2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了及び開示事項の変更)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を下方修正済み(「有」)。第3四半期(累計)は通期予想と概ね整合。他、市場予想との比較は開示情報になし(ほぼ会社見通しに沿う進捗)。
- 業績の方向性:減収減益(増収増益などではない)。売上高366,308千円(▲47.6%)で大幅減、営業損失428,069千円(前年は▲11,416千円)と赤字拡大。
- 注目すべき変化:関連会社の主要取引先との取引終了に伴う在庫の回収可能性検討で、持分法投資損失を第3四半期累計で53,194千円計上(通期見込み69,915千円)。これが経常・当期損失拡大の主要因の一つ。
- 今後の見通し:会社は通期業績予想を下方修正済(売上518,000千円、営業損失△672,000千円、親会社株主に帰属する当期純損失△763,000千円)。第3四半期累計の進捗は売上で約70.7%(366,308/518,000)、損失の蓄積が進んでおり通期達成可能性は下振れリスクあり。
- 投資家への示唆:(i)関連会社評価損は会計上の見積りで実物の現金流出を伴わない点、(ii)ARRは364,707千円(前年同期比▲14.9%)だがテストサービス完了の影響を除くと前年同期比+2.3%でありリカーリング収益の基盤は維持、(iii)現金残高減少と借入実行(300,000千円)により短期的な資金繰りと案件進捗管理が重要、という点を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:インフォメティス株式会社
- 主要事業分野:エナジー・インフォマティクス事業(電力データ活用プラットフォーム、消費者向け電力見える化サービス、電力事業者向けエネルギーマネジメント、DRサービス等)
- 代表者名:代表取締役社長 只野 太郎
- 上場市場・コード:東証グロース 281A
- IR問い合わせ:取締役CFO 横溝大介(050-8882-9931)
- 報告概要:
- 提出日:2025年12月5日
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期累計(2025年1月1日~2025年9月30日、連結、四半期決算短信)
- 期中レビュー:太陽有限責任監査法人による期中レビュー完了(期中レビューの有無表記を「無」→「有(任意)」に変更)
- セグメント:
- 単一セグメント:エナジー・インフォマティクス事業(上記サービス群)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:4,887,357株(2024年12月期は4,263,357株)
- 期中平均株式数(四半期累計):4,873,379株(前年同期 4,263,357株)
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会開催:有
- その他IRイベント:別途公表(通期業績予想の修正に関するお知らせ等)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較/達成率)
- 売上高:第3四半期累計 366,308千円。通期予想518,000千円に対する進捗率 約70.7%。
- 営業利益:第3四半期累計 営業損失△428,069千円。通期予想 営業損失△672,000千円に対する進捗率(損失比)約63.7%(▲428,069/▲672,000)。
- 純利益:第3四半期累計 親会社株主に帰属する四半期純損失△497,057千円。通期予想△763,000千円に対する進捗率 約65.1%。
- サプライズの要因:
- 主因:関連会社の主要取引先との契約終了を見据えた在庫回収可能性の慎重検討に伴う持分法投資損失(第3Q累計53,194千円、通期見込み69,915千円)計上。
- その他:次世代スマートメーター関連で試験サービス完了→次フェーズ移行により当該期間の継続収益が抑制されたこと(ARR減少の一因)。
- 通期への影響:通期業績予想は下方修正済み。第3四半期時点で損失の大部分が発生しており、残り期間での収益回復・コスト削減が不十分だと更なる下振れリスクあり。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要数値は千円)
- 売上高(第3Q累計):366,308(前年同期 698,689 → ▲47.6%)
- 営業利益(第3Q累計):△428,069(前年同期 △11,416)
- 経常利益(第3Q累計):△496,107(前年同期 34,172)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計):△497,057(前年同期 34,735)
- 1株当たり四半期純利益(第3Q累計):△101.99円
- ARR:364,707千円(前年同期比▲14.9%、前四半期比▲5.0%。ただしテスト影響を除くと前年同期比+2.3%)
- 収益性指標
- 営業利益率(第3Q累計):△428,069 / 366,308 = △116.8%(大幅マイナス。業種平均と比較して著しく低い)
- ROE(第3Q累計、概算):△497,057 / 平均自己資本(約1,032,753) ≒ △48.1%(マイナス。目安8%以上で良好を大きく下回る)
- ROA(第3Q累計):△497,057 / 1,529,055 ≒ △32.5%(マイナス。目安5%以上で良好を下回る)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:約70.7%
- 営業利益進捗率(損失比):約63.7%(既に損失が多く計上)
- 純利益進捗率(損失比):約65.1%
- 評価:売上は通期のかなりの部分を消化しているが、収益面は既に損失蓄積が大きく通期達成の余地は限定的
- キャッシュ・資金関連(開示情報より)
- 現金及び預金:315,444千円(前連結年度末 797,145千円、減少 481,700千円)→ 現預金大幅減
- 流動資産合計:593,542千円
- 流動負債合計:260,538千円 → 流動比率(流動資産/流動負債) ≒ 2.28(健全)
- 長期借入金:476,770千円(前期 404,200千円)→ 2025年10月23日にみずほ銀行から300,000千円借入(1年、無担保)
- フリーCF:四半期キャッシュフロー計算書は作成していないため算出不可(―)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(CF未作成)
- 四半期推移(QoQ)/その他
- 減価償却費(無形含む):92,642千円(前年第3Q累計 54,350千円、増加)
- 売掛金:54,764千円(前期末 216,969千円、減少)
- 商品(在庫):146,981千円(前期末 75,017千円、増加)→ 関連会社在庫評価に注意
- 財務安全性
- 自己資本比率:51.8%(前連結会計年度末 63.9%。51.8%は一般に安定水準)
- 負債合計/資産合計:737,308 / 1,529,055 ≒ 48.2%
- 流動比率:約228%(健全)
- 効率性
- 総資産回転率(概算):売上366,308 / 総資産1,529,055 ≒ 0.24回(低め)
特別損益・一時的要因
- 特別損失等:
- 持分法による投資損失(第3Q累計):53,194千円(関連会社の電力センサー在庫の回収可能性検討による評価損)
- 通期見込み:69,915千円(会社見込み)
- 一時的要因の影響:
- 当該持分法損失は会計上の見積りであり、在庫の廃棄・現金流出を必ずしも伴わないと会社は説明(会計上の評価損)。ただし経常利益・純利益に与える影響は大きい。
- 継続性の判断:
- 今回の評価損は関連会社の主要取引先(大手賃貸事業者)との取引終了が背景であり、将来同様の影響が生じる可能性は関連会社の取引構造によるため一定の継続リスクあり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2025年12月期第2四半期末 0.00)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(直近公表から変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(純損失のため算出無意味)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等に関する開示なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 明確な設備投資額の開示なし。ただし無形固定資産(ソフトウエア)が増加(ソフトウエア 396,509→462,634千円、ソフトウエア仮勘定 106,315→148,328千円)しており、ソフトウェア投資が継続。
- 減価償却費:92,642千円(前年同期 54,350千円、増加)
- 研究開発:
- R&D費の明細は開示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高/受注残等の開示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産):146,981千円(前期末 75,017千円、前年同期比増)
- 在庫増は関連会社在庫問題の影響や受託開発関連の計上によるものと説明あり。品質(特定顧客専用品か否か):当該在庫は特定顧客専用品ではなく他顧客向けにも販売可能と会社は説明。
セグメント別情報
- 単一セグメント(エナジー・インフォマティクス事業)により、セグメント別の詳細開示は省略。
- 事業内容の要点:消費者向け見える化サービス(ienowa, enenowa, hitonowa)、電力事業者向けDRサービス(BridgeLAB DR)、NILM Lite、次世代スマートメーター関連受託開発等。
- 地域別売上:開示なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:記載なし(会社は中長期方針や成長戦略に変更はないと明示)
- KPI:ARRを重視しており、ARRの基盤はテストサービス影響を除くと前年並み(+2.3%)であると説明。中期のARR成長がKPI想定であれば一部整合。
競合状況や市場動向
- 市場動向:再生可能エネルギー導入や系統安定化に向けた蓄電・分散電源整備が加速。デマンドレスポンス(DR)活用拡大で市場ニーズは高いと説明。
- 競合比較:同業他社との定量比較は開示なし(–)。ビジネスはデータ活用領域で差別化を図る方針。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年1月1日~12月31日)業績予想(修正後):
- 売上高:518,000千円(対前期▲60.9%)
- 営業利益:△672,000千円
- 経常利益:△760,000千円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△763,000千円(1株当たり当期純損失▲156.61円)
- 直近公表予想からの修正:有(詳細は別紙「通期連結業績予想の修正及び役員報酬の減額に関するお知らせ」参照)
- 会社が示す前提:為替等の詳細前提は開示なし(–)
- 予想の信頼性:第3四半期の損失蓄積および関連会社評価の影響を踏まえ信頼性は慎重に評価すべき。過去の予想達成傾向は本文に言及なし(–)。
- リスク要因:
- 主要取引先の取引終了による関連会社影響の拡大
- 受託案件の進捗遅延・収益化時期の変動
- 現預金の減少と短期借入依存(コミットメントラインからの借入)による資金繰りリスク
- 市場環境(為替、海外経済動向)や規制変動
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準(2022年改正会計基準)を第1四半期から適用。四半期連結財務諸表への影響はなしと記載。
- 期中レビュー:太陽有限責任監査法人による期中レビューが完了。レビュー報告書で重要な点は認められなかったと結論。
- その他:第3四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は未開示)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 281A |
| 企業名 | インフォメティス |
| URL | https://www.informetis.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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