2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社の通期業績予想に修正は無し(公表済予想からの修正なし)。四半期・通期予想に対する異常な修正や注記はなく「概ね想定内」と判断されるが、対前年同期では減収減益。
  • 業績の方向性: 売上高は前年同期比で3.2%減、営業利益は8.7%減、経常利益は22.8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は14.9%減(増収増益ではなく減収減益)。
  • 注目すべき変化: 包括利益が前年同期の+2,534百万円→当期は△137百万円と大幅悪化(主因:為替換算調整の悪化)。セグメントでは中国の売上が15.0%減、中国・欧州・米州で減収が目立つ一方、「その他(東南アジア等)」は売上増・利益増。
  • 今後の見通し: 会社は通期(2026年3月期)業績予想(売上58,000百万円、営業利益5,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,150百万円)を据え置き。第1四半期の進捗は売上約20.8%、営業利益約16.7%、純利益約21.6%で、通期達成に向けた進捗はやや慎重(四半期均等進捗を25%とした場合、利益面で遅れ)。
  • 投資家への示唆: 為替変動や海外(特に中国・米州・欧州)需要動向が短期業績に影響。通期予想は維持されているが、営業利益進捗がやや低く、第2四半期以降の需要回復やコスト管理の進捗を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: アネスト岩田株式会社
    • 主要事業分野: エアエナジー(圧縮機・真空機器等)、コーティング(塗装機器・塗装設備)、コンシューマー向けおよびアフターサービス等(その他地域事業を含む)
    • 代表者名: 代表取締役 社長執行役員 三好 栄祐
    • URL: https://www.anestiwata-corp.com/jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年8月8日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期(連結、期間:2025年4月1日~2025年6月30日)
    • 決算説明会: 決算補足説明資料あり、決算説明会は無し
  • セグメント:
    • 報告セグメント(所在地別): 日本、欧州、米州、中国、その他(台湾、インド、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、南アフリカ等)
    • 事業(製品)区分(参考): エアエナジー事業(圧縮機、真空機器)、コーティング事業(塗装機器、塗装設備)、その他(コンシューマー向け、モビリティーアフターサービス等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 41,745,505株
    • 期末自己株式数: 2,401,889株(うち信託保有株式245,400株を除く処理を注記)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 39,343,616株
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表(通期中間・通期等): 直近公表スケジュールは資料参照(当資料では通期予想の修正無しの旨を記載)
    • 株主総会・IRイベント等: –(第1四半期資料では該当情報なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 売上高: 第1四半期実績 12,088百万円(前年同四半期比 △3.2%)。会社の通期予想(58,000百万円)に対する進捗率 20.8%(12,088/58,000)。会社予想の修正は無し。
    • 営業利益: 第1四半期実績 929百万円(前年同四半期比 △8.7%)。通期予想(5,550百万円)に対する進捗率 16.7%(929/5,550)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 第1四半期実績 895百万円(前年同四半期比 △14.9%)。通期予想(4,150百万円)に対する進捗率 21.6%(895/4,150)。
  • サプライズの要因:
    • 主に海外(中国・米州・欧州)の需要低迷や米国向け輸出の減少が売上減少を招いた。営業利益は販売費及び一般管理費の増加(日本での投資・事務棟修繕等)や一部製品(圧縮機の利益悪化)による。為替差益の減少も経常利益を押し下げている(営業外収益の為替差益が344→6百万円)。
    • 包括利益悪化は為替換算調整項目の大幅マイナス(前期+1,008→当期△1,157百万円)が主因。
  • 通期への影響:
    • 現時点で会社は通期予想を据え置き。第1四半期の進捗は売上でやや遅れ、営業利益で相対的に遅れが大きい。通期達成は第2四半期以降の需要回復やコスト管理の改善、為替動向に依存。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産: 67,135(前期末 69,202、△3.0%)
    • 純資産: 52,003(前期末 53,561、△2.9%)
    • 自己資本(純資産から非支配株主持分除く): 45,953(参考)
    • 自己資本比率: 68.4%(前期末 67.7% → 安定水準; 目安: 40%以上で安定)
    • 現金及び預金: 18,839(前期末 21,336、減少)
    • 流動資産合計: 43,053(前期末 45,229、△4.8%)
    • 流動負債合計: 11,753(前期末 12,161、△3.4%)
  • 収益性(第1四半期)
    • 売上高: 12,088(前年同期 12,484、△3.2%)
    • 営業利益: 929(前年同期 1,017、△8.7%)
    • 営業利益率: 7.69%(929/12,088)→ 業種平均との比較は業種に依存だが、目安として5%以上は良好、7%-10%はまずまず。
    • 経常利益: 1,315(前年同期 1,704、△22.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 895(前年同期 1,052、△14.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 22.77円(前年同期 26.52円)
  • 収益性指標(年間予想ベースの目安)
    • 通期予想ベースでのROE(概算): 通期予想当期純利益4,150 / 自己資本45,953 = 約9.0%(目安:8%以上で良好、10%以上で優良)→ 9.0%(良好水準の近辺)
    • 通期予想ベースでのROA(概算): 4,150 / 67,135 = 約6.2%(目安:5%以上で良好)→ 6.2%(良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
    • 売上高進捗率: 20.8%(通常均等進捗=25%ではやや遅れ)
    • 営業利益進捗率: 16.7%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率: 21.6%(やや遅れ)
    • 過去同期間との比較: 前年同期からは減収減益で進捗は悪化。
  • キャッシュフロー
    • 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。よって営業CF・投資CF・財務CFの詳細は未公表。
    • 現金及び預金は期末で18,839百万円(前期末から2,496百万円減少)。
    • フリーCF等および営業CF/純利益比率は–(未作成のため算出不可)。
  • 四半期推移(QoQ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 68.4%(安定水準、目安: 40%以上で安定)
    • 負債合計: 15,132(負債/純資産比率 ≒ 15,132/52,003 = 約29.1% → 低い負債水準)
    • 流動比率: 流動資産43,053 / 流動負債11,753 = 約366%(高く流動性は良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率(年換算ベース等の詳細算出は期間整合の観点から省略): –(簡易算出は可能だが、期中変動を考慮して参考情報として留保)
  • セグメント別(第1四半期、売上高/セグメント利益)
    • 日本: 売上 5,782(+4.0%)、セグメント利益 260(△52.7%)
    • 利益減はその他事業関連への投資・事務棟修繕等による販管費増
    • 欧州: 売上 2,480(△5.0%)、セグメント利益 238(△14.9%)
    • 米州: 売上 1,738(△8.5%)、セグメント利益 191(△23.1%)
    • 中国: 売上 2,529(△15.0%)、セグメント利益 124(△25.3%)
    • その他: 売上 2,242(+4.3%)、セグメント利益 301(+25.7%)
  • 財務の解説:
    • 総資産・純資産は前期比で減少。為替換算調整勘定のマイナスが純資産減少の主因の一つ。流動性指標(現金残高、流動比率)は概ね良好だが現金残高は減少。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 固定資産売却益 2百万円(小額)
  • 特別損失: 固定資産除売却損 2百万円(小額)
  • 一時的要因の影響: 特別損益はほぼ相殺される程度で業績全体に与える影響は軽微。包括利益の大幅悪化は主に為替換算差額(その他の包括利益)によるもので、業績(営業利益等)とは別途の評価が必要。
  • 継続性の判断: 為替による包括利益の変動は継続的リスク要因(今後の為替動向で回復または悪化の可能性あり)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績): 中間配当 22.00円、期末配当 23.00円、年間合計 45.00円
    • 2026年3月期(予想): 中間配当 41.00円(注:表では第2四半期末に41.00円)、期末配当 42.00円、年間合計 83.00円(注:直近公表の配当予想からの修正なし)
    • 配当利回り: –(株価に依存するため現時点では記載無し)
    • 配当性向: –(通期予想純利益を基に計算可能:年間配当総額(予想)/当期純利益(親会社帰属)→ 但し配当総額(百万円)情報が必要なためここでは–)
  • 特別配当: 無し
  • 株主還元方針: 自社株買い等の記載は今回短信に無し(株式給付信託(BBT)による株式保有は継続中)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額: 第1四半期開示なし(設備投資額の明細は通期資料参照、ここでは–)
  • 減価償却費: 第1四半期累計 減価償却費 551百万円(前年同期 540百万円)
  • 研究開発費: 第1四半期でのR&D費用の明細は記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況(塗装設備に関する管理対象)
    • 第1四半期受注高: 851百万円(前年同期 436百万円)
    • 受注残高: 2,656百万円(前年同期 458百万円) — 大幅増加(主に日本・中国・インドで自動車関連設備投資の増加)
  • 在庫状況
    • 商品及び製品: 6,902百万円(前期末 6,931、ほぼ横ばい)
    • 仕掛品: 1,044百万円(前期末 1,113、減少)
    • 原材料及び貯蔵品: 4,712百万円(前期末 3,834、+約22.9%) — 原材料在庫の増加が見られる(理由の詳細は注記参照)

セグメント別情報(主要点)

  • エアエナジー事業(第1Q)
    • 売上合計: 7,215百万円(△4.9%)
    • 圧縮機: 6,618百万円(△3.2%)、営業利益(製品区分): 478百万円(△15.4%)
    • 真空機器: 597百万円(△20.2%)
    • コメント: 圧縮機は価格改定効果で一部回復、真空機器は半導体向け需要伸び悩みで減少
  • コーティング事業(第1Q)
    • 売上合計: 4,719百万円(△3.2%)
    • 塗装機器: 4,427百万円(+1.8%)、営業利益(製品区分): 533百万円(+21.6%)
    • 塗装設備: 291百万円(△44.4%)
    • コメント: 塗装機器(スプレーガン等)は市場別で明暗。塗装設備の納入タイミングが外れたが受注残高は増加。
  • その他
    • 売上 153百万円(+451%)だが製品区分で営業損失 △82百万円(注:事業区分の組替あり)
  • 地域別では中国の落ち込みが大きく、その他(東南アジア等)は成長。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 本短信にて中期計画の進捗指標の明示は無し(–)。ただし、塗装設備の受注残高増加や東南アジアでの販路拡大は中長期成長施策と整合する旨の記載あり。
  • KPI達成状況: 明示的なKPIは本短信に記載なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 米国の通商政策懸念や保護主義的動き、世界的な設備投資の慎重化が需要に影響。日本国内は緩やかな回復で自動車向け需要の回復が見られる地域差あり。
  • 競合比較: 同業他社との相対比較は本短信で未提供(–)。ただし、事業別・地域別での差異(例:中国での需要低迷、東南アジアでの伸長)により、地域戦略の差が業績に反映。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(変更無し): 売上高 58,000百万円(前期比 +6.6%)、営業利益 5,550百万円(△6.0%)、経常利益 6,710百万円(△6.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,150百万円(△3.0%)、1株当たり当期純利益 104.83円
    • 第2四半期累計: 売上 28,330百万円(+4.7%)、営業利益 2,620百万円(△11.5%)
    • 前提条件: 添付資料「(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替レート等の前提具体数は四半期短信本体に明示されていないため資料参照)。
  • 予想の信頼性: 会社は予想を据え置き。第1Qの進捗はやや遅れが見られるため、以降の受注・納入状況、為替動向、販管費管理が重要。
  • リスク要因: 為替変動、主要市場(中国・米州・欧州)の設備投資動向、保護主義や通商政策の影響、原材料価格、主要顧客の在庫調整等。

重要な注記

  • 会計方針: 第1四半期における会計方針の変更、会計上の見積り変更、修正再表示は無し。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
  • 独立監査人による期中レビュー報告書: 期中レビューを実施し、重要な点での虚偽表示を認める事項はなかった旨の結論あり。
  • その他: 事業区分のうちコンシューマー向けの収益を「その他」へ再分類(比較のため前期の数値を組替)。

(注記)

  • 不明な項目は “–” として省略しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6381
企業名 アネスト岩田
URL https://www.anestiwata-corp.com/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。