2026年3月期第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 防犯カメラ需要拡大とモバイル販促施策で2Qは増収増益。並行して一連の不祥事への再発防止策・ガバナンス強化に注力し、早期に体制を再構築する意向(代表取締役社長 隈田佳孝の方針想定)。
  • 業績ハイライト: 2026年3月期第2四半期は売上高2,602百万円(前年同期比+8.6%:増収、好ましい)、営業利益231百万円(同+34.4%:増益、好ましい)、経常利益240百万円(同+31.7%)、親会社株主に帰属する中間純利益132百万円(同+52.1%)。EPSは49.0円(前年同期32.2円)。
  • 戦略の方向性: セキュリティ事業を成長の柱(AI・付加価値サービスへのシフト)、モバイル事業を安定収益源とする「両輪戦略」。同時にガバナンス・内部統制強化、人財投資、新工場関連投資で中長期成長を図る。
  • 注目材料: (1)2Qでの売上・利益進捗は良好だが、通期営業利益は再発防止関連費用や新工場関連投資により減益見通し(通期営業利益予想317百万円:前期比△29.9%)。(2)上場維持基準で流通時価総額が基準割れ(9.5億円→基準10.0億円)しており、株式流動化やIR強化の対応が焦点。
  • 一言評価: 2Qは事業の底力を示す増収増益だが、ガバナンス対応コストと上場維持リスクが短期の不確実要因。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 ダイワ通信株式会社(DAIWA TSUSHIN)。主要事業分野:セキュリティ事業(防犯カメラの開発/販売/施工/保守、AI顔認証等)、モバイル事業(SoftBank一次代理店による携帯端末・アクセサリ販売、ショップ運営)。代表者名:代表取締役社長 隈田佳孝。
  • セグメント: セキュリティ事業(防犯カメラ販売・AIソリューション・施工・保守、オリジナルブランド「ディーズセキュリティ」等)、モバイル事業(SoftBankショップ運営、端末・アクセサリ販売、契約取次)、その他事業(不動産賃貸等)。

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期業績)
    • 売上高: 2,602百万円(前年同期2,396百万円、増減額+206、増減率+8.6%:増収、好ましい)
    • 営業利益: 231百万円(前年同期172百万円、増減額+59、増減率+34.4%:増益、好ましい) 営業利益率 8.9%(前年同期7.2%、前期比+1.7ポイント:改善、好ましい)
    • 経常利益: 240百万円(前年同期182百万円、増減率+31.7%:好ましい)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 132百万円(前年同期87百万円、増減率+52.1%:好ましい)
    • 1株当たり中間純利益(EPS): 49.0円(前年同期32.2円:増加、好ましい)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(通期予想5,384百万円・営業利益317百万円に対する上半期累計比)
    • 売上進捗率: 2,602 / 5,384 = 約48.4%(目安:上半期で50%前後が標準 → やや良好)
    • 営業利益進捗率: 231 / 317 = 約72.9%(高い進捗。ただし通期営業利益は再発防止等の費用計上で減益見通し)
    • 中間純利益進捗率: 132 / 176 = 約75.0%(高い進捗)
    • サプライズの有無: 第2四半期の増収増益は前期比で想定より堅調。ただし通期で営業利益を下方見込む方針は投資・対策費用によるものであり「増収だが通期は減益」点が注目ポイント。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(上記)。売上はほぼ想定どおりの上半期比率、営業利益・純利益は高い進捗だが通期下振れ要因が既に織り込まれている点に注意。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期計画の具体数値は資料に明記なし(進捗評価は –)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 2025年3月期上半期は売上2,396/通期5,241 = 約45.7%、今回48.4%で上半期進捗は改善(良い目安)。
  • セグメント別状況(第2四半期)
    • セキュリティ事業: 売上1,359百万円(前年同期1,317百万円、+42、+3.2%:増収、良)、営業利益242百万円(前年同期182百万円、+60、+32.9%:増益、良)
    • モバイル事業: 売上1,235百万円(前年同期1,072百万円、+162、+15.2%:増収、良)、営業利益136百万円(前年同期112百万円、+23、+20.9%:増益、良)
    • その他事業: 売上7百万円(同6百万円、+1、+17.4%)、営業利益8百万円(同7百万円、+1、+14.4%)
    • 調整額: 営業利益の調整で▲155百万円(前年同期▲129百万円、差分▲25)

業績の背景分析

  • 業績概要: 第2四半期は防犯カメラ需要の拡大(遠隔監視・高解像度・AI解析ニーズ)と大型商業施設でのモバイル販促イベントが寄与し、両事業で増収増益。粗利率改善とインセンティブ獲得が営業増益を押し上げた。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: セキュリティ事業でIPカメラ販売強化、モバイル事業で販促イベントによる新規契約・端末価格上昇に伴う売上増。
    • 増益の主要因: 事業部レベルでの粗利増(セキュリティ+60百万円、モバイル+23百万円)。
    • 減益要因(通期見通し): 再発防止関連費用(ガバナンス強化)約△167百万円、新工場関連費用約△83百万円、人財投資約△26百万円などの先行投資で通期営業利益が減少見込み。
  • 競争環境: マルチベンダー調達力と「つなぐ」ノウハウ(レコーダー接続技術)、認定パートナー網(196社)を差別化要素として掲げるが、AI・クラウド領域での競合や大手警備会社との連携競争は継続。
  • リスク要因: 為替(円安)、原材料・エネルギー価格上昇、サプライチェーン(仕入れ先依存)、一連不祥事に伴う信用・ガバナンスリスク、上場維持基準(流通時価総額の基準未達:9.5億円<基準10.0億円)による再審査リスク。

戦略と施策

  • 現在の戦略: セキュリティ事業を成長軸(AI画像解析・サブスクリプション化、DSSブランド拡大)、モバイル事業での店頭サポート強化とイベント販促による安定収益の確保。並行してガバナンス再構築と新工場投資で中長期成長を目指す。
  • 進行中の施策: コンプライアンス研修(全役職員、12月まで実施予定)、取締役会規程等の改訂(11月承認予定)、三様監査の実施(12月)、営業拠点・店舗の順次内部監査、管理部門・DSS管理部の新設と人員増強、キーワード検出システム導入など。
  • セグメント別施策:
    • セキュリティ: IPカメラ販売強化、DSSブランド展開、認定パートナー支援(技術・マーケ支援)、AI/クラウド製品(IWA CLOUD等)。
    • モバイル: 大型商業施設での販促イベント強化、店頭サポート・キャリア資格者育成でサブスク収益最大化を図る。
  • 新たな取り組み: 新工場建設に伴う人財採用・関連投資、管理系人材増強・内部監査体制強化、IR強化と大株主との株式流動化に関する協議。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期)
    • 売上高: 5,384百万円(前期比+142、+2.7%:増収、良)
    • 営業利益: 317百万円(前期453百万円→△135、△29.9%:減益、要注意)
    • 経常利益: 310百万円(前期460百万円→△149、△32.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 176百万円(前期△163百万円→+340)
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 売上はセグメント施策で増収を見込む一方、営業利益はガバナンス強化・新工場関連等の先行費用を計上するため減益に。経営陣はガバナンス再構築と中長期投資の必要性を明確に示しており、短期的な収益圧迫を許容する方針(自信度は慎重〜中立)。
  • 予想修正: 通期業績予想はこの資料で提示されており、修正の有無(今回発表が修正か初提示か)は資料上不明(前期実績と比較は提示)。今後の修正は内部統制整備や投資実行状況に依存。
  • 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向は資料に詳述なし。今回は再発防止関連費用等の非日常的費用が大きく、利益の予測変動が大きい点に留意。
  • マクロ経済の影響: 為替(円安で原価上昇圧力)、原材料・エネルギー価格、端末価格変動が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 再発防止策への投資やコスト上昇を考慮し、現時点で配当予想は未定。合理的な算定が可能になった段階で改めて開示すると明記。
  • 配当実績:
    • 2025年3月期(前期): 期末配当 10円、中間配当 5円、創業30周年記念配当 30円を含む合計45円(前年は中間10円・期末10円等)。(増配の要素:記念配当含むため比較要注意)
    • 2026年3月期予想: 未定(配当水準は再開示待ち)。
  • 特別配当: 2025年に創業30周年記念配当30円あり。今回の特別配当は未定。
  • その他株主還元: 自社株買いや株式分割の記載なし(–)。

製品やサービス

  • 製品(セキュリティ): オリジナルブランド「ディーズセキュリティ」、取扱ブランド数18、AI顔認証システム(Face Four等)、AI検知システム(SeDAI)、IWA BOX(エッジAI機器)、IWA CLOUD(AIクラウド監視)など。販売・施工・保守のワンストップ提供。
  • サービス(モバイル): SoftBank一次代理店として北陸中心に10店舗展開。端末販売・契約取次・店頭サポート、ショッピングモールでの販促イベント実施。営業拠点は全国12拠点。
  • 協業・提携: Eagle Eye Networks(クラウド監視サービス)と販売契約、総合警備保障と売買基本契約、各種パートナー(認定パートナー196社)との協業。
  • 成長ドライバー: 防犯意識の高まりによる防犯カメラ需要、AI画像解析ソリューション展開、DSSブランドの拡大、商業施設での販促イベント(モバイル契約獲得)、新工場による供給体制強化。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 再発防止とガバナンス強化に積極的で、社内教育・規程改訂・監査体制強化を優先する姿勢が明確(説明資料の重点項目から判断)。
  • 未回答事項: 配当金額(通期予想未定)、新工場の竣工時期の詳細スケジュール、為替前提、資本政策(自社株買い等)は明確な数値提示なし。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 業績面では2Qの結果をポジティブに示す一方、ガバナンス問題への対応を重視し費用を投じる方針から「慎重かつ再建優先」のトーン。総じて中立〜慎重。
  • 表現の変化: 前回説明分との細かな比較資料は無いが、今回の強調点は「再発防止策と内部統制の迅速な強化」。以前よりコンプライアンス比重が高まっている印象。
  • 重視している話題: コンプライアンス研修、取締役会の議題拡充、内部監査の強化、人財投資、新工場関連投資、上場維持対応。
  • 回避している話題: 配当の数値(未定)、詳細な資本政策、為替前提などは言及を避けている。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 第2四半期は増収増益で事業の実行力を確認(売上+8.6%、営業利益+34.4%)。
    • セキュリティ分野でのAI・クラウド製品と認定パートナー網を活用した拡販基盤。
    • モバイル事業の安定した店舗収益と販促イベントでの契約獲得力。
  • ネガティブ要因:
    • 一連の不祥事に伴うガバナンス費用で通期営業利益は大幅減益見込み。
    • 上場維持基準(流通時価総額)未達による再審査リスク。
    • 原材料・エネルギー高、円安等のコスト上昇リスク。
  • 不確実性: 新工場の投資回収タイミング、再発防止策の効果(不正再発防止の実効性とコスト)、株価回復の見通し(流動化施策の成否)。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 内部統制強化・監査の完了報告(12月以降の監査結果)。
    • 新工場の竣工・稼働時期およびそれに伴う収益寄与。
    • 大株主との株式流動化協議やIR強化の進捗、流通時価総額回復。
    • 通期業績の見直し/配当方針の再開示。

重要な注記

  • 会計方針: 資料にて一般に認められた会計原則に従う旨記載。会計方針の変更は資料上特に示されていない(–)。
  • リスク要因: 再発防止関連の費用増、原材料・エネルギー価格・為替の影響、上場維持基準未達(流通時価総額)等が特記事項として挙げられている。
  • その他: 本資料中の数値は端数処理の関係で合計が一致しない場合あり。資料作成時点の見通しであり、リスクや不確実性により実績は相違する可能性あり。

(注)本まとめは提示資料に基づく整理であり、投資助言や推奨ではありません。不明な項目は「–」と記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7116
企業名 ダイワ通信
URL https://daiwawa.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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