2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は変更なし。第3四半期累計実績は通期予想に対して売上高進捗率73.4%、営業利益進捗率77.7%、親会社株主に帰属する当期純利益進捗率83.8%と高水準(市場コンセンサスは–)。上振れ/下振れの明確な修正はなし。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+5.9%、営業利益+18.2%、親会社株主に帰属する四半期純利益+29.7%)。
- 注目すべき変化:中国事業が牽引(中国売上高+11.5%)、売上総利益率が前年同期比で+1.2ポイント改善し利益率が上昇。為替差損や為替換算調整のマイナスで包括利益は減少(為替換算調整が▲1,878百万円)。製品自主回収関連費用(454百万円)が発生。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し。第3四半期の進捗は高く、現時点で通期達成可能性は低くないが、米国相互関税や中国のEC商戦(ダブルイレブン)での競争激化等のリスクは注視が必要。
- 投資家への示唆(助言ではない):第3四半期までの地域別トレンド(中国の成長、ランシノの北米強含みだが一部カテゴリの弱さ)と為替・関税リスクが通期業績に影響し得る点を確認。配当政策は維持されている(年間76円、修正なし)ため配当性向は高め(下記参照)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ピジョン株式会社
- 主要事業分野:育児用品・女性向け用品(ベビーケア、子育て支援、ヘルスケア・介護等)、海外(中国、ASEAN、北米等)展開
- 代表者名:代表取締役社長 矢野 亮
- URL:https://www.pigeon.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月6日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会あり(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント(報告セグメント):日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業(各事業とも育児用品等の販売と関連サービス)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):121,653,486株(第3Q末)
- 期末自己株式数:2,023,355株(第3Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):119,616,517株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想は2024年12月期決算発表時に公表した数値から変更なし(2025年通期予想:売上高109,700百万円、営業利益12,900百万円、当期純利益8,400百万円)
- 株主総会・IRイベントの個別予定:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期。以下は第3四半期累計実績と通期予想との進捗率)
- 売上高:80,526百万円。通期予想109,700百万円に対する達成率 73.4%
- 営業利益:10,028百万円。通期予想12,900百万円に対する達成率 77.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:7,035百万円。通期予想8,400百万円に対する達成率 83.8%
- 市場予想(コンセンサス):–(資料に記載なし)
- サプライズの要因(上振れ要因、下振れ要因)
- 上振れ寄与:中国事業・日本事業での販売堅調、売上総利益率の改善(前年同期比+1.2pt)、海上輸送費低下などで利益率改善
- 減損・特別損失等:製品自主回収関連費用454百万円、減損損失66百万円等が発生し特別損失合計551百万円。ただし特別利益(受取損害賠償金361百万円等)もあり特別損益での影響は限定的
- 為替:営業外・その他の包括利益において為替影響(為替差損等、包括利益の大幅悪化)あり
- 通期への影響:第3四半期までの進捗は高く、通期予想達成の余地はあるが、米国相互関税のコスト影響、中国のEC競争など不確定要因が残るため引き続きリスク注意(会社は通期予想を維持、必要時速やかに開示すると表明)
財務指標(要点)
- 主要損益(第3四半期累計、百万円)
- 売上高:80,526(+5.9%、前年同期比 +4,489)
- 売上総利益:40,767(前年同期 37,551、↑+8.6%)
- 販売費及び一般管理費:30,738(前年同期 29,069、↑5.7%)
- 営業利益:10,028(+18.2%、前年同期比 +1,547)=営業利益率 約12.5%(業種比は業種特性によるが良好水準の目安)
- 経常利益:10,670(+20.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:7,035(+29.7%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):58.82円(前年同期45.38円)
- 収益性指標(第3Q末ベース)
- 売上総利益率:約50.6%(40,767 / 80,526)
- 営業利益率:約12.5%(10,028 / 80,526)
- ROE(参照値):約9.1%(親会社株主に帰属する四半期純利益7,035 / 自己資本77,384 ※自己資本は資料の「自己資本」参照)→(目安:8%以上で良好)
- ROA(参照値):約6.7%(親会社株主に帰属する四半期純利益7,035 / 総資産105,159)→(目安:5%以上で良好)
- 財政状態(貸借対照表要点、百万円)
- 総資産:105,159(前期末108,308、▲3,149)
- 流動資産:72,349(前期末73,462、▲1,112)
- 現金及び預金:34,156(前期末39,201、▲5,044)
- 商品及び製品:12,638(前期末10,356、+2,282)
- 負債合計:25,076(前期末23,701、+1,375)
- 流動負債:19,304(前期末17,383、+1,921)
- 純資産合計:80,082(前期末84,607、▲4,524)
- 自己資本比率:73.6%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率:約375%(72,349 / 19,304、流動性は高い)
- 負債比率(負債/純資産):約31.3%(25,076 / 80,082、保守的)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金預金は前年末比で約▲5,044百万円減少。
- 減価償却費(のれん除く無形含む):3,421百万円(当第3四半期累計)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:73.4%
- 営業利益進捗率:77.7%
- 純利益進捗率:83.8%
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益であり、利益面の改善が顕著
- 効率性・その他
- 総資産回転率や売上高営業利益率は改善傾向(営業利益率約12.5%)
- セグメント別の利益貢献:中国事業の利幅・売上寄与が大きい
特別損益・一時的要因
- 特別利益:受取損害賠償金361百万円等により特別利益合計367百万円
- 特別損失:製品自主回収関連費用454百万円、減損損失66百万円等で特別損失合計551百万円
- 一時的要因の影響:製品自主回収費用等で営業外・特別損益に影響。ただし本業(営業利益)は売上増と粗利改善で増益
- 継続性の判断:製品回収は一時的要因と見られるが、品質対応コストやブランド影響の波及は注視が必要
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):38.00円(2025年も実施、修正なし)
- 期末配当(予想):38.00円(通期合計 76.00円、修正なし)
- 配当性向(会社予想ベース):通期EPS予想70.24円に対する配当76.00円 → 配当性向約108.2%(高め)。(注:会社は配当方針を維持)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:当面の配当予想は維持。自社株買い等の記載は資料に明示なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(資料に記載なし)
- 減価償却費:3,421百万円(第3四半期累計)
- R&D費用:–(資料に記載なし)
- 主な投資内容・研究テーマ:新商品開発(保育園向け幼児食、育児家電等)に言及あり
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:12,638百万円(前年同期 10,356、+2,282)
- 在庫の増加は製品ラインアップ拡大や需給対応のためと推察されるが、詳細は注記なし
セグメント別情報
- 売上高(第3四半期累計、百万円、対前年増減は本文参照)
- 日本事業:26,451(セグメント計 27,587百万円表記もあり)—売上高275.87億円(前年同期比+3.5%)、セグメント利益17,14百万円(+23.7%)
- 中国事業:30,454(317.34億円、前年同期比+11.5%)、セグメント利益80,76百万円(+8.6%)
- シンガポール事業:7,353(111.35億円、前年同期比+4.1%)、セグメント利益18,70百万円(+38.1%)
- ランシノ事業:16,266(162.80億円、前年同期比+4.4%)、セグメント利益10,12百万円(+13.9%)
- 貢献度・概況:
- 中国事業が最大の売上・高い貢献。高月齢・キッズ向け(エイジアップ)商品が成長寄与。
- 日本事業は基幹商品(哺乳器・ベビースキンケア等)堅調。育児家電で一部自主回収による影響あり。
- ランシノは北米での哺乳器・乳首の拡大が進むが、さく乳器の競争激化で一部カテゴリの現地通貨売上は減少。
- 地域別売上:国内/海外別詳細はセグメント表参照。海外(中国・ASEAN・北米)が大きな比重。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「第8次中期経営計画(2023~2025)」最終年。成長戦略(ブランド・基幹商品・地域戦略)を継続実行中。
- KPI達成状況:当第3四半期までで売上・利益面は改善傾向。中計の最終年として成果創出と課題対応の両立を目指す。
競合状況や市場動向
- 市場動向:主要市場(日本・中国等)は少子化トレンドが続く一方、中国は依然として大市場(出生数約900万人規模)で消費拡大の余地あり。Eコマースとデジタルマーケティングが重要に。
- 競合:地場ブランドの台頭や価格競争、各社のEC活用強化により競争環境は厳しい(資料記載)。
- 競合比較:資料に同業他社の定量比較はなし(–)
今後の見通し(会社予想等)
- 通期業績予想(2025年1月1日~12月31日):売上高109,700百万円(+5.3%)、営業利益12,900百万円(+6.3%)、経常利益12,900百万円(▲2.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,400百万円(+0.3%)、1株当たり当期純利益70.24円
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好。だが米国相互関税のコスト上昇、中国EC商戦での競争激化、為替変動等の外部リスクあり。会社は状況に応じて速やかに見直す方針。
- リスク要因:為替、原材料・エネルギー価格、国際関税、競争激化、消費者行動の変化
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を第1四半期連結会計期間の期首から適用。四半期連結財務諸表への影響は無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間の計算書は作成していない(注記あり)。
- その他:監査人による四半期レビューは無し。
(注)不明・未記載の項目は「–」で示しています。投資助言は行っておりません。数値は決算短信(2025年12月期 第3四半期・連結、2025年11月6日公表)に基づきます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7956 |
| 企業名 | ピジョン |
| URL | http://www.pigeon.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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