2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想/市場予想との比較データは開示がないため不明(会社公表の通期予想とのズレの記載なし)。ただし、前年実績比で大幅な下振れ(売上高▲54.4%、営業利益▲70.6%)と大幅減益は明確。
- 業績の方向性:減収減益(売上高7,330百万円、前期比△54.4%/営業利益820百万円、同△70.6%)。
- 注目すべき変化:パワー半導体向けSiC材料切断装置の受注・販売が予想以上に低調で、電子機器事業(主力)が大幅減収(同事業売上6,930百万円、△55.9%)となった点が最大の変化。
- 今後の見通し:2026年9月期予想は売上高7,000百万円(同▲4.5%)、営業利益430百万円(同▲47.6%)と保守的。減益要因は研究開発強化など投資によるもので、通期達成は前提(市場環境と受注回復次第)。
- 投資家への示唆:短期的にはSiC市場・半導体設備投資の回復待ち。自己資本比率は64.5%と高く財務的余力はあり、だが営業CFが大幅マイナスで在庫増・仕入債務減少がキャッシュ圧迫要因になっている点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社タカトリ
- 主要事業分野:電子機器事業(半導体製造機器・新素材加工機器・ディスプレイ製造機器)、繊維機器事業(自動裁断機)、医療機器事業(胸腹水濾過濃縮装置等)
- 代表者名:代表取締役社長 増田 誠
- URL:https://www.takatori-g.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2024年10月1日~2025年9月30日(2025年9月期:通期、連結)
- 決算説明会資料:作成無し、決算説明会:無し
- セグメント:
- 電子機器事業:半導体・電子部品製造装置等(グループ売上の主力)
- 繊維機器事業:自動裁断機の製造・販売
- 医療機器事業:モバイル型胸腹水濾過濃縮処理装置、OEM/ODM等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,491,490株
- 期末自己株式数:41,021株
- 期中平均株式数:5,458,682株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2025年12月19日
- 配当支払開始予定日:2025年12月22日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年12月18日
- 決算説明会:無
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は開示無しのため達成率は–)
- 売上高:7,330百万円(前期16,082百万円、△54.4%)
- 営業利益:820百万円(前期2,787百万円、△70.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:584百万円(前期1,938百万円、△69.8%)
- サプライズの要因:
- 主因は電子機器事業におけるパワー半導体向けSiC切断加工装置の受注・販売低迷(EV市場の踊り場、SiCウェハ市場の過剰在庫および設備投資抑制)。
- 一方で医療機器事業は売上増(271百万円、+157.0%)だが、規模は小さい。
- 特別損失として事業構造改革引当金27,931千円等で特別損失合計30,383千円を計上。
- 通期への影響:
- 2026年9月期予想は売上7,000百万円、営業利益430百万円と更なる減益見込み(研究開発強化等の投資が減益要因)。現状の受注・市場動向次第で達成可能性は不透明。
財務指標(連結、千円単位は表記のまま/千円→百万円換算は注記)
- 損益(通期)
- 売上高:7,330,581千円(前期16,082,270千円、△54.4%)
- 営業利益:820,447千円(前期2,786,827千円、△70.6%)
- 経常利益:851,690千円(前期2,758,834千円、△69.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:584,879千円(前期1,937,892千円、△69.8%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):107.15円(前期354.92円、△69.8%)
- 収益性指標(算出)
- 営業利益率:11.2%(820,447 / 7,330,581)…業種での比較は個別に必要だが今回の水準は一応維持
- ROE(概算):約5.8%(当期純利益584,879千円 ÷ 当期純資産平均約10,096,093千円)→ 目安:8%以上が良好 → やや低下
- ROA(概算):約3.5%(当期純利益 ÷ 総資産平均約16,678,776千円)→ 目安:5%以上が良好 → 低下
- 財政状態(期末)
- 総資産:15,911,921千円(前期17,445,631千円)
- 純資産:10,266,595千円(前期9,927,550千円)
- 自己資本比率:64.5%(前期56.9%)(安定水準:40%以上 → 良好)
- 1株当たり純資産:1,883.62円(前期1,818.19円)
- キャッシュ・フロー(通期)
- 営業CF:△916,993千円(前期+213,785千円)→ 営業活動で大幅資金流出
- 投資CF:△428,876千円(前期+146,639千円)→ 投資有価証券取得等で支出
- 財務CF:+183,354千円(前期+1,475,357千円)→ 短期借入等で調達
- フリーCF(営業CF+投資CF):△1,345,869千円(=△916,993+△428,876) → マイナス
- 現金及び現金同等物期末残高:5,110,396千円(前期6,264,669千円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△916,993)/純利益(584,879)=約△1.57(1.0以上が健全の目安 → 今期は低下)
- 流動性・安全性
- 流動資産:12,973,691千円/流動負債:5,584,240千円 → 流動比率 ≈ 232%(流動資産÷流動負債)→ 良好
- 総負債/純資産(負債比率):負債合計5,645,325千円 ÷ 純資産10,266,595千円 ≈ 0.55(55%)
- 四半期推移(QoQ)・進捗率
- 本資料は通期決算のため四半期進捗率は該当。なお、会社は2026年通期予想を公表(売上7,000百万円等)しているが、当期実績との比較での進捗率は不適用。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産除却損78千円、事業構造改革引当金繰入27,931千円、事業構造損失2,374千円、合計30,383千円。
- 特別利益:該当記載なし。
- 一時的要因の影響:事業構造改革引当金等が一時的コスト。ただし、業績低迷の主因は構造的(市場需要の弱含み)であり、特別損失だけで説明できるものではない。
- 継続性の判断:事業構造改革費用は一時費用の性格だが、SiC需要の回復遅れは継続リスク。
配当
- 2025年9月期(実績):期末配当 40円(中間0円 → 年間40円)、配当総額218百万円、配当性向(連結)37.3%、純資産配当率(DOE)2.2%
- 2026年9月期(予想):中間無配、期末40円、年間40円(予想配当性向66.1%は資料に記載の数値だが、最終は業績次第)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:安定配当を基本方針、自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(連結 有形無形固定資産の増加額):当期 24,415千円(前期86,726千円)→ 減少
- 減価償却費:138,316千円(前期159,824千円)
- 研究開発:会社は今後重点領域へR&D強化を明示(2026年の減益要因の一つ)。具体的金額は決算短信に明確開示なし(–)。
受注・在庫状況
- 受注高(当連結会計年度):6,749,991千円(前期8,803,727千円、△23.3%)
- 受注残高:3,788,499千円(前期4,369,089千円、△13.3%)
- 棚卸資産(原材料・貯蔵品+仕掛品等):期末原材料及び貯蔵品3,996,492千円、仕掛品1,181,866千円。棚卸資産増加が営業CF悪化要因の一つ。
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
セグメント別情報
- 電子機器事業(主力)
- 売上高:6,930,112千円(前期15,730,586千円、△55.9%)
- セグメント利益:955,525千円(前期2,901,662千円、△67.1%)
- 主因:SiC関連装置の受注低迷、EV市場の踊り場、設備投資抑制
- 繊維機器事業
- 売上高:129,252千円(前期246,140千円、△47.5%)
- セグメント損失:△7,070千円(前期は利益16,661千円)
- 医療機器事業
- 売上高:271,216千円(前期105,544千円、+157.0%)
- セグメント損失:△128,007千円(前期△131,497千円)→ 損失幅はほぼ横ばいだが売上は拡大
- 地域別(売上)
- アジア比率低下:当期アジア3,004,367千円(構成比75.7%、前期11,495,734千円/96.7%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に具体的なKPIの進捗表記は無し。会社は高付加価値製品開発、材料メーカー等との連携を戦略として掲げる。
- KPI達成状況:SiC関連の受注減少により主力セグメントの短期KPIは未達(売上・利益とも低下)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 半導体市場:米国の関税政策や世界的な設備投資の弱含みがリスク。生成AI向け高性能半導体は需要増だが、SiCは過剰生産・在庫の影響で短期的に弱い。
- ディスプレイ:OLED等で需要拡大の見通しあり(中〜長期の機会)。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは開示なし(–)。ただし市場サイクル(シリコンサイクル、クリスタルサイクル)影響を受けやすい点は共通。
今後の見通し
- 業績予想(2026年9月期:2025年10月1日~2026年9月30日)
- 売上高:7,000百万円(前期比▲4.5%)
- 営業利益:430百万円(▲47.6%)
- 経常利益:460百万円(▲46.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:330百万円(▲43.6%)
- 予想の前提:重点領域への研究開発強化(投資による減益を見込む)
- 予想の信頼性:過去のサイクル変動で実績に振れが出やすい業種のため、市場回復のタイミングに左右されやすい(保守的な前提と読み取れる)。
- リスク要因:
- 為替・原材料価格、部材供給の不確実性
- SiC市場の過剰在庫・価格下落
- 競争激化・技術陳腐化リスク
- 受注回復遅延による営業CF悪化
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等の会計基準)を適用(連結財務諸表への影響は無しと記載)。
- 連結子会社:高鳥(常熟)精密機械有限公司(決算日12月31日)を連結
- 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査は受けていない旨の注記あり)
補足(主要数値の要約)
- 売上高:7,330百万円(△54.4%)
- 営業利益:820百万円(△70.6%)
- 当期純利益(親会社株主):585百万円(△69.8%)
- EPS:107.15円(前期354.92円)
- 自己資本比率:64.5%(安定水準)
- 営業CF:△917百万円(営業で大幅資金流出)
- 現金残高:5,110百万円(前期6,265百万円)
(注)数値は決算短信(2025年11月12日公表)に基づく。市場予想や時価情報は別途確認してください。本資料は投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6338 |
| 企業名 | タカトリ |
| URL | http://www.takatori-g.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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