2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(会社公表値からの修正なし)。四半期業績は営業利益が大幅下落した一方で、固定資産売却益を計上したことにより親会社株主に帰属する四半期純利益は増加(営業面は下振れ、純利益は一時利益で上振れ)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比増(増収増益の“売上”側)だが、営業利益は前年同期比で大幅減(増収減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益で前年同期比増。
- 注目すべき変化:販売費及び一般管理費の増加(持株会特別奨励金の付与等)により営業利益が前年同期比△41.1%と大幅悪化。一方で旧社屋等売却による固定資産売却益155百万円を特別利益計上し、四半期純利益は前年同期比+46.8%。
- 今後の見通し:通期予想(売上16,400百万円、営業利益1,050百万円、当期純利益840百万円)に修正は無し。第1四半期の進捗は売上で約25.0%、営業利益で約9.3%と、営業面の進捗は低め。年度通期達成の可否は今後の利益回復(SG&Aの抑制や事業収益性)に依存。
- 投資家への示唆:四半期の純利益は一時的要因(資産売却)に依存している点に留意。営業本業の回復(特にSG&A抑制・匿名組合投資損失の動向)が通期業績の鍵。
基本情報
- 企業名:株式会社ウエスコホールディングス
- 主要事業分野:総合建設コンサルタント事業、スポーツ施設運営事業、水族館運営事業、複写製本・不動産等(その他)
- 代表者名:代表取締役社長 松原 利直
- 問合せ先:取締役 経営管理本部長 藤原 身江子(TEL:(086)-254-6111)
- 報告概要:
- 提出日:2025年12月12日
- 対象会計期間:2026年7月期 第1四半期(2025年8月1日~2025年10月31日)
- 決算説明会:無し(補足資料作成無し)
- セグメント:
- 総合建設コンサルタント事業:公共・民間の建設コンサルティング(主力)
- スポーツ施設運営事業:スポーツ施設の運営・管理
- 水族館運営事業:水族館の運営
- その他:複写製本事業、不動産事業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):13,727,553株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:293,937株
- 期中平均株式数(四半期累計):13,506,576株
- 時価総額:–(開示無し)
- 今後の予定:
- 決算発表:通期・四半期スケジュールは会社発表による(直近修正無し)
- IRイベント:決算説明会は今回無し
- その他:配当予想(通期)は変更無し(後述)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する第1四半期進捗率)
- 売上高:実績4,094百万円。通期予想16,400百万円に対する進捗率 24.97%(約25.0%)
- 営業利益:実績97百万円。通期予想1,050百万円に対する進捗率 9.29%
- 経常利益:実績120百万円。通期予想1,150百万円に対する進捗率 10.44%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績216百万円。通期予想840百万円に対する進捗率 25.75%
- サプライズの要因:
- 営業利益の下振れ要因:持株会特別奨励金付与等による販売費及び一般管理費の増加(販管費増で営業利益が減少)。また、匿名組合投資損失の増加(40百万程度)等も影響。
- 純利益の上振れ要因:旧社屋等の売却による固定資産売却益155百万円を特別利益に計上したこと。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想の修正を行っていない。第1四半期は営業面の進捗が低く、通期達成には以降四半期での営業利益回復(販管費コントロールや事業収益性改善)が必要。特別利益は継続性が無い点に注意。
財務指標(要点)
(単位は百万円、前年同期比は必ず%で記載)
- 損益(第1四半期:2025/8/1–2025/10/31)
- 売上高:4,094百万円(前年同四半期比 +4.5%、+175百万円)
- 売上総利益:963百万円(前年同期 933百万円)
- 販管費:865百万円(前年同期 767百万円、+12.7%)
- 営業利益:97百万円(前年同四半期比 △41.1%、△68百万円)
- 経常利益:120百万円(前年同四半期比 △48.0%)
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):216百万円(前年同四半期比 +46.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):16.01円(前年同期 10.36円)
- 主要収益性指標
- 営業利益率:2.38%(業種平均は事業により異なるが、前期同四半期は4.23%)
- 経常利益率:2.93%
- 貸借対照表(第1Q末:2025/10/31)
- 総資産:19,197百万円(前期末21,242百万円、前期末比 △9.6%)
- 純資産:16,052百万円(前期末16,256百万円、前期末比 △1.3%)
- 自己資本比率:83.6%(前期末 76.5%)(安定水準)
- 現金及び預金:5,242百万円(前期末 9,569百万円、△4,327百万円)
- 契約資産(売上計上前の債権):4,912百万円(前期末2,981百万円、+1,931百万円)
- 投資有価証券:2,424百万円(前期末2,207百万円、+217百万円)
- 進捗率分析(通期予想に対する第1Q進捗)
- 売上高進捗率:約25.0%(4,094/16,400)
- 営業利益進捗率:約9.3%(97/1,050)
- 純利益進捗率:約25.8%(216/840)*特別利益影響あり
- 過去同期間との比較:売上は例年の季節性(年度後半に売上集中)を踏まえ概ね順調だが、営業利益は販管費増で低調。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成せず(開示なし)。ただし現金預金は大幅減(▲4,327百万円)であり、税金支払や債務支払、自社株処分・取得、配当支払等が要因として説明あり。
- 減価償却費:60.885百万円(前年同期 65.626百万円)
- 財務安全性・効率性
- 流動比率(概算):流動資産11,932 / 流動負債2,656 ≒ 449%(流動性は高い)
- 負債比率(概算):負債合計3,145 / 純資産16,052 ≒ 19.6%(低い)
- ROE(第1四半期実績を年率換算):約5.4%(年率換算、概算。目安 8%以上が良好 → 今回は未達)
- ROA(年率換算):約4.5%(目安 5%以上が良好 → やや未達)
- セグメント別(第1四半期)
- 売上高(外部顧客):総合建設コンサルタント 3,349百万円(+3.5%)、スポーツ施設運営 205百万円(△1.0%)、水族館運営 475百万円(+14.7%)
- セグメント利益(税引前調整前):総合建設コンサルタント 106百万円(前年 184百万円で減少)、スポーツ 6.6百万円、水族館 35.0百万円
- セグメント利益と営業利益の差異は全社費用等の配賦・調整があるため、営業利益は97百万円に調整
- 財務の解説:資産・負債合計共に前期末比で縮小。現金の減少は税金・未払金支払等、契約資産の増加は建設コンサル事業の年度性(官公庁案件の期ズレ)に起因。自己資本比率は向上。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 155百万円(旧社屋等の売却)
- 特別損失:該当の大きな特別損失は開示無し
- 一時的要因の影響:純利益増は主に固定資産売却益による一時的な上乗せ。営業利益および経常利益は基礎事業の動き(販管費増等)を反映しており、特別利益を除いた「本業」の収益性は低下。
- 継続性の判断:固定資産売却益は一過性のため継続性は低いと判断。
配当
- 直近実績(2025年7月期):年間配当 24.00円(中間 0.00円、期末 24.00円)
- 2026年7月期(予想):年間配当 28.00円(中間 0.00円、期末 28.00円)※修正無し
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想純利益に対する配当性向は算出可能だが会社開示の方針による)
- 株主還元方針:特別配当の開示無し。自己株式の取得・処分の動きあり(決算短信に自己株式増減記載)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:当四半期での明示的な設備投資額は開示無し(–)
- 減価償却費:60.885百万円(第1Q)
- 研究開発費:開示無し(–)
受注・在庫状況(該当項目)
- 受注実績(第1四半期累計)
- 総合建設コンサルタント事業 3,836,404千円(前年同期比 105.8%)
- 報告セグメント合計 3,836,404千円(前年同期比 105.8%)
- 合計受注高 3,901,611千円(前年同期比 105.8%)
- 受注残高 8,293,387千円(前年同期比 100.6%)
- 販売実績(第1四半期累計)
- 総合建設コンサルタント事業 3,349,497千円(前年同期比 103.5%)
- スポーツ施設運営事業 205,181千円(前年同期比 99.0%)
- 水族館運営事業 474,619千円(前年同期比 114.7%)
- 合計売上高 4,094,504千円(前年同期比 104.5%)
- 在庫:棚卸資産や在庫に関する開示は限定的(商品・原材料は小額)。
セグメント別情報(ポイント)
- 総合建設コンサルタント事業が売上・受注の柱(売上の約82%を占める)
- 水族館事業は売上増(+14.7%)で収益に貢献
- スポーツ施設事業は売上微減で利益貢献は限定
- セグメント利益は総合建設で減益(主に販管費の配賦・事業内コストの影響)、水族館は増益
中長期計画との整合性
- 同社は「第一次中期経営計画2024-2026」を実行中(計画3年目)。第1四半期は計画期間中だが、営業利益面での改善が必要。公共投資(国土強靭化計画等)の追い風はあり、受注は堅調だが費用管理が課題。
競合状況や市場動向
- 市場環境:公共事業関連費は国の中期計画等で安定的に推移見込み(追い風)。一方、スポーツ施設・水族館運営は燃料費等資源価格上昇の影響あり。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは開示無し(–)。ただし自己資本比率や流動性は相対的に高水準。
今後の見通し
- 業績予想:通期見通しに変更なし(売上16,400百万円、営業利益1,050百万円、親会社株主に帰属する当期純利益840百万円、EPS 61.86円)
- 会社予想の前提:特段の前提修正の記載無し(為替や原油等の具体前提は未記載)
- 予想の信頼性:第1四半期は営業利益率低下が見られるため、通期目標達成には以後四半期での利益改善が必要。会社は現時点で予想を維持。
- リスク要因:販管費の増加、匿名組合投資損失等投資損失の拡大、資源価格上昇(燃料費等)、公共投資の実行タイミング、為替・経済変動。
重要な注記
- 会計方針の変更や見積りの重要な変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の見積実効税率の適用に関する注記参照)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFは個別注記による説明のみ)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6091 |
| 企業名 | ウエスコホールディングス |
| URL | http://www.wescohd.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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