2025年6月期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: メディカル事業を中心に国内外で需要が拡大しており、売上・営業利益は好調。為替や米国関税など外部要因はあるが、R&D・海外販促を強化して着実な成長を目指す旨を表明。
  • 業績ハイライト: 売上高 120,025百万円(前期比 +11.6%:良い→増収)、営業利益 30,079百万円(前期比 +35.9%:良い→大幅増益)、親会社株主に帰属する当期純利益 12,737百万円(前期比 △19.4%:悪い→減益。主因は減損損失等の特別損失)。
  • 戦略の方向性: 海外(特に中国・米国・欧州・その他アジア)での市場浸透拡大、製品(循環器・非循環器)ラインの拡充、研究開発投資(売上高比率上限12%目安)の継続、ニッタモールド社の連結化等によるデバイス事業強化。
  • 注目材料: 減損損失の計上(約9,244百万円)が当期純利益を押下げた点、為替(円安の影響で売上+309百万円の寄与)及び2026年見通しで為替前提が円高方向に変わる点(FY26前提:US$143、EUR165等)、米国関税の影響を明記していること。
  • 一言評価: 売上・営業利益は堅調だが、特別損失の計上で当期純利益は大幅下振れ。外部環境(為替・関税)と一時的な評価損の処理が短期の変動要因。

基本情報

  • 企業概要: 朝日インテック株式会社(ASAHI INTECC)
    • 主要事業分野: メディカル事業(循環器・非循環器向け医療機器の設計・製造・販売)、デバイス事業(医療部材・産業部材の提供)
  • 説明者: 発表者(役職):–、発言概要:資料に基づき業績・セグメント別の状況、来期見通し、投資計画等を説明
  • セグメント:
    • メディカル事業:循環器(PCIガイドワイヤー、貫通カテーテル、ガイディングカテーテル等)および非循環器(末梢・脳・腹部・消化器等)の製品販売、OEM取引含む
    • デバイス事業:医療部材(検査用カテーテル部材等)および産業部材(レジャー関連等)
    • 消去・全社:管理系コスト等の集約

業績サマリー

  • 主要指標(2025年6月期 実績、前年同期比)
    • 売上高: 120,025百万円(+11.6%:良い→増収)
    • 売上総利益: 81,235百万円(+17.6%)、売上総利益率 67.7%(前期 64.2% → 改善:良い)
    • 営業利益: 30,079百万円(+35.9%:良い→大幅増益)、営業利益率 25.1%
    • 経常利益: 29,563百万円(+34.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 12,737百万円(△19.4%:悪い→減益、主因は特別損失計上)
    • EPS: 46.92円(△19.4%)
  • 予想との比較(修正計画対比)
    • 売上高達成率: 実績 120,025 / 修正計画 119,160 → 約100.7%(計画超過)
    • 営業利益達成率: 実績 30,079 / 計画 28,859 → 約104.2%(計画超過)
    • 当期純利益達成率: 実績 12,737 / 計画 11,314 → 約112.6%(計画超過)
    • サプライズ: 営業利益は計画超過かつ大幅増益。一方、当期純利益は減損等の特別損失で前年割れ(サプライズ:減損計上で純利益悪化)。
  • 進捗状況(次期2026年6月期計画に対する進捗率)
    • 通期(26/6期 計画)売上高 130,870百万円に対する進捗率: 120,025 / 130,870 ≒ 91.7%
    • 営業利益進捗率: 30,079 / 32,642 ≒ 92.2%
    • 当期純利益進捗率: 12,737 / 23,811 ≒ 53.5%(FY26は減損縮小想定のため利益回復見込み)
  • セグメント別状況(2025年6月期 実績、前年同期比)
    • メディカル事業 売上高: 107,779百万円(+12.7%:良い)、営業利益: 33,445百万円(+36.9%:良い)、営業利益率 31.0%(向上)
    • デバイス事業 売上高: 12,245百万円(+3.0%:微増)、営業利益: 4,624百万円(△12.5%:減益)、営業利益率 37.8%(高水準だが減益)
    • 消去・全社: 営業費用集約で△7,990百万円(管理系コストの帰属変更あり)

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス
    • メディカル事業が国内外で幅広く伸長し、売上・粗利率の改善が営業増益を牽引。特に中国(+17.7%)やその他アジア(+18.4%)が寄与。
    • 非循環器分野の伸長率が高く(+23.7%)、新製品効果や仕入製品(例:末梢向け)も好調。
    • OEM取引は米国・中国中心に減少。デバイスの産業部材は海外レジャー関連の減少でやや弱い。
    • 売上総利益率は生産性改善等で64.2%→67.7%に上昇。
    • ただし、減損損失(約9,244百万円)、投資有価証券評価損等の特別損失で当期純利益は減少。
  • 増減要因(主要)
    • 増収の主因: 海外市場での需要増・シェア拡大、循環器・非循環器双方の販売増。為替(円安ベース)で売上に+309百万円影響。
    • 増益の主因(営業): 売上増、粗利率改善、生産性向上。
    • 減益の主因(当期純利益): 減損損失計上、投資有価証券評価損、関係会社評価損・貸倒引当金計上。
    • 費用面: 研究開発費増(12,248百万円、前期比 +585百万円、売上高比率 10.2%)および販促/SGA増加(米国・日本等で販促強化)。
  • リスク要因: 為替変動(営業利益への影響を注記)、米国関税の増加(26/6期見通しに影響)、OEM取引先動向、減損等の評価リスク、サプライチェーンや規制変化等。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 海外市場(米国・欧州・中国・その他アジア)での販促強化と市場浸透、R&D投資の継続(売上比率上限12%目途)、設備投資による生産拡大(中国工場立ち上げ等)、M&Aや連結子会社化によるデバイス事業拡充(ニッタモールド社の連結化を挙げている)。
  • 進行中の施策: 米国・日本中心の販促強化、研究開発拠点拡張(静岡R&D等)、各生産拠点(タイ・ハノイ・セブ・中国)での設備投資・拡張。
  • セグメント別施策:
    • メディカル:新製品投入(脳血管系等)、仕入製品(末梢系)の拡販、代理店・直接販売の拡充でシェア拡大。
    • デバイス:医療部材のアジア向け取引拡大、産業部材は顧客構成の見直し等。
  • 新たな取り組み: ニッタモールド社の連結子会社化(デバイス事業の売上増要素)、中国工場立ち上げ(26/6期 計画の設備投資1,536百万円等)。

将来予測と見通し

  • 2026年6月期(通期)業績予想(会社計画)
    • 売上高: 130,870百万円(前期比 +9.0%:良い)
    • 売上総利益: 86,786百万円(+6.8%)、売上総利益率 66.3%(為替影響除くと67.2%)
    • 営業利益: 32,642百万円(+8.5%)
    • 経常利益: 32,809百万円(+11.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 23,811百万円(+86.9%:増益想定、主因は減損縮小等)
    • EPS: 88.30円(+88.2%)
  • 予想の前提条件
    • 為替前提(26/6期計画): US$=143円、EUR=165円、中国元=20.00円、BAHT=4.60円
    • 為替・関税等の外部要因は営業利益にマイナス影響を与え得るが、社としては市場浸透等で増収増益を見込むと説明。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 売上の海外中心の伸長、ニッタモールド社の連結効果、減損の縮小を前提に増益を見込む。資料上は前向きな見通しを示しており「着実な成長を見込む」との表現(強気〜中立)。
  • 予想修正: 2025年6月期の修正計画は発表済(実績は修正計画比で概ね上振れ)。2026年見通しは新規提示。
  • 中長期計画とKPI進捗: 中期経営計画の明確な数値目標(複数年KPI)は本資料では明示されていないため –。研究開発費比率目安(上限12%)は明示。
  • 予想の信頼性: 当期は減損計上で純利益が下振れしており、来期は減損縮小を前提としているため、減損の有無・為替・関税動向に左右されやすい(不確実性あり)。
  • マクロ経済の影響: 為替変動(US$、EUR、CNYの変動が営業利益に与える影響を試算)、米国関税の影響を明記。

配当と株主還元

  • 配当実績: 中間配当・期末配当・配当利回り・配当性向:–(資料記載なし)
  • 特別配当: 無し(資料記載なし)
  • その他株主還元: 25/6期に自己株式取得の支出 4,446百万円がキャッシュフローに計上されているが、今後の方針は明示なし。

製品やサービス

  • 主要製品: PCIガイドワイヤー、貫通カテーテル、ガイディングカテーテル、末梢血管系製品、脳血管系製品、腹部系製品等。新製品の投入効果(特に脳血管系)により売上伸長を確認。
  • サービス/提供エリア: 直接販売・代理店販売を通じたグローバル(日本、米国、欧州、中国、その他アジア)展開。
  • 成長ドライバー: 海外市場でのシェア拡大、新製品(特に非循環器領域)、ニッタモールド社の連結化によるデバイス事業拡大、設備増強(中国工場等)、研究開発投資。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体として増収・営業増益の説明は強気(前向き)。一方で減損計上や為替・関税の外部リスクは明確に示しており、リスク認識は示している(強気+慎重)。
  • 表現の変化: 前回(過去資料比較)は資料側での具体比較はあるが、言葉遣いの増減変化は資料上の直接比較情報のみ → 大きな変化は確認できない(比較情報が限定的なため)。
  • 重視している話題: メディカル事業の海外拡大、研究開発投資、販促(特に米国での強化)、設備投資(中国工場立ち上げ等)。
  • 回避している話題: 減損の詳細原因や将来のOEM依存リスクの具体的数値、配当方針の詳細などは深掘りが無い(資料上の記載限定)。

投資判断のポイント(情報整理、投資助言ではない)

  • ポジティブ要因:
    • メディカル事業を中心とした安定した増収(+11.6%)と粗利率の改善(67.7%へ上昇)により営業利益が大幅拡大(+35.9%)。
    • 地域的に幅広く成長(中国 +17.7%、その他アジア +18.4% 等)。
    • 研究開発投資を継続(25/6期 R&D 12,248百万円、26/6期計画 12,900百万円)や設備投資での生産基盤強化。
    • 2026年見通しで純利益の大幅回復(減損縮小を前提)。
  • ネガティブ要因:
    • 2025年に大規模な減損損失(約9,244百万円)を計上し、当期純利益が大幅減(△19.4%)。
    • 為替変動や米国関税の影響を受けやすい(見通しにも影響)。
    • OEM取引の減少や産業部材の需要減(海外レジャー関連)で一部に弱さ。
    • SGA・R&D・人件費の増加が利益率に与える圧力。
  • 不確実性: 減損関連(将来の追加評価損リスク)、為替の変動、米国関税の行方、主要取引先の動向。
  • 注目すべきカタリスト: 中国工場稼働・立ち上げ進捗、ニッタモールド社の連結効果、四半期決算による業績トレンド、為替・関税の動向、R&Dによる新製品市場導入。

重要な注記

  • 会計方針・注記: 25/6期に一部海外子会社の管理系コスト帰属をメディカル・デバイスから全社へ変更。24/6期の数値を補正して比較している旨あり(補正影響:24/6期 メディカル事業△1,762、デバイス事業△554 ⇒ 消去・全社 +2,316)。
  • 特記事項(リスク): 減損損失や評価損の計上が当期に大きく影響。将来の業績は為替・関税等の外部要因で大きく変動し得ると明記。
  • その他: 本資料に記載の業績見通しは現時点の情報に基づく予測であり、リスクや不確実性を含む旨のディスクレーマーあり。IR問い合わせ先:経営戦略室(TEL/URL記載)。

(不明な項目は — としています。投資判断に係る助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7747
企業名 朝日インテック
URL http://www.asahi-intecc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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