2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は合理的な業績予想を公表していない(プライベートエクイティ事業の特性から)。したがって「会社予想との乖離」という形のサプライズは該当せず。ただし四半期実績は前年同期比で大幅な下振れ(営業収益291百万円、△64.6%)。
- 業績の方向性:第1四半期は減収減益(営業収益291百万円、営業損失159百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失143百万円)。前年同期に比べプロジェクト売却など一時収益が少なかったことが主因。
- 注目すべき変化:組合持分利益・インカムゲイン等が前年同期226百万円(△68.1%)に減少。前年同期にあった物流施設売却関連の配当収入など大口の収益が今期は発生していない点。
- 今後の見通し:会社は通期予想を開示していないが、資料で「主な売却は下期に実行する見込み」と明記。通期の業績は下期の売却タイミング・金額に依存するため、第1四半期の進捗だけでは達成可能性判断は困難。
- 投資家への示唆:短期業績は売却(エグジット)タイミングに左右されるため、投資判断では下期の予定売却案件の進捗・市場環境(株式市場・プロジェクト売却環境)とキャッシュポジション・借入返済状況を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本アジア投資株式会社
- 主要事業分野:プライベートエクイティ投資およびプロジェクト投資(ファンド運営、プロジェクトの運営・投資・売却)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 CEO兼CIO 丸山 俊
- 問合せ先:取締役 常務執行役員 CFO 岸本 謙司 TEL 03-3221-8518
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日〜2025年6月30日)
- 決算補足説明資料:作成有(当日ウェブ掲載予定)、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント「投資事業」(投資・ファンド運営・プロジェクト運営等)
- 発行済株式等:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):22,284,392株
- 期末自己株式数:78,009株
- 期中平均株式数(四半期累計):22,206,383株(前年比増、前期17,851,834株)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無
- 決算補足資料の掲載:2025年8月14日(同日に掲載予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想:正式な通期業績予想は公表していない(合理的算定困難のため)。参考情報として「従来連結基準による見込値(参考値)」を提示(通期:営業収益2,450百万円、営業利益500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益450百万円)。
- 売上高(連結):実績291百万円。会社見込値(参考)に対する進捗率:291/2,450=約11.9%(参考値ベース)。
- 営業利益:実績△159百万円(損失)。会社見込値(参考)500百万円に対して達成率は該当せず(差異大)。
- 純利益(親会社帰属):実績△143百万円。会社見込値(参考)450百万円に対して進捗はマイナス。
- サプライズの要因:
- 主因は「下期に大きな売却を見込んでいる」ため第1四半期に大口の売却や配当収入がなかったこと(前年同期は物流施設売却による収入等があった)。
- 営業投資有価証券の売却は小口にとどまり(売却高6百万円)、実現キャピタルゲインはほぼゼロ。
- 特別利益57百万円(海外子会社清算に伴う為替換算調整取崩益等)があるが、それでも通期目標に対する寄与は小さい。
- 通期への影響:
- 通期見通しは会社が正式に示していないため、今後の達成可能性は下期のエグジット実行状況と市場動向次第。第1四半期のみで見込値到達可否は判断できない。
財務指標(連結)
- 要旨(当第1四半期:2025年6月30日時点、単位:百万円)
- 営業収益:291(前年同期822、前年同期比△64.6%)
- 営業原価:184(前年同期292、前年同期比△37.0%)
- 営業総利益:107(前年同期529、前年同期比△79.8%)
- 営業利益(損失):△159(前年同期211)
- 経常利益(損失):△197(前年同期195)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△143(前年同期180)
- 包括利益:50(前年同期211、△76.1%)
- 1株当たり四半期純利益(連結):△6.44円(前年同期 10.11円)
- 収益性指標(計算値)
- 営業利益率:△159 / 291 = △54.6%(大幅なマイナス)
- ROE(目安比較):親会社帰属当期純損失△143 / 自己資本6,861 = 約△2.09%(目安:8%以上良好 → 低下)
- ROA:△143 / 総資産15,242 = 約△0.94%(目安:5%以上で良好 → 低下)
- 進捗率分析(対「従来連結基準による見込値」参照値)
- 通期売上進捗率(参考見込値ベース):291 / 2,450 = 11.9%
- 通期営業利益進捗率:△159 / 500 = 不適切(マイナス)
- 通期純利益進捗率:△143 / 450 = 不適切(マイナス)
- 備考:会社は見込値を「合理性は低い参考情報」と明記
- 貸借対照表(主要点)
- 総資産:15,242(前連結会計年度末15,419)
- 現金及び預金:3,702(前期末4,302)→ 前期末比減(主に借入金返済)
- 営業投資有価証券:6,236(前期末5,983)→ 増加(投資実行や上場株式の時価上昇)
- 有形固定資産:4,652(前期末4,512)→ 増加(プロジェクト設備等への投資)
- 純資産:7,204(前期末7,158)
- 自己資本:6,861(前期末6,817)
- 自己資本比率:45.0%(前期末44.2%)(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 負債・資本関係
- 負債合計:8,038(前期末8,260)→ 減少
- 借入金・社債残高合計:7,214(前期末7,417)
- 当社単体借入:3,172(前期末3,495)
- プロジェクトファイナンス・社債等:4,041(前期末3,921)※プロジェクト資産・収益が返済原資のため影響限定と会社説明
- 負債/純資産比(負債合計8,038 / 純資産7,204)=約1.12(112%)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(該当四半期は未作成)→ 営業CF等の明示数値なし
- 参考:現金及び預金は前期末比で600百万円減少(借入金返済が主因)
- フリーCF:–(未作成のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(算出不可)
- 流動性・安全性:
- 流動資産9,581 / 流動負債1,963 → 流動比率約488%(流動性は高水準)
- 自己資本比率45.0%(安定水準)
- 四半期推移(QoQ)は限定情報のため–(記載なし)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:57百万円(海外子会社清算に伴う為替換算調整勘定取崩益33百万円、固定資産売却益23百万円等)
- 特別損失:該当なし
- 一時的要因の影響:特別利益は一時的な寄与にとどまり、通期見通しの主要要因ではないと考えられる
- 継続性判断:為替換算調整の取崩等は一過性の可能性が高い
配当
- 中間配当:0.00円(予定・予想の修正:無し)
- 期末配当(予想):0.00円(会社見込値に修正なし)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:–(株価情報が資料に記載されていないため)
- 配当性向:–(配当0に対する計算意義なし)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの開示無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(固定資産増加の状況)
- 有形固定資産:4,652(当期末)← 前期末4,512 → 増加分約140百万円(主に再生可能エネルギー発電所設備、植物工場、障がい者グループホーム等)
- 減価償却費:連結で11百万円(当第1四半期)
- 研究開発:
- 主な投資テーマ:プロジェクト設備投資(上記)に注力
セグメント別情報
- セグメント構成:単一「投資事業」セグメントのため、詳細なセグメント別内訳は省略
- セグメント業績:営業収益・原価等は連結(投資事業ベース)の合計で表示済み(詳細は上記)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に改めての進捗評価は記載無し
- 「従来連結基準による見込値」(参考値)は通期営業利益500百万円等を提示しているが、会社自身が「合理性は低い参考値」と明記。中期目標達成はエグジット(売却)実行と市場状況に強く依存。
競合状況や市場動向
- 市場動向:会社が明示する主なリスクは「株式市場等の変動」「プロジェクト売却環境」「為替」等。PE投資は市場変動に業績が左右されやすい点を再確認。
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は合理的な通期業績予想を公表していないが、参考情報として「従来連結基準による見込値」(通期:営業収益2,450百万円、営業利益500百万円、親会社帰属当期純利益450百万円、1株当たり当期純利益20.26円)を提示(数値の合理性は低い旨注記)。
- また会社は「主たる売却は下期に実行する見込み」と明示しており、下期の売却実行が通期業績を左右する旨を説明。
- 予想の信頼性:過去の業績変動や会社注記により、見込値の信頼性は限定的。投資家は下期の売却計画の明確化を待つ必要あり。
- リスク要因(主なもの):
- 株式市場やM&A市場の流動性低下による売却価格・タイミングの悪化
- 為替変動(海外子会社清算等で影響)
- プロジェクトの稼働・売却状況の遅延
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(除外1社:JAIC CI Limited 等。連結範囲が変動)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF詳細は未開示)
- 会計方針の変更、修正再表示:無
- 将来予想の注意:会社は「従来連結基準による見込値」を参考情報としているが、その達成を約束するものではないと明記
(注記)
- 本要約は提出された決算短信の記載事項を整理したものであり、投資助言や売買推奨を行うものではありません。
- 不明項目や開示のない数値は「–」として記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8518 |
| 企業名 | 日本アジア投資 |
| URL | http://www.jaic-vc.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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