将来の不確実性により結果が変わる可能性あり(資料末尾の免責記載参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4193 |
| 企業名 | ファブリカホールディングス |
| URL | https://www.fabrica-hd.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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