2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想に対する修正はなし(決算発表時点で予想は据え置き)。市場予想との比較データは提供情報にないため記載不可(–)。
- 業績の方向性:売上高は微増(増収)だが利益は大幅減(増収減益)。売上高は前中間期比 +0.7%(32,699百万円)、営業利益は前中間期比 △36.0%(1,005百万円)。
- 注目すべき変化:利益面では前中間期と比べて粗利益率低下と販管費増加が顕著。特に半導体製造装置向けの高付加価値品の販売減少が粗利悪化の主因。為替差損(108,076千円)や棚卸資産評価差額の寄与が低下(前中間期2億3,600万円の差益 → 今回8,500万円の差益)した点も影響。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上高67,200百万円、営業利益2,450百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,690百万円)。第2四半期時点での進捗は売上高48.7%、営業利益41.0%、当期純利益40.4%と利益進捗がやや遅い状況。通期達成は「可能性あり」だが、半導体需要や原材料・為替動向に左右されるリスクあり。
- 投資家への示唆:売上は原料市況上昇と航空・宇宙向け増加で維持しているが、利益率は需要構成(半導体装置向けの減少)とコスト増により圧迫。通期予想据え置きのまま、下期での収益性回復(高付加価値製品の回復またはコスト抑制)の実行が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:白銅株式会社
- 主要事業分野:非鉄金属(銅・アルミ・ステンレス等)素材の加工・販売。加工サービス(レーザー、ウォータージェット等)や部材供給、海外販売展開あり。
- 代表者名:代表取締役社長 角田 浩司
- URL: https://www.hakudo.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日(決算短信)/半期報告書提出予定日 2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期):2025年4月1日〜2025年9月30日(連結)
- 決算短信は監査法人のレビュー対象外
- セグメント:
- 日本:国内事業(素材販売・加工等) — 売上の中心(今回主力)
- 北米:米国を中心とした販売・加工(West Coast Aluminum & Stainless等)
- 中国:中国(上海拠点)での販売・加工
- その他:東南アジア等(Hakudo(Thailand)を含む)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):11,343,300株(自己株式1,591株を含む)
- 期中平均株式数(中間期):11,341,709株
- 時価総額:–(情報未提供)
- 今後の予定:
- 決算発表:本短信が中間決算発表(発表済)
- 株主総会:–(期末へ向け別途)
- IRイベント:決算補足説明資料・決算説明会の有無は「作成の有無」「開催の有無」いずれも明示なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表予想との比較/達成率は通期予想に対する第2四半期累計の進捗)
- 売上高:32,699百万円 → 通期予想67,200百万円に対する進捗 48.7%
- 営業利益:1,005百万円 → 通期予想2,450百万円に対する進捗 41.0%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:683百万円 → 通期予想1,690百万円に対する進捗 40.4%
- サプライズの要因(上振れ/下振れした主な理由)
- 売上は原材料市況(電気銅等)上昇に伴う商品単価上昇、航空・宇宙向けや海外向け販売増で微増。
- 利益は下振れ。理由は(1)高粗利の標準在庫品(半導体製造装置向け)の販売減(需要低迷)、(2)工場新設に伴う地代家賃等固定費上昇、(3)運賃単価上昇・販売促進費増・本社増床等で販管費増加、(4)為替差損(108,076千円)の計上、(5)棚卸資産評価差益の縮小(前中間期と比較して差益大幅減)。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。上期の利益進捗が鈍いため下期での収益回復(需要構成回復または費用抑制)が必要。半導体関連の市場回復タイミングが鍵。
財務指標
(以下はすべて単位:百万円(千円表記を百万円へ換算))
- 財務諸表要点(中間末:2025年9月30日)
- 資産合計:41,892百万円(対前期末 44,745百万円 → △2,852百万円)
- 流動資産:32,353百万円(対前期末 35,029百万円 → △2,676百万円)
- 現金及び預金:4,138百万円(対前期末 5,474百万円 → △1,335百万円)
- 受取手形及び売掛金:11,580百万円(若干減)
- 商品及び製品(在庫):11,907百万円(対前期末 12,493百万円 → △586百万円)
- 固定資産:9,539百万円(対前期末 9,717百万円 → △178百万円)
- 負債合計:18,160百万円(対前期末 20,990百万円 → △2,830百万円)
- 流動負債:18,096百万円(大幅減:電子記録債務・買掛金の減少等)
- 純資産:23,733百万円(ほぼ横ばい)
- 自己資本比率:56.7%(前期末53.1% — 安定水準)
- 収益性(中間期、対前年同期)
- 売上高:32,699百万円(+0.7%:前年中間 32,488百万円)
- 営業利益:1,005百万円(△36.0%:前年中間 1,571百万円)
- 営業利益率:3.07%(前年中間 4.83%)
- 経常利益:1,088百万円(△38.8%:前年中間 1,777百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:683百万円(△44.1%:前年中間 1,223百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):60.25円(前年中間 107.87円)
- 収益性指標(通期予想ベース)
- 通期売上高予想:67,200百万円、営業利益:2,450百万円(営業利益率予想 3.64%)
- ROE(通期予想ベース):約7.12%(1,690百万円 / 純資産23,732百万円)→ 目安の8%未満(やや低め)
- ROA(通期予想ベース):約4.04%(1,690百万円 / 資産41,892百万円)→ 目安5%未満
- 進捗率分析(第2四半期累計 vs 通期予想)
- 売上高進捗率:48.7%(通常ペースに近いがやや上寄り)
- 営業利益進捗率:41.0%(進捗遅め)
- 純利益進捗率:40.4%(進捗遅め)
- キャッシュフロー(詳細数値は決算短信にキャッシュフロー計算書の記載なしのため省略)
- 営業CF:–(未記載)
- 投資CF:–(未記載)
- 財務CF:–(未記載)
- フリーCF:–(未記載)
- 現金及び預金残高:4,138百万円(中間期末)
- 営業CF/純利益比率:–(CFデータ未提供)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は記載なし(中間累計の比較のみ)。季節性の影響は明示なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:56.7%(安定水準)
- 流動比率(目安):流動資産32,353 / 流動負債18,096 ≒ 178.8%(健全)
- 有利子負債の明確数値は記載なしだが、固定負債は小幅(64百万円)で財務負担は限定的。
- 効率性・セグメント別
- セグメント別利益(当中間期)
- 日本:売上 28,274百万円、営業利益 1,010百万円(主軸)
- 北米:売上 2,755百万円、営業損失 △73百万円(追加取得で100%子会社化)
- 中国:売上 867百万円、営業損失 △3百万円
- その他:売上 802百万円、営業利益 72百万円
- 日本事業が収益の中心だが、北米は今回赤字化(構造改善が課題)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:–(中間短信で大きな特別利益は記載なし)
- 特別損失:為替差損 108,076千円(営業外費用)などが発生
- 一時的要因の影響:
- 棚卸資産評価差額の縮小(前期中間の差益236百万円 → 当中間期8.5百万円)により営業利益が押し下げられている点は一時的要因として計上影響あり。
- 為替差損は今後の為替動向により継続的影響あり得る(継続性:中期的に為替変動次第)。
- 継続性の判断:棚卸差額の変動は在庫評価と市況に依存するため変動要因。為替損益は継続的リスク。
配当
- 中間配当:1株当たり 28円(今回決定)
- 期末配当(予想):1株当たり 52円(会社予想)
- 年間配当予想:1株当たり 80円(通期予想)
- 配当性向:会社方針は通期配当性向45%または年間80円のいずれか高い方を配当(現行予想では80円を基準)
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
- 特別配当:なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 決算短信中に明記された主要投資:滋賀工場におけるファイバーレーザー加工機導入(新規需要取り込みのため)。
- 固定資産合計は前期末比で減少(9,716 → 9,539百万円、主に減価償却)。当中間期に大きな投資増加は見られない。
- 設備投資額(数値):–(明確な金額未記載)
- 減価償却費:機械装置等の減価償却累計増加等より減少影響あり(詳細数値は貸借対照表参照)
- 研究開発:
- R&D費用:–(記載なし)
- 主なテーマ:加工サービス強化(即時見積り注文機能などのデジタル化施策)や製品ライン拡充(アルミ・ステンレス薄板)への投資は言及あり。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の数値記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:11,907百万円(対前期末 △586百万円)
- 在庫は若干減少傾向。会社は在庫ラインナップ拡充(アイテム増)と在庫販売強化を進めている。
セグメント別情報
- セグメント別状況(当中間期)
- 日本:売上 28,274百万円、営業利益 1,010百万円(引き続き主力だが前年同期比で営業利益は減少)
- 北米:売上 2,755百万円、営業損失 △73百万円(2025年6月に非支配株主持分を追加取得し100%子会社化。ガバナンス強化と海外事業拡大の目的)
- 中国:売上 867百万円、営業損失 △3百万円(中国国内景気の弱さで減収)
- その他:売上 802百万円、営業利益 72百万円
- 前年同期比較:
- 北米・中国の動向は地域別に差があり、中国は減少、北米は増加も利益はマイナス圧力あり。
- セグメント戦略:
- 航空・宇宙、自動車向けの顧客開拓・休眠顧客の再稼働、デジタル受注機能拡充で受注率向上を図っている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信に中期計画の明確な数値進捗は記載なし(–)。
- KPI達成状況:特定KPIの記載なし(–)。ただし、受注率向上、Webサービス拡充、海外展開強化は中長期施策として継続。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 半導体製造装置業界:生成AI向けは堅調だが、中国向けの伸び悩みやスマホ/PC向け需要低迷、EV関連の鈍化で全体の回復には時間を要する見込み。
- 航空・宇宙:民間機需要回復や防衛関連で好調。
- 原材料市況:電気銅は上昇、アルミ・ステンレスは下落と原材料ごとに動きが異なる。
- 競合比較:同業他社との相対評価は決算短信に記載なし(–)。但し、同社は加工受注の即時化・品揃え拡充で差別化を図っている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高 67,200百万円(+1.2%)、営業利益 2,450百万円(+17.9%)、経常利益 2,580百万円(+19.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,690百万円(+24.5%)、1株当たり当期純利益 149.01円。
- 会社は通期予想を現時点で据え置き。
- 会社予想の前提条件:主要な前提(為替レート、原材料前提等)の詳細は開示資料に限定的記載(短信内の当期予想説明参照)。
- 予想の信頼性:上期の利益進捗が40%台であり、下期での需要回復や費用抑制の実行が必要。過去の予想達成傾向は短信に記載なし(–)。
- リスク要因:
- 半導体装置向け需要の不確実性
- 原材料価格変動(電気銅、アルミ、ステンレス等)
- 為替変動(今回も為替差損を計上)
- 海外(中国)市場の景気低迷や米国の関税政策等の外部要因
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等記載なし(詳細は添付注記参照)。
- 企業結合:2025年6月12日付でWest Coast Aluminum & Stainless, LLCの出資持分を追加取得(1,475千米ドル=212,577千円)し100%子会社化。これにより資本剰余金が減少(212,577千円)。
- その他:中間決算の税金費用は当期の見積実効税率に基づき算定。
(注)
- 記載のない項目は「–」で表記しています。数字は原資料(百万円表示)に基づく。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7637 |
| 企業名 | 白銅 |
| URL | http://www.hakudo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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