2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正はなし。第2四半期(中間期)実績は市場予想に関する情報が無いため「会社予想に対する上振れ/下振れ」の表現は差し控えますが、前年同期比では大幅な改善(上振れ相当の好転)を示しています。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+13.5%、営業利益+164.2%、親会社株主に帰属する中間純利益+576.6%)。
- 注目すべき変化:営業利益と純利益が前年同期から大幅改善。その他事業や住宅(特にマンション販売)の寄与が大きく、投資有価証券売却益等の特別利益の計上も利益押し上げ要因。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高260,000百万円、営業利益4,800百万円、当期純利益3,000百万円)は変更なし。第1半期の進捗は売上で約46.0%、営業利益で約25.9%、純利益で約22.1%にとどまり、利益面では通期達成に向けて下振れリスク(季節性・後半偏重)を意識する必要あり。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが、営業利益率は依然低水準(約1.04%)であり、キャッシュは運転資本増加で減少、短期借入の増加など財務面の流動性管理が注目点。特別利益の影響を除いたコアの収益力改善が継続するかを確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ナイス株式会社
- 主要事業分野:建築資材事業(木材、建材・住宅設備機器等の販売)、住宅事業(マンション・一戸建・管理等)、その他(一般放送事業、建築工事事業、ソフトウェア開発・販売等)
- 代表者名:取締役社長 津戸 裕徳
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準・連結)
- 決算補足説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- 建築資材事業:木材、建材・住宅設備機器、木材市場等の販売
- 住宅事業:マンション・一戸建住宅・管理その他
- その他事業:一般放送、建築工事、ソフトウェア等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):12,247,639株(2026中間期)
- 期中平均株式数(中間期):11,885,283株
- 非支配株主持分等あり(詳細は財務諸表参照)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日
- (その他IRイベント:決算説明会実施、補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ提示。以下は当中間累計実績と通期会社予想の進捗分析を含む)
- 売上高:119,610百万円(前年同期比+13.5%)。通期予想260,000百万円に対する進捗率=46.0%(中間時点で概ね順調。ただし年後半の季節性を勘案)。
- 営業利益:1,244百万円(前年同期比+164.2%)。通期予想4,800百万円に対する進捗率=25.9%(利益は通期目標に対して進捗遅れ)。
- 純利益(親会社株主に帰属):664百万円(前年同期比+576.6%)。通期予想3,000百万円に対する進捗率=22.1%。
- サプライズの要因:
- プラス要因:建築資材、住宅、その他の各セグメントが増収。特に住宅のマンション販売増加、建材・住宅設備機器の増収が寄与。投資有価証券売却益(123百万円)や関係会社株式売却益(39百万円)などの特別利益も計上。
- マイナス要因:棚卸資産の増加や仕入債務の減少により営業CFが大幅なマイナスとなり、財務的な圧迫が一時的に生じている。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上進捗は良好だが、営業・純利益進捗が低いため、利益面で後半の回復(販売粗利改善or販管費抑制)が必要。財務CFで借入増により資金は確保されているが、運転資本管理が引き続き重要。
財務指標
- 財務諸表の要点(百万円)
- 売上高(当中間):119,610(+14,262、+13.5%)
- 営業利益(当中間):1,244(+773、+164.2%)
- 経常利益(当中間):1,065(+754、+242.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:664(+566、+576.6%)
- 総資産:172,766(前連結年度末171,037、+1,729)
- 純資産:62,727(前連結年度末61,661、+1,065)
- 自己資本(参考):57,209百万円(当中間)
- 収益性
- 売上高:119,610百万円(前年同期比+13.5%)
- 営業利益:1,244百万円(前年同期比+164.2%)
- 営業利益率:1.04%(1,244 / 119,610)(業種平均と比較して低水準。目安:高付加価値業は10%超、一般製・流通業でも5%前後が良好)
- 経常利益:1,065百万円(前年同期比+242.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:664百万円(前年同期比+576.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):55.94円(前年同期8.31円)
- 収益性指標(目安との比較)
- ROE(参考)=親会社株主中間純利益664 / 自己資本57,209 ≒ 1.16%(目安:8%以上で良好 → 低い)
- ROA=664 / 172,766 ≒ 0.38%(目安:5%以上で良好 → 低い)
- 営業利益率:1.04%(業種平均との比較要確認だが低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間期進捗)
- 売上高進捗率:46.0%(通期260,000百万円に対して)
- 営業利益進捗率:25.9%(通期4,800百万円に対して)
- 純利益進捗率:22.1%(通期3,000百万円に対して)
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益だが、通期目標に対する利益進捗は低め
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:△10,023(前年同期△11,407)→ 営業活動で資金流出(主因:棚卸資産増加82,76 百万円、仕入債務減少47,33 百万円)
- 投資CF:△2,459(前年同期△3,466)→ 有形固定資産取得支出30,65 百万円など
- 財務CF:+6,750(前年同期△1,361)→ 借入金の純増加(短期・長期借入の増加が主)
- フリーCF(営業CF+投資CF):△12,482百万円(マイナス)
- 現金及び現金同等物残高:23,341百万円(前期末29,078、△5,737)
- 営業CF/純利益比率=|△10,023| / 664 ≒ 15.09(目安1.0以上が健全 → 乖離。営業CFがマイナスのため短期的な資金需給に注意)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期の詳細QoQ数値は短信PDFの個別四半期欄参照。中間期累計で季節性(住宅販売や販売用不動産の動き)が利益・在庫に影響。
- 財務安全性
- 自己資本比率:33.1%(前期末32.9%。目安:40%以上で安定 → やや低め)
- 流動比率:流動資産107,053 / 流動負債77,597 ≒ 1.38倍(流動性は確保されているが余裕は大きくない)
- 負債合計:110,039百万円(短期借入金が増加)
- 効率性
- 総資産回転率等詳細は明示されていないが、売上成長に対して利益率が低いため資本効率は改善余地あり
- セグメント別(当中間)
- 建築資材:売上93,795(+12.2%)、営業利益910(+33.9%)。内訳で建材・住宅設備機器が+21.8%、木材は△6.6%。
- 住宅:売上20,101(+14.5%)、営業利益637(+54.9%)。マンション販売が+61.3%、一戸建ては△12.6%。
- その他:売上5,713(+35.4%)、営業利益640(+97.6%)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益123百万円、関係会社株式売却益39百万円、合計特別利益172百万円(前年33百万円)
- 特別損失:投資有価証券評価損5百万円等で合計27百万円
- 一時的要因の影響:特別利益が純利益拡大に一定寄与。営業利益自体も増加しているが、特別利益を除くと増益幅は縮小する可能性あり。
- 継続性の判断:有価証券売却益等は一時的要因である可能性高く、今後同規模の実現が継続するとは限らない。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(当期):28.00円(前年中間25.00円 → 増配)
- 期末(予想):44.00円(通期予想合計72.00円、前期合計65.00円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無し
- 配当性向(予想):通期予想EPS 251.92円に対する年間配当72円 → 配当性向 ≒ 28.6%(保守的な水準)
- 自社株買い:当中に目立った自社株買いの記載なし
- 特別配当:無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産取得による支出):3,065百万円(当中間)
- 減価償却費:1,078百万円(当中間)
- 研究開発費:–(開示なし/該当項目は短信に明記なし)
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産(商品+販売用不動産等):商品8,305 / 販売用不動産30,241(販売用不動産が大幅増加)。棚卸資産の増加が営業CF悪化の主因(棚卸資産増加82,76百万円)。
- 受注高・受注残高:–(短信に明記なし)
セグメント別情報
- 建築資材:売上構成で建材・住宅設備機器の伸長が主因、木材は減少
- 住宅:マンションが大幅増、戸建は減少、管理等は増加
- その他:売上・営業益ともに高成長(+35.4%、営業利益+97.6%)
- 地域別売上:–(地域別の明細は開示なし)
- 為替影響:–(主要前提に為替の記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(短信には中期計画の詳細記載なし。通期予想は据え置き)
- KPI達成状況:営業利益率やROEは低水準(現時点のKPI達成は課題)
競合状況や市場動向
- 同業比較:業種平均と比較して利益率・ROEは低い可能性(詳細な同業他社データの提示なし)
- 市場動向:建材・住宅市場の需要回復が売上増に寄与していることが読み取れる
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(変更なし):売上260,000百万円(+7.0%)、営業利益4,800百万円(+3.7%)、当期純利益3,000百万円(+4.5%)
- 会社予想の前提条件:短信本文・補足資料に詳細な前提有(為替等の明示は補足参照)
- 予想の信頼性:
- 売上は第1四半期に続き堅調だが、利益進捗率が低いため、通期の営業利益・当期純利益達成には後半の利益率回復が必要
- 過去の予想達成傾向は短信に記載なし(保守的・中立・楽観の評価は保留)
- リスク要因:
- 在庫・販売用不動産増加による資金繰り悪化、短期借入金増加による金利・返済負担の増加
- 住宅市場や建材市況の変動、原材料価格変動(木材価格等)、一時的な有価証券売却益に依存した収益構成の変化
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外である旨の注記あり
- (不明項目は「–」で表記)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8089 |
| 企業名 | ナイス |
| URL | https://www.nice.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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