2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:第2四半期(中間)実績は会社の前回予想を上回り(上振れ)、これを受け通期業績予想を上方修正。市場予想は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高:207億55百万円、前年同期比+5.6%、営業利益:31億56百万円、前年同期比+49.6%、親会社株主に帰属する中間純利益:35億38百万円、前年同期比+92.3%)。
- 注目すべき変化:特別利益(旧加須工場の建物売却益)1,250百万円の計上により中間純利益が大幅増。機械関連事業の回復(売上+40.5%)が営業利益押上げに寄与。
- 今後の見通し:通期業績予想を上方修正(売上40,700→+100百万円、営業利益4,600→5,000百万円、当期純利益4,000→4,900百万円)。中間時点の進捗率は売上約51.0%、営業利益約63.1%、当期純利益約72.2%で、利益面の進捗は良好。
- 投資家への示唆:機械関連の受注繰越の消化やコスト低減が利益率改善を牽引。一方で中間純利益の押上げには一時的な売却益の影響もあるため、コア事業の持続性(医薬品の薬価改定影響や繊維の原料・労務費上昇)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:カタクラ(片倉工業株式会社)
- 主要事業分野:不動産事業、医薬品事業、機械関連事業、繊維事業、その他(ビル管理、IT、印刷紙器等)
- 代表者名:代表取締役社長 上甲 亮祐
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月12日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期/中間期、連結、単位:百万円未満切捨て)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 不動産事業:ショッピングセンター等の賃貸・管理(例:コクーンシティ)
- 医薬品事業:医療用医薬品の販売・開発
- 機械関連事業:消防車等車両販売・関連機械(シャシ納入回復)
- 繊維事業:機能性繊維・実用衣料等
- その他:ビル管理、ITサービス、印刷紙器、訪花昆虫の販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):35,215,000株
- 期末自己株式数:3,565,329株(前年同期 2,946,958株)
- 期中平均株式数(中間期):32,095,900株(前年中間 33,008,414株)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年8月13日
- 配当支払開始予定日:―
- IRイベント:第2四半期決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(中間):
- 売上高:20,755百万円(前年同期比+5.6%)。通期会社予想との比較では中間進捗率51.0%(通期40,700百万円に対して)。
- 営業利益:3,156百万円(前年同期比+49.6%)。通期予想5,000百万円に対する進捗率63.1%。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:3,538百万円(前年同期比+92.3%)。通期予想4,900百万円に対する進捗率72.2%。
- 市場予想:資料に記載なし(–)。
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:機械関連事業の販売回復(受注繰越の消化)と原価低減、営業利益の増加。営業外はほぼ横ばい。
- 一時要因:旧加須工場の建物売却益(特別利益)1,250百万円が中間純利益を押し上げ。
- セグメント面:医薬品は薬価改定で売上減だが、希望退職による固定費削減で営業黒字化。
- 通期への影響:
- 会社は中間実績を踏まえ通期予想を上方修正(営業利益 +400百万円、経常利益 +500百万円、当期純利益 +900百万円)。利益進捗が高く、現時点では修正後予想達成の可能性は高いと示唆。ただし特別利益の寄与を除く「コア利益」の推移を継続モニタリングする必要あり。
財務指標(要点)
- 損益(中間・連結、百万円)
- 売上高:20,755(+5.6%、前年 19,651)
- 営業利益:3,156(+49.6%、前年 2,110)
- 経常利益:3,870(+35.5%、前年 2,856)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:3,538(+92.3%、前年 1,840)
- 1株当たり中間純利益(EPS):110.26円(前年 55.76円)
- 収益性指標
- 営業利益率:3,156 / 20,755 = 15.21%(高め。業種差は事業構成に依存)
- 推定ROE(年換算ベース、概算):(3,538×2) / 86,051 ≒ 8.23%(目安: 8%以上で良好)
- 注:自己資本は資料の「自己資本」86,051百万円を使用して概算(年換算)。
- 推定ROA(年換算ベース、概算):(3,538×2) / 137,110 ≒ 5.16%(目安: 5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:20,755 / 40,700 = 51.0%(概ね均等配分を上回る)
- 営業利益進捗率:3,156 / 5,000 = 63.1%(利益進捗良好)
- 当期純利益進捗率:3,538 / 4,900 = 72.2%(高進捗、ただし一時利益の影響あり)
- キャッシュフロー(中間、百万円)
- 営業CF:5,071(前年同期 2,712、増加:営業収益性・売上債権減少が寄与)
- 投資CF:802(前年同期 3,224、(本期は有形固定資産取得1,353百万円等)収支は小幅の収入超過)
- 財務CF:△4,302(前年同期 △2,636、主に自己株取得1,443、配当支払1,618、長期借入返済978が要因)
- フリーCF(概算):5,071 − 802 = 4,269(プラス)
- 現金同等物残高:10,786(前期末 9,214、増加 +1,571、+17.1%)
- 営業CF/当期純利益比率:5,071 / 3,538 ≒ 1.43(目安: 1.0以上で健全)
- 貸借対照表(中間末、百万円)
- 総資産:137,110(前期末 140,786、△2.6%)
- 純資産:89,130(前期末 89,731、△0.7%)
- 自己資本比率:62.8%(安定水準、目安: 40%以上で安定)
- 長期借入金:3,940、短期借入金:2,854(負債水準は低め)
- 流動比率、負債比率とも概ね良好(詳細比率は資料参照)
- 四半期(QoQ)や季節性:
- 四半期別データは限定的だが、中間期で利益進捗が良く、上期に受注消化等が集中している傾向。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 1,250百万円(旧加須工場の建物売却)
- 特別損失:当中間期は計上なし(前年同期は減損128百万円)
- 一時的要因の影響:当期純利益の大幅増(+92.3%)の一部はこの売却益による。特別利益を除く場合でも営業・経常利益は増加しているため業績改善は一部実需に基づくが、純利益水準の持続性は特別益の影響を考慮する必要あり。
- 継続性の判断:固定資産売却益は一時的。今後同様の特別利益が続くかは不確定。
配当
- 実績・予想:
- 2024年通期実績:年間配当 50.00円(期末50.00円)
- 2025年予想:期末配当 50.00円、年間合計 50.00円(中間配当は予定なし)
- 直近発表から配当予想に修正は無(注記)
- 配当性向(予想ベース):期末50円 / 1株当たり当期純利益153.65円 ≒ 32.5%(概算)
- 自社株買い:当中間期に自己株式650,000株取得(取得額1,443百万円、自己株式残高5,845百万円)
- 特別配当:無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間)
- 有形固定資産の取得による支出:1,353百万円(前年中間 1,019百万円)
- 減価償却費:1,365百万円(中間、前年 1,357百万円)
- 研究開発:
- 資料は「医薬品事業における研究開発費の減少」と記載あるが、R&D費用の金額は明示されていない(–)
- 主な投資内容:機能性繊維の生産能力増強などへの投資計画を進行中(文中記載)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:詳細な受注高/受注残高の数値は資料に記載なし(ただし機械関連では「過年度の受注繰越分の販売が進んでいる」と明記) → 受注残高は改善方向(定性的情報のみ)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:5,732百万円(前期末 5,793百万円、微減)
- 仕掛品:2,284百万円(前期末 3,268百万円、減少)
- 在庫回転日数等の詳細数値は資料に記載なし(–)
セグメント別情報(中間:2025/1–6、単位:百万円)
- 不動産事業:売上高 5,678(+3.5%)、営業利益 2,152(△5.5%)
- コメント:コクーンシティの賃料収入増加で売上増。固定資産税や修繕費増で営業益は減少。
- 医薬品事業:売上高 5,587(△7.9%)、営業利益 447(前年は損失33)
- コメント:薬価改定で売上減だが、希望退職による固定費削減等で営業黒字化。新製品寄与あり。
- 機械関連事業:売上高 4,774(+40.5%)、営業利益 641(前年はほぼ損失)
- コメント:車載半導体不足の解消に伴う納入回復、過年度受注の販売進展で増収増益。
- 繊維事業:売上高 3,334(+1.2%)、営業利益 332(△8.8%)
- コメント:耐熱性繊維は堅調だが原材料・労務費の上昇で営業利益減。
- その他:売上高 1,380(△1.9%)、営業利益 82(△12.8%)
- セグメント合計:売上高 20,755、セグメント利益合計 3,655(調整後営業利益 3,156)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明確な数値目標は掲載なし(–)。だが文中では「海外市場開拓、生産能力増強、さいたま新都心の価値向上」等の中長期施策を継続と記載。
- KPI達成状況:特段の公開KPIは資料に無く、進捗は個別事業の売上・利益動向で判断する必要あり。
競合状況や市場動向
- 競合比較:具体的な競合他社業績との比較データは資料に記載なし(–)。
- 市場動向:国内は企業収益・雇用改善で緩やかな回復。リスクとして米国通商政策、金融・資本市場の不安定、物価上昇の継続が挙げられている。医薬品分野は薬価改定等の政策リスクが継続。
今後の見通し(会社予想)
- 通期(2025年1月1日〜12月31日)修正予想(百万円)
- 売上高:40,700(前年 39,424、増減率+3.2%)
- 営業利益:5,000(前年 4,124、+21.2%)
- 経常利益:6,000(前年 5,483、+9.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:4,900(前年 3,524、+39.0%)
- 1株当たり当期純利益(予想):153.65円
- 修正の理由:中間実績(研究開発費減少、機械関連の原価低減、旧加須工場売却益等)を踏まえ上方修正。
- 予想の信頼性:中間期の進捗率(特に利益)が高く、会社は達成見込みと判断。ただし一時的売却益の寄与を差し引いた「コア利益」の継続性確認が重要。
- リスク要因:為替・原材料価格、薬価改定等の政策変動、金融市場の影響、受注状況の変動(特に機械関連)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外(注記あり)。
- 発行済株式関連:2025年5月に自己株式650,000株取得(自己株式増加1,443百万円)。
- 税率関連の注記:所得税法等の改正により将来の法定実効税率を30.6%→31.5%に変更しているが影響は軽微。
(注):
- 資料に記載のない項目や市場予想、詳細なR&D金額、時価総額等は「–」で表記しています。
- 数値は決算短信(百万円単位)に基づく。ROE/ROAは中間業績を年換算して概算算出した値。
- 本資料は情報整理を目的とするものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3001 |
| 企業名 | 片倉工業 |
| URL | http://www.katakura.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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