2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 創業以来初めての剰余金配当(初配)を実施し、株主還元を開始。事業の継続的成長と財務基盤の強化を背景に、安定的かつ継続的な配当(水準目安:配当性向20%以上)を目指すと表明。
- 業績ハイライト: FY2026(2026年3月期)第2四半期累計売上高1,104百万円(前年同期比+21.5%)、営業利益278百万円(前年同期比+47.8%)、営業利益率25.2%(高水準)。Q2単独売上566百万円(+24.2%)、Q2営業利益151百万円(+55.8%)。
- 戦略の方向性: 統合SOC(MXDR)を中核に、Microsoft製品監視(Microsoft市場)への注力、製造業向けOT監視など新領域開拓、AIによる分析/自動化による効率化、協業拡大(サイリーグ、SMBCサイバーフロント等)でアップセルと顧客基盤拡大を図る。
- 注目材料: 創業以来初の期末配当(期末予想 15.0円/株)の発表。ストック売上比率85.8%、ARR1,967百万円(翌事業年度の収益基盤見込)を公表し、収益の安定性が高いと主張。
- 一言評価: 高いストック比率と被害対応能力を軸に成長軌道。配当開始で株主還元体制を整備。
基本情報
- 企業概要: S&J株式会社(S&J Corporation)、主要事業分野:SOC(セキュリティ監視)サービス、コンサルティング(脆弱性診断、インシデント対応等)。代表取締役社長:三輪 信雄。
- 説明者: 主な発表者(資料上):代表取締役社長 三輪 信雄(発言概要:業績報告・成長戦略・配当方針の変更を説明)。その他役員名は資料に記載(石川 剛、上原 孝之 等)。
- 報告期間: 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(FY2025/2Q累計。注:会社表記はFY2025 第2四半期累計としている)。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:–(配当方針としてFY2026期末に15.0円予想)。
- セグメント: 事業セグメント名と概要
- SOCサービス:SOC Engine®による監視、EDR(KeepEye®)運用、他社製品運用、Microsoft監視、AD監視等(主にストック型)。
- コンサルティングサービス:脆弱性診断、セキュリティアドバイザー、インシデント対応支援等(スポット及び一部ストック)。
業績サマリー
- 主要指標(累計:FY2025/2Q)
- 売上高:1,104百万円(前年同期比 +21.5%) → 評価:増収(良い目安)
- 営業利益:278百万円(前年同期比 +47.8%)、営業利益率:25.2% → 評価:増益・高利益率(良い目安)
- 経常利益:280百万円(前年同期比 +48.2%)
- 当期純利益:193百万円(前年同期比 +48.9%)
- Q2単独(当四半期)売上:566百万円(前年同期比 +24.2%)
- Q2単独営業利益:151百万円(前年同期比 +55.8%)
- ARR:1,967百万円(FY2025/2Q、翌事業年度の売上基盤見込み)
- ストック売上比率:85.8%(FY2025/2Q) → 評価:高い(良い目安)
- サービス継続率:99.2%、解約率:0.8%(FY2025/2Q) → 評価:安定(良い目安)
- 従業員数:73名(FY2025/2Q、期末は資料に77名の表記あり)
- 予想との比較
- 通期会社予想に対する進捗率(FY2025通期予想ベース)
- 売上高進捗率:43.8%(1,104/2,519) → 進捗良好(目安:概ね期中計画に沿う)
- 営業利益進捗率:53.6%(278/519) → 進捗良好
- 当期純利益進捗率:54.9%(193/352) → 進捗良好
- 会社予想に対する達成率:上記進捗率に準ずる(特段の業績予想修正は資料上なし)
- サプライズの有無:資料上、業績予想の下方・上方修正の記載はなく、配当(初配)発表が主要サプライズ項目。
- 進捗状況(中期計画/過去比較)
- 中期経営計画(FY2025〜FY2027)に対する現状:FY2025通期目標2,519百万円に対し第2Q時点で1,104百万円(進捗43.8%)。前年同期比で増収増益であり、中期計画の成長軌道に乗っている旨を提示。
- 過去同時期との比較:前年同期比で売上+21.5%、営業利益+47.8%と改善。
- セグメント別状況
- ストック売上(SOC監視サービス中心)85.8%(FY2025/2Q):収益の安定基盤を形成(良い目安)。
- スポット売上(コンサルティング・インシデント対応等)14.2%:Q2は脆弱性診断・インシデント対応の受注増で貢献。
- セグメント別売上高の金額内訳は資料で細分化されていないが、SOCサービスが売上の主力。
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス
- 高ストック比率により収益の安定化を実現。スポット案件(脆弱性診断、インシデント対応)も増加し増収に寄与。
- 採用計画の一部遅れにより人件費増を抑制し、大幅増益につながった旨(資料説明)。
- 増減要因
- 増収の主要因:監視サービス(ストック)契約増、脆弱性診断やIR(インシデント対応)等スポット受注の積上げ。
- 増益の主要因:売上増に加え、採用遅延等で人件費/人員増が想定より抑制されたことが寄与(一時的要因含む)。
- 競争環境
- 市場トレンド:グローバルでのサイバーセキュリティ市場は成長(資料引用:2024年第2Qは前年同期比+9.9%)。特にMicrosoft関連市場は成長率が高い(資料でMicrosoft +18.6%)。
- 競争優位性:S&Jはインシデント対応実績・統合SOCの経験(MXDR)を強みと主張。差別化は「被害対応能力」と「コミュニケーション型SOC」。
- 競合比較:資料では主要ベンダー市場シェアを示すが、S&Jはニッチな高品質サービスを狙うポジション。
- リスク要因(資料記載)
- サービス陳腐化や競合の企業努力による優位性低下(対応策:技術開発・情報発信等)。
- 代理店機能不全や競合関係、想定を上回る解約(解約率管理)、人材確保・育成の不足(テレワークや福利厚生で対策)。
- その他:為替や規制等のマクロ影響は資料の一般的開示に含まれるが詳細前提は明示なし。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の要点)
- 目指す姿:信頼されるセキュリティアドバイザー、IT/IoT環境の課題解決による企業価値向上。
- FY2025〜FY2027のテーマ(段階的)
- FY2025:MXDRサービスの進化、ブランディング・マーケティング強化、教育支援ビジネス立ち上げ等。
- FY2026:常駐支援ビジネス立ち上げ、Microsoft中心のライセンス販売含むSI支援拡販、教育支援及びグローバル対応のSOC拡販。
- FY2027以降:AIを活用した分析・アドバイザ強化(AIアナリスト、AIアドバイザ)。
- 進行中の施策
- Microsoft市場参入準備(Microsoftクラウド監視サービス実現済みとの記載、協業でのサービス開発中)。
- SOCツアー開催による顧客囲い込み・技術訴求(アップセル、解約率低下狙い)。
- グローバル対応(英語対応等の準備完了、今後は多言語・各国法対応検討)。
- 協業:サイリーグ(OT監視検討)、SMBCサイバーフロント等との事前契約型インシデント支援で案件増。
- セグメント別施策
- SOCサービス:AI強化による監視高度化、無人監視のモデル構築、新SOC展開。
- コンサルティング:教育支援・リードアドバイザリ提供、上流工程からの関与強化。
- 新たな取り組み(説明会での発表)
- 初配の実施と配当方針(配当性向20%目安)を明確化。
- Microsoft市場と製造業向けOT領域の新たな収益モデル検討。
将来予測と見通し
- 業績予想(資料の中期計画/通期目標をベースに)
- FY2025(通期)予想:売上高2,519百万円、営業利益519百万円、経常利益521百万円、当期純利益352百万円(営業利益率約20.6%)。
- 中期(FY2026〜FY2027)計画(単位:百万円、資料)
- FY2026:売上3,178、営業利益754、当期純利益510
- FY2027:売上4,012、営業利益962、当期純利益652
- 予想の前提条件:資料では市場成長(特にMicrosoft領域)や協業拡大、AI導入による効率化を前提としているが、為替等の具体前提は記載なし。
- 経営陣の自信度:中期計画として数年先まで数値目標を提示。配当開始は自信の表れと説明。
- 予想修正
- 通期業績予想の修正有無:資料上、通期業績予想(FY2025通期)を掲載しているが、今回の決算説明で通期予想の修正(上方/下方)は明示されていない。
- 修正がある場合の理由・影響:–(該当資料なし)。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期目標(売上/利益目標)は上記表に提示。第2四半期時点でFY2025通期目標に対し売上進捗43.8%、営業利益進捗53.6%と順調に進む。
- その他KPI:ARR(1,967百万円)、ストック売上比率85.8%、継続率99.2%など収益基盤関連KPIが提示。
- 予想の信頼性
- 過去の予想達成傾向:資料中に過年度の予想達成傾向の明示はないが、第2四半期までの進捗は良好。
- マクロ経済の影響
- 主にサイバー市場の成長、Microsoftエコシステムの動向、海外展開に伴う各国法規等が業績に影響する旨を注意喚起。
配当と株主還元
- 配当方針: 剰余金の配当を安定的かつ継続的に実施する基盤が整ったと判断。配当性向20%以上を目安として、利益成長に応じた増配を目指す。
- 配当実績:
- 2025年3月期(FY2024実績) 通期:0.0円(中間 0.0円、期末 0.0円)
- 2026年3月期(FY2025予想) 通期予想:15.0円(中間実績 0.0円、期末予想 15.0円)
- 前年比較:初配(増配=新規実施)
- 配当利回り・配当性向:現時点で配当利回りは株価依存(資料記載なし)。目安として配当性向20%以上を目指すと明記(良い/株主還元面ではプラス)。
- 特別配当: なし(資料に記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買いや株式分割の記載はなし。
製品やサービス
- 主要製品/サービス
- SOC Engine®(同社開発SIEM)による統合監視サービス(SOCアウトソーシング)。
- KeepEye®(同社開発EDR)によるEDR監視サービス(プロセス自動停止等の機能をアピール)。
- Microsoft監視(Microsoft 365 E3/E5を含む統合監視)対応サービスの開発・提供。
- コンサルティング(セキュリティアドバイザー、脆弱性診断、インシデント対応支援等)。
- サービス提供エリア/顧客層
- 国内企業(海外拠点を含む顧客へ提供)。主に「セキュリティ感度が高い層」を主対象としている(高品質・高度監視を求める企業)。
- 協業・提携
- サイリーグ(OT環境監視スキーム検討)、SMBCサイバーフロント(事前契約型インシデント支援)等と協業。
- 成長ドライバー
- 高いストック比率(安定収益)、Microsoft市場の成長、インシデント対応で得た知見を活かしたMXDR提供、SOCツアー等のブランディング施策、AI導入による分析効率化。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションに関する記載:資料上、Q&Aの詳細は掲載されていないため項目はなし(–)。
- 未回答事項:具体的なIR用Q&Aは資料に含まれていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 配当開始の発表や中期数値目標の提示から、業績と成長戦略に対する一定の自信が窺える(強気~中立のトーン)。
- 表現の変化: 前回説明会との直接比較資料はなし(–)。
- 重視している話題: ストック型収益確保、Microsoft市場参入、MXDRとしての差別化、AI活用、人材確保と働きやすさ(福利厚生充実)。
- 回避している話題: 細かい財務の前提や地域別の詳細業績、具体的なM&A戦略等は深掘りされていない。
投資判断のポイント(情報整理:投資助言ではない)
- ポジティブ要因
- ストック売上比率85.8%/高い継続率(99.2%)で収益基盤が安定。
- 売上・利益ともに前年同期比で大幅増(売上+21.5%、営業利益+47.8%)。
- ARR1,967百万円と次年度ベースの収益見込みを開示。
- 初配の実施(期末予想15円)により株主還元を開始。
- 被害対応の実績や統合SOC(MXDR)という差別化ポイント。
- ネガティブ要因
- 人材確保・育成が成長のボトルネック(資料でもリスク項目として明記)。
- サービスの陳腐化や競合による価格競争リスク。
- 代理店依存や想定を上回る解約が発生した場合の影響。
- 不確実性
- Microsoft等主要プラットフォーマーの戦略変化や市場競争激化。
- グローバル展開・多言語対応に伴う法規対応やコスト。
- 注目すべきカタリスト
- Microsoft連携によるサービス拡大/収益化の具現化。
- OT向けSOCや新SOC立ち上げの受注・商談化。
- SOCツアーやブランド施策によるアップセル/解約率低減の実績。
- 次回の四半期/通期業績発表や配当実行状況。
重要な注記
- 会計方針: 資料上、会計方針変更の記載はなし(–)。
- リスク要因: 資料のリスク一覧に、サービス内容の陳腐化、代理店関係、競合、想定上回る解約、人材確保・育成等を明示。
- その他: 本資料には将来見通しが含まれ、既知・未知のリスクにより実際の結果は異なり得るとの注記あり。
(注)
- 不明な項目は“–”で示しています。数字に関しては資料記載のまま記載し、良い/悪いの目安は資料の文脈と一般的な基準(高いストック比率/高収益率は良い目安等)に基づく簡単な評価を付記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5599 |
| 企業名 | S&J |
| URL | https://www.sandj.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。