2026年3月期第2四半期決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 通期見通しは据え置き(2025年5月9日発表の前回見通しを維持)。国内外での値上げや販売促進策、為替好転等で計画達成を目指す。中期計画(Vision2035)に向けマスタープランを策定中(2026年5月開示予定)。
- 業績ハイライト: 売上高26,325百万円(前年同期比-2.7%:減収 → 悪い)、営業利益2,511百万円(前年同期比-15.2%:減益 → 悪い)。一方、為替損益の好転により経常利益3,296百万円(前年同期比-4.8%)および中間純利益は期初予想を上回る。
- 戦略の方向性: 第一次中期経営計画(2026/3~2028/3)で海外(エリアHQ強化、インド等)・M&A・新規事業(ANEST IWATA A.I.R.等)を主軸に投資。設備投資・研究開発・M&Aに資金を優先配分。
- 注目材料: 中間配当41円(計画どおり、前中間期比+19円の増配)、DOE採用(今中期期間の目標DOE 7.0~7.5%)、自己株式取得計画(今中期で30~35億円)。インドの中形圧縮機組立工場が完成、2026年3月期4Qから本格稼働予定。
- 一言評価: 中期投資フェーズに入る中で下期回復・値上げ・為替追い風に期待する一方、中国市場回復遅延や欧米の市場停滞、値上げによる需要の減速リスクは残存。
基本情報
- 説明会情報: 開催日 2025年11月20日、形式:説明資料(IR資料)/発表資料(日付記載)。参加対象:投資家向け(資料に明示)。
- 説明者: 発表者(役職):–(資料内特定の発表者名・役職の明示なし)。発言概要:通期見通し据え置き、為替好転で経常以下は期初予想超過、中期計画推進中。
- 報告期間: 対象会計期間:2026年3月期 2Q(累計:1~2Q)。決算説明資料発表日:2025年11月20日。決算報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:中間配当は実施済(41円);期末支払日は未記載(期末予想 42円)。
- セグメント:
- エアエナジー事業:圧縮機(コンプレッサ)、真空機器、関連サービス
- コーティング事業:塗装機器(スプレーガン等)、塗装設備、関連サービス
- その他:コンシューマービジネス(EC販売等)、モビリティアフターサービス等
業績サマリー
- 主要指標(2026年3月期 2Q 累計:百万円、前年同期比)
- 売上高:26,325(▲735、▲2.7%:減収 → 悪い)
- 営業利益:2,511(▲450、▲15.2%:減益 → 悪い)、営業利益率 9.5%(前年同期 10.9%、変化▲1.4pt)
- 経常利益:3,296(▲166、▲4.8%)
- 親会社株主帰属純利益:2,160(▲34、▲1.5%)
- 1株当たり利益(EPS):約51.8円(推定、前年同期約52.6円、前年比約▲1.6%)
- ※算出根拠:親会社株主帰属純利益2,160百万円 ÷ 発行済株式数41,745,505株(資料の発行済株式数見込み)→ 51.75円(端数四捨五入)。発行済株式数は予想値のため参考値。
- 予想との比較
- 会社予想に対する進捗(通期目標に対する進捗率、資料記載)
- 売上高 58,000:進捗 45.4%
- 営業利益 5,550:進捗 45.2%
- 経常利益 6,710:進捗 49.1%
- 親会社株主帰属当期純利益 4,150:進捗 52.0%
- サプライズの有無:通期見通しは据え置き(修正なし)。上期実績は売上・営業利益で計画未達だが、為替損益の好転で経常利益・中間純利益は期初予想を上回った(為替差損120百万円が消滅し、為替差益116百万円発生)。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率(上記)
- 中期経営計画(第一次中計 2026–2028)に対する到達度:半年経過時点で「順調に推移」との記載(定量的到達率は記載なし)。
- 過去同時期との進捗比較:前年同期比で売上減少・営業利益減少(詳細は上記主要指標)。
- セグメント別状況(1~2Q累計、百万円)
- エアエナジー(圧縮機+真空機器):売上 15,810(前年同期比▲4.7%)、営業利益 1,409(前年同期比▲5.7%)、営業利益率 8.9%(前年同期比▲0.1pt)
- 概要:日本・欧州は堅調、しかし中国での回復遅延が響き減収。真空機器は中国向けの需要減で大幅減。
- コーティング(塗装機器+塗装設備):売上 10,082(前年同期比▲3.2%)、営業利益 1,237(前年同期比▲14.4%)、営業利益率 12.3%(前年同期比▲1.6pt)
- 概要:欧米の塗装機器(特に米州・欧州でのフラグシップ普及の一巡)が売上・利益を圧迫。塗装設備は中国で増加。
- その他:売上 432(前年同期比+674.5%)、営業損失 ▲134(新規事業先行投資により赤字計上)
- 概要:EC販売拡大、モビリティアフターサービス店舗(日本)オープン等で売上拡大も先行投資で営業損失。
業績の背景分析
- 業績概要: 売上の減少(主に中国・米州・欧州の一部製品)と販売管理費の増加により営業利益は減少。為替差益の増加で経常利益以下の減少幅は縮小。
- 増減要因
- 増収/減収の主要因:
- 圧縮機:中国の市況回復遅延、欧州の設備投資抑制、インド一部小形製品の競争激化が売上を下押し(計画比で▲700百万円、うちインド▲600百万円等の要因列挙)。
- 塗装機器:欧州でのフラグシップ普及一巡、米州での普及遅延により減収(計画比▲200~▲460百万円等)。
- その他:EC販売移管や新規店舗開設で売上拡大だが先行投資で赤字。
- 増益/減益の主要因:
- 売上原価率は改善(53.5%、前年同期比▲0.6pt)→在庫評価の圧縮等が寄与。
- 販売管理費は増加(36.9%、前年同期比+1.9pt)→主に日本の人件費増、M&A検討費用、中期計画・100周年関連の支払手数料等。
- 営業外項目では為替差益が増加(為替差損120百万円が消滅→為替差益116百万円発生)。
- 競争環境
- 圧縮機:世界市場は約2兆330億円、当社金額シェア約1.5%(小形・中形で強み)。海外でのシェアアップ余地あり。
- スプレーガン(塗装機器):世界市場約2,000億円、欧米で高シェア(台数ベース30–35%)。高級レンジは競合が強いが中級レンジで拡大余地。
- 競争優位性:オイルフリースクロール技術、ハンドスプレーガンの高シェア、製品差別化の技術力。
- リスク要因
- 為替変動(売上は1円の円安で米ドル50百万円/年、ユーロ50百万円/年、人民元600百万円/年程度の感応度。営業利益も通貨別で感応度あり)。
- 地政学・通商政策(米国の通商政策による関税等)→会社見立てでは今期は軽微だが値上げによる需要減は見込む。
- 中国市場回復遅延、欧米・米州の自動車補修市場の鈍化、インドでの競争激化。
- サプライチェーン・原材料価格上昇、人件費上昇。
戦略と施策
- 現在の戦略: 第一次中期経営計画(2026/3–2028/3)の主柱は(1)海外展開強化(エリアHQ設置、現地化)、(2)M&Aを含むインオーガニックな新領域創造、(3)研究開発・試作棟整備による技術力強化、(4)株主還元強化(DOE採用、自己株取得)。
- 進行中の施策:
- インド:中形圧縮機組立工場完成 → 2026年3月期4Qより本格稼働予定。
- 本社に試作棟「IWATA Technology Park」建設(段階的稼働、共同研究対応)。
- 販売促進:欧米・米州向けの限定モデル等による短期販促、2Qに値上げ実施(日本・米州等)。
- 新規事業:ANEST IWATA A.I.R.(2024年7月設立)によるモビリティアフターサービス事業開始(「オートテックベース湘南」オープン)。
- セグメント別施策:
- エアエナジー:インドでの組立体制整備、オイルフリースクロール圧縮機の省エネ新モデル上市、真空機器はパートナー共創で用途開拓。
- コーティング:塗装機器の100周年モデル(IoT含む)等の新製品、塗装設備でモジュール化「CUBIC LINE」を開発(2027年3月期より販売開始予定)。
- その他:EC販売やモビリティサービスを「その他」へ区分変更し成長投資。
- 新たな取り組み: DOEを還元指標に採用(今中計期間のDOE目標 7.0–7.5%)、M&A推進(今中計で投資規模を想定、キャッシュ配分計画あり)。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年3月期 通期、百万円)
- 売上高:58,000
- 営業利益:5,550
- 経常利益:6,710
- 親会社株主帰属当期純利益:4,150
- 予想の前提条件(平均為替レート):米ドル 151.50円、ユーロ 164.00円、人民元 21.00円
- 経営陣の自信度:通期見通しは据え置き。下期は値上げ・販促と為替想定で計画達成を目指すが、為替等の不確実性は高いと明示。
- 予想修正
- 通期見通し:変更なし(据え置き)。理由:値上げ・販促策等で挽回を見込み、現時点では追加修正不要と判断。
- 修正前後の比較:該当なし(据え置き)。
- 主なドライバー:下期の挽回策(日本での値上げ実施、米州での値上げ・販促、インドの工場稼働、中国でのコーティング回復等)。
- 中長期計画とKPI進捗
- 第一次中期経営計画(2026–2028)KGI目標(主な数値)
- 売上高:580億(2026目標)→ 620億(2028目標)
- 営業利益:55.5億(2026目標)→ 61.7億(2028目標)
- ROE:8.9%(2026目標)→ 11.0%(2028目標)
- EPS:105.5円(2026目標)→ 132.0円(2028目標)
- 進捗:半年経過時点で「順調に推移」との記載だが、短期業績では地域別ブレがあり着実な実行が必要。
- 予想の信頼性: 過去の達成傾向に関する明確な定量記載はないが、会社は現時点で通期据え置きを選択。為替・市況に依存。
- マクロ経済の影響: 為替、米国通商政策、世界的な設備投資動向、中国経済の回復動向、原材料・物流コストや人件費上昇が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 従来の配当性向に代えてDOE(株主資本配当率)を還元指標に採用。今中計期間(2026–2028)は期間中のDOE 7.0~7.5%を設定。一株あたり年間配当金額は2026年を下限として累進的増配を行う方針。
- 配当実績:
- 中間配当(2026年3月期 実績):41円(計画通り、前中間期比 +19円)
- 期末(予想):42円(予想)
- 年間(予想):83円(予想、前年45円→大幅増配を予定)
- 発行済株式数(予想):41,745,505株(資料記載)
- 特別配当: なし(資料記載なし)
- その他株主還元: 自己株式の取得を今中計期間に30~35億円実施予定(発行済株式の約5%規模を想定)。
製品やサービス
- 製品:
- 主力:オイルフリースクロール圧縮機、スプレーガン(ハンドスプレーガン、高級レンジ)、真空ポンプ、塗装設備(CUBIC LINE等開発中)
- 新製品・開発:100周年モデル(高機能・IoT搭載スプレーガン)、省エネ型新型圧縮機、CUBIC LINE(モジュール化塗装設備:2027年販売開始予定)
- サービス: アフターサービス、モビリティアフターサービス(A.I.R.社による店舗展開)、保守・カスタマイズサービス
- 協業・提携: 半導体周辺装置メーカーや二次電池メーカーとの共創、研究機関・技術ベンチャーとのアライアンスを推進
- 成長ドライバー: インドでの工場稼働拡大、コーティング分野での中国・EV/電池関連の共創、海外での中級レンジスプレーガンの拡販、M&Aによる新領域獲得
Q&Aハイライト
- 注記:本資料にQ&Aの詳細は含まれていないため、Q&Aハイライトは記載なし(–)。
- 経営陣の姿勢:資料記載分からは積極的な投資・M&A志向と配当・株主還元強化を強調。
- 未回答事項:米国通商政策の長期影響詳細、個別M&Aターゲットの開示等は未提示。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや強気。通期見通しを据え置き、値上げと販促で挽回する姿勢を示す一方、為替・市場の不確実性は認識している。
- 重視している話題: 中期経営計画の遂行(Vision2035に向けた投資・M&A・グローバルガバナンス強化)、株主還元(DOE採用)、インドや試作棟等の設備投資。
- 回避している話題: 個別M&A案件や詳細な分配基準等、開示しない領域がある。
投資判断のポイント(情報整理:助言は行わない)
- ポジティブ要因:
- 為替差益の寄与で経常以下は期初予想を上回った点(短期的な収益改善要素)。
- 中期計画に基づく投資(インド工場、試作棟、R&D)とM&A推進で将来の成長余地あり。
- DOE導入・自己株取得で株主還元強化が明確化。
- 高付加価値製品(オイルフリー等)や欧米での強いスプレーガンブランド。
- ネガティブ要因:
- 中国市場の回復遅延、欧米・米州等での市場弱含みが短期業績に影響。
- 値上げによる需要減退リスク、原材料・人件費の上昇による利益圧迫。
- 新規事業・海外投資の先行費用(その他事業の赤字など)。
- 不確実性:
- 為替の変動幅、米国通商政策の展開、中国・インドの需要動向、M&Aの実行成功可否。
- 注目すべきカタリスト:
- インド組立工場の本格稼働開始(2026年3月期4Q予定):売上貢献の確認ポイント。
- 下期の値上げ・販促施策の効果(特に米州・欧州での販売回復)。
- 第一次中期経営計画のマスタープラン公開(2026年5月予定)および主要M&Aの発表。
- 期末配当および自己株取得の実行状況。
重要な注記
- 会計方針: 特段の変更記載なし(–)。
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しの注意事項(為替、世界経済、設備投資動向等)を明示。
- その他: IR問合せ先(経営企画部 IR広報グループ)が資料に記載。資料は投資勧誘を目的としない旨のディスクレーマーあり。
(不明な項目は — と記載しました)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6381 |
| 企業名 | アネスト岩田 |
| URL | https://www.anestiwata-corp.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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