2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想(据え置き)からの修正は無し。中間実績は概ね市場想定と同等かやや下振れ(売上はほぼ予想通り、利益は下振れ)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高278,087百万円:前年同期比+1.8%、営業利益4,910百万円:前年同期比△28.1%)。
- 注目すべき変化:デバイスBUはM&Aによる売上寄与で増収寄与する一方、EMSの減収・販売ミックス悪化、為替影響により売上総利益率が低下し営業利益が大きく減少。IT&SIer BUが新たに連結化(売上13,343百万円、セグメント利益530百万円)。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上600,000百万円、営業利益16,000百万円、当期純利益7,500百万円)。中間の進捗は売上46.3%、営業利益30.7%、純利益22.4%で、営業利益・純利益の進捗は「やや遅れ」感。H2での産業機器市場回復やM&Aシナジーに依存。
- 投資家への示唆:当中間期は「売上の底堅さ」だが「利益率悪化」が目立つ。通期達成の鍵は(1)販売ミックス回復と在庫調整の正常化、(2)M&A統合・クロスセルの効果、(3)新電力分野の競争激化の影響緩和。短期注視点はH2の収益改善と買収案件(FRAMOS関連)の早期寄与状況。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社レスター
- 主要事業分野:半導体/電子部品の販売(デバイス)、EMS(電子機器実装受託)、システムソリューション、再生可能エネルギー・エコソリューション、ソフトウェア/ITサービス等(3報告セグメント:デバイスBU、システムBU、IT&SIerBU)
- 代表者名:代表取締役 社長COO 林 眞一
- 備考:2024/9にPCIグループを連結化。中期経営計画(~2027年3月期)で4BU体制の確立を目指す。
- 報告概要
- 提出日:2025年11月13日(決算短信提出)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日(連結、会計基準:日本基準)
- 決算補足説明資料作成:有、決算説明会開催:有
- セグメント(報告セグメント)
- デバイスBU:半導体/電子部品等の販売、ラインカード拡充、LSI設計支援、EMS(自社工場による実装受託)など
- システムBU:映像/音響などのシステムソリューション、決済端末、エコソリューション(太陽光等)等
- IT&SIerBU:ソフトウェア開発、産業用PC設計・製造、半導体設計/テスト関連サービス(PCIグループ連結化により追加)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):30,072,643株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:1,954,865株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):28,117,898株(2026年3月期中間期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 中間報告書提出予定日:2025年11月13日(済)
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日(中間配当)
- IRイベント:決算説明会(開催済/補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表)
- 売上高(中間実績):278,087百万円。通期予想600,000百万円に対する進捗率=約46.3%(通常の半期目安=50%前後)。
- 営業利益(中間実績):4,910百万円。通期16,000百万円に対する進捗率=約30.7%(半期目安50%を下回る)。
- 当期純利益(親会社株主帰属、中間実績):1,676百万円。通期7,500百万円に対する進捗率=約22.4%(半期での進捗は低い)。
- サプライズの要因(下振れ要因)
- デバイス事業:第1四半期の為替変動の影響で売上総利益が悪化、また販売ミックスの変化で売上総利益率が低下。
- EMS事業:前年のスマホ新機種搭載効果が剥落し大幅減収。
- システム(エコソリューション):新電力の需給調整市場で競争激化。
- 税務影響:前年同期における連結子会社清算に伴う税効果の違いが、親会社株主帰属中間純利益にも影響。
- 通期への影響
- 会社は通期予想を修正せず据え置き。H2での市場回復(産業機器等)とM&A/シナジー効果で利益回復を見込むが、現状の利益進捗はやや厳しいためH2の改善が不可欠。通期達成可能性はH2の動向とマージン回復次第。
財務指標
- 主要貸借対照表(中間期末 2025/9/30、単位:百万円)
- 総資産:314,918
- 純資産(総額):101,304
- 自己資本(会社資料ベース):86,608(注)
- 自己資本比率:27.5%(資料表記、目安:40%以上で安定)
- 1株当たり純資産:3,080.20円
- 発行済株式数(期末):30,072,643株
- 備考:ハイブリッドローン(100億円)を資本性の50%で考慮したネットD/E等の補足あり。
- 損益(中間累計 2025/4/1–2025/9/30、単位:百万円)
- 売上高:278,087(前年同期273,042;増減率+1.8%、増額+5,045百万円)
- 売上総利益:23,092(前年22,425;+667)
- 販管費:18,181(前年15,598;増加)
- 営業利益:4,910(前年6,826;△28.1%、△1,916) 営業利益率=4,910/278,087=約1.77%(業種平均との比較要注意)
- 経常利益:3,107(前年4,621;△32.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,676(前年4,391;△61.8%)
- EPS(中間):59.63円(前年146.05円)/ 潜在株式調整後:58.87円(前年145.38円)
- 収益性指標(中間期ベース)
- 営業利益率:約1.8%(低い/業種差あり)
- ROE:–(資料に直接の数値なし。参考計算には年間データ必要)
- 進捗率分析(通期予想:売上600,000、営業利益16,000、当期純利益7,500)
- 売上高進捗率:46.3%(やや順調)
- 営業利益進捗率:30.7%(遅れ)
- 純利益進捗率:22.4%(大きく遅れ)
- コメント:売上は中間期でほぼ半期水準だが、利益進捗が低い。H2で利益率改善が必要。
- キャッシュフロー(中間期、単位:百万円)
- 営業CF:+9,814(前年+20,352、減少)
- 投資CF:△1,742(前年△1,925) 主な支出:有形固定資産取得2,660、投資有価証券取得306等
- 財務CF:△8,780(前年△14,275) 主な項目:短期借入金純減少4,209、長期借入金返済2,056、配当支払1,687
- フリーCF(営業-投資):+8,072(良好)
- 営業CF/中間純利益比率:9,814/1,676 ≒ 5.86(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 現金及び現金同等物残高:44,151百万円(前期末44,283→ほぼ横ばい)
- 四半期推移(QoQ):四半期単体の細部数値は短信に記載だが、資料主要点は第1四半期の為替影響が売上総利益を悪化させた点。季節性は事業により差異あり(EMSなどはスマホ需給の影響)。
- 財務安全性・効率性
- 有利子負債(リース除く):101,054百万円(ネットD/E考慮後のネットD/E=0.6倍(ハイブリッドの資本性考慮))
- 自己資本比率:27.5%(安定目安40%未満、やや低め)
- 流動比率・負債比率:詳細数値は貸借対照表から算出可能だが、短期借入金は48,483百万円、支払手形及び買掛金81,912百万円と流動負債が150,309百万円。
- セグメント別(中間実績)
- デバイスBU:売上243,323百万円(△2.1%)、セグメント利益3,815百万円(△25.0%)
- デバイス(商材中心):233,042百万円(△0.4%)
- EMS:10,280百万円(△29.9%)
- システムBU:売上21,421百万円(△12.3%)、セグメント利益1,485百万円(△44.5%)
- システムソリューション:11,507百万円(△11.0%)
- エコソリューション:9,913百万円(△13.7%)
- IT&SIerBU(新規連結):売上13,343百万円、セグメント利益530百万円
特別損益・一時的要因
- 当中間期(本期)に係る主な特別損益:
- 特別利益合計:59百万円(投資有価証券売却益等)
- 特別損失合計:111百万円(割増退職金等)
- 前年同期(比較参考):子会社清算損4,481百万円等の大口特別損失が計上されており、比較上の増減要因となっている。
- 一時的要因の影響:前年同期との比較で税務影響・特損の差が中間純利益の変動に寄与。直近期は大きな一回性損益は限定的で、利益低下は主に営業面(粗利率低下・販売ミックス)によるもの。
- 継続性の判断:為替・販売ミックス要因は継続的に注視が必要。FRAMOS関連の事業譲受等は今後の収益基盤に継続的影響を与える可能性あり。
配当
- 配当実績と予想
- 2025年3月期:中間配当60.00円、期末60.00円、年間120.00円
- 2026年3月期(実績/予想):中間配当60.00円(支払予定日2025/12/5)、期末予想65.00円、年間予想125.00円(修正なし)
- 配当性向(参考):通期予想EPS 266.73円に対する年間配当125円 → 配当性向概算約46.9%(高め)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(直近発表:無し)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期)
- 有形固定資産取得支出:2,660百万円(前年中間期1,519百万円)→ 増加(工場設備更新等を想定)
- 減価償却費(中間累計):1,692百万円(前年1,535百万円)
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産(商品及び製品):59,121百万円(前期末53,647→増加5,473百万円)
セグメント別情報(要点)
- デバイスBU:ラインカード拡充とM&Aで売上は確保。ただし車載(EV)向け・産業機器向けの弱さ、EMSのスマホ搭載効果剥落が利益悪化の主因。
- システムBU:公共系は堅調だが決済端末の販売低調、エコは需給調整市場での競争激化により収益悪化。
- IT&SIerBU:PCIグループ連結により新規売上・受注を獲得。今後デバイス/システムとのシナジー期待。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(~2027年3月期):4BU体制確立とM&A・グローバル販売強化が柱。今回のFRAMOS関連事業譲受・株式取得はラインカード拡充と欧米販売強化の一環で中期目標に整合。
- KPI達成状況:明確なKPI(数値目標)の進捗は資料に限定的。利益率改善は今後の重要KPI。
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AI関連商材は好調。ただしEV向けの需要鈍化や産業機器向けの在庫調整が継続し、アプリケーションごとに強弱。為替・米国通商政策・地政学リスクが上振れ/下振れ要因。
- 競合との比較:同業他社との相対評価は資料に明確記載なし → 比較分析は別途必要。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想は据え置き(売上600,000百万円、営業利益16,000百万円、経常利益12,500百万円、当期純利益7,500百万円)。会社はH2での市場回復・事業シナジーで利益回復を見込む。
- 会社予想の前提:為替、半導体・電子部品の在庫調整、関税影響等の不確実性を前提にしている(詳細は補足資料参照)。
- 予想の信頼性:中間の利益進捗が遅れているため、H2の回復が見られない場合は修正リスクあり。過去の予想達成傾向はケースバイケース(資料に過去達成率の統計的評価は無し)。
- 主なリスク要因:為替変動、半導体/電子部品の需要調整、EV向け需要鈍化、競争激化(新電力分野等)、M&Aの統合リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(注記事項より)。
- 連結範囲の変更:あり(除外1社:Lavinics Co.,Ltd.)。また、FRAMOS関連の事業譲受およびFRAMOS Technologies Inc.の株式取得(2025/10/1)を実施(取得対価合計:約1,738百万円=現金782千ユーロ+5,500千ユーロ換算の合計、為替換算額は資料参照)。これにより欧米での代理店事業権取得、ラインカード拡充を図る。
- その他重要事象:PCIグループの暫定的会計処理の確定に伴うのれん等の調整(前期比較数値に反映済み)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3156 |
| 企業名 | レスター |
| URL | https://www.restargp.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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