2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想の修正は無し(会社予想どおり)。第3四半期累計は特別利益(関係会社株式売却益)計上により当期純利益が大きく上振れ。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+10.1%、営業利益+35.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益+182.8%)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益は2,391百万円(前年同期比+182.8%)と大幅増加。これは第2四半期にゆめみの全株式譲渡による関係会社株式売却益2,760,882千円を特別利益で計上した影響が大きい。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上28,400百万円、営業利益2,850百万円、当期純利益3,350百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗は売上で約78%、営業利益で約68%、当期純利益で約71%と概ね順調。ただし当期純利益は一時益の影響が大きいため、再現性に注意が必要。
  • 投資家への示唆:モバイルサービス(ポイント事業:モッピー等)が業績牽引。D2Cの主力商品「Pitsole」の苦戦と、フィナンシャル系では暗号資産評価損(マーキュリー)や持分法損失(ビットバンク)が利益を下押ししている点がリスク。特別利益の剥落と暗号資産関連の評価損に注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社セレス
    • 主要事業分野:モバイルサービス事業(ポイントサイト「モッピー」等、D2C、DX支援)、フィナンシャルサービス事業(ブロックチェーン関連、オンラインファクタリング「labol」等、投資育成)
    • 代表者名:代表取締役社長 都木 聡
    • URL:https://ceres-inc.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結、日本基準)
  • セグメント:
    • モバイルサービス事業:ポイント(モッピー、Point Income取得等)、D2C(化粧品・健康食品等、主力商品Pitsole)、DX(企業向けDX支援、旧ゆめみは連結除外)
    • フィナンシャルサービス事業:ブロックチェーン関連(マーキュリー等)、オンラインファクタリング(labol)、投資育成
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む、2025年12月期3Q):12,116,500株
    • 期末自己株式数:577,104株
    • 期中平均株式数(四半期累計、2025年3Q):11,525,058株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:決算補足資料は作成するが決算説明会は開催無し(今回)
    • 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(第3四半期累計:2025/1–9)
    • 売上高:22,268百万円(前年同期比+10.1%)。会社通期予想比進捗率 約78.4%(22,268 / 28,400)。
    • EBITDA:4,913百万円(前年同期比+168.3%)。通期予想比進捗率 約81.2%(4,913 / 6,050)。
    • 営業利益:1,943百万円(前年同期比+35.9%)。通期予想比進捗率 約68.2%(1,943 / 2,850)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,391百万円(前年同期比+182.8%)。通期予想比進捗率 約71.4%(2,391 / 3,350)。
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:関係会社株式売却益(ゆめみ全株式譲渡)2,760,882千円を特別利益に計上したことが当期純利益を大きく押し上げた。
    • 下振れリスク要因:フィナンシャル(ブロックチェーン)での暗号資産評価損、持分法適用関係会社(ビットバンク)の持分損失、D2Cの主力商品の販売低迷。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期業績予想の修正は無しと公表。ただし第3四半期の当期純利益の大幅増は一時的な特別利益が主因のため、通期の実力値(事業継続的利益)を評価する際は特別利益除きでの確認が必要。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 要点(第3四半期累計:~2025/9/30)
    • 売上高:22,268(+10.1%/前年同期20,218)
    • 売上総利益:9,863(+1.4%)
    • 販管費:7,920(△4.6%減)
    • 営業利益:1,943(+35.9%)
    • 経常利益:1,823(+19.6%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,391(+182.8%)
    • EBITDA:4,913(+168.3%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):207.50円(前年73.71円)
  • 収益性指標(主要)
    • 営業利益率(第3Q累計):1,943 / 22,268 = 約8.7%(業種差あり、参考)
    • ROE(参考、通期予想ベース):通期当期純利益予想3,350 / 期末自己資本13,195 ≒ 25.4%(目安:8%以上で良好)※期末自己資本を分母にした概算
    • ROA(参考、通期予想ベース):3,350 / 総資産37,336 ≒ 9.0%(目安:5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期予想比、第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:約78.4%(22,268/28,400)→ 高め(年内に大きな残需がない場合には通期見通し達成可能性は高め)
    • 営業利益進捗率:約68.2%(1,943/2,850)→ 比較的高いが利益は下期にもかかる費用変動あり
    • 純利益進捗率:約71.4%(2,391/3,350)→ ただし特別利益依存を考慮
  • キャッシュ・フロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料なし)。ただし現金及び預金は11,574.6百万円→12,765.7百万円に増加(+1,191百万円)。
    • 減価償却費(のれん除く):154,314千円(第3Q累計)
    • のれん償却額:174,315千円(第3Q累計)
  • 財政状態(2025/9/30)
    • 総資産:37,336百万円(前期末32,976、+4,360)
    • 総負債:23,454百万円(前期末20,255、+3,199)
    • 純資産:13,882百万円(前期末12,721、+1,160)
    • 自己資本比率:35.3%(目安:40%以上で安定 → やや低め)
    • 流動比率(概算):流動資産25,017 / 流動負債20,018 ≒ 125%(流動性は確保)
    • 負債/自己資本比率(概算):23,454 / 13,882 ≒ 1.69倍
  • その他注目点:
    • のれん(無形固定資産)が増加(1,331.9 → 2,722.5百万円)、第2四半期・第3四半期で複数の買収・事業譲受による増加(暫定算定)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 関係会社株式売却益:2,760,882千円(ゆめみ株式譲渡による)
  • 特別損失:
    • 合計87,083千円(持分変動損失68,197千円、事業整理損18,886千円 等)
  • 一時的要因の影響:
    • 当期純利益の増加は上記売却益が主因。営業ベース(持続的収益力)だけでの純利益評価では過大評価に注意が必要。
  • 継続性の判断:
    • 関係会社株式売却益は非継続的。逆に、暗号資産評価損は価格の変動により将来も継続的に発生する可能性がある(市場依存)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(2025年):0.00円
    • 期末配当(2025年予想):80.00円(内訳:普通配当60円、特別配当20円)
    • 年間配当予想(2025期):80.00円(前年合計60.00円)
    • 配当利回り:–(株価情報が資料に無し)
    • 配当性向(通期予想ベース):80 ÷ 291.04 ≒ 27.5%(目安:企業により異なるが20–40%は一般的な範囲)
  • 特別配当の有無:2025期末に特別配当20円を予定(資料に基づく)
  • 株主還元方針:配当増配に関する発表あり(2025/9/19)。自社株買いの記載は無し。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:154,314千円(第3Q累計。のれん除く)
  • のれん償却額:174,315千円(第3Q累計)

受注・在庫状況

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:1,784百万円(前期1,855百万円)
    • 仕掛品:0(前期129百万円→減少)

セグメント別情報

  • モバイルサービス事業(主力)
    • 売上高:21,136百万円(前年同期比+10.3%)
    • セグメント利益:3,734百万円(前年同期比+22.3%)
    • 主な要因:ポイント(モッピー)の会員数増加(626万人、+12.7%)、アプリ累計DL647万(+22.0%)、Point Incomeの事業譲受、AD.TRACK連携で利益率改善。D2Cは主力商品の弱さで減収減益。DXは稼働率上昇で減収増益。
  • フィナンシャルサービス事業
    • 売上高:1,143百万円(前年同期比+7.3%)
    • セグメント損失:740百万円(前年同期は▲735百万円)
    • 主な要因:暗号資産価格下落による自己保有暗号資産の評価損(マーキュリー)が損失拡大。一方でlabol(オンラインファクタリング)やカード決済サービスは順調。
  • セグメント戦略・留意点:
    • モバイル(ポイント事業)中心の収益構造。D2Cの依存度・主力商品の不振が課題。フィナンシャルは成長分野だが暗号資産関連の価格変動リスクが高い。

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況:モッピー会員数・アプリDLは拡大(KPIの一つと推定)だが、D2C売上低迷と暗号資産関連リスクが足かせ。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との具体比較は資料に無し。ポイントメディア市場での事業譲受によるシェア拡大を狙う旨の記載あり。
  • 市場動向:国内景気は緩やかな回復基調だが、地政学リスクや資源価格変動、米国政策の影響で先行き不透明。暗号資産市場の低迷がフィナンシャル事業にマイナス影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上28,400百万円(+2.5%)、EBITDA6,050百万円(+92.3%)、営業利益2,850百万円(+27.9%)、経常利益3,250百万円(+21.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,350百万円(+126.2%)、1株当たり当期純利益291.04円。
    • 会社が提示する前提条件(為替等の具体値)は添付資料P.3参照(本稿では省略)。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載は無し。今回の第3四半期は特別利益の寄与が大きく、営業ベースでの利益力と一時益を切り分けて評価する必要あり。
  • リスク要因:
    • 暗号資産価格の変動(マーキュリー、持分会社の影響)
    • D2C主力商品の販売低迷
    • ポイント引当金増加(ポイント引当金6,870百万円)に伴う将来的な支払い負担
    • M&A・買収によるのれん増加とその償却・減損リスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税関連基準等の適用を第1四半期より行っているが、四半期連結財務諸表への影響は無いと記載。
  • 連結範囲の変更:第2四半期にApollo Capital2号、DINETTE、イシス(旧エムコーポレーション)を連結に追加。ゆめみは全株式譲渡により連結除外(これに伴う売却益を特別利益で計上)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF詳細は未提示)。

(注)

  • 不明項目は“–”で示しています。
  • 数字は決算短信(第3四半期累計、連結)に基づき記載しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3696
企業名 セレス
URL http://ceres-inc.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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