2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。四半期・中間の実績は「通期見通しに対する進捗率」で見ると、売上は約47.0%で概ね計画どおりだが、営業利益・当期純利益の進捗はそれぞれ約31.6%/30.6%と低く、利益面で通期数値達成の達成見込みには注意が必要(上振れ/下振れの明確な市場予想との比較は公表無しのため–)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高 +3.6%、営業利益 △26.8%、親会社株主に帰属する中間純利益 △32.1%)。
  • 注目すべき変化:販管費の増加および米国セグメントの受注減少・人件費増(営業体制強化)により営業利益が大幅減少。投資(有形固定資産取得)を積極化したため中間期の投資キャッシュアウトが大幅増。
  • 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。ただし、利益の進捗率(営業利益31.6%・純利益30.6%)は期半ば時点として低く、利益回復/投資回収を確認する必要あり。
  • 投資家への示唆:売上は国内(外食向け)がけん引する一方で米国の回復が遅れている点、並びに中期投資(設備投資等)によるキャッシュの減少が目立つ。今後は(1)米国の受注動向、(2)設備投資の効果(収益回復)および(3)フリーCFの回復を注視すべき。

基本情報

  • 企業名:和弘食品株式会社
  • 主要事業分野:調味料等の製造・販売(日本国内および米国での事業展開)
  • 代表者名:代表取締役社長 CEO 加世田 十七七
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結/2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算補足説明資料:作成あり(同日TDnet・同社HP掲載)、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 日本セグメント:国内向け(外食向けが好調)
    • 米国セグメント:WAKOU USA等を通じた外食向け等(米国の受注減少が影響)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:2,847,957株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(中間期):2,493,402株
    • 自己株式数(期末):352,759株
    • 時価総額:–(資料に未記載)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表等:通期予想に変更なし(2026年3月期通期公表は2025年5月15日)
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する中間期実績の達成率)
    • 売上高:実績8,035百万円/通期予想17,112百万円 → 達成率 46.95%(約47.0%)
    • 営業利益:実績465百万円/通期予想1,472百万円 → 達成率 31.63%(約31.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績328百万円/通期予想1,072百万円 → 達成率 30.62%(約30.6%)
  • サプライズの要因:
    • 売上は国内(外食向け)の伸びで増加したが、販管費増(人件費、成長投資の推進など)により営業利益が大きく減少。
    • 米国での受注減少により米国セグメントの売上・利益が悪化。米国での営業・生産体制強化のため人件費増加が発生。
    • 有形固定資産取得(設備投資)により投資キャッシュアウトが増加。
    • 日本セグメントは連結子会社WAKOU USAからの配当(443百万円、会社説明文)計上により経常面での寄与が見られる(セグメント説明)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き(修正無し)。ただし利益の進捗率が低いため、下期での利益回復(主に米国回復や販管費抑制、投資の成果)が不可欠。現時点では通期予想達成にはリスク要因あり。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:14,930,803千円(前期比 +2.5%)
    • 純資産:8,988,205千円(前期比 +5.1%)
    • 負債合計:5,942,597千円(前期比 △1.1%)
  • 主要損益項目(中間期、千円)
    • 売上高:8,035,548(+3.6%/前年中間 7,759,582) → 増収
    • 営業利益:465,581(△26.8%/前年中間 636,119) → 減益
    • 経常利益:475,007(△26.7%/前年中間 648,194)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:328,222(△32.1%/前年中間 483,312)
    • 中間EPS:131.64円(前年中間 194.03円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:465,581 / 8,035,548 = 5.8%(参考:業種平均は資料無く–)
    • ROE(中間期ベース):328,222 / 8,988,205 = 3.65%(半期ベース。年換算単純×2 ≒ 7.3%)→ 目安(8%以上が良好)に対して未達
    • ROA(中間期ベース):328,222 / 14,930,803 = 2.20%(半期ベース。年換算単純×2 ≒ 4.4%)→ 目安(5%以上が良好)に対して未達
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:47.0%(通常の半期分配比率約50%と比べほぼ順調)
    • 営業利益進捗率:31.6%(低い。利益回復が必要)
    • 純利益進捗率:30.6%(低い)
    • 過去同期間との比較:前年は営業利益が636百万円(当中間比は減益)で、利益低下が明確
  • キャッシュフロー(千円)
    • 営業CF:+109,250(前年同期 +397,526、△288,276) → 営業CF悪化
    • 投資CF:△780,633(前年同期 △177,536、支出大) → 主に有形固定資産取得746,920による
    • 財務CF:△401,394(前年同期 △212,713) → 主に配当支払241,756及び長期借入金返済126,162
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):△671,383(マイナス:投資超過)
    • 現金及び現金同等物残高:2,389,769千円(期首 3,499,210千円 → △1,109,441千円)
    • 営業CF/純利益比率:109,250 / 328,222 ≒ 0.33(目安1.0以上で健全。現在は低い)
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は四半期短信に明記なし(中間累計ベースのみ)。季節性は資料に特記なし。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:60.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産 7,146,252 / 流動負債 3,862,578 = 185%(良好)
    • 有利子負債:短期借入金 1,500,000 + 長期借入金 542,343 = 約2,042,343千円(リース債務等を含めるともう少し増加)→ 現金で賄える水準(ネットデットはほぼ解消)
  • 効率性・在庫等
    • 売上債権増加:約+165百万円(売上債権 2,314,349千円)
    • 棚卸資産増加:約+224百万円(商品・原材料増加)
    • 在庫回転日数等は記載無し(–)
  • セグメント別(中間期)
    • 日本:売上高 6,210,789千円(セグメント計 6,329,600千円/説明文では6,329百万円)、セグメント利益 125,296千円(△6.3%)
    • 米国:売上高 1,824,759千円(△6.2%)、セグメント利益 356,961千円(△31.1%)
    • セグメント合計(調整後)営業利益:465,581千円(連結)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券償還益 4,992千円(小額)
  • 特別損失:固定資産除却損 6,963千円
  • 一時的要因の影響:特別損益は中間業績に対して限定的。むしろ販管費増・投資による営業利益減が主因。
  • 継続性の判断:設備投資や人件費増は継続的に影響を与える可能性あり(成長投資に伴う一時的コストと見做す側面あり)。

配当

  • 中間配当:0.00円(無配)
  • 期末配当(会社予想):86.00円(通期合計 86.00円)
  • 配当性向(会社予想・通期):配当86円 / EPS 430.58円 ≒ 20.0%(目安:中間無配、期末での配当還元)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:譲渡制限付株式報酬制度などで価値共有を図る旨の記載。自社株買いは今回記載なし(直近は自己株式2,858株処分あり)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動の主な内容)
    • 当中間期の有形固定資産取得額:約746,920千円(前年同期 164,882千円 → 大幅増)
    • 減価償却費:223,154千円(中間期)
  • 研究開発:R&D費用の明細は記載無し(–)
  • 備考:成長投資(海外拠点視察等)および設備投資の拡大が確認される。

受注・在庫状況(該当する業種)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細記載無し(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・製品等)合計増加(前年同期比 +224,561千円の増加がキャッシュフロー注記に記載)
    • 在庫の内訳:商品及び製品 1,333,544千円、原材料及び貯蔵品 911,346千円、仕掛品 17,550千円

セグメント別情報

  • 日本セグメント:売上高・利益は増収だが利益は若干減(売上高 6,329百万円、セグメント利益 125百万円、営業利益率低下)
  • 米国セグメント:売上減少・利益大幅減(売上高 1,824百万円、セグメント利益 357百万円)
  • 地域別:国内比率が高く、国内外で明暗(国内が牽引、米国停滞)
  • 為替影響:為替換算調整勘定はマイナス(755,009千円)で、為替影響あり(中間包括利益では為替換算調整がマイナス影響)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「ザ・グレートリセット」(2023年11月策定)に基づき「既存事業の磨き込みと進化」「事業領域の拡大と新たな価値創造」「組織改革と人財育成」を推進中。
  • 進捗状況:売上は増加基調だが、成長投資や米国の弱含みで短期利益は圧迫。中期投資の効果(新規拠点、販路拡大等)が中長期で重要。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内では原材料・エネルギーコスト上昇による値上げや消費者の節約志向。北米では物価高に伴う消費シフト(外食→中食)で外食向け需要に影響。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は資料無く(–)。ただし、利益率やROE・ROAの状況からは改善余地あり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上高 17,112百万円(+5.3%)、営業利益 1,472百万円(△7.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,072百万円(△11.2%)
    • 次期予想:–(資料に記載無し)
    • 会社予想の前提条件:詳細は補足資料参照(為替・原材料等の前提は同社補足に記載)
  • 予想の信頼性:当期は投資負担が重く、下期での利益回復が前提。過去の予想達成傾向は本資料での言及無し(–)。
  • リスク要因:
    • 原材料価格・エネルギーコストの変動
    • 米国外(特に北米)需要の回復遅延
    • 投資(設備投資)に対する回収時期・効果の不確実性
    • 為替変動(為替換算差額の影響)

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外
  • その他:譲渡制限付株式報酬制度に係る自己株式処分(2025年7月、2,858株)がある旨の注記有り

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2813
企業名 和弘食品
URL http://www.wakoushokuhin.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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