2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が当第2四半期の結果を受けて通期予想を修正(注記あり)。当第2四半期単体の実績は概ね想定内だが、通期見通しの修正があるため投資家は修正内容の確認が必要。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+11.4%、営業利益+15.2%、経常利益+20.2%)だが、親会社株主に帰属する四半期純利益は▲8.8%(減少)。
- 注目すべき変化:セグメント別では「システム開発事業」が売上高+15.3%、営業利益+26.8%と牽引。「その他」セグメント(データソリューション、プロダクト等)は売上・利益が減少(売上▲4.6%、営業利益▲43.6%)。
- 今後の見通し:通期(2024年3月期)予想は修正あり。第2四半期終了時点での通期進捗は売上高約50.3%、営業利益約47.1%、親会社株主純利益約47.0%で、大きく乖離しているわけではないが、修正理由と通期達成性の確認が必要。
- 投資家への示唆:コアのシステム開発・マネジメントが堅調でキャッシュは潤沢(期末現金12,715百万円)。一方で「その他」事業の軟調さと、前年に計上された投資有価証券売却益(前期第2四半期:341.8百万円)がなくなった点が純利益に影響。通期予想の修正内容(増減幅)とセグメント別の見通しを確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エヌアイデイ(コード 2349)
- 主要事業分野:情報サービス(システム開発事業、システムマネジメント事業、データソリューション/プロダクト/人材派遣等のその他事業)
- 代表者名:代表取締役社長 小森 俊太郎
- URL:https://www.nid.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2023年11月2日
- 対象会計期間:2024年3月期 第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)
- 四半期決算説明:補足資料作成および動画配信による説明会あり
- セグメント:
- システム開発事業:金融・保険、情報・通信、FA・装置制御等向けシステム開発
- システムマネジメント事業:運輸・通信、金融・保険、建築・製造等向けの運用・保守等
- その他:データソリューション、プロダクト事業、人材派遣事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):13,109,490株(2024年3月期2Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):11,052,522株(2024年3月期2Q)
- 自己株式数(期末):2,183,853株(2024年3月期2Q)
- 時価総額:–(未記載)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2023年11月10日
- IRイベント:第2四半期説明会(動画配信、実施済/有)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との直接比較値が明示されていないため、通期予想に対する進捗で記載)
- 売上高:10,554百万円。通期予想21,000百万円に対する進捗率 50.3%(ほぼ中間期の想定ペース)。会社計画との乖離情報は公表資料にて「通期予想修正あり」。
- 営業利益:1,225百万円。通期予想2,600百万円に対する進捗率 47.1%(やや通期目標に対して遅れ)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:926百万円。通期予想1,970百万円に対する進捗率 47.0%(やや遅れ)。
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:堅調なIT投資によりシステム開発・マネジメントが好調。売上・営業利益が増加。
- ネガティブ要因:前年同期に計上された投資有価証券売却益(341.8百万円)が今期は発生しておらず、四半期純利益が前年同期比で減少。また「その他」事業の売上・利益減少が影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正(当日別途公表)。第2四半期時点の進捗は概ね妥当なレンジだが、修正の方向性と前提(案件の進捗、為替等)を確認する必要あり。現時点で「達成可能性:不確定(修正内容要確認)」。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高:10,554(前年同期 9,478、+11.4%)
- 売上総利益:2,448(前年同期 2,164、+13.1%)
- 営業利益:1,226(前年同期 1,064、+15.2%)
- 経常利益:1,390(前年同期 1,156、+20.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:926(前年同期 1,015、△8.8%)
- 総資産:24,693(前期末 24,020、+673)
- 純資産:18,435(前期末 17,911、+524)
- 自己資本比率:74.7%(前期末 74.6%)(安定水準)
- 1株当たり四半期純利益(EPS, 四半期累計):83.79円(前年同期 91.39円、減少)
- 収益性指標
- 営業利益率:11.6%(1,225 / 10,554)(業種としては良好水準)
- ROE(当期純利益ベース、年換算ではなく累計ベース参考):約5.0%(926 / 18,435)(目安:8%以上で良好 → 5.0%は目安未達)
- ROA:約3.8%(926 / 24,693)(目安:5%以上で良好 → 3.8%は目安未達)
- 進捗率分析(通期予想に対する第2四半期累計進捗)
- 売上高進捗率:50.3%(通常の中間配分に近い)
- 営業利益進捗率:47.1%(やや低め)
- 純利益進捗率:47.0%(やや低め)
- 過去同期間との比較:売上・営業利益は増加ペース。前年同期は特別益があり純利益が高かった点に留意
- キャッシュフロー(第2四半期累計、単位:千円)
- 営業CF:886,841千円(前年同 933,056千円、減少) — 主に棚卸資産増加・法人税支払で減少
- 投資CF:+17,312千円(前年同 △45,169千円) — 投資有価証券の売却・償還収入が寄与
- 財務CF:△577,073千円(前年同 △261,483千円) — 自己株式取得(287,820千円)と配当支払(287,999千円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約869.5百万円(886.8−17.3)→ 約869.5百万円(黒字)
- 現金同等物残高:12,714,839千円(前期末比 +327,080千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 886.8 / 四半期純利益 926.1 ≈ 0.96(目安1.0以上が健全 → やや下回る)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数値は開示無しのため –。ただし第2四半期累計で季節性を考慮すると中間期として想定内。
- 財務安全性
- 自己資本比率:74.7%(安定水準)
- 短期借入れ:期中で短期借入れの借入・返済をいずれも360,000千円で実質差引ゼロ
- 負債合計:6,258百万円(小幅増加)
- 効率性
- 総資産回転率(売上高/総資産):10,554 / 24,693 ≈ 0.43回/年(やや低め)
- 売上高営業利益率は約11.6%(前述)
特別損益・一時的要因
- 前年同期の特別利益:投資有価証券売却益 341,845千円(前期第2四半期)→ 当期は同種の特別利益なし。これが親会社株主に帰属する四半期純利益の前年超過の主因。
- 当期の特別損益:特記事項なし(特別利益合計 0、特別損失 98千円と微少)。
- 一時的要因の影響:前年同期の特別利益が外れたことで純利益は前年同期比で減少しているが、営業ベースは増益。したがって実質的業績は堅調だが一時項目により比較がやや複雑。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期実績:期末 26.00円(内訳:普通配当24円+記念配当2円)、年間合計 26.00円
- 2024年3月期(予想):期末 27.00円、年間 27.00円(中間配当 0、期末のみ)
- 直近公表の配当予想からの修正:無(注記あり)
- 配当性向(予想ベース):予想EPS(通期)180.31円に対し配当27.00円 → 配当性向 ≈ 15.0%(控えめ)
- 配当利回り:–(株価情報が未提示のため算出不可)
- 株主還元方針:自己株式取得あり(当期は287.8百万円取得実績)、安定配当継続の姿勢が示唆
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出の内訳)
- 有形固定資産取得による支出(第2四半期累計):8,253千円(前年同期 14,159千円、減少)
- 無形固定資産取得による支出:25,554千円(前年同期 13,298千円、増加)
- 投資有価証券の取得:353,529千円(前年同期 623,127千円、減少)
- 減価償却費(第2四半期累計):52,582千円
受注・在庫状況
- 在庫状況(棚卸資産/仕掛品)
- 仕掛品:451,952千円(前期末 147,453千円、増加 +304,499千円) → 在庫増加は営業CFにマイナス影響(棚卸資産増加304百万円がCF減少要因)
セグメント別情報
- セグメント別 売上高/営業利益(第2四半期累計)
- システム開発事業:売上 7,205.8百万円(+15.3%)、営業利益 900.9百万円(+26.8%) — 主力で高成長・高収益
- システムマネジメント事業:売上 2,567.4百万円(+6.6%)、営業利益 251.0百万円(+11.3%)
- その他:売上 780.9百万円(▲4.6%)、営業利益 71.1百万円(▲43.6%) — データソリューション・プロダクトが弱含み
- セグメント貢献度(売上比)
- システム開発 約68.3%、システムマネジメント 約24.3%、その他 約7.4%(概算)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:文書上の中期計画進捗に関する詳細は記載無し → KPI等の進捗は不明(–)
- 今回の増収増益は中期の成長仮説(DX需要の堅調さ)には整合的と判断されるが、詳細KPI確認が必要
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内ではDX・業務プロセスのデジタル化需要が底堅く、IT投資は堅調との記載
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2024年3月期)通期予想(公表値):売上高 21,000百万円(+2.7%)、営業利益 2,600百万円(+2.2%)、経常利益 2,840百万円(+3.5%)、当期純利益 1,970百万円(▲10.9%)、EPS 180.31円
- 直近に公表の業績予想からの修正:有(詳細は別途公表資料参照)
- 予想の信頼性:第2四半期の進捗は売上で約50%と中間期として自然な範囲。営業利益/純利益はやや進捗低め。前年の一時益が外れた点を考慮すると、通期予想は保守的とも読めるが、修正内容の確認が必要。
- リスク要因:人材採用・育成の遅れ、案件採算性の変動、受注環境の悪化、為替・金融環境の変化、主要顧客のIT投資動向の変化等
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用は見積り実効税率を適用して四半期に按分)
- 重要な後発事象:該当なし
- 開示上の留意点:第2四半期決算短信は四半期レビュー対象外(監査未済)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2349 |
| 企業名 | エヌアイデイ |
| URL | http://www.nid.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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