2025年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(同期間の当期実績に対する期中予想)の明示的比較値は開示資料になし(会社予想との直接比較:–)。市場予想との比較データは提供情報に含まれないため記載不可。
- 業績の方向性:増収増益(営業ベース)。売上高は1,200億25百万円(前年同期比+11.6%)、営業利益は300億79百万円(同+35.9%)と本業は拡大。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は127億37百万円(同△19.4%)と減益。
- 注目すべき変化:営業利益は大幅増(+7,944百万円)だが、減損損失(9,244百万円)や投資有価証券評価損等により最終利益が減少した点が最大の変化。
- 今後の見通し:2026年6月期予想は売上高1,308億70百万円(+9.0%)、営業利益326億42百万円(+8.5%)。為替前提はUS$=143円等。通期予想は増収増益見込みで、主にメディカル事業の海外成長を前提。
- 投資家への示唆(情報整理):本業の採算性向上(営業利益率25.1%)とキャッシュ創出力の強さ(営業CF 405億43百万円、期末現金532億円増)がポジティブ。一方で、海外子会社等の減損計上が業績のボラティリティ要因になっているため、減損要因の再発リスクや買収後の統合・収益化状況を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:朝日インテック株式会社
- 主要事業分野:メディカル事業(医療機器の自社ブランドおよびOEMの開発・製造・販売)、デバイス事業(医療部材・産業部材の開発・製造・販売)
- 代表者名:代表取締役社長 宮田 憲次
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日(2025年6月期・連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- メディカル事業:循環器・非循環器・OEMなどの医療機器販売(売上高1,077億79百万円、前年同期比+12.7%)
- デバイス事業:医療部材・産業部材の部材販売(売上高122億45百万円、前年同期比+3.0%)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):271,633,600株
- 自己株式数(期末):1,964,677株
- 時価総額:–(提供情報に株価がないため省略)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2025年9月25日
- 配当支払開始予定日:2025年9月26日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年9月24日
- 決算補足説明資料:作成あり
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較)
- サプライズの要因(実績の特徴)
- 上振れ要因(営業面):メディカル事業の国内外でのシェア拡大、生産性向上により売上総利益が拡大。販売費・一般管理費は増加したが、増収により営業利益が大幅増。
- 下振れ要因(最終):のれん・無形資産等の減損9,244百万円、投資有価証券評価損1,068百万円、関係会社評価損等の特別損失計11,031百万円が計上され、税引前利益・当期純利益を押下げ。
- 為替差損の増加(1,455百万円)も営業外費用を押上げ。
- 通期への影響:
- 2026年6月期は増収増益予想(売上+9.0%、営業利益+8.5%)。会社は研究開発費や販売投資を継続投下する計画。
- 減損は当期の一時的要因として扱われているが、同種の評価損リスク(投資・子会社の業績悪化)は将来の業績変動要因となるため注視が必要。
財務指標(要点)
- 主要損益(連結、百万円)
- 売上高:120,025(+11.6%/前期107,547)
- 売上総利益:81,235(+17.6%/前期69,053)
- 営業利益:30,079(+35.9%/前期22,135)営業利益率25.1%(業種として高水準)
- 経常利益:29,563(+34.6%/前期21,968)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:12,737(△19.4%/前期15,808)
- 1株当たり当期純利益(EPS):46.92円(前期58.20円)
- 収益性指標
- ROE(自己資本当期純利益率):8.4%(目安:8%以上=良好)※会社開示値
- ROA(総資産経常利益率):15.4%(目安5%以上=良好)※会社開示値
- 営業利益率:25.1%(業界平均との簡易比較は業種不明だが高い水準)
- 財政状態(連結、百万円)
- 総資産:193,187(前期191,614 → +1,573百万円、+0.82%)
- 純資産:151,354(前期151,961 → △607百万円)
- 自己資本比率:77.9%(前期78.9%)→ 安定水準(目安40%以上)
- 1株当たり純資産:558.31円(前期556.71円)
- キャッシュ・フロー(連結、百万円)
- 営業CF:40,543(前期34,708 → +5,835)
- 投資CF:△13,434(前期△21,222 → 改善。投資有価証券取得等で支出)
- 財務CF:△8,107(前期△13,878 → 自己株取得44,446百円等)
- フリーCF(営業−投資):約27,109百万円(40,543 − 13,434)
- 現金及び現金同等物残高:53,200(前期35,658 → +17,542)
- 営業CF/当期純利益比率:約3.18(40,543 / 12,737)→ 1.0超で健全
- 四半期推移(QoQ):資料は通期決算のため詳細なQoQは記載なし
- 財務安全性
- 自己資本比率77.9%(安定水準)
- 長期借入金は6,633百万円(前期1,087→増加)、短期借入金は2,387百万円(前期5,615→減少)
- 流動負債27,856、流動資産103,359 → 流動比率は概ね良好
- 効率性
- 総資産回転率等の明示値は記載なし(売上/総資産=120,025/193,187=約0.62回/年)
- セグメント別:
- メディカル事業:売上107,779(+12.7%)、セグメント利益33,445(+36.9%)
- デバイス事業:売上12,245(+3.0%)、セグメント利益4,624(△12.5%)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:合計11,031百万円(主な内訳)
- 減損損失 9,244百万円(朝日サージカルロボティクス、Pathways、Rev1. Engineering、Asahi Medical Technologies等ののれん・無形資産等)
- 投資有価証券評価損 1,068百万円、関係会社株式評価損 210百万円、関係会社貸倒引当金等
- 特別利益:合計123百万円(投資有価証券売却益等)
- 一時的要因の影響:特別損失の影響により親会社株主に帰属する当期純利益が減少(営業利益増→最終減の逆転)。
- 継続性判断:減損は該当子会社の事業環境・事業計画見直しに基づくもの。該当のれん・無形資産は一時的処理であるが、同種の評価損リスクはM&A関連で継続的にモニターが必要。
配当
- 当期配当(2025年6月期・連結):年間24.23円(期末のみ、前年20.37円→増配)
- 配当総額:6,534百万円
- 連結配当性向:51.6%(今回特別損失計上で純利益が減少したが配当は当初予定の24.23円を維持)
- 配当率(純資産に対する配当率):4.3%
- 次期予想(2026年6月期):年間30.91円(連結配当性向目標35.0%)
- 自社株買い:当期に自己株式取得を実施(取得額44,446百万円、自己株式数1,956,700株増加)
- 特別配当:無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産・無形固定資産の増加額):8,447百万円(前期12,570百万円→減少)
- 主な投資:福利厚生施設・設備投資等(細目は注記参照)
- 減価償却費:9,190百万円(前期8,464百万円)
- 研究開発費:12,248百万円(前期11,662百万円、対売上比 約10.2%)
- 会社見通しでは研究開発費率は次期9.9%見込み
受注・在庫状況(該当業種関連情報)
- 受注高・受注残高:詳細数値の記載なし(契約負債は期末9,184百万円、前期8,182百万円→前受金増)
- 在庫(棚卸資産):商品・製品 9,408百万円、仕掛品 8,785百万円(仕掛品は前期12,298→減少)
- 在庫回転日数:明示なし
セグメント別情報(要約)
- メディカル事業(主力)
- 売上高:107,779百万円(+12.7%)
- セグメント利益:33,445百万円(+36.9%)
- 地域別では中国・北米・欧州で増収。循環器製品(PCIガイドワイヤー等)が好調。
- デバイス事業
- 売上高:12,245百万円(+3.0%)
- セグメント利益:4,624百万円(△12.5%)
- 医療部材が増加、産業部材は一部領域で減少
- 地域別売上(連結、百万円)
- 日本 18,880 / 北米 27,018 / 欧州 24,645 / 中国 28,823 / その他 20,658
中長期計画との整合性
- 既存中期計画「ASAHI Going Beyond 1000」(~2026年6月期)の売上高・営業利益率目標(連結売上高1,100億円、営業利益率23~25%)を1年前倒しで達成。
- 新中期経営計画「Building the Future 2030」を本日付で開示(成長戦略を継続推進)。
競合状況や市場動向(資料記載分の要旨)
- 競合比較:同業他社との直接比較データは資料になし。
- 市場動向:メディカル分野(特に中国・米国)で症例数増やシェア拡大が進んでいる旨を記載。米国関税等の外部要因は利益率に影響する可能性あり。
今後の見通し
- 2026年6月期(連結・会社予想、百万円)
- 売上高:130,870(+9.0%)
- 営業利益:32,642(+8.5%)営業利益率24.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:23,811(+86.9%)※為替前提や税効果等を考慮
- 予想の前提:為替(US$=143円、EURO=165円、CNY=20円、BAHT=4.60)など
- 予想の信頼性:会社は研究開発・販売投資を継続投入する方針。過去の予想達成傾向は中期計画達成の早期実現などポジティブな面があるが、M&A関連資産の評価リスク等は変動要因。
- リスク要因:為替変動、米国関税、医療機関の需要変動、子会社の業績不振による減損リスク、OEM取引の変動等。
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等)を適用(影響は限定的)。
- のれん・無形資産の減損:当期にのれん110百万円(期末)に減少し、減損損失9,244百万円を計上(特定の連結子会社4社が対象)。将来の事業計画変更等により再評価の可能性あり。
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である点に留意。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7747 |
| 企業名 | 朝日インテック |
| URL | http://www.asahi-intecc.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。