2026年2月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 既存店・新規出店の両面で成長継続を強調。通期計画は据え置き(開示時点で修正なし)、海外(米国)進出・M&A(Empty Dressy譲受)など成長投資を推進。
- 業績ハイライト: 2Q累計売上高22,453百万円(前年同期比+14.5%:良)、営業利益1,919百万円(同+10.0%:良)、当期純利益1,238百万円(同+8.2%:良)。2Q累計で売上・営業利益とも過去最高。
- 戦略の方向性: 国内出店(年間30–40店ペース)を軸に、海外(タイ/台湾に次ぎ米国を選定)・周辺事業(レンタル、引越、オークション等)の強化、M&AとDX投資で成長加速を図る。
- 注目材料:(1)単体既存店売上高が48ヶ月連続前年同月超え(継続性の確認)、(2)創業30周年施策と買取ポイント制度変更で2Qに仕入が前倒し増加(在庫一時増)、(3)Empty Dressyの事業譲受(無人レンタル/レンタル事業強化)、(4)米国出店計画(来期上半期目標)。
- 一言評価: 成長フェーズ継続を示す数値だが、在庫・販管費の増加と下半期での在庫消化実行が重要。
基本情報
- 企業概要: 株式会社トレジャー・ファクトリー(証券コード 3093、東証プライム)
- 主要事業: リユース事業(多業態の中古品買取・販売)、オークション運営、引越・不動産・レンタル等の周辺サービス
- 代表者: 代表取締役社長 野坂 英吾
- 説明会情報: 開催日時 2025年10月9日(決算説明資料の日付)/説明会形式 — /参加対象 投資家・アナリスト等
- 説明者: –(資料に明示なし) 発言概要(資料からの要旨): 既存店の堅調維持、新規出店の順調な進捗、海外展開・M&A・DX投資による成長継続
- 報告期間: 2026年2月期 第2四半期累計(2025年3月~2025年8月)
- 決算説明資料公表日: 2025年10月9日
- セグメント(概略)
- リユース事業(トレジャーファクトリー、トレファクスタイル、トレファクマーケット等 多業態)
- グループ子会社(カインドオル、ピックアップジャパン、GKファクトリー、ゴルフキング等)
- リユース周辺事業(トレファクライブネットオークション、トレファク引越、トレファク不動産、Cariru等)
業績サマリー
- 主要指標(連結・2Q累計)
- 売上高: 22,453百万円(前年同期比 +14.5%) — 良(増収)
- 営業利益: 1,919百万円(前年同期比 +10.0%) — 良(増益)
- 営業利益率: 8.5%(前年同期 8.9% → ▲0.4pt) — 注意(率は低下)
- 経常利益: 1,960百万円(前年同期比 +11.5%) — 良
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,238百万円(前年同期比 +8.2%) — 良
- 1株当たり当期純利益(EPS): 52.84円(前年同期比 +8.1%)
- 予想との比較(会社予想に対する達成率)
- 売上高達成率: 104.3%(2Q累計予想 21,528百万円に対し実績22,453百万円) — サプライズ(上振れ)
- 営業利益達成率: 104.9%(予想1,830百万円) — サプライズ(上振れ)
- 経常利益達成率: 106.6%(予想1,839百万円)
- 当期純利益達成率: 103.6%(予想1,195百万円)
- 通期予想に対する進捗(会社公表スライドより)
- 通期売上高予想: 46,252百万円 → 2Q累計22,453百万円 = 49%の進捗(目安:通期進捗として概ね計画線)
- 通期営業利益予想: 4,420百万円 → 2Q累計は約43%の進捗(スライド記載)
- 通期純利益予想: 3,008百万円 → 2Q進捗約41%前後(スライドの進捗図示を参照)
- 中期計画(2026→2028)に対する進捗
- 中期最終年度(2028/2期)目標: 売上高589億円、経常利益56億円(現時点は計画初期、達成状況はこれから)
- セグメント/カテゴリー別(2Q累計の販売高)
- 衣料: 10,436百万円(構成比47.7%、前年比 +19.5%) — 主力、成長寄与(良)
- 服飾雑貨: 5,015百万円(23.0%、+14.4%)
- ホビー用品: 2,085百万円(9.5%、+13.0%)
- 電化製品: 2,161百万円(9.9%、+2.7%)
- 生活雑貨/家具/その他: 合わせて約1,487百万円
- 備考: 子会社カインドオルが好調(インバウンド施策等で売上急増、カインドオル寄与で高額品比率上昇)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 既存店(単体)成長率: 2Q累計でYoY 104.3%(48ヶ月連続前年同月超え)→ 既存店が主な成長ドライバー
- 販売件数: YoY 104.8%、販売単価: YoY 99.6%(件数増、単価やや低下)
- 免税売上比率: 10.3%(YoY +0.6pt)→ インバウンド回復寄与
- 在庫増: 期末商品在庫 9,117百万円(+1,195百万円)→ 創業30周年施策と買取ポイント制度変更の駆け込みが主因(当四半期に限る一過性)
- 増減要因
- 増収の主要因: 既存店成長、前期出店・当期新規出店の寄与、子会社(カインドオル等)の好調、免税(インバウンド)増加
- 売上総利益率の変動: 60.0%(▲0.2pt)→ カインドオルなど高額品構成の変化で金額ベースの粗利は増加する一方、商品ミックスで微変動
- 増益の主要因: 既存店の利益寄与+664百万円(単体/子会社合算)
- 減益抑制/費用増: 販管費+14.7%(人件費増、賃借料増、広告宣伝費増、消耗品等)→ 新規出店偏重・人員増(新卒132名)・6月のベースアップなど
- 競争環境
- 市場の追い風: 物価高によるリユース需要増、サステナビリティ志向、インバウンド回復
- 競争優位性: 多業態展開・多チャネル仕入(店頭/宅配/出張/オークション等)・自社EC/オークション・独自POSとデータ分析・物流センターによる在庫供給力
- リスク要因(業績影響)
- 在庫増の一過性反動(駆け込み買取の反動)による下期買取減少リスク
- 在庫を販売に繋げられない場合の営業CF悪化リスク(2Qは営業CF減少)
- 新規出店の物件確保・人材確保の遅延、海外展開(米国)の実行リスク、M&Aの統合リスク、外部環境(インバウンド動向、景気、規制)
- 為替は海外比率まだ限定的だが、今後拡大すれば影響あり
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画)
- 成長の柱: 年間30–40店の新規出店でネットワーク拡大、リユース周辺事業・新規事業・海外展開・M&A・DX投資で成長基盤拡大
- 中期最終年(2028/2期)目標: 売上589億円、経常利益56億円、配当性向目標30%以上
- 進行中の施策(開示事項)
- 出店: 2Q累計で18店出店、通期目標30–35店に対して31店確定(スライド中の確定分)→ 進捗良好
- 海外展開: タイ/台湾で多店舗化を推進、米国を新地域として選定(来期上半期に1号店OPEN目標)
- M&A: 2025/10/9に無人レンタルドレスサービス「Empty Dressy」を譲受(無人店舗モデルのノウハウ獲得)
- 買取強化: 宅配・出張買取を出店在庫確保のため5–15%増を目標
- DX/システム: 自社開発のPOS・データ分析で在庫・価格・真贋・顧客管理を強化
- セグメント別施策
- カインドオル(子会社): 都心中心のインバウンド施策で高額品比率向上
- レンタル(Cariru・譲受モデル): 無人店舗モデルの導入で拠点拡張・商材拡張を目指す
- オークション事業: 関東・関西拠点で出品数拡大、自社店舗からの出品増加
- 新たな取り組み
- 無人レンタル店舗モデルをリユース事業へ転用し新業態開発(Empty Dressy M&A)
- 台湾でファッション専門(スタイル)業態の出店(海外での業態分化)
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表・通期 2026年2月期)
- 売上高: 46,252百万円(前年実績42,207百万円、YoY +9.6%)
- 営業利益: 4,420百万円(YoY +9.5%)
- 経常利益: 4,441百万円(YoY +8.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,008百万円(YoY +11.0%)
- 予想の前提条件(会社公表)
- 既存店売上成長率(単体): YoY 102%(慎重な前提)
- 売上総利益率(連結): 59.9%(設定値)
- 販管費比率(連結): 50.4%(設定値)
- M&Aの収益拡大等は計画に織り込まず(不確定要素として扱う)
- 予想修正
- 2026年2月期通期予想は開示時点で変更なし(2025/4/9開示から据え置き)
- 修正不要の理由: 上半期の進捗は計画比順調(売上・営業利益とも達成率100%超)
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期(2026–2028):売上 462→524→589億円(CAGR 約11.8%)、経常利益率は約9.6–9.7%で想定
- KPI: 年間新規出店数 30–40店、配当性向目標 30%以上、ROIC/ROEの維持・向上目標
- 予想の信頼性
- 同社は上半期で計画に対し上振れ着地。中期計画はローリング更新方式(毎年4月更新)で適宜見直しを行う旨を記載
- マクロ経済の影響
- インバウンド回復が追い風(免税売上増)、一方で景気後退や消費冷え込み、規制(景表法運用)対応が事業に影響し得る
配当と株主還元
- 配当方針: 株主還元と内部留保のバランスを考慮し、業績に応じて継続的に配当。配当性向目標は当面30%以上
- 配当実績・予想(1株当たり)
- 2025/2期 実績: 年間36円(中間18円、期末16円、創業30周年記念配当2円含む)
- 2026/2期 予想: 年間39円(中間19円、期末20円)→ +3円増配(記念配当除くと+5円) — 増配(良)
- 配当性向: 30.4%(予想)
- 特別配当: 2025/2期に創業30周年記念配当(2円)実施、2026/2期は記念配当予定なし
- その他株主還元: 自己株式取得については株価と手元資金の状況を踏まえ適宜実施予定(明確な実施発表なし)
製品やサービス
- 主要製品/サービス
- 店頭買取・販売(多業態:総合、ファッション、家具・家電、スポーツ、ブランド等)
- EC販売(自社ECサイト・オークション出品・外部販路)
- BtoBオークション(トレファクライブネットオークション)
- 引越+買取(トレファク引越)、不動産(トレファク不動産)、終活サービス(Regacy)
- レンタル(Cariru)、今回譲受の無人ドレスレンタル(Empty Dressy)
- 協業・提携: 引越提携事業者や各種外部パートナーとの連携(顧客紹介ネットワーク等)
- 成長ドライバー: 既存店基盤、出店(国内/海外)、EC・オークションの強化、高単価商材比率拡大、レンタル事業・無人店舗展開
Q&Aハイライト
- 想定される注目質問と回答(資料から読み取れる点)
- 在庫増の持続性/下期販売見通し → 在庫は一過性要因と説明、下半期での販売により適正化を図る予定
- 買取ポイント制度変更の影響 → 8月末クーポン駆け込みの反動あり得るが、新たな買取促進施策で回復見込みと説明
- 米国進出の採算性・タイムライン → 来期上半期の1号店を目指すが、早期多店舗化は先行地域のノウハウを活用しつつ段階的実行と説明
- 経営陣の姿勢: 成長投資(出店・海外・M&A・DX)に積極的で、計画の達成に対して前向きな姿勢
経営陣のトーン分析
- 自信度: 強気~中立(資料全体で成長/達成をアピール。通期見通しを据え置きつつ投資を継続する姿勢)
- 表現の変化: 前回開示に対し大枠の計画は維持、ローリング方式で中期計画を毎年見直す方針を明示
- 重視している話題: 既存店成長、新規出店の確保、海外拡大、M&A・レンタル事業(無人店舗)導入、資本効率(ROE/ROIC)向上
- 回避している話題: Q&A詳細や個別店舗のリスク・市場の詳細感度分析は資料で深掘りされていない
投資判断のポイント(事実整理)
- ポジティブ要因
- 既存店売上が48ヶ月連続で前年同月超え、2Qで増収増益(過去最高を更新)
- 多業態・多チャネルのビジネスモデル(仕入・販売・物流・EC・データ)による競争優位性
- 出店ペースの順調な進捗(2Q累計18店、通期目標達成確定レベル)
- 中期での明確な数値目標(売上・利益・配当性向目標)
- ネガティブ要因
- 2Qでの在庫増(1,195百万円)に伴う営業CF減少(当期は営業CFが前年より減少)→ 下期での在庫消化が前提
- 販管費・人件費の上振れ、販売単価の若干低下(単価99.6%)による粗利率の圧迫リスク
- 海外展開・M&Aの実行リスクおよび資金調達(銀行借入約50億円を予定)による財務レバレッジ管理
- 不確実性
- 買取ポイント変更の駆け込み効果の反動(需給の変動)
- インバウンド動向(観光需要)とマクロ景気の影響
- 新地域(米国)での顧客ニーズ/採算の不確実性
- 注目すべきカタリスト
- 米国1号店開店(来期上半期目標)とその初動
- Empty Dressy譲受による無人レンタル事業の事業化・多店化進捗
- 3Q/4Qの在庫消化と営業キャッシュフローの回復
- 四半期ごとの既存店の推移(特に販売単価・件数)
重要な注記
- 会計方針: 特段の方針変更の記載は資料に無し(会計方針の変更は–)
- リスク要因(資料記載の留意事項より): M&Aの収益寄与・手数料等は計画に織り込んでいない、新規出店物件が想定通り確保できない場合、パンデミック等の不測事態で計画に影響が出る可能性がある
- その他: 資金計画(3年累計)では営業CF110–120億円+銀行借入約50億円で投資配分(新規出店投資90–105億円、財務の健全化約30億円、配当約29億円)を賄う計画を掲示
不明な項目は「–」と表記しています。
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企業情報
| 銘柄コード | 3093 |
| 企業名 | トレジャー・ファクトリー |
| URL | http://www.treasure-f.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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