2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:四半期単独の会社側予想(四半期目標)は開示無しのため直接比較できないが、通期予想(修正あり)に対する進捗は良好。特に当期純利益は通期予想の約68.3%に達しており(205百万円/300百万円)、利益進捗が早い点は注目点。
  • 業績の方向性:増収増益(第1四半期:売上高8,019百万円、前年同期比+14.0%;営業利益246百万円、前年同期は営業損失)。
  • 注目すべき変化:エンジン部品事業が国内新ラインの本格稼働と北米での駆け込み需要等で大幅改善し、セグメント営業利益は351百万円(前年同期は営業損失)となった点が最大の変化。
  • 今後の見通し:通期業績予想は公表済みで修正あり。第1四半期の進捗は売上・営業利益ともに順調だが、通期予想は下期の需給や為替等の前提に依存するため達成可能性は注視が必要(会社は業績予想修正を発表済み)。
  • 投資家への示唆:エンジン部品の回復が業績回復の主因。為替換算差額(為替差損益による包括利益の悪化)が純資産減少の主要因となっており、外需・為替感応度に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社 安永
    • 主要事業分野:エンジン部品事業、機械装置事業(工作機械等)、環境機器事業(エアーポンプ、ディスポーザ等)、運輸・サービス等(その他)
    • 代表者名:代表取締役社長 安永 暁俊
    • URL:https://www.fine-yasunaga.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(連結、期間:2025年4月1日~2025年6月30日)
  • セグメント:
    • エンジン部品事業:自動車向け等のエンジン部品製造販売
    • 機械装置事業:工作機械等の製造販売
    • 環境機器事業:エアーポンプ、ディスポーザ等の製造販売
    • その他:運輸事業、サービス事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式・自己株含む): 12,938,639株
    • 期末自己株式数:2,635,309株
    • 期中平均株式数(四半期累計):10,303,330株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無
    • 配当支払開始予定日:―
    • その他IRイベント:業績予想修正を別途公表(同日付のお知らせ参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 売上高:第1四半期 実績 8,019百万円。会社の第1四半期目標は開示無し → 評価は通期予想に対する進捗で実施(下記参照)。
    • 営業利益:第1四半期 実績 246百万円。四半期ベースで黒字回復。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:205百万円(前年同期は△173百万円の赤字)。
  • サプライズの要因:
    • エンジン部品事業:国内新規ライン稼働、本格受注・北米での駆け込み需要、海外子会社販売増により売上と利益が大幅改善。
    • 環境機器:北米向けエアーポンプ回復、ディスポーザのマンション向け販売増。
    • 為替関連:包括利益は△528百万円(前年は345百万円)と為替換算調整勘定の悪化が大きく、純資産減少の要因。
  • 通期への影響:
    • 通期業績予想は修正済(公表有)。第1四半期の進捗(売上進捗約25.3%、営業利益進捗約28.9%、純利益進捗約68.3%)を見ると、利益面では第1四半期に利益が集中している可能性があるため、下期の採算動向や為替変動次第で通期達成見通しは変わる。会社側の修正内容を確認する必要あり。

計算根拠(通期予想に対する進捗)

  • 売上高進捗率:8,019 / 31,700 = 25.3%
  • 営業利益進捗率:246 / 850 = 28.9%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:205 / 300 = 68.3%

財務指標

  • 要点(百万円)
    • 売上高(Q1):8,019(前年同期7,037、+14.0%)
    • 営業利益(Q1):246(前年同期は△105 → 増加)
    • 経常利益(Q1):250(前年同期は△138)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益(Q1):205(前年同期は△173)
    • 総資産(期末):35,077(前期末37,142、△5.6%)
    • 純資産(期末):10,777(前期末11,388、△5.4%)
    • 自己資本比率:30.7%(安定ラインに対して低・中)
    • 現金及び預金:5,471(前期末7,070、減少15億99百万円)
  • 収益性(Q1・対前年同四半期)
    • 売上高:8,019百万円(+14.0%、前年7,037百万円)
    • 営業利益:246百万円(前年△105百万円→改善)。営業利益率=246 / 8,019 = 3.07%
    • 経常利益:250百万円(前年△138百万円)
    • 四半期純利益(親会社帰属):205百万円(前年△173百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):19.99円(前年△16.81円)
  • 収益性指標(参考)
    • ROE(注:算出方法により差異あり)
    • Q1実績を年率化すると(205×4)/ 10,777 ≒ 7.6%(年率換算;目安8%に近い水準)
    • 通期会社予想ベース:300 / 10,777 ≒ 2.8%(低い)
    • ROA(通期予想ベース):300 / 35,077 ≒ 0.85%(低い)
    • 営業利益率(Q1):3.07%(業種平均との比較は業種に依存)
  • 進捗率分析(通期予想に対するQ1)
    • 売上高進捗率:25.3%(通常の均等進捗は25%前後 → おおむね通常ペース)
    • 営業利益進捗率:28.9%(やや上振れ)
    • 純利益進捗率:68.3%(高水準 → 四半期集中の可能性、または保守的な通期予想)
  • キャッシュフロー(注記)
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料上は未提供)。
    • 現金及び預金残高:5,471百万円(前連結会計年度末 7,070百万円 → 減少1,599百万円)
    • フリーキャッシュフロー等の詳細:–(未記載)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 前四半期(2025年3月期末)との比較:総資産・純資産ともに減少。売上/利益は前年同期比で改善。四半期ごとの季節性の表記は特になし。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:30.7%(目安40%未満→やや低め/中堅企業水準)
    • 流動資産 18,979 / 流動負債 15,474 → 流動比率 ≒ 122.6%(短期支払能力は確保)
    • 有利子負債(短期借入金6,900+長期借入金6,672=13,572百万円)に対する自己資本:D/E ≒ 1.26(ややレバレッジあり)
  • 効率性
    • 減価償却費(Q1):440百万円(前年同期間449百万円)
    • 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細は業種比較で注視すべきだが、営業利益率は3%台。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:0百万円(固定資産売却益0)
  • 特別損失:0百万円(固定資産除却損0)
  • 一時的要因の影響:今回の第1四半期は一時的な特別損益の影響は小さい。むしろ為替換算差額(為替変動によるその他包括利益の悪化 △697百万円)が総合利益を押し下げ、純資産減少の主因。
  • 継続性の判断:為替差は継続的なリスク要因(海外売上があるため)として注視が必要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績):中間5円、期末8円、合計13円
    • 2026年3月期(予想):中間5円、期末5円、合計10円(直近の配当予想に修正は無)
  • 配当利回り:–(株価情報が未提示のため算出不可)
  • 配当性向(予想):概算で約34.3%(計算根拠:年間配当総額 ≒ 10円×10,303,330株 ≒ 103百万円、通期当期純利益予想300百万円 → 103/300 ≒ 34.3%)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自社株買い等の特記事項は無し(資料上)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(四半期決算短信に明示なし)
  • 減価償却費:440百万円(第1四半期、前年449百万円)
  • 建設仮勘定等:建設仮勘定が増加(2,036 → 2,397百万円)など投資継続の痕跡ありが詳細は不明
  • 研究開発費:–(未記載)
  • コメント:新規ライン稼働等の記載あり。資本的支出は実行中と推定されるが、金額明細は未開示。

受注・在庫状況(該当する場合)

  • 受注状況:–(受注高・受注残高の明細は未記載)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:2,704百万円(前期末2,602百万円)
    • 仕掛品:932百万円(前期末1,163百万円、減少)
    • 在庫の質:原材料等の内訳あり(原材料2,500百万円)
    • 在庫回転日数等:–(未記載)

セグメント別情報

  • セグメント別売上高・営業利益(当第1四半期累計:2025/4/1~2025/6/30、単位:百万円)
    • エンジン部品:売上 6,119(前年同期比+16.4%)、セグメント営業利益 351(前年同期は△100 → 黒字化)
    • ドライバー:国内新規ラインの本格稼働、北米駆け込み需要、海外子会社販売増
    • 機械装置:売上 1,179(前年同期比+48.0%)、セグメント営業損失 36(前年同期は△40 → 損失縮小)
    • ドライバー:工作機械販売増
    • 環境機器:売上 1,080(前年同期比+10.8%)、セグメント営業利益 37(前年同期比+59.3%)
    • ドライバー:北米向けエアーポンプ回復、ディスポーザの新築マンション向け販売増
    • その他:売上 180(前年同期比△6.9%)、営業利益 4(前年同期比+101.3%)
  • セグメント戦略・示唆:エンジン部品が業績牽引。機械装置は売上は拡大しているが採算改善を継続する必要あり。環境機器は海外需要の回復が寄与。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中で「中期経営計画の数値目標の修正に関するお知らせ」を公表(同日付)。詳細は別資料参照。
  • KPI達成状況:–(KPIの明細は本短信内に限定的)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:本短信では同業他社との比較記載なし。製品別に海外(北米)需要回復が業績寄与している点は業界回復の一環と推察される。
  • 市場動向:北米市場の需要回復が主要な追い風。一方、為替変動が業績(包括利益・純資産)に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期会社予想・修正あり、単位:百万円)
    • 売上高:31,700(+0.7%)
    • 営業利益:850(+12.1%)
    • 経常利益:700(△25.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:300(△59.6%)
    • 1株当たり当期純利益:29.12円
    • 直近公表予想からの修正:有(同日付で「業績予想の修正及び中期経営計画の数値目標の修正に関するお知らせ」公表)
  • 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗が高く見える一方、通期予想は保守的な面(純利益予想の大幅減)もあるため、下期動向(受注・為替・原価変動)次第で修正余地あり。
  • リスク要因:
    • 為替変動(為替換算調整の大幅悪化が確認されている)
    • 海外市場(北米)需要の変動
    • 顧客の生産調整や設備投資の変動
    • 金利・資金調達環境(有利子負債が存在)

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結財務諸表に対する監査:期中レビュー(仰星監査法人名古屋事務所)を受けており、重要な点で不適正と認められる事項はなかった旨の結論。
  • その他:本短信では通期業績予想の修正を行っており、詳細は同日公表の「業績予想の修正及び中期経営計画の数値目標の修正に関するお知らせ」を参照のこと。

(注記)

  • 当資料は開示された決算短信に基づき整理した要約であり、投資勧誘・助言を目的としたものではありません。数値は原資料(百万円未満切捨て)に基づき記載。未記載・不明の項目は「–」で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7271
企業名 安永
URL http://www.fine-yasunaga.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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