2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表する通期予想の修正は無し。ただし中間実績は営業・経常・純利益ともに会社予想の到達状況からは大きく遅れており、利益面では「下振れ」している状態。
- 業績の方向性:増収減益 → 売上高は前年同期から減少(△22.0%)だが、特に利益面が大幅悪化(営業損失に転落)。
- 注目すべき変化:建築請負事業の売上(当中間期 601,412千円、前年同期比△43.6%)の大幅減少とこれに伴うセグメント損失(△49,017千円)。一方で不動産販売は販売戸数は低調ながら1棟当たりの単価・利益は改善(ZEH商品等)。また、2025年1月に株式会社三愛ホームを子会社化(取得対価455,000千円)し、のれん109,270千円計上。
- 今後の見通し:通期予想(売上高4,800百万円、営業利益250百万円)に対する進捗は売上で約30.2%にとどまり、利益計画の達成は現時点で困難な状況。ただし会社は業績予想の修正を行っていない(注:予想の前提や今後の販売計画に依存)。
- 投資家への示唆:短期的には(1)建築請負事業の立て直し状況、(2)三愛ホーム子会社化に伴う関東での販売実績(用地取得→下期販売へのつながり)と在庫の消化、(3)増加した借入金の返済・金利負担の推移、を注視すべき。配当は年間予想で15円(前期20円→減配)が示されている点も確認。
基本情報
- 企業名:株式会社グランディーズ
- コード:3261
- 上場取引所:東証(東)
- URL:https://www.grandes.jp/
- 主要事業分野:建売住宅、不動産(投資用不動産含む)販売、建築請負
- 代表者:代表取締役社長 亀井 浩
- 問合せ先:管理部マネージャー 伊藤 慶樹 TEL 097-548-6700
報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期・中間期、連結、会計基準:日本基準)
- 決算補足説明資料:作成あり(同日ホームページ掲載)/決算説明会:無
- 半期報告書提出予定日:2025年8月8日
- 配当支払開始予定日:-
セグメント
- 不動産販売事業:建売住宅、投資用不動産、注文住宅の販売等
- 建築請負事業:注文住宅の請負・施工等
- 注:当中間期より報告セグメント区分を変更。2025年1月6日に株式会社三愛ホームを連結子会社化し、不動産販売事業に組み入れ。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式):4,100,874株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:837株
- 期中平均株式数(中間期):4,100,037株(前年中間期 3,500,037株)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定
- 半期報告書提出:2025年8月8日(実施)
- IRイベント:決算説明会は無し、補足資料は同社HPに掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率)
- 売上高:中間実績 1,449,440千円。通期会社予想 4,800,000千円に対する進捗 30.2%(達成率:30.2%)
- 営業利益:中間実績 △61,319千円(営業損失)。通期会社予想 250,000千円に対する進捗(達成率)は実質「未達」で、マイナスのため進捗算出は非通常(△24.5%に相当)。
- 純利益:親会社株主に帰属する中間純損失 △75,683千円。通期会社予想 180,000千円に対する進捗はマイナス(実績は損失)。
- サプライズの要因(上振れ/下振れ)
- 下振れ要因:
- 建築請負事業の売上大幅減(前年同期比△43.6%)とセグメント損失(△49,017千円)。
- 株式会社もりぞうの不動産事業シフトに伴う事業規模縮小で注文住宅売上が大幅減、想定以上の損失発生。
- 在庫(販売用不動産・仕掛販売用不動産)の増加に伴う営業CF悪化。
- のれん償却(のれん12,141千円計上)等の影響。
- 上振れ要因:
- 建売住宅はZEH等の新商品の影響で1棟当たりの売上・利益が上昇(ただし全体では減収)。
- 通期への影響
- 会社は通期見通しの修正を行っていないが、中間の利益悪化と在庫・借入金の増加を踏まえると、利益達成には下期の販売好転(特に三愛ホームを含めた関東での販売)と建築請負の立て直しが必要。現状では達成可能性は不透明。
財務指標(要点)
(単位明記があるものは千円/百万円表記を併記)
損益ハイライト(当中間期:2025年1-6月、千円)
- 売上高:1,449,440千円(前年同期 1,859,194千円、前年同期比 △22.0%)
- 売上総利益:307,291千円(前年 384,139千円)
- 販管費:368,611千円(前年 335,216千円)
- 営業利益(又は営業損失):△61,319千円(前年は営業利益48,923千円)
- 営業利益率:△4.23%(= △61,319 / 1,449,440)
- 経常利益:△60,240千円(前年 48,762千円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△75,683千円(前年 31,780千円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△18.46円(前年 9.08円)
(前年同期比は必ず%で表記済)
財政状態(中間期末 2025/6/30、千円)
- 総資産:5,562,101千円(前連結会計年度末 4,525,792千円、増加)
- 純資産:2,613,802千円(前期末 2,771,486千円、減少)
- 自己資本比率:47.0%(前期末 61.2%)※目安:40%以上で安定 → 47.0%(安定範囲だが低下)
- 現金及び現金同等物:1,037,007千円(期首 1,608,667千円、△571,659千円減少)
収益性指標
- ROE(単純計算、中間純損失/期末自己資本):約 -2.9%(目安:8%以上で良好 → 未達)
- ROA(中間純損失/総資産):約 -1.36%(目安:5%以上で良好 → 未達)
- 営業利益率:約 -4.23%(業種平均との比較は個別に要確認)
進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 通期売上予想 4,800,000千円に対する売上進捗:1,449,440 / 4,800,000 = 30.2%
- 通期営業利益予想 250,000千円に対する営業利益進捗:実績は損失 → 達成圏外
- 通期当期純利益予想 180,000千円に対する純利益進捗:実績は損失 → 達成圏外
- 過去同期間の進捗(前年中間):前年中間は売上1,859,194千円(前年は同期間でやや上回るペース)、今年は売上低下
キャッシュフロー(中間累計、千円)
- 営業CF:△718,894千円(前年同期 △288,865千円)→ 営業CFの大幅悪化(目安:営業CF/純利益比率≥1.0が望ましいが、今回は営業CF負)
- 投資CF:△355,283千円(前年同期 △9,484千円)→ 主に子会社株式取得支出339,474千円
- 財務CF:+502,517千円(前年同期 △29,377千円)→ 長期借入等による資金調達が主因(長期借入695,000千円受入)
- フリーCF(営業CF – 投資CF):△1,074,177千円(マイナス)
- 現金同等物残高の推移:期首 1,608,667千円 → 期末 1,037,007千円(△571,659千円)
四半期推移(QoQ)
- 当資料は中間累計ベース中心の開示。四半期単独のQoQ数値は明示無し(四半期別の季節性は業種上あり得るが本資料では詳細記載なし)。
財務安全性・効率性
- 流動資産合計 5,271,911千円 / 流動負債合計 1,242,370千円 = 流動比率 約 424%(流動性は良好)
- 有利子負債(短期借入金 + 長期借入金):706,000 + 1,590,340 = 2,296,340千円
- ネット有利子負債(有利子負債 − 現金):約 1,259,333千円(負債負担あり)
- 自己資本比率 47.0%(目安40%以上で安定。前期61.2%から低下)
セグメント別(当中間期、千円)
- 不動産販売事業:売上高 848,772千円(前年同期比△3.1%)、セグメント利益 81,974千円(前年同期比△12.7%)
- 建築請負事業:売上高 601,412千円(前年同期比△43.6%)、セグメント損失 △49,017千円(前年同期は利益5,794千円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 1,538千円
- 特別損失:固定資産除却損 96千円(小額)
- のれん発生:三愛ホーム取得によりのれん 109,270千円計上(償却は3年間均等→当中間期ののれん償却 12,141千円計上)
- 一時的要因の影響:子会社取得関連の支出(現金払455,000千円、のれん計上、買収関連費用 31,000千円等)及び在庫増加が中間の損失・キャッシュフロー悪化に影響。これらは一時的要素と継続的影響(のれん償却、借入金利負担)を併せ持つ。
配当
- 中間配当(実績):0.00円(第2四半期末 0.00円)
- 期末(会社予想):15.00円
- 年間配当予想:15.00円(前期は合計20.00円→減配)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に明示無し(純利益予想180,000千円に対して配当総額=株式数×15円で算出可能だが、資料に記載なしのため算出は控えます)
- 株主還元方針:特別配当は無し。自己株式取得等の記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の主な支出):有形固定資産取得による支出 22,810千円(当中間期)、前年 5,500千円
- 減価償却費:24,560千円(当中間期)
- 研究開発費:–(該当記載無し)
受注・在庫状況
- 販売用不動産:2,914,688千円(期末、前期末比 +1,125,234千円)
- 仕掛販売用不動産:1,224,850千円(期末)
- 在庫合計(販売用+仕掛):約4,139,538千円 → 大幅増加(用地仕入や子会社取り込みの影響)
- 在庫回転日数等:–(記載無し)
- 受注高/受注残高:–(記載無し)
セグメント別情報(補足)
- 不動産販売事業は販売戸数は前年並みに低調ながら、ZEH水準新商品の投入で1棟あたり売上・利益は改善。
- 建築請負事業は不動産事業シフトに伴う統廃合で売上減、コスト削減中もセグメント損失発生。
- 三愛ホーム取得(関東拠点)により、関東エリアでの用地仕入れを強化。短期的には在庫・キャッシュに負担、下期以降の販売で回収を狙う方針。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:資料上の中期計画との整合性に関する明確な開示は無し。だが、M&A(三愛ホーム)による関東拡大は中期的な成長投資の一環と位置付けられている。
- KPI達成状況:特記事項無し(個別KPIは開示無し)
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅価格の高止まり、金利上昇懸念、物価高で実需層の購買マインド低下。ただし投資用不動産は一定需要を維持。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無いため記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:2025年12月期通期予想は前回公表値から修正無し(売上4,800百万円、営業利益250百万円、経常利益240百万円、親会社株主に帰属する当期純利益180百万円)。
- 会社予想の前提:詳細(為替等)は補足資料参照との記載。基本前提に変更はなし。
- 予想の信頼性:中間の大幅な損失と在庫・借入の増加を踏まえ、下期の販売動向(特に三愛ホーム関連の関東販売)に依存するため、達成リスクは存在。
- リスク要因(主なもの):
- 金利上昇・資金調達コストの増加
- 住宅需要の更なる冷え込み(実需減少)
- 在庫(販売用不動産)売却遅延による資金繰り圧迫
- M&A後の統合リスク(販売計画の遅れや追加コスト)
重要な注記
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準等の適用による会計方針の変更あり(適用開始期首より適用)。中間連結財務諸表への影響はないと記載。
- 連結範囲の変更:株式会社三愛ホームを2025年1月6日付で連結子会社化(被取得企業の業績は2025/1/1~2025/4/30分を含む)。
- のれんの計上:三愛ホーム取得に伴いのれん109,270千円計上。償却は3年均等(当中間期ののれん償却12,141千円)。
- 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3261 |
| 企業名 | グランディーズ |
| URL | http://www.grandes.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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