2025年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側は通期業績予想を下方修正(営業利益・経常利益・当期純利益のレンジを引下げ)。四半期累計(第3四半期累計)の実績自体は会社予想の進捗観点では概ね順調だが、通期利益レンジは縮小(修正有)。
- 業績の方向性:増収・黒字転換(増収増益ベース)。売上高697百万円(前年同期比+54.8%)、営業利益18.6百万円(前年同期は営業損失23.6百万円→黒字化)。
- 注目すべき変化:売上の大幅増(+54.8%)に対し、売上原価の伸びが更に大きく(+94.8%)なっており、プロジェクト拡大に伴う労務費・外注費の増加が顕著。無形固定資産(ソフトウェア)を大幅に計上(+53,321千円)。
- 今後の見通し:通期売上は960~1,000百万円(前回924百万円→上方)、だが営業利益は30~70百万円(前回80百万円→下方)、当期純利益は19~59百万円(前回66百万円→下方)と利益幅を縮小。第3四半期累計時点の進捗は売上は高め、利益は通期下限に対する進捗は良いが上限達成は不透明。
- 投資家への示唆:成長投資(開発・人材・マーケティング)を強めており売上拡大は確認できるが、案件拡大に伴うコスト増が利益に影響。通期予想は幅の広いレンジとなっており、今後の案件採算やコスト管理が着地の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社Sapeet
- 主要事業分野:Expert AI事業(AIソリューション提供、AIプロダクト「シセイカルテ」「マルチカルテ」「カルティロープレ」等の開発・販売)
- 代表者名:代表取締役社長 築山 英治
- 上場市場:東京証券取引所グロース(上場日:2024年10月29日)
- 決算短信種別:2025年9月期 第3四半期決算短信(日本基準、非連結)
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月12日
- 対象会計期間:2024年10月1日~2025年6月30日(第3四半期累計)
- 決算補足説明資料:作成有、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント:Expert AI事業(セグメント別開示は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:1,577,100株(2025年6月30日)
- 期中平均株式数(四半期累計):1,552,636株
- (時価総額):–(株価情報は提供なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本決算(通期)等の予定は別途開示(該当資料参照)
- 株主総会・IRイベント:–(本短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期レンジ)
- 売上高:第3Q累計 697百万円(697,384千円)。通期予想960~1,000百万円に対する進捗率は約69.7%~72.6%(高めの進捗)。
- 営業利益:第3Q累計 18.6百万円。通期予想30~70百万円に対する進捗率は約26.6%~62.1%(下限に対しては進捗良好、上限は厳しい可能性)。
- 純利益:第3Q累計 7.9百万円。通期予想19~59百万円に対する進捗率は約13.3%~41.3%。
- サプライズの要因:
- 売上上振れ要因:既存プロジェクトの継続、新規プロジェクト獲得、AIプロダクトのアカウント増加、カルティロープレ等の新規提供開始。
- 原価増加要因:プロジェクト拡大に伴う労務費・外注費増(戦略的リソース確保)、ソフトウェア開発の資産計上。
- 一時費用:上場関連のスポット費用(上場関連費用 7,430千円、株式交付費 2,821千円)等を計上。
- 通期への影響:
- 売上は通期目標到達が現時点では比較的見込める水準(進捗70%前後)が確認される。
- しかし利益面は費用先行投資や原価増が続くため、通期レンジの上限達成は不確実。会社は利益レンジを引下げており、今後の案件採算とコストコントロールが重要。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円/千円は注記)
- 損益(第3四半期累計:2024/10/1–2025/6/30、金額は決算短信記載)
- 売上高:697百万円(697,384千円)/ 前年同期 450百万円(450,510千円)→ 前年同期比 +54.8%
- 売上原価:348.3百万円(348,328千円)/ 前年同期 178.8百万円 → 前年同期比 +94.8%
- 売上総利益:349.1百万円(349,055千円)
- 販管費:330.4百万円(330,438千円)/ 前年同期 295.3百万円 → 前年同期比 +11.9%
- 営業利益:18.6百万円(18,617千円)/ 前年同期は営業損失23.6百万円 → 黒字転換
- 経常利益:8.2百万円(8,219千円)/ 前年同期は経常損失30.8百万円 → 黒字転換
- 四半期純利益:7.9百万円(7,855千円)/ 前年同期は四半期純損失30.96百万円 → 黒字転換
- 1株当たり四半期純利益:5.05円(潜在株式調整後 4.80円)
- 収益性指標
- 営業利益率:2.67%(18,617 / 697,384) ← 業種平均との比較は業種により変動
- 売上総利益率:50.06%
- ROE(簡易)=当期(累計)純利益 / 期末自己資本 = 7,855 / 435,599 = 1.80%(注:累計ベース・年率換算ではない。目安:8%以上が良好)
- ROA(簡易)=当期(累計)純利益 / 総資産 = 7,855 / 534,197 = 1.47%(注:同上。目安:5%以上が良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計の進捗)
- 売上高進捗率:697 / 960~1,000 = 69.7%~72.6%(高め)
- 営業利益進捗率:18.6 / 30~70 = 26.6%~62.1%(下限に対しては良好)
- 純利益進捗率:7.9 / 19~59 = 13.3%~41.3%
- ここから判断:売上は通期計画に追随。利益は上振れ要因次第でレンジ幅が大きく変動。
- キャッシュ・財政状態(貸借対照表要点)
- 総資産:534,197千円(前期末 452,020千円、増加 +82,177千円)
- 現金及び預金:226,883千円(前期末 220,228千円、増加 +6,654千円)
- 売掛金:133,700千円(前期末 111,291千円、増加 +22,408千円)
- 無形固定資産(ソフトウェア):135,334千円(前期末 82,012千円、増加 +53,322千円)→ 開発投資を資産計上
- 負債合計:98,597千円(前期末 284,268千円、減少 -185,670千円)→ 主因は短期借入金の返済(短期借入金 200,000千円減少)
- 純資産:435,599千円(前期末 167,752千円、増加 +267,847千円)→ 公募増資・第三者割当増資および減資振替等の資本変動と当期利益
- 自己資本比率:81.5%(安定水準)
- キャッシュフロー:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記)。ただし現金は微増(+6.65百万円)。
- 減価償却費:20,049千円(前期 4,759千円)→ 無形資産化・設備投資増に伴う償却増
- 投資CF(目安):無形資産(ソフトウェア)への資本支出が増加(135,334千円に計上)
- 四半期推移(QoQ):該当資料に詳細QoQの数字はなし。季節性に関する特記事項は明示なし。
特別損益・一時的要因
- 特別・営業外費用の主な内訳:
- 上場関連費用:7,430千円(スポット費用)
- 株式交付費:2,821千円(スポット費用)
- 支払利息は減少(3,393千円 → 584千円)=借入金返済の影響
- 一時的要因の影響:
- 上場関連のスポット費用等は一時的要因として利益に下押し寄与。ただし黒字転換しているため吸収可能な範囲。
- 継続性判断:上場関連費用等は通常一回限り。労務費・外注費の増加は事業拡大に伴う構造変化で継続性がある可能性あり。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(2025年9月期)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(配当0のため0%、参考に留意)
- 株主還元方針:配当は現時点で無配、自己株式はなし。資金は成長投資に充当している模様。
設備投資・研究開発
- 設備投資・無形資産化:
- 無形固定資産(ソフトウェア)増加:+53,321千円(ソフトウエア計135,334千円)
- 減価償却費:20,049千円(期累計)
- 研究開発費:具体額の明細は非開示(販売費及び一般管理費の中で研発費を計上している旨の記載あり)。R&D投資を継続し、プロダクト開発(カルティクラウド、カルティロープレ等)に注力。
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:該当情報なし(–)
- 在庫状況:該当情報なし(–)
セグメント別情報
- 当社は単一セグメント(Expert AI事業)のため、セグメント別売上等の詳細は省略。
- 事業の内訳・戦略:AIソリューション(既存案件継続、新規AIエージェント案件)、AIプロダクト(シセイカルテ、マルチカルテ、カルティロープレ)を拡販。フィットネス等特定業界向けに積極展開。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内での数値目標の明示はなしが、国内AI/DX市場の拡大(資料引用)を背景に成長投資を継続。
- KPI達成状況:特定のKPI数値は開示なし。アカウント数増加やプロダクト導入実績増加がコメントとして記載。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内AIシステム市場、国内DX市場の拡大が見込まれる旨を引用(IDC Japan、富士キメラ総研の調査数値を参照)。
- 競合との相対位置付け:具体的な競合比較データは開示なし(–)。主たる優位点は自社AIプロダクト群とソリューション提供力。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期売上高:960~1,000百万円(前回924百万円→上振れ)
- 通期営業利益:30~70百万円(前回80百万円→下方修正)
- 通期経常利益:20~60百万円(前回67百万円→下方修正)
- 通期当期純利益:19~59百万円(前回66百万円→下方修正)
- 1株当たり当期純利益:12.19~37.85円
- 直近公表予想からの修正:有(2024年11月14日発表の予想から修正)
- 予想前提(注記参照):為替等の明示的前提は別添資料参照
- 予想の信頼性:通期に向けて売上は高い進捗だが、利益は案件採算と投資の影響によりレンジ幅が大きく、着地は不確定要素あり(保守的側面を織り込んだレンジとも言える)。
- リスク要因:世界経済の不透明感、原価上昇、プロジェクト採算悪化、競争激化、プロダクトの市場受容性、重要人材の確保・定着。
重要な注記
- 会計方針の変更:特記事項なし。
- 四半期財務諸表のレビュー:公認会計士・監査法人によるレビューは実施されていない。
- 株式関係:2024年6月に株式分割(1→100株)実施。2024年10月・11月に公募・第三者割当増資実施、2025年1月に資本金減少による資本剰余金への振替を実施(資本構成に大きな変動)。
(補足)
- 数値は決算短信(非連結)に基づく。四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されておらず詳細なCF分析は不可。
- 不明な項目は「–」と表記した。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 269A |
| 企業名 | Sapeet |
| URL | https://sapeet.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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