2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 市場コンセンサスの提示はなし。通期業績予想に対する修正はなし(2025年7月25日公表の修正値から変更なし)。第3四半期累計は通期予想に対して売上高進捗は約65%、営業利益進捗は約49%と、営業利益はやや遅れ気味。
  • 業績の方向性: 減収減益(第3四半期累計:売上高4,841百万円、前年同期比△62.0%/営業利益413百万円、同△82.3%)。
  • 注目すべき変化: 電子機器事業の売上大幅減(セグメント売上4,575百万円、同△63.5%)が業績悪化の主因。医療機器事業は売上増(178百万円、同+114.1%)で寄与。
  • 今後の見通し: 通期予想(売上7,400百万円、営業利益850百万円)は修正なし。ただし第3四半期の進捗(営業利益進捗約49%)を考慮すると、下期での巻き返しが必要。
  • 投資家への示唆: 主要収益源である電子機器事業の受注・販売動向が業績回復の鍵。医療機器は成長分野ではあるが規模はまだ限定的。財務は自己資本比率が高く安全性は確保されているが、短期的には需要循環リスクに注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社タカトリ
    • 主要事業分野: 電子機器事業(半導体/ディスプレイ/電子部品製造装置等)、繊維機器事業(裁断機等)、医療機器事業(医療・健康機器の開発・販売)
    • 代表者名: 代表取締役社長 増田 誠
    • 上場取引所/コード: 東証 / 6338
    • URL: https://www.takatori-g.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年8月8日
    • 対象会計期間: 2025年9月期 第3四半期累計(連結)(2024年10月1日~2025年6月30日)
    • 決算説明資料の作成: 無、決算説明会: 無
  • セグメント:
    • 電子機器事業: 半導体製造機器、新素材加工機器、ディスプレイ製造機器等
    • 繊維機器事業: 裁断機等の製造・販売(主に国内)
    • 医療機器事業: 医療機器・健康機器の開発・OEM供給、装置の販売・レンタル等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 5,491,490株(2025年9月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 5,460,095株
    • 時価総額: –(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 本資料日(2025/8/8)に発表済
    • 株主総会・IRイベント等: 直近のIR説明会は予定なし(資料記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計、百万円)
    • 売上高: 実績4,841(前年同四半期12,748、△62.0%)。会社の通期予想7,400に対する進捗率65.4%。
    • 営業利益: 実績413(前年同四半期2,341、△82.3%)。通期予想850に対する進捗率48.7%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 実績227(前年同四半期1,649、△86.2%)。通期予想600に対する進捗率38.0%。
  • サプライズの要因:
    • 主因は電子機器事業の売上急減(受注・需要の落ち込み、特にパワー半導体向けSiC材料切断装置などが低調)。製造コスト低減や諸経費圧縮を行ったが影響を吸収できず。
    • 一時的費用として事業構造改革引当金30,492千円(≈30.5百万円)計上。
  • 通期への影響:
    • 会社は2025年7月25日に通期見通しを修正済(当該修正後の数値が本資料の通期予想)。今回の第3四半期業績に対して通期予想は変更せず。ただし営業利益・純利益の進捗は遅れ気味で、下期での回復が前提。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期末、単位:百万円)
    • 総資産: 16,302(前期末17,445、△1,142)
    • 純資産: 9,922(前期末9,927、△4)
    • 自己資本比率: 60.9%(安定水準)
    • 現金及び預金: 5,747(前期末6,275、△527)
    • 短期借入金: 4,100(前期末3,600、+500)
    • 投資有価証券: 836(前期末207、+629)
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高: 4,841百万円(前年同期比△62.0%、△7,907百万円)
    • 営業利益: 413百万円(前年同期比△82.3%、△1,927百万円)
    • 営業利益率: 8.5%(前前年同期約18.4% → 低下)
    • 経常利益: 429百万円(前年同期比△81.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 228百万円(前年同期比△86.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計): 41.72円(前年同期301.94円、大幅減)
  • 収益性指標(累計ベース)
    • ROE(累計): 約2.3%(227百万円 / 9,923百万円、9か月累計ベース。目安: 8%以上で良好 → 低水準)
    • ROA(累計): 約1.4%(227百万円 / 16,303百万円、9か月累計ベース。目安: 5%以上で良好 → 低水準)
    • 営業利益率: 8.5%(業種平均との差はセグメントに依存)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率: 4,841 / 7,400 = 65.4%(Q3累計)
    • 営業利益進捗率: 413 / 850 = 48.7%
    • 純利益進捗率: 228 / 600 = 38.0%
    • 備考: 前期(2024年度)は第3四半期累計で売上高12,748に対し通期16,082で進捗79.3%と比べて進捗が遅い。
  • キャッシュフロー(注記)
    • 本資料では四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないが、主要項目の変動は以下のとおり。
    • 営業CFの代替指標: 現金及び預金は5,747百万円(前期末6,275百万円、△527百万円)。受取手形・売掛金が大幅減少(△2,035百万円)、在庫は増加(原材料等+817百万円、仕掛品+191百万円)。
    • 投資CF: 投資有価証券の増加(+629百万円)が主要影響。
    • 財務CF: 短期借入金の増加(+500百万円)が主要影響。
    • フリーCF (参考): 詳細CF表がないため算出不可。
    • 営業CF/純利益比率: 計算不可(営業CF非開示)。ただし現金減少と在庫積み上げが見られる。
  • 四半期推移(QoQ等):
    • 四半期毎の明細は本短信にて累計のみ記載。季節性については電子機器事業の受注動向に左右されるため、需給サイクルの影響あり。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 60.9%(安定水準)
    • 負債合計: 6,380百万円(前期末7,518百万円、△1,138)
    • 流動比率(概算): 流動資産13,365 / 流動負債6,316 ≒ 211.6%(資金繰り面では余裕あり)
  • 効率性:
    • 総資産回転率等の詳細は非開示だが、売上急減により資産効率は低下の見込み。
  • セグメント別:
    • 電子機器事業: 売上4,575百万円(構成比94.5%、前年同期比△63.5%)、セグメント利益489百万円(同△80.0%)
    • 繊維機器事業: 売上88百万円(同△33.3%)、セグメント損失14百万円(前年は△31百万円、改善)
    • 医療機器事業: 売上178百万円(同+114.1%)、セグメント損失61百万円(前年は△79百万円、改善傾向)
  • 財務の解説:
    • 売上減の主因は電子機器事業の需要減(米国関税や外需減速の影響)で、受注高・受注残高も前年同期比で減少。投資有価証券の増加や在庫増加が固定資産・流動資産構成に影響。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失: 事業構造改革引当金繰入額 30,492千円(≈30.5百万円)を計上(解散予定の中国子会社に係る経済補償等を含む)。
  • 特別利益: 該当なし(本期)。
  • 一時的要因の影響: 特別損失は当期の経常・税引前利益に影響。除外しても営業ベースの業績低下(電子機器事業の売上減)が主要課題。
  • 継続性の判断: 解散・清算関連の支出は一時費用とされる見込みだが、今後の追加費用変動の可能性あり(現時点で一部見積中)。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当: 0.00円(2025年9月期)
    • 期末配当(予想): 40.00円
    • 年間配当予想: 40.00円(前回予想から修正なし)
  • 配当金総額(参考): 期末配当金総額は約218百万円(資料記載)
  • 配当性向(予想): 約36%(218百万円 / 通期純利益予想600百万円 ≒36.3%)
  • 配当利回り: –(株価が資料にないため算出不可)
  • 株主還元方針: 自社株買い(上限130,000株、上限取得額200百万円、2025/7/28~2025/12/31)を実施予定(機動的資本政策・資本効率向上目的)。特別配当はなし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資: 明細の記載なし(当四半期は固定資産合計が前期末比で増加:2,654百万円→2,937百万円、主因は投資有価証券増加等)。減価償却費(累計)は107,458千円(約107.5百万円)。
  • 研究開発: R&D費の明細記載なし(該当項目は –)。

受注・在庫状況

  • 受注状況(千円、累計):
    • 電子機器事業 受注高 5,103,198、受注残高 4,677,947(前期:受注高7,029,576、受注残5,910,412 → 減少)
    • 繊維機器事業 受注高 112,933、受注残高 32,559
    • 医療機器事業 受注高 236,101、受注残高 269,307(増加)
  • 在庫状況:
    • 仕掛品: 1,687,697千円(約1,688百万円、前期1,496,298千円→増加)
    • 原材料及び貯蔵品: 4,056,754千円(約4,057百万円、前期3,238,778千円→増加)
    • 在庫の増加は受注・生産調整や納期関係の影響と推定。

セグメント別情報

  • 電子機器事業(主力)
    • 売上: 4,575百万円(構成比94.5%)、セグメント利益489百万円(同△80.0%)
    • 備考: 海外向けのパワー半導体・アナログ半導体機器は堅調な販売がある一方で、SiC材料向け等の受注低迷が大きい。
  • 繊維機器事業
    • 売上: 88百万円(構成比1.8%)、セグメント損失14百万円(損失幅縮小)
    • 備考: 裁断機等の国内販売が低調。
  • 医療機器事業
    • 売上: 178百万円(構成比3.7%、増収)、セグメント損失61百万円(損失縮小)
    • 備考: 新規OEM供給開始や販売・レンタル・試用貸出で堅調推移。中長期での成長期待要素。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 明確な進捗指標の記載なし(–)。ただし医療機器事業への注力や中国子会社解散に伴う生産・販売拠点集約は構造最適化の一環。
  • KPI達成状況: 公表KPIの進捗表記なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 米国関税引上げ、地政学リスク、外需の弱含みが電子部品・装置の需要に影響。中国の設備投資は弱含みの一方、追加関税の低下期待で大幅悪化は回避見込みと会社は説明。
  • 競合比較: 同業他社との比較データは資料にないため記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし): 売上7,400百万円(△54.0%)、営業利益850百万円(△69.5%)、経常利益900百万円(△67.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益600百万円(△69.0%)、1株当たり当期純利益109.89円
    • 前提条件: 資料中の業績予想前提は添付資料(P.2)参照(為替等の具体値は本短信本文に限定記載なし)。
  • 予想の信頼性: 第3四半期の進捗率からは営業利益・純利益の達成には下期での回復が必須。過去の予想達成傾向についての記載はなし(–)。
  • リスク要因:
    • 外部要因: 為替、米国関税、世界的な設備投資の停滞、地政学的リスク
    • 内部要因: 電子機器事業の受注回復遅延、在庫増加による資金負担、海外子会社整理に伴うコスト変動

重要な注記

  • 会計方針: 2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を第1四半期連結会計期間から適用。四半期連結財務諸表への影響はないと記載。
  • 連結子会社の解散: 中国子会社「高鳥(常熟)精密機械有限公司」について2025年7月25日取締役会決議で解散・清算を決定。今後現地法に基づく手続きと追加費用の可能性あり。関連で約30百万円の特別損失を計上済(見込)。
  • 自己株式取得: 取得上限130,000株(上限金額200百万円、取得期間2025/7/28~2025/12/31)を決議。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6338
企業名 タカトリ
URL http://www.takatori-g.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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