2025年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表した通期業績予想を踏まえると、売上(第3四半期累計)は大枠で想定内(通期進捗72.5%)だが、利益面は下振れ(損失幅が想定より拡大)。市場コンセンサスとの比較データは開示なし(–)。
- 業績の方向性:減収(売上高△3.5%)・減益(営業損失拡大、四半期純損失拡大)=減収減益。
- 注目すべき変化:在庫(商品)が前年同期比で約+294百万円増加。売上総利益率低下と先行投資・販管費増で営業損失が拡大(前年△47百万円 → 今回△88百万円)。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正済み(発表有)。通期売上3,212百万円(前年並み)、営業損失59百万円見込み。第3四半期累計の損失拡大を踏まえると、通期予想の達成にはコスト抑制や下期の販売回復が必要。
- 投資家への示唆:主要リスクは在庫滞留・仕入原価上昇・気象変動や米国の関税政策の影響。短期的には在庫圧縮と販促の効率化、長期的には輸出/EC施策の効果が鍵。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ティムコ
- 主要事業分野:フィッシング用品(フライ用品、ルアー用品等)およびアウトドア衣料品の製造・販売、その他(不動産賃貸等)
- 代表者名:代表取締役社長 酒井 誠一
- URL:https://www.tiemco.co.jp
- 報告概要
- 提出日:2025年10月10日
- 対象会計期間:2025年11月期 第3四半期累計(2024年12月1日~2025年8月31日)/日本基準・非連結
- セグメント
- フィッシング事業:フライ用品、ルアー用品、釣具等の製品販売(輸出比率が高い製品あり)
- アウトドア事業:防寒・防水等衣料品および関連ギアの販売、直営店運営
- その他:不動産賃貸収入等
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):3,339,995株
- 期末自己株式数:863,528株
- 期中平均株式数(四半期累計):2,476,498株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定
- 決算発表:今回(第3四半期)資料発表済み
- IRイベント:決算説明会は無(補足資料作成も無)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計 / 単位:百万円)
- 売上高:2,329(△3.5% YoY)
- 通期予想3,212に対する進捗率:約72.5%(通常の進捗)
- 営業利益:△88(前年同期△47)→ 営業損失が拡大(損失幅は約1.87倍)
- 通期予想△59に対する進捗:損失が通期予想より大きい(損失規模が約1.5倍)
- 経常利益:△80(前年同期△38)→ 損失拡大(損失幅約2.1倍)
- 四半期純利益:△102(前年同期△62)→ 損失拡大(損失幅約1.65倍)
- サプライズの要因(上振れ/下振れ)
- 下振れ要因:仕入原価上昇、滞留商品の一部値引き処分による売上総利益率低下、販管費(人件費等)増、輸出・EC強化に向けた先行投資、気象要因や米国の関税政策の影響。
- 上振れ要因:フィッシング事業の一部製品(自社企画ロッドや消耗品)、国産熊撃退スプレー等は堅調。
- 通期への影響
- 通期予想は修正済(営業損失59百万円、当期純損失87百万円見込み)。第3四半期累計の損失拡大を受け、下期での回復と費用コントロールが不可欠。現状は通期予想達成は「やや慎重」と言える。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025年12月1日~2025年8月31日)
- 売上高:2,329百万円(前年同期 2,414百万円、△3.5% / △85百万円)
- 売上総利益:1,064百万円(前年同期 1,107百万円、△43百万円)
- 販管費:1,152百万円(前年同期 1,155百万円、ほぼ横ばい)
- 営業利益(損失):△88百万円(前年同期△47百万円、損失幅増)
- 経常損失:△80百万円(前年同期△38百万円)
- 四半期純損失:△102百万円(前年同期△62百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△41.37円(前年同期△25.13円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△3.8%(=△88/2,329、負の利益率。業種平均は—だが、一般に正の数値が望ましい)
- ROE(累計):約△2.3%(=△102 / 純資産4,393。目安:8%以上で良好 → 今回はマイナス)
- ROA(累計):約△1.9%(=△102 / 総資産5,327。目安:5%以上で良好 → 今回はマイナス)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:72.5%(2,329 / 3,212)
- 営業利益進捗(損失比):実績損失は通期予想損失を上回る(損失が拡大) → 想定より悪化
- 純利益進捗:同様に通期予想を下回る(損失が大きい)
- 過去同期間との比較:前年同期は売上2,414→今回2,329(減収);営業/純損失ともに拡大
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:5,327(前期末5,536、△209百万円)
- 流動資産合計:3,528(前期末3,717、△188百万円)
- 現金及び預金:1,240(前期末1,617、△376百万円) ← 現金減少が顕著
- 受取手形及び売掛金:381(前期末534、△153百万円)
- 商品(在庫):1,702(前期末1,407、+294百万円) ← 在庫増加(滞留在庫の一部値引処分あり)
- 固定資産合計:1,799(前期末1,819、△21百万円)
- 負債合計:934(前期末1,010、△75百万円)
- 純資産合計:4,393(前期末4,526、△133百万円)
- 自己資本比率:82.5%(安定水準:目安40%以上 → 良好)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)→ 営業CF等の詳細数値は非開示
- ただし現金預金は前期比で376百万円減少
- 減価償却費(累計):46.925百万円(約46.9百万円)
- フリーCF等は算出不能(CF明細が未提示)
- 財務安全性・効率性
- 自己資本比率:82.5%(安定水準)
- 流動負債:687百万円、流動資産:3,528百万円 → 流動性は十分(流動比率概算で500%台)
- 総資産回転率等の詳細指標は開示データでは算定困難(売上/平均総資産の年率換算が必要)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:無し(第3四半期累計で固定資産売却益は無)
- 特別損失:小額(固定資産除却損27千円等、金額的には軽微)
- 一時的要因:繰延税金資産の一部取崩しに伴う法人税等調整額(約11百万円)の影響で純損失が増加
- 継続性の判断:繰延税金資産の取り崩しは一時的要因の側面あり得るが、在庫処分や高原価は事業構造に関連する可能性があるため今後も注視が必要
配当
- 配当実績と予想
- 第1四半期末:―
- 第2四半期末(中間):0.00円(支払済み)
- 第3四半期末:―
- 期末(予想):12.00円
- 年間配当予想:12.00円(直近公表予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(当期純利益マイナスのため参考値算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載はなし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(開示なし)
- 減価償却費:46.925百万円(第3四半期累計)
- 研究開発費(R&D):–(開示なし)
- コメント:報告書には輸出・EC拡大に向けた先行投資を進めている旨の記載あり(詳細金額は非開示)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の明示はなし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品):1,701.809百万円(前期比+294.756百万円、在庫増加)
- 在庫増加は滞留商品の一部値引き処分を実施している旨の記載あり → 在庫回転や品質(滞留品割合)に注意が必要
- 在庫回転日数等の開示はなし(–)
セグメント別情報
- セグメント売上高(第3四半期累計、単位:百万円)
- フィッシング事業:667.51(前年 652.79、+2.3%)
- セグメント利益:24.56(前年 41.11、△40.3%)
- コメント:フライロッドや消耗品が回復、輸出製品(フック等)は米国関税の影響で伸び悩み
- アウトドア事業:1,646.27(前年 1,748.62、△5.9%)
- セグメント利益:21.06(前年 48.22、△56.3%)
- コメント:春夏物およびフィッシングギアの販売苦戦、直営店数減少が販売規模を縮小
- その他(不動産等):15.56(前年 13.41、+16.0%)
- セグメント利益:9.24(前年 7.51、+23.1%)
- セグメント戦略:輸出・EC拡大のための施策を継続しており、先行投資が発生している点が短期的な利益を圧迫
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料上の中期計画の詳細は記載なし(進捗は「輸出及びECの売上増加に向けた先行投資を継続」との記載のみ)
- KPI達成状況:主要KPI(売上成長率・営業利益)のうち、売上は前年並みを維持するが利益面は悪化 → KPIの達成は課題
競合状況や市場動向
- 市場動向:釣用品市場は在庫調整の緩和傾向はあるが高価格帯が弱含み。アウトドア衣料は気候変動(寒暖差・猛暑等)と物価上昇による消費低迷が影響。米国の関税政策が一部輸出品に下振れリスクをもたらす。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは開示なし(–)。ただし高価格帯商品の弱さや在庫調整は業界共通リスクの可能性あり。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期(2025年12月1日~2025年11月30日):売上高3,212百万円(前年並み、+0.0%)、営業損失△59百万円、経常損失△51百万円、当期純損失△87百万円、1株当たり当期純利益△35.13円(修正あり)
- 会社公表の前提:為替等の具体前提は注記参照(資料3ページ参照の指示あり)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の損失が通期見通しを上回るため、下期における販売回復やコスト削減がなければ通期予想の達成は不確実性がある
- 主なリスク要因:気象変動(販売シーズン影響)、為替・関税(特に米国)、仕入原価上昇、在庫滞留、個人消費の低迷
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 四半期レビュー:公認会計士等によるレビューは実施なし
- その他:通期予想の修正が公表されている(今回決算資料で言及)。四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF詳細は未開示)。
(注)
- 本まとめは開示資料(2025年11月期 第3四半期決算短信〔非連結〕)に基づき作成しています。市場コンセンサスや株価情報は資料中にないため「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7501 |
| 企業名 | ティムコ |
| URL | http://www.tiemco.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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