2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想の修正は無し(発表時点で修正無し)。中間実績は会社予想に対して特段の修正要求は出ていないため「ほぼ想定内」だが、前年同期比および通期進捗の観点では懸念がある。
- 業績の方向性:売上高は減収(4,984百万円、△4.3%)、営業損失・経常損失・中間純損失(営業利益 △146百万円、経常 △109百万円、中間純損失 △86.9百万円)。
- 注目すべき変化:受注高は前年同期比で増加(8,281百万円、前年比 +340百万円)し、受注残高は期首比で大幅増(6,954百万円、+3,297百万円)。一方で期初に売上が偏る年度特性により上半期の売上進捗が低めで、賃金上昇による労務費増が利益悪化の一因。
- 今後の見通し:通期予想(売上 14,500百万円、営業利益 1,278百万円)に対し中間進捗は売上34.4%・営業利益は赤字(達成には下期で計画どおりの売上・利益回復が必須)。業績予想は現時点で修正無し。
- 投資家への示唆:受注残高の増加は下期の売上回復余地を示唆するが、上半期で労務費上昇等により損益が悪化しており、下期の工程進捗とコスト管理が通期達成の鍵。配当は予想どおり年間260円(前期300円から減配)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ナカボーテック
- 主要事業分野:港湾・地中・陸上工事等の建設関連事業(完成工事、製品販売等)
- 代表者名:代表取締役社長 宮地 誠
- 上場市場・コード:東証 1787
- URL:https://www.nakabohtec.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月4日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間) 2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準、非連結)
- 決算説明資料/説明会:作成・開催ともに無
- セグメント(決算短信に基づく概況):
- 港湾事業:受注高 4,681百万円、売上高 2,847百万円(前年同期比 -568百万円、△16.6%)
- 地中事業:受注高 1,739百万円、売上高 926百万円(前年同期比 +109百万円、+13.3%)
- 陸上事業:受注高 660百万円、売上高 447百万円(前年同期比 +35百万円、+8.5%)
- その他:受注高 1,199百万円、売上高 762百万円(前年同期比 +199百万円、+35.4%)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):2,602,500株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:140,324株
- 期中平均株式数(中間期):2,460,762株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月5日
- 株主総会/IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ。中間は実績表示)
- 売上高:4,984百万円(前年同期 5,208百万円、前年比 △4.3%)。通期予想14,500百万円に対する進捗率 34.4%(目安:単純半期50%に対して下期偏重の事業特性を会社も指摘)。
- 営業利益:△146百万円(前年同期 31百万円、前年同期比 △約577.8%)。通期予想1,278百万円に対する進捗率 -11.5%(赤字のため実質未達)。
- 純利益(中間):△86.9百万円(前年同期 30.5百万円、前年同期比 △385.4%)。通期予想923百万円に対する進捗率 -9.4%。
- サプライズの要因:
- 主因は期初特有の工事進行の緩やかさ(売上が下期に偏る)と、賃金相場上昇による労務費増加で販売費及び一般管理費が増加した点。
- 受注自体は増加しており受注残高は増加(下期以降の売上化余地がある)が、上半期時点で利益圧迫が顕在化。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。下期での工程進捗とコスト管理次第で達成可能性があるが、上半期の赤字を取り戻すためには下期で計画以上の利益改善が必要。
財務指標(中間:2025/9/30)
- 損益の要点(単位:百万円)
- 売上高:4,984(前年比 △4.3%)
- 売上総利益:1,124(前年比 △1.5%)
- 営業利益:△146(前年 31、前年比 △577.8%)
- 経常利益:△109(前年 56)
- 中間純利益:△86.9(前年 30.5、前年比 △385.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△35.33円(前年 12.38円)
- 収益性指標(中間期実績)
- 営業利益率:△2.94%(営業利益/売上高、業種平均との比較は業種に依存だがマイナスは課題)
- ROE(中間期、簡便計算):△1.09%(中間純利益 ÷ 純資産 8,013百万円、目安:8%以上が良好 → 現状は低下)
- ROA(中間期、簡便計算):△0.83%(中間純利益 ÷ 総資産 10,464百万円、目安:5%以上が良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗:34.4%(4,984 / 14,500、下期偏重の事業のため一概に悪とは言えないが半期比では低め)
- 営業利益進捗:-11.5%(赤字のためマイナス)
- 純利益進捗:-9.4%
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:+549(前年同期 +357 → 増加しており営業CFはプラス。好材料)
- 投資CF:△98(有形固定資産取得等、前年同期 △101)
- 財務CF:△737(主に配当支払、前年同期 △590)
- フリーCF(簡便):営業CF−投資CF = +450百万円(営業CFが堅調でフリーCFプラスは健全)
- 現金同等物残高:3,629百万円(期首比 △286百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 548 vs 中間純損失 △86.9 → 営業CFは純損失を上回る資金創出(1.0以上の目安は満たしている)
- 貸借対照表要点(単位:百万円)
- 総資産:10,464(前期末 12,146、△13.9%)
- 純資産:8,014(前期末 8,731、△8.2%)
- 自己資本比率:76.6%(安定水準、目安:40%以上で安定 → 非常に高い)
- 流動比率(簡便):流動資産 8,534 / 流動負債 1,718 = 約4.97(497%、流動性は十分)
- 負債比率(負債/純資産):2,450 / 8,014 ≒ 30.6%(低め)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は開示表に基づくが、会社説明で「売上高が第3・第4四半期に偏る」と明記。QoQの季節性が強い。
特別損益・一時的要因
- 特別損益:該当なし(中間特別損失・特別利益ともに計上無し)
- 一時的要因の影響:なし(損益悪化は継続的要因=労務費上昇や工事進捗の偏りによる)
配当
- 配当実績・予想:
- 第2四半期(中間):0.00円(無配)
- 期末(予想):260.00円
- 年間予想:260.00円(前期実績 300.00円 → 減配)
- 配当性向:通期予想ベースでの算出要素は開示無し(配当性向数値は–)
- 株主還元方針:配当は継続しているが前期比で減配。自社株買いは今回の中間期間における支出無し(前期は自己株式取得少額あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の有形固定資産取得支出:86.88百万円(中間キャッシュ・フロー参照)
- 減価償却費:63.315百万円(中間損益計算書)
- 備考:投資は事業活動に必要な有形固定資産取得が中心
受注・在庫状況
- 受注状況:
- 受注高(当中間期):8,281百万円(前年同期比 +340百万円)
- 受注残高(期末):6,954百万円(期首比 +3,297百万円)→ 下期の売上化期待
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品等含む):779.3百万円(前期 622.4百万円、増加)
- 未成工事支出金:823.5百万円(前期 233.7百万円、増加)→ 工事進行に伴う投資増
セグメント別情報
- 売上高(中間、百万円)および前年同期比(%)
- 港湾事業:2,847(前年比 △16.6%)
- 地中事業:926(前年比 +13.3%)
- 陸上事業:447(前年比 +8.5%)
- その他:762(前年比 +35.4%)
- 収益貢献度:売上構成は港湾が最大だが上半期は港湾売上が減少し全体の減収要因に
- セグメント戦略:個別の中期戦略は記載なし。受注は総じて増加しており下期取り込みが期待される。
中長期計画との整合性
- 現状コメント:受注残増は中期的な安定につながるが、コスト上昇の管理が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:ロシア・ウクライナ情勢、円安、エネルギー価格上昇など不安定な外部環境が業績に影響(会社コメント)
今後の見通し
- 業績予想(通期:2025/4/1~2026/3/31):
- 売上高:14,500百万円(対前期 -1.5%)
- 営業利益:1,278百万円(対前期 △12.3%)
- 経常利益:1,318百万円(△12.3%)
- 当期純利益:923百万円(△11.9%)
- 1株当たり当期純利益:375.15円
- (注)会社は8月公表予想から修正なし
- 予想の信頼性:上半期は赤字のため下期で売上回復とコスト抑制が不可欠。過去の季節性(下期偏重)を踏まえると想定達成は可能性ありだが、下期の工事進捗・労務費動向に依存。
- リスク要因:為替変動、資材・エネルギー価格、人件費上昇、工事進捗遅延、受注環境の変化など。
重要な注記
- 会計方針:中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(原価差異の繰延処理、税金費用の見積りによる按分等)。会計方針変更や見積りの変更は無し。
- 監査:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外の旨。
まとめ(投資家向けポイント)
- ポジティブ材料:受注高が増加し、受注残が大幅に積み上がっている点は下期の売上回復余地を示す。営業CFはプラスでフリーCFも確保できている点は財務面での余裕を示唆。
- 注意点:上半期で営業・経常・当期の赤字を計上。賃金上昇等コスト要因の影響が顕在化しており、下期で売上回復だけでなくコスト管理が取れて初めて通期目標達成が見えてくる。
- 不明点/要ウォッチ事項:下期の工事進捗見通し(受注残の売上化ペース)、労務費動向、通期予想の前提(為替等外部前提)の詳細(短信の注記参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1787 |
| 企業名 | ナカボーテック |
| URL | http://www.nakabohtec.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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