2026年3月期 第1四半期決算短信(日本基準)(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の通期予想に対する修正は無し。市場予想との比較データは提供資料に無く、特段のサプライズは確認できず。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比で減収(△15.5%)、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも微減(営業利益△1.6%、経常利益△0.6%、純利益△1.4%)で「減収微減益」の状況。
- 注目すべき変化:映像製作・販売事業で前年同期の大型案件(「THE FIRST SLAM DUNK」等)の反動による大幅な減収(△40.4%)・減益(△52.2%)。一方で版権事業は増収増益(売上+5.1%、利益+18.0%)で全体を支えた。
- 今後の見通し:会社は2026年3月期通期予想(売上88,000百万円、営業利益26,000百万円)を据え置き。第1四半期の通期進捗は売上で約22.1%、営業利益で約25.3%、純利益で約27.4%(いずれも通期比)であり、現時点で大幅な見直しは行っていない。
- 投資家への示唆:IP(主要シリーズ)に依存した季節・案件依存性が顕在化。版権収入が好調で収益を下支えしている点は注目。ただし映像配信・商品販売の反動リスクが短期業績に影響を与えるため、作品リリース/権利販売のタイミング確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:東映アニメーション株式会社
- 主要事業分野:映像製作・販売、版権(ライセンス)事業、商品販売、イベント等のその他事業(アニメIPの制作・版権管理・商品化等)
- 代表者名:代表取締役社長 高木 勝裕
- URL:https://www.toei-anim.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年7月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算補足説明資料の有無:有(決算説明会は無し)
- セグメント:
- 映像製作・販売事業:劇場・テレビ・コンテンツ・海外映像等の制作・配給・映像権販売
- 版権事業:国内外でのキャラクター商品化権・ゲーム化等のライセンス販売
- 商品販売事業:自社商品・ショップ運営等
- その他事業:イベント、キャラクターショー等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):210,000,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):204,496,371株
- 自己株式数:5,503,629株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 次回の決算発表等:会社公表分に変更無し(四半期説明会は未開催)
- 株主総会・IRイベント:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較、達成率は通期予想比と第2四半期(累計)比を併記)
- 売上高:第1Q実績19,488百万円。通期予想88,000百万円に対する進捗率22.1%。第2四半期(累計)予想48,100百万円に対する進捗率40.5%。
- 営業利益:第1Q実績6,578百万円。通期予想26,000百万円に対する進捗率25.3%。第2四半期(累計)予想16,200百万円に対する進捗率40.6%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第1Q実績5,229百万円。通期予想19,100百万円に対する進捗率27.4%。第2四半期(累計)予想11,800百万円に対する進捗率44.3%。
- サプライズの要因:
- 映像製作・販売部門で前年同期の大型映画関連収入(配信権・映像商品等)の反動減が主因で売上・利益が大幅減少。
- 版権事業(特に海外の「ワンピース」「デジモン」等)が好調で増収増益となり、全体の利益を下支え。
- 特別利益として投資有価証券売却益376百万円を計上(期中)。特別損失は減損損失25百万円。結果的に一時項目は純増益要因(+351百万円程度)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していない。第1Qの進捗は第2四半期累計見通しに照らすと約40%超と見込まれており、現状では計画内の進捗と判断される(ただし映画や大型案件の発生タイミングにより上下し得る)。
財務指標
- 財務諸表(ハイライト、単位:百万円)
- 売上高(第1Q):19,488(前年同期23,059、△15.5%、差額△3,571)
- 営業利益:6,578(前年同期6,684、△1.6%、差額△106)
- 経常利益:7,141(前年同期7,187、△0.6%、差額△46)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,229(前年同期5,306、△1.4%、差額△77)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):25.57円(前年同期25.95円)
- 収益性指標
- 営業利益率:6,578 / 19,488 = 33.8%(高水準。業種平均との比較は業種に依存するが、30%超は高収益性の目安)
- ROE(四半期純利益/期末純資産):5,229 / 149,838 = 3.49%(四半期ベース)。年率換算約13.9%(参考:10%以上は優良の目安)
- ROA(四半期純利益/総資産):5,229 / 184,364 = 2.84%(四半期ベース)。年率換算約11.4%(参考:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期比)
- 売上進捗率(通期想定88,000百万円比):22.1%(第2四半期累計見通し48,100百万円に対する進捗40.5%)
- 営業利益進捗率(通期想定26,000百万円比):25.3%(第2四半期累計見通しに対する進捗40.6%)
- 純利益進捗率(通期想定19,100百万円比):27.4%(第2四半期累計見通しに対する進捗44.3%)
- コメント:第1Qの利益進捗は通期比ではやや高め(通期の四半期配分は年間で偏りあり)。第2四半期累計見通しに対する進捗は40%前後で、半期計画との整合は取れている。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されておらず(作成していない旨記載)。ただし貸借対照表より主要項目を抜粋:
- 現金及び預金:77,975百万円(前期末82,474百万円、△4,499百万円)
- 受取手形及び売掛金:23,305百万円(前期末29,376百万円、△6,071百万円)
- 流動資産合計:118,951百万円(前期末127,940百万円、△7,0%)
- 流動負債合計:29,847百万円(前期末34,035百万円、△12.3%)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF不記載のため算出不可)。ただし現金預金残高は高水準。
- 四半期推移(QoQ):–(第4四半期等直近四半期比較データは添付資料に限定的)
- 財務安全性
- 自己資本比率:81.3%(前期80.2% → 安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率(概算):流動資産118,951 / 流動負債29,847 = 3.99(399%)→ 非常に高い短期流動性
- 有利子負債:資料上に借入金等の記載なし。支払利息は0で、実質無借金に近い財務態勢と推定(有利子負債無しの可能性)
- 効率性
- 総資産回転率等:–(総資産回転率=売上高 / 総資産 = 19,488 / 184,364 = 0.106回/四半期、年率換算約0.42回)
- セグメント別(第1Q)
- 映像製作・販売:売上 5,446百万円(前年同期比△40.4%)、セグメント利益 1,131百万円(△52.2%)
- 版権事業:売上 11,755百万円(+5.1%)、セグメント利益 6,584百万円(+18.0%)
- 商品販売:売上 1,540百万円(△32.0%)、セグメント利益 82百万円(△56.3%)
- その他事業:売上 822百万円(+28.9%)、セグメント損失 △47百万円(前年は31百万円の利益)
- 地域別売上:日本 7,986百万円、北米 4,390百万円、中南米 1,227百万円、欧州 2,347百万円、アジア 3,537百万円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 376百万円(当期計上)
- 特別損失:減損損失 25百万円、持分変動損失(前期)等
- 一時的要因の影響:これら一時項目は当期の税引前利益を押し上げており、特別利益を除いた実質業績(継続収益力)は版権の好調と映像関連反動の影響で二極化していると評価可能。特別利益は単発性と判断される可能性が高い。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続的。映像作品の成否や権利販売タイミングが継続的業績に与える影響は大きい。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末配当 41.00円、年間合計 41.00円(中間無し)
- 2026年3月期(予想):期末配当 41.00円(中間0.00円、修正無し)
- 配当利回り:–(株価が資料内に無いため算出不可)
- 配当性向:–(通期ベースの配当性向算出には通期純利益想定を用いると可/参考:通期予想純利益19,100百万円、年間配当合計41円×発行済株式数で概算可能)
- 株主還元方針:安定配当を基本方針とし、財務健全性・成長投資・株主還元のバランスを重視。内部留保はIPを軸にしたグローバル投資へ活用。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当四半期に関する明確な設備投資額の記載無し。減価償却費は177百万円(前年同期202百万円)。投資有価証券増加(+2,433百万円)あり。
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 商品及び製品:1,732百万円(前期1,708百万円、微増)
- 仕掛品:10,265百万円(前期8,281百万円、増加)
セグメント別情報
- 各セグメントの貢献度:版権事業が売上・利益共に主力(売上比率約60%弱)、映像事業と商品販売は前年の大型案件影響で低下。その他事業は増収だが損益はマイナス転換。
- 地域別の特徴:海外(北米・欧州・アジア等)での版権収入が堅調。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中では「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」へ投資を継続と明記。短期では作品リリースの波が業績に影響する一方、版権ビジネス強化が中長期の成長指標と整合。
競合状況や市場動向
- 競合比較・市場動向:資料内に同業他社比較は無し。一般論としてアニメIP関連は新作・映画ヒットと版権展開のタイミングで業績変動が大きい点を確認。
今後の見通し
- 業績予想:
- 会社は5月公表の業績予想に修正なし(通期:売上88,000百万円、営業利益26,000百万円等)。
- 会社予想の前提やリスク要因(為替、権利販売状況、原材料等)は添付資料P.3にて言及あり(詳細は確認要)。
- 予想の信頼性:過去の実績から、映画等大型案件の発生タイミングで業績が変動するため、短期的な予想は作品スケジュールに左右されやすい点に留意。
- リスク要因:主要IPのヒット状況、版権販売のタイミング、為替変動、配信権・商品販売の市場動向等。
重要な注記
- 会計方針の変更・範囲変更:当該四半期での連結範囲の重要な変更無し。会計方針・見積りの変更無し。
- キャッシュ・フロー計算書:第1四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨記載。
- その他:添付資料に「業績予想の前提及び注意事項」あり。詳細は同資料参照。
(注)表中の金額は会社資料に基づく。資料に記載のない項目は「–」として省略。提示したROE/ROA等の%は四半期実績を期末純資産/総資産分母で単純計算した値を表示、年率換算値は参考値。投資助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4816 |
| 企業名 | 東映アニメーション |
| URL | http://www.toei-anim.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。