2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想は修正あり(直近公表分からの修正)。中間実績は会社予想に対して営業利益・経常利益・中間純利益ともに概ね上振れ(後述の進捗率参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高20,564百万円:前年同期比+2.9%、営業利益989百万円:同+42.8%、親会社株主帰属中間純利益559百万円:同+163.4%)。
- 注目すべき変化:為替換算差額の悪化により包括利益が大幅に悪化(前年同期1,830百万円 → 当中間期 △714百万円)。国内売上は減少(国内 −7.2%)も、中国・海外が増収で全体を牽引。営業利益は原材料高等のコスト上昇をカバーし改善。
- 今後の見通し:通期予想(売上41,700百万円、営業利益1,590百万円、親会社株主帰属当期純利益570百万円)に対して中間進捗は売上約49.3%、営業利益約62.2%、純利益約98.1%と純利益はほぼ通期見通しに到達。通期達成可能性は営業利益面では余力ありだが、為替や国内需要の弱さ、提携効果の不確実性がリスク。通期予想は修正有(注記あり)。
- 投資家への示唆(助言でない観点):当中間期は営業利益・純利益が好転している一方、為替変動の影響で包括利益が大幅マイナス。通期では海外・中国の堅調さ、提携効果の具現化、為替の動向が業績方向性を左右する鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:パンチ工業株式会社
- 主要事業分野:金型部品事業(単一セグメント扱い)。FA(ファクトリーオートメーション)事業等の拡大を中長期で推進中(長期ビジョン「Vision60」を公表)。
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 CEO 森久保 哲司
- URL:https://www.punch.co.jp/ir/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年11月21日オンライン予定)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日
- セグメント:
- 単一セグメント(金型部品事業)。注記で「金型部品事業の単一セグメントのため記載省略」と明記。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):27,622,400株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):27,518,560株
- 自己株式数:86,281株(当中間期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月21日(機関投資家・アナリスト向け、オンライン)
- その他IRイベント:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する中間累計達成率)
- 売上高:中間実績20,564百万円/通期予想41,700百万円 → 達成率49.3%
- 営業利益:中間実績989百万円/通期予想1,590百万円 → 達成率62.2%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績559百万円/通期予想570百万円 → 達成率98.1%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:中国での自動車関連受注好調や東南アジア・欧米での販路強化が寄与し売上増。コスト上昇の影響はあるが売上増でカバーし営業利益が大幅改善。
- 下押し要因:国内の売上減少(採用・人員体制の影響、個人消費の弱さ)や為替の悪化で包括利益にマイナス影響。
- 一時的要因:減損損失は53百万円(宮古工場関連)で、前年同期(103百万円)より縮小。
- 通期への影響:
- 中間純利益は通期見通しにほぼ到達。営業利益の進捗も順調で通期達成の可能性はあるが、為替影響や国内需要の回復遅れ、ミスミグループとの提携効果の見極め期間であることが不確実性となる。会社は通期予想・配当予想の修正を公表済。
財務指標
- 財務諸表要点(当中間連結会計期間:2025年9月30日)
- 総資産:31,736百万円(前期末32,970百万円、△1,234百万円)
- 純資産(自己資本):21,039百万円(資料参照値)/純資産合計21,065百万円(貸借対照表)
- 売上高:20,564百万円(前年同期19,989百万円、+2.9%)
- 営業利益:989百万円(前年同期692百万円、+42.8%)
- 経常利益:1,035百万円(前年同期606百万円、+70.7%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:559百万円(前年同期212百万円、+163.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):20.33円(前年同期8.68円)
- 収益性指標(算出)
- 営業利益率:989 / 20,564 = 4.81%(業種平均は企業によるが、目安として高利益率企業は二桁;4.8%は中低水準)
- ROE(簡易計算):559 / 21,039 = 2.66%(目安:8%以上良好 → 低い)
- ROA(簡易計算):559 / 31,736 = 1.76%(目安:5%以上良好 → 低い)
- 備考:ROE/ROAは中間純利益ベースの単純指標であり、年換算や平均資本ベースにより変動。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.3%(通常は50%前後が均等進捗。ほぼ通常ペース)
- 営業利益進捗率:62.2%(通期比で上振れ寄り)
- 親会社株主帰属当期純利益進捗率:98.1%(ほぼ通期着地)
- 前年同期間との比較:営業・経常・純利益は大幅改善で進捗良好
- キャッシュフロー
- 営業CF:241百万円(前年同期632百万円、減少) → 税引前利益は増加したが、売上債権増加(△1,539百万円)が営業CF圧迫
- 投資CF:△502百万円(前年同期△466百万円) → 有形固定資産取得405百万円が主因
- 財務CF:△533百万円(前年同期△738百万円) → 長期借入金返済499百万円、配当金支払268百万円等
- フリーCF(簡便):営業CF241 − 投資CF502 = △261百万円(マイナス)
- 現金同等物残高:5,294百万円(前連結会計年度末6,450百万円、△1,155百万円)
- 営業CF/純利益比率:241 / 561 ≒ 0.43(目安1.0以上が健全 → 低い)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細値は資料に限定記載のためQoQ比は–(明確数値なし)。ただし売上債権増加が中間期に顕著。
- 財務安全性
- 自己資本比率:66.3%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 流動比率:流動資産22,921 / 流動負債8,788 ≒ 261%(良好)
- 負債合計:10,670百万円(総資産に対して約33.6%)
- 効率性:総資産回転率(中間期ベース)= 売上高 / 総資産 = 20,564 / 31,736 ≒ 0.65回(年換算で1.3回程度)。
- セグメント別:単一セグメントのためセグメント詳細は省略。地域別では中国が増収(+7.6%)で中核。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 3百万円
- 特別損失:固定資産除売却損 5百万円、減損損失 53百万円(宮古工場関連)
- 一時的要因評価:減損は一時的だが宮古工場の投資回収見込みの厳しさを示唆。前年同期の103百万円から縮小している点はポジティブ。
- 継続性の判断:減損は事業性に起因するため継続的リスクとなり得るが直近は縮小。
配当
- 中間配当:9.13円(2026年3月期中間、前期中間9.80円から減額)
- 期末配当(予想):9.41円(通期予想合計 18.54円、前期実績合計19.56円から減額)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は資料に明記なし。中間で見ると中間純利益559百万円、配当支払268百万円(中間期の配当支払実績)→ 単純計算では中間配当支払額/中間純利益 ≒ 47.9%(参考値)。通期理論値は会社数値参照のこと。
- 株主還元方針:配当は継続して実施。今回配当予想は修正あり。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出):有形固定資産取得による支出405百万円(当中間期)
- 減価償却費:損益内で574百万円(当中間期)
- 研究開発費:資料に明確なR&D額記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高/受注残高の明細は資料に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:2,240百万円(前年同期2,491百万円)
- 仕掛品:713百万円(前年同期813百万円)
- 原材料及び貯蔵品:1,434百万円(前年同期1,460百万円)
- 在庫は概ね横ばい〜減少傾向。詳しい在庫回転日数は記載なし(–)
セグメント別情報
- 単一セグメント(金型部品事業)扱い
- 地域別売上:
- 国内:5,332百万円(前年同期比 −7.2%)
- 中国:12,236百万円(+7.6%)
- 東南アジア地域:1,010百万円(+6.3%)
- 欧米他:1,985百万円(+3.2%)
- 業種別売上:
- 自動車関連:8,929百万円(+5.0%)
- 電子部品・半導体:3,547百万円(+4.0%)
- 家電・精密機器:1,902百万円(−2.7%)
- その他:6,185百万円(+1.1%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年3月に前中期計画が終了。ミスミグループとの資本業務提携の効果測定に時間を要するため、新中期計画は2026年3月期中に策定せず、提携効果の測定期間とする旨(中期計画の再策定先送り)。
- Vision60:2035年3月期に連結売上800億円を目指す(「脱・金型部品依存」、FA事業・新規事業の比率拡大)。
- KPI達成状況:短期的には利益改善が進むが、提携効果や国内の人員体制立て直しが中期KPIに影響。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との具体的比較データは資料に記載なし(–)。一般論として、自動車関連・半導体向け需要の増減が業績に直結。
- 市場動向:世界経済の不透明感、米国の関税政策・中国の成長鈍化リスク、地政学リスク、円安・原材料価格の高止まりがマクロリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(修正後の公表値):売上41,700百万円(+2.2%)、営業利益1,590百万円(△5.7%)、経常利益1,630百万円(+1.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益570百万円(△34.4%)、1株当たり当期純利益20.70円
- 会社予想の前提条件:為替等の前提は別添資料参照(決算短信本文での詳細記載は参照先を案内)
- 予想の信頼性:中間の純利益は通期見通しにほぼ到達しているため純利益面は堅いが、営業面は為替・国内需要・提携効果の供給に依存するため不確実性あり。会社は過去の予想達成傾向や保守性については明記なし(–)。
- リスク要因:為替変動、原材料・エネルギー価格の変動、国内の人員・生産体制の整備遅れ、地政学リスク、提携先との統合作業の不確実性、貸借契約の財務制限条項(契約抵触時のリスク)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(注記あり)
- 審査:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
- 財務制限条項:一部借入金に対して財務制限条項あり(株主資本合計が一定割合を下回らないこと、2期連続経常損失を計上しない等)。違反時は借入金の期限前返済義務発生の可能性。
- その他:中期経営計画はミスミグループとの提携効果測定のため策定を一時留保。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6165 |
| 企業名 | パンチ工業 |
| URL | http://www.punch.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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