1. 企業概要
白銅株式会社は、1932年設立の非鉄金属商社で、アルミニウム、銅、ステンレス、特殊鋼、チタン、エンジニアリングプラスチックなどの金属およびプラスチック素材の加工・販売を国内外で行っています。特に、加工品、小口取引、短納期対応に強みを持っており、半導体製造装置メーカーなどを主要顧客としています。
主力製品・サービスは、多様な金属・プラスチック素材のプレート、バー、チューブなどの形状での提供に加え、レーザーやウォータージェットなどの加工サービスです。これらの素材・加工品は、半導体、FPD製造装置、航空・宇宙、自動車産業など幅広い分野で使用されています。
収益モデルは、B2B(企業間取引)による金属・プラスチック素材および加工品の販売です。在庫を保有し、顧客の多様なニーズに応じた加工を施して提供する商社兼加工業の性質を持っています。顧客から見れば、加工・小口・短納期に対応できる「ハブ」としての機能を提供しており、一品一様の需要に応えるフロー型ビジネスと言えます。しかし、特定の顧客との長期的な取引関係を通じて、リピート受注も多く、ある程度の安定性も有しています。
技術的独自性としては、長年にわたる多様な素材の取り扱いノウハウと、精密な加工技術に裏打ちされた短納期・小口対応力が挙げられます。これらにより、顧客の多様な要求に応えることが可能であり、新規参入企業にとってはこのノウハウやサプライチェーンの構築が参入障壁となります。
2. 業界ポジション
白銅は非鉄金属・プラスチック素材の加工・販売を主とする商社として、特に半導体製造装置、航空・宇宙、自動車といった高度な要求品質が求められる分野に強みを持っています。業界内での具体的な市場シェアに関するデータは提供されていませんが、「加工、小口、短納期」というニッチなサービス提供能力により、独自のポジションを確立していると考えられます。
市場動向としては、主要顧客である半導体製造装置業界は、生成AI関連需要は堅調なものの、中国市場の伸び悩みやスマートフォン・PC向け需要の低迷、EV関連の鈍化により、全体的な回復には時間を要する見込みです。一方で、航空・宇宙分野では民間機需要の回復や防衛関連で需要が好調です。白銅は、半導体市場の低迷を背景とした高付加価値品の販売減少という課題に直面しつつも、航空・宇宙や自動車向けなど新規顧客開拓、デジタル受注機能の拡充を進めることで対応しています。
競合に対する相対的な強みは、多品種少量・高精度・短納期といった顧客ニーズへの柔軟な対応力、および国内主要拠点に加え、北米・中国・東南アジアへの海外展開力です。弱みとしては、半導体市場の変動に業績が左右されやすい点や、原材料市況の変動が収益性に与える影響が大きい点が挙げられます。
【定量比較】業界平均との財務指標比較
提供された業界平均との比較では、白銅の株価指標は以下の通りです。
- PER(会社予想):16.03倍 vs 業界平均:12.1倍
- PBR(実績):1.14倍 vs 業界平均:1.0倍
PER、PBRともに業界平均と比較して高水準であり、相対的に割高と評価できます。
【同一業種区分企業比較】
同一業種区分「商社・卸売」内の企業と比較します。ただし、データが限定的であり、業態が完全に一致するわけではない点に留意が必要です。
| 企業名 | コード | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 営業利益率(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 白銅 | 7637 | 16.03 | 1.14 | 7.22 | 3.96 |
| NaITO | 7624 | 43.16 | 0.60 | 2.44 | データなし |
| ティムコ | 7501 | – | 0.93 | -2.37 | データなし |
白銅のPERはNaITOより低いですが、PBRは両社より高めです。ROEについては、ティムコがマイナスのため比較が難しいですが、NaITOよりは高い水準にあります。NaITO、ティムコは「工具」や「釣用品」といった異なる商材を扱うため単純比較は困難ですが、白銅の各指標が必ずしも同一業種内で突出して高いわけではないと見られます。
3. 経営戦略
経営陣の明確な中期経営計画の数値目標は提供データにはありませんが、「受注率向上、Webサービス拡充、海外展開強化」が中長期的な施策として継続されています。配当性向45%メドという株主還元方針も示されており、安定的な株主還元を目指す姿勢が見られます。
重点投資分野と成長戦略は以下の点が挙げられます。
- 顧客開拓と製品ライン拡充: 航空・宇宙、自動車向けといった成長分野での顧客開拓、休眠顧客の再稼働、アルミ・ステンレス薄板など製品ラインの拡充。
- デジタル化による効率化と顧客体験向上: Webサイトでの即時見積り注文機能の開発・導入など、DX推進による受注率向上と業務効率化。
- 生産能力・加工技術の強化: 滋賀工場におけるファイバーレーザー加工機の導入による新規需要の取り込み。
- 海外事業の強化: 2025年6月12日付で北米のWest Coast Aluminum & Stainless, LLCの出資持分を追加取得し、100%子会社化。海外事業拡大とガバナンス強化を目的としています。
最近の適時開示情報としては、上記のWest Coast Aluminum & Stainless, LLCの買収(中間期決算短信に記載)が挙げられます。その他の大型受注や新製品に関する具体的な適時開示情報はデータにありません。
これらの経営戦略は、主要顧客である半導体市場の変動リスクを分散し、新たな成長機会を捉えることを目指しています。デジタル化と海外事業強化は中長期的な競争力向上に寄与するでしょう。短期的な業績への影響は、半導体市場の回復状況と、投資に伴う固定費増加に対して、新規分野からの収益がどれだけ貢献するかに依存するため、不確実性が残ります。北米子会社化は海外収益化への期待がある一方で、直近の中間期では北米事業が営業損失となっているため、その改善が喫緊の課題です。
収益性
- 営業利益率: 過去12か月で3.96%、2025年3月期(実績)で4.49%、2026年3月期通期予想では3.64%です。直近2026年3月期中間期では3.07%に低下しており、収益性に課題が見られます。ベンチマークの営業利益率10%以上とは乖離があります。
- ROE(株主資本利益率): 2025年3月期(実績)で9.67%、過去12か月で7.22%、2026年3月期通期予想では約7.12%(純利益1,690百万円 / 純資産23,732百万円)です。ベンチマークである10%に僅かに届かない、またはそれを下回る水準です。
- ROA(総資産利益率): 過去12か月で3.53%、2026年3月期通期予想では約4.04%(純利益1,690百万円 / 総資産41,892百万円)です。ベンチマークである5%を下回る水準です。
Piotroski F-Scoreの収益性スコアは1/3と評価されており、健全な営業利益率とROEに達していません。
財務健全性
- 自己資本比率: 2025年3月期(実績)で53.1%、2026年3月期中間期末で56.7%と、50%を超える高い水準を維持しており、非常に健全です。
- 流動比率: 2026年3月期中間期末で178.8%(流動資産 32,353百万円 / 流動負債 18,096百万円)と、ベンチマークである200%には及ばないものの、150%を上回っており健全な水準です。
- D/Eレシオ(負債資本倍率): 明確な有利子負債額は提供されていませんが、貸借対照表の負債合計が減少傾向であり、固定負債も小幅であることから、極めて低い水準であると推測され、財務負担は限定的です。
Piotroski F-Scoreの財務健全性スコアは1/3であり、流動比率や自己資本比率は健全な範囲にありますが、特筆すべき効率性の改善は見られていません。
成長性
- 売上高成長率: 2024年3月期から2025年3月期にかけては+15.99%と大きく成長しましたが、2025年3月期から2026年3月期通期予想では+1.19%と鈍化しています。過去12か月および直近四半期の売上高成長率は前年比でそれぞれ-6.60%および+0.7%と、横ばいまたは微減傾向にあります。
- 利益成長率の推移: 営業利益は2025年3月期に前年比+18.23%と回復しましたが、2026年3月期通期予想では前年比-17.80%と減益を見込んでいます。純利益も同様に2026年3月期通期予想では前年比-24.42%、直近四半期では前年比-26.50%と大幅な減益です。収益性の悪化が成長性に影響を与えています。
キャッシュフロー
- 営業キャッシュフロー(営業CF): 過去12か月で1,740百万円のプラスです。本業で安定してキャッシュを創出しています。
- 投資キャッシュフロー(投資CF): 決算短信には具体的な投資CFの金額記載はありませんが、固定資産の減少が見られることや、後述のフリーキャッシュフローがプラスであることから、大規模な投資支出は限定的であったと推測されます。
- 財務キャッシュフロー(財務CF): 決算短信に具体的な財務CFの金額記載はありません。
- フリーキャッシュフロー(FCF): 過去12か月で917.88百万円のプラスです。営業活動で稼いだキャッシュで投資を賄い、余剰資金が生み出されているため、健全な状態と言えます。
- 営業CF/純利益比率: 過去12か月で1.02です。1.0以上であるため、利益の質は良好であり、会計上の利益が実際にキャッシュとして伴っていることを示唆しています。
- 配当カバレッジ比率: 営業CF 1,740百万円に対し、2026年3月期の年間配当金予想(80円/株 × 11,343,300株 = 約907百万円)から算出すると、約1.92倍となります。十分に配当を賄える水準であり、配当の持続性は高いと評価できます。
セグメント別分析
2026年3月期中間期のセグメント別状況は以下の通りです。
- 日本: 売上高28,274百万円(中間総売上の約86.4%)、営業利益1,010百万円。依然として収益の柱ですが、前年同期比で営業利益は減少しています。半導体製造装置向け高付加価値品の販売減少が響いています。
- 北米: 売上高2,755百万円、営業損失△73百万円。2025年6月に100%子会社化していますが、構造的な課題を抱え赤字化しています。
- 中国: 売上高867百万円、営業損失△3百万円。中国国内景気の弱さが影響し、減収・損失を計上しています。
- その他: 売上高802百万円、営業利益72百万円。
成長ドライバーは、国内においては航空・宇宙向けや自動車向けの開拓進捗、およびWebサービスによる受注効率化が挙げられます。一方、課題セグメントは北米と中国であり、これらの海外事業の収益性改善が今後の経営課題となります。
四半期進捗
2026年3月期通期予想に対する第2四半期(中間期)累計の進捗率は以下の通りです。
- 売上高:48.7%
- 営業利益:41.0%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:40.4%
売上高は約半分を達成していますが、営業利益と純利益の進捗率は40%台前半にとどまっており、通期予想に対してやや遅れが見られます。下期での大幅な収益改善が必要となり、半導体市場の回復やコスト抑制策の実行が鍵となります。
現在の水準
- PER(会社予想): 16.03倍。業界平均PER12.1倍と比較して約132.4%であり、相対的に割高な水準です。
- PBR(実績): 1.14倍。業界平均PBR1.0倍と比較して約114%であり、相対的にやや割高な水準です。
- EPS/BPSベースの理論株価レンジ:
- 業界平均PER基準の目標株価:149.01円 (EPS) × 12.1倍 (業界平均PER) = 1,802円
- 業界平均PBR基準の目標株価:2,092.45円 (BPS) × 1.0倍 (業界平均PBR) = 2,092円
現在の株価2,388円は、これらの理論株価レンジを上回っており、割高感が示唆されます。
テクニカル
- 52週高値・安値との位置関係: 52週高値2,626円、52週安値1,800円に対し、現在の株価2,388円はレンジの71.2%地点に位置しており、比較的高値圏で推移しています。
- 移動平均線との位置関係:
- 現在株価(2,388.0円)は以下の移動平均線をすべて上回っています。
- 5日移動平均線:2,381.80円(上回り 0.26%)
- 25日移動平均線:2,270.16円(上回り 5.19%)
- 75日移動平均線:2,249.03円(上回り 6.18%)
- 200日移動平均線:2,255.94円(上回り 5.85%)
- 短期・中期・長期の移動平均線をすべて上回っており、特に25日移動平均線が50日移動平均線(2,250.26円)と200日移動平均線(2,251.80円)を上抜けていることから、ゴールデンクロスが発生しており、上昇トレンドを示唆しています。
市場との比較
- 日経平均株価との相対パフォーマンス:
- 1ヶ月リターン:株式+7.71% vs 日経平均+2.68% → 日経平均を5.03%ポイント上回っています。
- 3ヶ月リターン:株式+6.13% vs 日経平均+8.33% → 日経平均を2.20%ポイント下回っています。
- 6ヶ月リターン:株式+4.42% vs 日経平均+30.55% → 日経平均を26.13%ポイント大きく下回っています。
- 1年リターン:株式+2.01% vs 日経平均+33.05% → 日経平均を31.05%ポイント大きく下回っています。
- TOPIXとの相対パフォーマンス:
- 1ヶ月リターン:株式+7.71% vs TOPIX+3.84% → TOPIXを3.88%ポイント上回っています。
短期的に市場を上回るパフォーマンスを見せているものの、中長期(3ヶ月、6ヶ月、1年)では特に日経平均に対して大きくアンダーパフォームしており、市場全体の活況を享受できていない現状がうかがえます。
6. リスク評価
- ベータ値による市場感応度: ベータ値は0.65 (5Y Monthly) です。これは市場全体の動きと比較して、白銅の株価変動が小さいことを示唆しています(市場が10%変動した場合、白銅の株価は約6.5%変動する傾向)。比較的ディフェンシブな特性を持つと言えますが、市場が大きく上昇する局面ではアウトパフォームしにくい可能性もあります。
- 決算短信記載のリスク要因:
- 半導体製造装置向け需要の不確実性: 主力顧客であり、高粗利品とされる半導体製造装置向けの販売減少が、直近の利益悪化の主因となっており、市場動向に業績が大きく左右されるリスクがあります。
- 原材料価格変動: 電気銅などの価格上昇は売上高の増加要因となる一方で、仕入れ価格の変動が利益率に影響を与えるリスクがあります。アルミ・ステンレスは下落傾向にあり、素材によって市況が異なるため、適切な在庫管理と価格転嫁が重要です。
- 為替変動: 直近の中間期で108,076千円の為替差損を計上しており、海外事業展開を強化する中で為替変動による収益への影響が継続的なリスクとなります。
- 海外市場の景気低迷や国際情勢: 中国市場の景気低迷や、米国の関税政策などの国際情勢は、海外事業の収益に直接的な影響を与える可能性があります。
- 事業特有のリスク:
- 技術陳腐化リスク: 加工技術や素材ニーズが常に進化するため、最新技術への投資を怠ると競争力を失うリスクがあります。
- 品質管理リスク: 高度な品質が求められる分野への供給が多く、品質問題が発生した場合の信用失墜リスクがあります。
- 特定顧客への依存: 半導体製造装置メーカーが主要顧客であるため、その業界の景気変動や設備投資サイクルに左右されやすい構造です。
- 52週レンジにおける現在位置: 現在株価は52週高値圏の71.2%地点に位置しており、相対的に高値警戒感があります。過去の株価変動パターンを考慮すると、下落に転じた際の下落余地は無視できません。
7. 市場センチメント
- 信用取引の状況:
- 信用買残:48,100株
- 信用売残:14,400株
- 信用倍率:3.34倍
信用買残が信用売残を大きく上回っており、株価の上昇を期待する買い方が多い状況です。ただし、信用買残は前週比+3,800株と増加しており、将来的な株価上昇局面での売り圧力となる可能性があります。
- 株主構成と大株主の動向:
- K&Pアセット・マネジメント合同会社、キッズラーニングネットワーク(株)など特定の法人や個人が上位株主として名を連ねています。これらの大株主の保有割合が高く、安定株主としての側面が強いと推測されます。
- 経営陣の持株比率は、Insiderが59.61%を保有しており、非常に高い水準です。これにより、経営は安定しており、短期的な株価変動に左右されにくい経営判断が期待できます。一方で、市場での流通量が比較的少ない「浮動株」が約4.56M株(発行済株式の約40%)と限られているため、需給バランスの変動が株価に影響を与えやすい可能性もあります。
市場センチメントは、短期的な上昇トレンドと信用買いの多さから一定の期待が見られるものの、中長期的な株価パフォーマンスの停滞や信用残高の増加といった潜在的な売り圧力も存在します。
8. 株主還元
- 配当利回り: 会社予想ベースで3.35%です(株価2,388.0円、1株配当80.00円)。これは市場全体の平均と比較しても比較的魅力的な水準と言えます。
- 配当性向: 会社予想ベースで45.1%(2026年3月期)。会社は配当性向45%メド、または年間80円のいずれか高い方を配当する方針を示しており、この方針に沿った安定的な株主還元姿勢が明確です。過去の配当性向も一貫して40%台後半で推移しています。
- 配当の継続性・増配傾向:
- 過去の年間配当は2024年3月期80円、2025年3月期89円、2026年3月期予想80円と、増配基調というよりは業績や会社方針に基づいて変動する傾向にあります。ただし、配当性向45%メドという方針は継続性を示しており、安定配当への意識は高いと言えます。
- 自社株買いの実績と方針: 提供データに自社株買いに関する具体的な実績や方針の記載はありません。株主構成に「自社(自己株口)」の記載があるため、過去に実施された可能性はありますが、継続的な施策として明示されていません。
白銅は、安定した配当性向に基づいて比較的高水準の配当利回りを提供する企業であり、株主還元に対して積極的に取り組む姿勢が見られます。
9. 総合評価
【投資ポイント】
- 1. 高い財務健全性(自己資本比率56.7%、流動比率178.8%)と良好なキャッシュ創出能力(営業CF/純利益比率1.02)。
- 2. 「加工、小口、短納期」に強みを持つニッチ戦略と、航空・宇宙、自動車といった新規成長分野への積極的な顧客開拓。
- 3. 配当性向45%メドと明確な株主還元方針。
【強み】
- 安定した財務基盤と潤沢なフリーキャッシュフロー創出力。
- 特定の商材・加工技術に特化した高い専門性と顧客ニーズ対応力。
- 経営陣による高い持株比率と安定的な株主構成。
【弱み】
- 半導体製造装置市場の動向に業績が大きく左右されるリスク。
- 直近の業績で利益進捗の遅れが見られ、通期予想達成に課題。
- 北米、中国といった海外事業の収益性が不安定。
【機会】
- 生成AI向けなど、半導体市場における新たな需要の回復。
- 航空・宇宙、自動車など次世代産業における成長。
- デジタル技術を活用した受注プロセスの効率化と顧客基盤拡大。
【脅威】
- 主要原材料市況の変動と為替レートの変動(為替差損の発生)。
- 中国経済の減速や国際貿易政策の変化による海外事業への影響。
- 設備投資や販管費増加による固定費上昇が収益性を圧迫する可能性。
【注目すべき指標】
- 営業利益率の改善(通期予想3.64%の確実な達成と、中期的な5%以上への回復)。
- 半導体製造装置向け高付加価値製品の販売回復状況。
- 北米および中国セグメントの黒字化に向けた進捗と収益性。
10. 企業スコア
- 成長性: C
- 売上成長率は2025年3月期から2026年3月期(予想)で+1.19%と5%未満。過去12か月では前年比で減収、中間期では微増にとどまり、利益進捗も遅れているため。
- 収益性: C
- 過去12か月のROEは7.22%、営業利益率は3.96%です。通期予想ROEは約7.12%、営業利益率3.64%であり、いずれも基準のROE 8%以上または営業利益率 5%以上を満たさないため。
- 財務健全性: A
- 自己資本比率56.7%(基準の40-60%に該当)かつ流動比率178.8%(基準の150%以上に該当)であり、堅実な水準を維持しているため。
- 株価バリュエーション: D
- PER(16.03倍)は業界平均(12.1倍)の132.4%であり、PBR(1.14倍)は業界平均(1.0倍)の114%です。PERが業界平均の130%以上かつPBRが110%以上であるため、割高な水準と判断。
企業情報
| 銘柄コード | 7637 |
| 企業名 | 白銅 |
| URL | http://www.hakudo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 2,388円 |
| EPS(1株利益) | 149.01円 |
| 年間配当 | 3.35円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 0.0% | 17.8倍 | 2,646円 | 2.2% |
| 標準 | 0.0% | 15.4倍 | 2,301円 | -0.6% |
| 悲観 | 1.0% | 13.1倍 | 2,055円 | -2.8% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 2,388円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 1,152円 | △ 107%割高 |
| 10% | 1,439円 | △ 66%割高 |
| 5% | 1,816円 | △ 32%割高 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.10)」によって自動生成されました。
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