2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第2四半期実績は市場予想との比較は明示されていないが、通期に対する進捗は売上高進捗約46.4%、営業利益進捗約56.6%、親会社株主に帰属する中間純利益進捗約75.5%で、概ね好調な進捗。
- 業績の方向性:増収増益(売上高17,144百万円:前年同期比+1.9%、営業利益1,132百万円:前年同期比+29.4%、親会社帰属中間純利益831百万円:前年同期比+51.6%)。
- 注目すべき変化:連結範囲の重要な変更(新規連結5社の追加、1社の除外)によりのれん(729,215千円)が発生。国内での納期遅延解消や値上げ、歩留まり改善で利益率が改善。海外(特に中国)の販売低迷は継続。
- 今後の見通し:通期予想(売上37,000百万円、営業利益2,000百万円、親会社帰属当期純利益1,100百万円)に変更なし。中間時点の進捗からは達成の可能性は高め(営業益・純利益が順調)だが、海外市況・為替・生産納期等の外部リスクに注意。
- 投資家への示唆:利益率改善が確認され、通期予想との進捗も良好。ただし連結子会社追加でののれん計上や海外販売の不確実性、設備投資(生産能力拡大)段階での投資負担を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社シード
- 主要事業分野:コンタクトレンズおよびケア用品の製造・販売(国内ブランド「シード1dayPure」等)、眼科向け製品、海外販売、その他(眼鏡・眼内レンズ等)
- 代表者名:代表取締役社長 佐藤 隆郎
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け開催予定(2025年11月25日)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間) 2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準、連結)
- 決算補足説明資料:有
- セグメント:
- コンタクトレンズ・ケア用品:国内外向けコンタクトレンズ、関連ケア用品(主力セグメント)
- その他:眼鏡・眼内レンズ等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):30,265,922株
- 期中平均株式数(中間期):30,265,786株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月25日(機関投資家・アナリスト向け、開催後資料公開予定)
- IRイベント:説明会あり(上記)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期」予想に対する進捗で評価)
- 売上高:当中間期売上高 17,144百万円。通期予想37,000百万円に対する進捗率≈46.4%(達成ペース)
- 営業利益:当中間期営業利益 1,132百万円。通期予想2,000百万円に対する進捗率≈56.6%(想定より上振れペース)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:831百万円。通期予想1,100百万円に対する進捗率≈75.5%(良好な進捗)
- サプライズの要因:
- 利益改善要因:歩留まり改善、2025年7月の値上げの寄与により利益率が改善。
- 一時要因:子会社清算益(22,843千円)および債務免除益(56,578千円)が特別利益として計上されている(計81,203千円の特別利益合計、千円表示)。これらは営業外・特別利益に寄与し、当期利益や税金等に影響。
- 比較上の留意点:当中間期に連結範囲の変更(新規連結5社、除外1社)があり、のれん発生等で比較可能性に影響。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想の修正は無し。中間時点の進捗(特に営業利益・純利益)は良好で、会社想定の前提(生産能力増強・海外展開)が大きく崩れない限り達成可能性は高いと見られる。ただし海外販売(中国の低迷)や為替・生産遅延リスクに注意。
財務指標
- 損益要点(当中間期:2025/4/1–2025/9/30、単位:百万円)
- 売上高:17,144百万円(前年同期16,829百万円 → +1.9%、+316百万円)
- 売上原価:9,427百万円(前年同期9,526百万円 → △1.0%)
- 売上総利益:7,717百万円(前年同期7,303百万円)
- 販管費:6,585百万円(前年同期6,428百万円)
- 営業利益:1,132百万円(前年同期874百万円 → +29.4%)
- 経常利益:1,124百万円(前年同期764百万円 → +47.1%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:831百万円(前年同期548百万円 → +51.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):27.46円(前年同期18.12円)
- 主要収益性指標(期末残高に基づく簡便算出)
- 営業利益率:1,132 / 17,144 = 約6.6%(業種・企業によるが、製造業では改善傾向)
- ROE(当中間期の親会社株主帰属利益 / 自己資本(参考値18,470百万円)):831 / 18,470 = 約4.50%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め。ただし中間期ベースのため通期換算では異なる)
- ROA(当中間期の親会社株主帰属利益 / 総資産52,321):831 / 52,321 = 約1.59%(目安:5%以上で良好 → 低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間時点進捗)
- 売上高進捗率:46.4%
- 営業利益進捗率:56.6%
- 親会社株主帰属当期純利益進捗率:75.5%
- コメント:営業利益・純利益の進捗が売上高を上回っており、上期で利益体質が改善していることを示唆
- キャッシュフロー(当中間期、単位:百万円)
- 営業CF:+1,760百万円(前年同期+1,750百万円)
- 投資CF:△1,017百万円(前年同期△3,257百万円) — 主に鴻巣研究所の設備投資(496百万円)等
- 財務CF:△2,108百万円(前年同期△175百万円) — 長期借入金返済924百万円、リース債務返済730百万円、配当支払453百万円等
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約+744百万円(自社運転での資金創出)
- 現金同等物残高:5,848百万円(期首7,078百万円 → 減少)
- 営業CF / 中間純利益比率:1,760 / 835(税前ベースの調整後値)→ 営業CFは純利益を上回り実体の現金創出は良好
- 貸借対照表(当中間期末、単位:百万円)
- 総資産:52,321(前期末51,761 → +560百万円)
- 流動資産内訳:現金及び預金5,909、商品及び製品6,553(在庫増加が目立つ)
- 負債合計:33,543(前期末33,376 → +167百万円)
- 純資産合計:18,779(前期末18,385 → +393百万円)
- 自己資本比率:35.3%(前期34.9% → 安定だが参考目安40%以上でより安定)
- 流動比率・負債比率等:流動比率=流動資産20,815 / 流動負債19,130 ≈ 108.8%(短期的流動性は確保されているが余裕は限定的)。負債比率(負債/資本)≈33,543/18,779 ≈ 178.6%(借入等の構成を示す)
- 在庫動向:商品及び製品6,553百万円(前年同期1年前の期末5,588百万円 → +965百万円、+17.3%) 在庫数量適正化のため在庫増加と説明あり
特別損益・一時的要因
- 特別利益:子会社清算益22,843千円、債務免除益56,578千円、合計81,203千円(千円単位表示)
- 特別損失:固定資産除却損等 小額(合計4千円)
- 実質業績評価:特別利益の影響は純利益を押し上げているが金額は中間ベースで限定的。営業利益の改善は主に歩留まり改善・値上げ等の本業改善によるため継続性は相対的に高い。
- 継続性:債務免除等の一時的要因は将来継続する可能性は低く、実力値は営業利益ベースでの評価が適切。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):15.00円(変更無し)
- 年間配当予想:15.00円(会社予想に修正なし)
- 配当性向:通期予想に基づく場合、予想当期純利益1,100百万円に対し年間配当(30,265,922株で15円/株→総額約454百万円)→ 配当性向約41%(概算、注:会社は実際の配当支払額453,704千円を上期に支払済)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:当面は安定配当(予想に修正無し)、自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期):有形固定資産取得 496百万円(前年同期はより大きな設備投資あり:前年同期3,452百万円)
- 主な投資:鴻巣研究所の新規設備導入等、4号棟建設による生産能力増強(第1期完了で月間生産能力6,500万枚→7,900万枚に、将来8,950万枚想定)
- 減価償却費:当中間期で約1,526百万円(損益計算書ベース)
- 研究開発(R&D):無形固定資産取得等として計上(当中間期21,264千円)。スマートコンタクトレンズの汎用プラットフォーム公開など将来的R&D投資を示唆
受注・在庫状況
- 受注情報:決算短信に受注高/受注残高の詳細記載なし(→ –)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品)6,553百万円(前年同期比+17.3%)
- 在庫増は「在庫数量適正化」のためと会社説明。季節性や生産調整、納期遅延解消に伴う増加の可能性あり
セグメント別情報
- コンタクトレンズ・ケア用品(主要)
- 売上高:17,100百万円(前年同期比+2.0%)
- セグメント利益:2,125,616千円(前年同期比+33.8%)
- 内訳コメント:国内は1dayPure等の高付加価値(乱視・遠近両用)強化で回復する一方、単焦点は競合激化。オルソケラトロジーレンズは販売伸長(+13.8%)。海外輸出は中国景気の影響で前年同期比3.2%減。
- その他
- 売上高:43百万円(前年同期比△36.3%)
- セグメント利益:4百万円(前年同期比+35.4%)
- セグメントのれん:連結範囲の変更により「コンタクトレンズ・ケア用品」セグメントでのれん729,215千円(暫定)発生
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024/4–2027/3)の目標:連結売上高500億円、世界市場でのプレゼンス確保、生産基盤強化(省人化・品質強化・ブランド再構築等)
- 進捗状況:生産能力増強プロジェクト(鴻巣研究所4号棟)や海外拡販、スマートコンタクトレンズプラットフォームの公表等、投資・R&D施策は整合的。売上・利益は増加傾向で目標達成に向けた基盤整備を進めているが、海外市場の回復度合いが鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内外ともにコンタクトレンズ市場は拡大傾向(1日使い捨てシェア拡大、遠近両用やオルソケラトロジーの需要増)。東南アジア・インドなど成長余地あり。中国は一時的停滞。
- 競合比較:決算短信内に同業他社比較の定量データは無し(→競合比較は別途調査が必要)
今後の見通し
- 業績予想(通期):変更なし
- 通期売上高予想:37,000百万円(前年比+11.3%)
- 通期営業利益予想:2,000百万円(前年比+28.0%)
- 通期経常利益予想:1,600百万円(前年比+20.0%)
- 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想:1,100百万円(前年比+0.7%)
- 前提条件:資料P.3に前提条件の記載あり(為替・原材料等の前提による)。通期見通しは現時点で会社が入手可能な情報に基づくと明記。
- 予想の信頼性:上期の営業利益・純利益の進捗は良好だが、海外(特に中国)販売の不確実性、為替・原材料価格、設備投資の進捗がリスク。過去の予想達成傾向は明示なし(→判断保留)。
- リスク要因:為替変動、海外需要(中国景況)、原材料価格、競合の新商品導入、生産・物流の遅延、統合した子会社の事業リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の重要な変更:当中間期に新規連結5社を追加(例:SEED CONTACT LENS(M) SDN.BHD ほか)、1社(SEED Contact Lens Europe GmbH)は清算により除外。これに伴いのれん729,215千円が発生(暫定算定)。
- レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外と明記。
(注記)
- 不明項目は — としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7743 |
| 企業名 | シード |
| URL | http://www.seed.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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