2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第1四半期の実績は売上・利益ともに市場コンセンサスとの比較は明示されていないが、前年同期比で上振れ(売上高 +15.2%、営業利益 +283.7%)。要点は「増収かつ営業・経常・四半期純利益の大幅改善」。
  • 業績の方向性:増収増益(第1四半期累計:売上高 59,536百万円、営業利益 448百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益 303百万円)。
  • 注目すべき変化:住宅事業の営業利益が大幅改善(営業利益 +537.0%)し、建材・住宅設備機器の売上が伸長(+24.3%)。一方「木材」は売上減(△4.6%)。その他の事業は売上微増だが利益は減少(営業利益 △52.7%)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高 260,000百万円、営業利益 4,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000百万円)に変更なし。第1四半期の進捗は売上高進捗率 22.9%、営業利益進捗率 9.3%で、季節性や下期偏重の可能性を考慮する必要あり。
  • 投資家への示唆:第1四半期は構成比の高い建築資材・住宅事業の両方で売上拡大と利益改善が確認できるが、短期借入金の増加や販売用不動産在庫の増加が見られるため、通期達成可否は下期の住宅引渡しや在庫回転、資金繰り動向に依存する点を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ナイス株式会社
    • 主要事業分野:建築資材流通・住宅事業(マンション・一戸建・管理等)、その他(一般放送、建築工事、ソフトウェア等)
    • 代表者名:取締役社長 津戸 裕徳
    • URL:https://www.nice.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
    • 決算補足説明資料:作成有(TDnetおよび当社HP)
    • 決算説明会:無
  • セグメント:
    • 建築資材事業:木材、建材・住宅設備機器、木材市場等の販売
    • 住宅事業:マンション・一戸建・管理その他の住宅関連事業
    • その他:一般放送事業、建築工事事業、ソフトウェア開発・販売等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:12,180,419株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計):11,864,893株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の公表:既に公表(変更無し)
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想に修正なし」だが、四半期ベースの通期進捗を記載)
    • 売上高:第1四半期実績 59,536百万円。通期予想 260,000百万円に対する進捗率 22.9%(59,536/260,000)。
    • 営業利益:第1四半期実績 448百万円。通期予想 4,800百万円に対する進捗率 9.3%(448/4,800)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第1四半期実績 303百万円。通期予想 3,000百万円に対する進捗率 10.1%(303/3,000)。
  • サプライズの要因:
    • 売上:建材・住宅設備機器が牽引(+24.3%)、住宅(特にマンションと管理その他)が伸長(マンション +39.9%、管理その他 +30.7%)。
    • 利益:営業利益は事業利益の改善に加え、特別利益(投資有価証券売却益 122百万円、関係会社株式売却益 39百万円=合計161百万円)が経常・当期利益を押し上げた点。
    • 一方、木材は売上減少(△4.6%)で商品構成変化あり。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の据え置きを発表。第1四半期の進捗は売上で約23%と順調に見えるが、営業利益・純利益の進捗は低め(約9–10%)であり、通期達成は下期の販売・引渡し進捗や特別損益の有無に依存する。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、前年比は資料記載の%)

  • 損益計算書(第1四半期累計)
    • 売上高:59,536(前年同期比 +15.2%/増額 +7,853)
    • 売上原価:51,335
    • 売上総利益:8,201
    • 販売費及び一般管理費:7,753
    • 営業利益:448(前年同期 116、+283.7%)
    • 経常利益:405(前年同期 74、+448.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:303(前年同期 2)
    • 1株当たり四半期純利益:25.58円(前年同期 0.25円)
  • 収益性指標(第1四半期ベース)
    • 売上総利益率:8,201 / 59,536 = 13.8%
    • 営業利益率:448 / 59,536 = 0.75%(業種によるがやや低水準)
    • 経常利益率:405 / 59,536 = 0.68%
  • ROE / ROA(注:第1四半期実績を年率化せずに単純算出)
    • 自己資本(注記参照)56,029百万円(資料本文の参考値)
    • 四半期ROE(四半期純利益/自己資本)= 303 / 56,029 = 0.54%(四半期ベースのため直接の比較には注意)
    • 四半期ROA = 303 / 170,319 = 0.18%
    • 年率換算(単純 ×4):ROE 約2.16%、ROA 約0.72%(いずれも 目安の8%/5%には届かないが、四半期の季節性に要注意)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期の進捗)
    • 売上高進捗率:22.9%(通常は四半期が1/4=25%と比較。やや下期偏重の可能性)
    • 営業利益進捗率:9.3%
    • 純利益進捗率:10.1%
    • 過去同期間との比較:前年同期から増収増益で改善。ただし利益の通期進捗は低め。
  • 貸借対照表(2025/6/30)
    • 総資産:170,319(前期末 171,037、△717)
    • 負債:108,821(前期末 109,376、△554)
    • 純資産:61,498(前期末 61,661、△163)
    • 自己資本比率:32.9%(安定水準だが目安40%未満)
    • 1株当たり純資産:4,722.33円
  • 注目ポイント(B/Sの変動)
    • 現金及び預金:25,567 → 22,174(減少)
    • 受取手形・売掛金:30,499 → 30,026(若干減)
    • 有価証券:4,500 → 2,500(売却等で減少)
    • 商品(在庫):7,785 → 8,951(増加)
    • 販売用不動産:22,615 → 26,781(増加)
    • 短期借入金:19,230 → 24,810(増加)
    • 長期借入金:22,672 → 21,595(減少)
  • キャッシュフロー
    • 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等は非開示(注記あり)。したがって営業CF等の定量比較は不可。
    • フリーCF:–(CF未作成のため算出不可)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF未作成のため算出不可)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 122百万円、関係会社株式売却益 39百万円(合計 161百万円)
  • 特別損失:投資有価証券評価損 5百万円、固定資産除却損 9百万円(合計 14百万円)
  • 一時的要因の影響:特別利益が当期利益を押し上げているため、特別利益を除いた実質ベースの利益(営業利益ベース)を確認することが重要。
  • のれんの償却:第1四半期ののれん償却額 111百万円(非現金費用)。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年3月期:年間 65.00円(中間 25円、期末 40円)
    • 2026年3月期(予想):年間 72.00円(第2四半期末 28円、期末 44円) — 直近予想から修正無し

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:第1四半期累計 540百万円(前年同期 427百万円)
  • 設備投資額:–(資料に記載なし)
  • R&D費用:–(資料に記載なし)

受注・在庫状況

  • 在庫(棚卸資産等):商品・販売用不動産・未成工事支出金の増加が確認(商品 8,951百万円、販売用不動産 26,781百万円)。在庫回転日数等の開示はなし。
  • 受注高・受注残:–(資料に記載なし)

セグメント別情報

  • 売上高(第1四半期累計、百万円)
    • 建築資材:47,265(全体の約79.4%)、前年同期比 +14.5%
    • 住宅:10,123(約17.0%)、前年同期比 +20.9%
    • その他:2,148(約3.6%)、前年同期比 +5.4%
  • 営業利益(百万円)
    • 建築資材:540(前年同期比 +42.2%)、営業利益率 約1.14%
    • 住宅:341(前年同期比 +537.0%)、営業利益率 約3.37%
    • その他:104(前年同期比 △52.7%)、営業利益率 約4.84%
  • セグメント戦略・動向(資料記載の事実)
    • 建築資材:建材・住宅設備機器が主に増加(+24.3%)。木材は減少(△4.6%)。
    • 住宅:マンション・管理その他が大幅増。戸建は減少(△20.1%)。
    • その他:売上微増だが利益減(収益性悪化)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:–(資料に具体的中期計画の進捗記載なし)
  • KPI達成状況:–(資料にKPI記載なし)

競合状況や市場動向

  • 競合比較・市場動向:資料内に同業比較や市場シェア等の記載なし。建築資材・住宅市場の需給、資材価格や住宅引渡しの季節性が業績に影響を与える点は留意。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上高 260,000百万円(+7.0%)、営業利益 4,800百万円(+3.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000百万円(+4.5%)
    • 会社は現時点で予想修正なしと表明
    • 会社予想の前提条件:添付資料(別紙)参照の旨(為替等の前提は別紙参照)
  • 予想の信頼性:第1四半期は増収だが営業利益・純利益の進捗が低め。特別利益の影響もあるため、下期の需要動向や引渡しタイミング、在庫回転および資金調達状況が通期達成の鍵となる。
  • リスク要因(資料に基づく留意点):
    • 建築資材価格変動、住宅引渡しの遅延、在庫増(販売用不動産含む)による資金負担、借入金(短期借入増加)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更・重要な会計処理:該当無し
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • 添付の決算補足説明資料を参照するよう案内あり(TDnetおよび当社HPで開示)

(注)数値はすべて決算短信(2026年3月期 第1四半期)に基づく。出典:ナイス株式会社「2026年3月期 第1四半期決算短信」及び同補足資料。投資判断に関する助言は行っていません。不明項目は「–」で記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8089
企業名 ナイス
URL https://www.nice.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。