2023年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益」。売上高は前年同期比で△2.5%減、営業利益は+13.6%増。
  • 注目すべき変化:金融資産評価の改善により包括利益が大幅増(▲969→+2,689百万円の評価差益計上)、営業利益率が改善(約5.1%→約6.0%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高48,000百万円、営業利益3,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,900百万円)に変更なし。第3四半期累計の進捗は売上高72.1%、営業利益64.5%、純利益68.7%で、下期での利益確保が必要。
  • 投資家への示唆:売上はやや弱含むものの、価格改定とコスト削減で採算改善。自己資本比率は非常に高く財務余力は大きいが、下期に向けて受注動向(特に給湯機器)や原材料・エネルギー価格動向が業績達成の鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社 長府製作所
    • 主要事業分野: 住宅関連機器の製造・販売(給湯機器、空調機器、システム機器、ソーラー機器等)
    • 代表者名: 代表取締役社長 種田 清隆
    • URL: https://www.chofu.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2023年11月7日(四半期決算短信)、四半期報告書提出予定日 2023年11月8日
    • 対象会計期間: 2023年1月1日~2023年9月30日(2023年12月期 第3四半期累計、連結)
  • セグメント:
    • 単一セグメント(住宅関連機器の製造・販売)。個別品目別の報告あり(給湯機器、空調機器、システム機器、ソーラー機器・その他、エンジニアリング部門)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む): 34,239,312株(2023年12月期3Q)
    • 期末自己株式数: 173,019株(2023年12月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 34,211,542株
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 本資料が第3四半期決算短信(2023年11月7日)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は通期のみ。第3四半期累計は実績値。達成率は通期予想に対する累計進捗率)
    • 売上高: 34,609百万円(前年同期比 △2.5%)→ 通期予想48,000百万円に対する進捗率 72.1%
    • 営業利益: 2,063百万円(前年同期比 +13.6%)→ 通期予想3,200百万円に対する進捗率 64.5%
    • 純利益(親会社株主に帰属): 2,680百万円(前年同期比 +5.4%)→ 通期予想3,900百万円に対する進捗率 68.7%
  • サプライズの要因:
    • 売上は給湯機器(製品価格改定による需要減や豪州向けガス給湯機の販売減)が減少する一方、欧州向けヒートポンプ式熱源機を中心に空調機器が堅調。
    • 利益面は製品価格改定による利益率改善と全社的なコスト削減が寄与し、営業利益が増加。
    • その他、その他有価証券評価差額金が増加し包括利益が大幅増(評価差益)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗を見ると売上は比較的順調(72%)だが、営業利益進捗は約65%と下期での利益確保が必要。原材料・エネルギー価格や住宅市場の動向が達成可否に影響。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 貸借対照表(2023/9/30)
    • 総資産: 141,135百万円(前期末 138,140百万円、+29,995百万円)
    • 純資産: 131,810百万円(前期末 128,579百万円、+32,230百万円)
    • 自己資本比率: 93.4%(非常に高い、安定水準)
    • 現金及び預金: 2,803百万円(前期末 4,971百万円 減少)
    • 有価証券(流動): 14,048百万円(前期末 4,709百万円 増加)
    • 短期借入金: 1,000百万円(期初は0)
    • 損益計算書(第3四半期累計 2023/1-9)
    • 売上高: 34,609百万円(前期同 35,484百万円、△2.5%)
    • 営業利益: 2,063百万円(前期同 1,816百万円、+13.6%)
    • 経常利益: 3,793百万円(前期同 3,600百万円、+5.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,680百万円(前期同 2,543百万円、+5.4%)
    • 包括利益: 5,334百万円(前期同 1,534百万円、+247.7%)
  • 収益性
    • 売上高: 34,609百万円(前年同期比 △2.5%)
    • 営業利益: 2,063百万円(前年同期比 +13.6%)、営業利益率 5.96%(前年同期約5.12%)=改善
    • 経常利益: 3,793百万円(前年同期比 +5.4%)
    • 純利益: 2,680百万円(前年同期比 +5.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 78.35円(前年同期 73.26円)
  • 収益性指標(参照メモ)
    • ROE(簡易計算、第3Q累計ベース): 2,680 / 131,810 = 約2.0%(※四半期累計ベースの比率であり、年率換算・正確な指標算出には注記必要。目安: 8%以上が良好)
    • ROA(簡易計算): 2,680 / 141,135 = 約1.9%(同注)
    • 営業利益率: 約6.0%(業種平均との比較は資料に記載なし → –)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計の進捗)
    • 売上高進捗率: 72.1%(通常ペースか、下期に一定の売上が見込まれる前提)
    • 営業利益進捗率: 64.5%(やや低め。下期での採算向上が必要)
    • 純利益進捗率: 68.7%
    • 過去同期間との比較: 売上は前年同期比で弱含みだが、利益率は改善
  • キャッシュフロー
    • 営業CF / 投資CF / 財務CF / フリーCF等の明細は決算短信本文には開示がないため記載不可(–)。現金同等物残高の推移は現金及び預金が4,971→2,803百万円と減少、一方で流動性の高い有価証券が増加(4,709→14,048百万円)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細なQoQ数値は短信の累計のみの開示のため明確なQoQ比較は–。季節性については住宅需要の影響がある旨の言及あり。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 93.4%(安定水準)
    • 負債合計: 9,325百万円(総資産に対して非常に低水準)
    • 流動比率: 明示の流動資産34,315 / 流動負債7,895 = 約434%(高水準、安全)
  • 効率性
    • 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細推移は資料に限定的データのため簡易算出のみ(売上高/総資産=34,609/141,135=0.245 回/年)。
  • セグメント別
    • 単一セグメントだが品目別売上(第3Q累計)
    • 給湯機器: 14,332百万円(構成比41.4%、前年同期比 △9.1%)
    • 空調機器: 15,796百万円(構成比45.6%、前年同期比 +12.3%)
    • システム機器: 918百万円(構成比2.7%、前年同期比 △8.6%)
    • ソーラー機器・その他: 1,806百万円(構成比5.2%、前年同期比 △12.5%)
    • エンジニアリング部門: 1,757百万円(構成比5.1%、前年同期比 △31.7%)
    • 主な地域動向: 欧州市場でのヒートポンプ式機器が好調、豪州向けガス給湯器が減少。
  • 財務の解説
    • 有価証券評価差額の改善が純資産増に寄与。現金は減少したものの、有価証券(流動/投資)の増加で流動資産は増加。短期借入金を設定(1,000百万円)。自己株式の消却・取得が純資産項目に影響。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 固定資産売却益 5百万円(小額)
  • 特別損失: なし(計上なし)
  • 一時的要因の影響: 一時項目は小さく、業績改善は主に本業(価格改定・コスト低減)による。
  • 継続性の判断: その他有価証券評価差額金は市場評価に依存するため変動要因。営業改善施策は継続的効果を期待。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2022年12月期 実績: 年間 38.00円(第1四半期末 18.00/第2四半期末 20.00)
    • 2023年12月期(予想): 中間 20.00円、期末 20.00円、年間 40.00円(前期比+2円)
  • 配当利回り: 株価情報がないため算出不可(–)
  • 配当性向: 通期予想では(3,900百万円の純利益)に対して年間配当総額(34.2百万円 = 40円×発行済株式数34.239M → 約1,369.6百万円)。配当性向はおおむね 35%前後(概算:1,370/3,900 ≒ 35.1%)。※概算のため参考値。
  • 株主還元方針: 自己株式の取得・消却の実施履歴あり(500,000株消却、336,300株取得等)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額: 明細の記載なし(–)
  • 減価償却費: 明細の記載なし(–)
  • R&D費用: 明細の記載なし(–)
  • 主な投資・研究テーマ: ヒートポンプ式熱源機など環境配慮型商品の拡充に注力との記載。

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 受注高・受注残高について明細の記載なし(ただしエンジニアリング部門の受注高減少を指摘)。
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 5,181 → 5,804百万円(増加)
    • 原材料及び貯蔵品: 3,068 → 3,219百万円(増加)
    • 在庫回転日数の記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント売上・貢献(第3Q累計)
    • 給湯機器: 14,332百万円(△9.1%)
    • 空調機器: 15,796百万円(+12.3%)← 今期の牽引役(欧州ヒートポンプが好調)
    • システム機器: 918百万円(△8.6%)
    • ソーラー機器・その他: 1,806百万円(△12.5%)
    • エンジニアリング: 1,757百万円(△31.7%)
  • セグメント戦略: 環境配慮型・高効率商品のシェア拡大、海外(ヒートポンプ式熱源機)販売拡大を継続。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 明示された中期計画の数値は本資料に記載なし(–)。
  • KPI達成状況: 特に開示なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 建築業界の資材高・物価上昇で新設住宅(持家)の着工戸数は前年割れが継続。原材料・エネルギー高騰や金融引締めリスクを示唆。
  • 競合状況: 同業他社比較データは資料に記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし): 売上高 48,000百万円(前期比 +3.6%)、営業利益 3,200百万円(前期比 +7.8%)、経常利益 5,400百万円(前期比 +0.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,900百万円(前期比 +0.9%)
    • 会社は前回(2023/8/10)から通期予想を修正していない。
    • 予想の前提条件等は添付資料P.3参照(為替等の前提は本短信本文に詳細記載なし→–)。
  • 予想の信頼性: 第3四半期累計の進捗は売上72%、営業利益65%と下期に一定の利益寄与が必要な水準。過去の予想達成傾向の記載はなし(–)。
  • リスク要因: 為替・原材料・エネルギー価格変動、住宅着工の減少、世界的景気減速リスク、主要市場(豪州・欧州)の需要変動。

重要な注記

  • 会計方針: 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」を第1四半期より適用(四半期連結財務諸表に与える影響はないと記載)。
  • 株主資本の変動: 2023/6/30に500,000株の自己株式消却を実施。さらに自己株式取得(336,300株)実施で自己株式の増減がある。
  • 四半期レビュー: 本四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外。

(注)数値は会社開示(単位:百万円、%)に基づく。記載のない項目は「–」としています。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5946
企業名 長府製作所
URL https://www.chofu.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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