2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。中間実績は会社予想の開示値そのものに対する直接の「超過/未達」公表はないが、特別利益(投資有価証券売却益)が105百万円発生しており、税引前利益を押し上げている点は留意。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益」(売上高△3.7%、営業利益△7.4%、経常利益△4.8%、中間純利益△1.4%)。
- 注目すべき変化:セグメントでは「金属表面処理剤及び機器等」が売上・利益ともに前年同期を下回った一方、「電子材料」「自動車用化学製品等」は増収増益。投資有価証券売却益(約105百万円)が特別利益として計上された点。
- 今後の見通し:通期業績予想は未変更。中間進捗は売上高47.3%、営業利益46.9%、親会社株主に帰属する中間純利益49.8%とほぼ均等な進捗で、現時点では通期予想達成の見通しに大きな変更は示されていない。
- 投資家への示唆:高い自己資本比率(81.8%)と厚い現金預金を背景に財務は非常に安定。ただし主要セグメントのうち金属表面処理関連の需要不調が業績に響いており、セグメント別の回復動向(特に半導体向けや大型装置受注の回復)が今後の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:石原ケミカル株式会社(証券コード 4462)
- 主要事業分野:金属表面処理剤・機器、電子材料、車載向け等の自動車用化学製品、工業薬品等の製造・販売
- 代表者名:代表取締役社長 藤本 昭彦
- 問合せ先:取締役管理本部長 住 勝哉(TEL: 078-682-2312)
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算補足説明資料の作成:有、決算説明会:有
- セグメント(報告セグメント):
- 金属表面処理剤及び機器等:金属表面処理剤、化成処理液自動管理装置等
- 電子材料:半導体製造装置向けセラミックス、エンプラ等
- 自動車用化学製品等:エアコン洗浄剤、車室内消臭抗菌剤、コーティング剤等
- 工業薬品:鉄鋼業界向け薬品、触媒等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):15,153,680株
- 期末自己株式数:1,488,059株
- 中間期中平均株式数:13,660,221株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月1日
- 決算説明会:有(詳細は別資料)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社が中間で公表した個別の「中間予想」は無し。通期予想は未修正)
- 売上高:11,590百万円(前年同期比△3.7%)→通期予想24,500百万円に対する進捗率 47.3%
- 営業利益:1,646百万円(前年同期比△7.4%)→通期予想3,510百万円に対する進捗率 46.9%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,269百万円(前年同期比△1.4%)→通期予想2,550百万円に対する進捗率 49.8%
- サプライズの要因:
- 特別利益に投資有価証券売却益104,832千円(約105百万円)計上。これが税引前当期純利益を押し上げる要因。
- 主業績面では金属表面処理関連の需要調整や大型装置の大型案件不足が売上・利益を押し下げ。
- 電子材料や自動車用化学製品は堅調。
- 通期への影響:
- 通期見通しは変更無し。中間の進捗はおおむね均等配分であり、現時点で通期予想達成見込みに対する明確な修正要因は示されていない。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高:11,590,172千円(前年同期 12,031,027千円、△3.7%)
- 営業利益:1,646,578千円(前年同期 1,777,690千円、△7.4%)
- 経常利益:1,700,004千円(前年同期 1,785,190千円、△4.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,269,637千円(前年同期 1,287,036千円、△1.4%)
- 包括利益:1,461,411千円(前年同期 1,206,781千円、+21.1%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):92.94円(前年同期 87.11円)
- 収益性指標
- 営業利益率:1,646,578 / 11,590,172 = 約14.2%(業種平均と比較する場合は個別の化学業界平均参照。14%は一般に良好水準)
- ROE(中間実績を年換算して概算):(1,269.637×2) / 23,104,298 ≒ 11.0%(目安: 10%以上で優良)※概算
- ROA(同上概算):(1,269.637×2) / 28,245,633 ≒ 9.0%(目安: 5%以上で良好)※概算
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:47.3%(均等配分で約50%に近く、ほぼ計画通り)
- 営業利益進捗率:46.9%
- 純利益進捗率:49.8%
- 過去同期間との比較:前年中間(対通期進捗は資料未提示のため直接比較不可だが、前年同期比は減収減益)
- 貸借対照表の要点
- 総資産:28,245,633千円(前期末 26,997,260千円、増加)
- 純資産:23,104,298千円(前期末 21,899,327千円、増加)
- 自己資本比率:81.8%(前期末 81.1%)(安定水準、非常に高い)
- 現金及び預金:7,744,872千円(前期末 6,531,799千円、増加 1,213,073千円)
- 流動資産:17,442,961千円、流動負債:4,271,426千円 → 流動比率(概算)≈ 408%(流動性は非常に高い)
- 負債合計:5,141,334千円(控えめな水準)
- キャッシュフロー:
- 営業CF、投資CF、財務CF、フリーCF等の明細数値:–(決算短信本文に詳細が無いため省略)
- 現金同等物残高の増加は確認(前期末6,531百万円 → 中間7,745百万円)
- 営業CF/純利益比率:–(詳細CF数値なしのため算出不可)
- 在庫等(注記より)
- 商品及び製品:1,087,874千円、仕掛品:249,863千円、原材料及び貯蔵品:836,473千円(合計在庫概算 2,174,210千円)
- 四半期推移(QoQ):–(当該短信は中間累計のみ、四半期単独のQoQ数値は未記載)
- 財務安全性:
- 自己資本比率81.8%(安定水準)
- 負債比率(総負債/自己資本)≈ 5,141 / 23,104 ≒ 22.3%(低く健全)
- 流動比率(流動資産/流動負債)≈ 408%(非常に高く流動性良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:104,832千円(主な特別利益。前年同期は8,567千円)
- 固定資産売却益:200千円
- 特別損失:
- 固定資産除却損:1,379千円
- 一時的要因の影響:
- 上記投資有価証券売却益が税引前利益を大きく押し上げているため、特別利益を除いた「通常営業からの稼ぐ力」を評価する必要あり。
- 継続性の判断:
- 有価証券売却益は一時的要因であり、今後も継続するかは未定(継続性は低いと想定)。
配当
- 中間配当:22.00円(前年中間 20.00円)
- 期末配当(予想):22.00円
- 年間配当予想:44.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想に対する想定配当性向算出には通期EPS使用で可能だが、資料要求に従い省略可。通期EPS予想186.64円に対し年間配当44円→配当性向約23.6%(計算例:44/186.64))
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし。直近の配当予想に修正は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(中間短信に明細記載なし)
- 減価償却費:–(明細なし)
- 研究開発費(R&D):–(明細なし)
- 主な投資内容/R&Dテーマ:資料内の個別記載無し(高付加価値製品開発に取り組む旨の記載あり)。
受注・在庫状況(該当性がある項目のみ)
- 受注高・受注残高:–(記載無し)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・仕掛・原材料合計概算):2,174,210千円(前年同等水準のため在庫積み上がり等の懸念は限定的)
セグメント別情報
- 売上高・営業利益(中間、千円)
- 金属表面処理剤及び機器等:売上 6,152,663(△7.3%)、セグメント利益 1,174,964(△11.4%)
- 電子材料:売上 451,378(+12.2%)、セグメント利益 16,251(+33.4%)
- 自動車用化学製品等:売上 2,062,215(+6.8%)、セグメント利益 509,634(+8.4%)
- 工業薬品:売上 2,923,915(△4.5%)、セグメント利益 115,150(△11.5%)
- セグメント戦略・状況(概要)
- 金属表面処理剤:一部(生成AI向けなど)半導体パッケージ向けは好調だが、車載・PC・スマホ向けは生産調整で低迷。化成処理液自動管理装置は大口需要欠如で前年を下回る。
- 電子材料:半導体市況回復でセラミックス・エンプラが増収。
- 自動車用化学製品:拡販(カーディーラーの取組拡大)で増収増益。
- 工業薬品:鉄鋼向け需要低下や触媒交換サイクルの影響で減収。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:資料中に具体的な中期数値目標の再確認は無し。高付加価値製品の開発・海外営業拡大を継続している旨を表明。
- 進捗状況:通期予想に対する中間進捗は概ね均等で、現時点では中期計画からの大きな乖離は示されていない。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調だが物価・金利・米国通商政策などの不透明要因あり。半導体市況の回復が電子材料セグメントを押し上げている一方、車載・PC関連の調整が一部需要を抑制。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し。営業利益率14.2%、高い自己資本比率は相対的に強み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上高 24,500百万円(+3.7%)、営業利益 3,510百万円(+3.2%)、経常利益 3,600百万円(+4.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,550百万円(+3.4%)、1株当たり当期純利益 186.64円
- 予想修正:直近公表値からの修正無し
- 会社予想の前提条件:別紙(添付資料P2参照)にて為替等の前提が示されている(本文での詳細記載は無い)
- 予想の信頼性:中間の進捗がほぼ均等であること、並びに財務余力は十分であることから短期的な達成可能性は示唆されている。ただし特定セグメント(表面処理・工業薬品)の需要変動と一時的特別益の影響を分けて評価する必要あり。
- リスク要因:為替・原材料価格変動、顧客(特に鉄鋼・電子・自動車業界)の生産調整、米国等の通商政策、受注の大型化欠如等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用は見積実効税率を適用)
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
- 不明項目は“–”で表示
(注記)本まとめは公表された決算短信の記載に基づく情報整理であり、投資の判断・助言を目的とするものではありません。各数値は百万円未満切捨てや単位千円からの換算による端数があり得ます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4462 |
| 企業名 | 石原ケミカル |
| URL | http://www.unicon.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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